2013年08月26日

堪能した映像2本

最近、忙しくて夜テレビを見る暇がなく、週末もいろいろあってキャッチ・アップ・TVすら見てなかったんですが、英国は3連休なので、以前から見たかった番組を2本見ました。

BBC1 : Paul O'Grady's Working Britain
http://www.bbc.co.uk/programmes/b038l46z

雑誌版ele-kingのVol.10(「アナキズム・イン・ザ・UK外伝」)で書いたことと、見事に内容がシンクロしていて吃驚した&面白かった。

ワーキング・クラスの歴史に興味をお持ちの英国在住の方には、ぜひBBCのiPlayerでチェックしていただきたい。
あと、1961年の名作英国映画『蜜の味(A Taste Of Honey)」がお好きな方も(ブリリアントなゲイ俳優の現在のお姿が見れます。またそれが、まったく期待を裏切らない)。

C4 : TOP BOY
http://www.channel4.com/programmes/top-boy

44327439-8142-4ed2-b14d-a7b0385805ed『Attack The Block』のシリアス版として、拙ブログで紹介したことのある名作ドラマが、再びチャンネル4に戻ってきました。
http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/archives/51857452.html

社会的な要素が濃かった前シリーズと比べると、今回はギャング・スリラーの要素が大きくなっているような気もしますが、ロンドンの公営団地のギャング・カルチャーをこれほど等身大で描いている映像はやはり他に無いと思います。
十代のギャングたちが公営団地の通路の階段で、今日あったことや今思うことをラップ調で喋り合いながら携帯電話で録画しているシーンは、しょぼくてユーモラスながらもクール。で、そこはかとなく、せつない。
こちらも、英国在住の方々は、4oDでチェック可能。


英国には、素晴らしい映像(映画&ドラマ)があります。
おそらく、今後の日本の状況や、日本人の気質を考えると、米国の映像より、英国の映像のほうが共感を呼びそうな気がするのですが、まあ、そんなことを考えているのはたぶんわたしだけで、祖国の映像配給関係者はそう考えてないらしいのが残念です。













Posted by mikako0607jp at 10:28│TrackBack(0)

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