製品版・感想

2017年06月18日

製品版『ChronoBox』感想

【ChronoBox】応援中【ChronoBox】応援中
目を背ける事のできない現実に、私たちは生きている――

天使島のEDEN
そこは少年少女の楽園だった
黒い箱と少女の謎に触れたとき
忘れていた禁断の過去と記憶が蘇り
重なった嘘と罪が暴かれる


シナリオライター桜庭丸男氏率いる新ブランドデビュー作。
孤島に建てられた学園施設EDENが舞台のミステリー物。
いわゆる閉鎖空間+ループモノです。
ホラーチックな演出もあってグロ的な表現も。


体験版でしか読めないシナリオもあるのでそれも推奨。
それは最初にやっておくのが吉。
触れてない人や再プレイしたいは
初回版にはディスク内に入ってるので安心。
初回版ではない人はHPからダウンロードしましょう。


構成
ループモノで一本道。
1ルート進めるたび謎が深まるばかりのシナリオ。
物語の結末までぐいぐい引き込まれるようになっています。
最終ルートまで仕込みが細かい。


シナリオ
サイク系などで活躍されている桜庭丸男氏が担当。
キャラ重視の謎解きゲームといったらいいのかな
日常パートがメインだけど驚きの展開が押し寄せる事も
キャラゲーのように見せかけていろいろ伏線が散らばってます。
周回重ねるごとに謎が解けたり更に疑問が湧いたり。

キャラも周回で印象が変わったりと
周を重ねるごとに色々な発見がある作品。

そんな作りもあって先がとても気になるお話になってました。
気になることは考察しながら進めて
後のパートで答え合わせするなどの楽しみがありますね。

雰囲気や構成やキャラ作りなど
どことなく古きよきエロゲの香りが。
内容は割と攻めてる感じがして
最近のゲームとはひと味違うように思えました。

全クリアしてこその作品でした。
とにかく醜くて愚かで悲しくて 
そして愛が美しいシナリオでした。
ラストは賛否両論あるかな。

すっきりしない部分もありつつ心に残るものがありましたね。


ビジュアル
PCゲームの原画は久しぶりな長浜めぐみさんが担当。
綺麗でシャープな線が特徴なビジュアル。
キャラデザもしっかりそのキャラの個性を押さえてて
ビジュアルでもこのキャラはこういう性格なんだろうなぁと伝わってきますね。
立ち絵は制服・私服の2パターンですが
周回によって一部変わるキャラも。
表情パターンも豊か。

一部グロいシーンもあるので要注意。
この時勢にモツや切断面まで攻めてるとは。
ハンデ持ちキャラも少なくないので

構図などに工夫が感じられました。

印象に残るイベントCGが多かったです。
特にラストのあのCGは感動してしまいました。


演出
すごい上手いと思う。
巻き返しは分かっててもぞくっときますし
どんどん世界が不気味になってくるのはもうたまりません。
夜にやったらより怖くなるのでおすすめ。
最終ルートの立ち絵の目パチ口パクは生きてる感ありました。


シーン
各キャラにお口シーン必ず入ってるので
かなりのチュパゲー
なのではと思う。
卑語多め。修正もないんですよね。
抜きゲーよりの構成してるかも。

急ではあるけど表現にこだわった丁寧な文章が好き。
台詞もアンアン言ってるだけじゃないのがポイント高し。
少しおバカっぽい感じのもあってまた味があって良かったです。
もちろん不穏な雰囲気のシーンもあります。

後半リョナ的なシーンもあるので要注意。

登場人物
数多くいるキャラたちが魅力的。
愉快な仲間たちって感じだけど
それぞれ抱えてるものは重い。
誰が仲がいいとか悪いとか 誰があのキャラを好いてるなどの

複雑な人間模様も楽しめます。
キャラかなり数多いけどちゃんと意味がある設定で
キャラ設定も後から見直してみたらなるほどという作りでした。


志依の立ち位置が好き。
なんちゃって不良の霍・メガ君が可愛いです。癒し。
もっと男子会みたかったですねぇ。
発表当初から気に入ってたみそちも良かったです。
やはり一番印象に残ったのは鍵となるヒロイン・屍。
この娘はもう...本編クリアしてみてとしか言いようがないです。


声優
キャラの個性に合わせたキャスティングでした。
志依の花南さんと霍の唯香さんなんかすごく合ってる感じ。
春河さんのみそちも可愛くて。
風鈴みすずさんのナチュラル感も好き。
ジャンル問わず活躍している
りょうこさん・みなみん・もも花さん・メイメイ達もいるので
濡れ場もとても強い。

お口奉仕のチュパ音とストロークがすごい方々ばかりだったので
間違いなくお口ゲー。


悲痛なシーンも多いので声優さんマジでGJでした。
特にそよかぜみらいさん・水野七海さん・もも花さん・みなみん
ほんとお疲れ様でした。
彼女達は演じ分けもすごかったです。ぞくぞくしました。


印象に残ったのはやはりかばね役の美咲桃子さん。
不気味でもあり段々と愛らしくなってくる屍を見事に演じられていました。
真ルートでの演技はほんと感動しました。
あと重要キャラに渦井ゆきのさん。さすがの存在感



まとめ
エグくておぞましいお話でしたが
それがとても考えさせられる作品でした。

登場キャラたちの罪がとても重い。
トゥルーエンドのあれこれは胸糞悪かった(褒め言葉)
その部分があってこそのクロノボックスなのですよね。

仕掛けが面白い作品でもありました。
最後までクリアして全てが分かるゲームは良いものです。
ラストは物悲しくもあり こうなるしかないって風な終わり方でした。
後からじんわりくる終わり方でしばらく脱力状態に。
ただあの娘と那由太の幸せを祈りたいです。



mikanagimaturi_kai at 01:44|PermalinkComments(0)

2016年02月25日

『僕はキミだけを見つめる(商業版)』感想

インレの原点といえる同タイトルの商業版リメイク。
インレ『僕はキミだけを見つめる』 
裏の社会を生きてきた主人公が
一人の少女と出会い変わっていく人間ドラマ。
挫折 絶望。みつけた永遠という名の希望。
歌でつながる向日葵のような夢物語。


時代劇風だったChuSinGura46+1とは違い現代が舞台。
バイオレンス的な要素やスリリングな展開はありますが
メインは様々な人間が織りなすドラマとヒロインとの純愛。
イマドキのゲームにはない作風が楽しめます。



・構成
10章(前半)+アフターストーリー(後半)
というちょっと変わった形式。
永遠ルートが本筋で莉亞・郁乃ルートがおまけって感じ。
莉亞・郁乃ルートはバッドエンドみたいな扱いなので
永遠ルートの先にやってしまっても構わないかと。
ミニシナリオ(永遠ルートの後日談)のDLもあるのでお忘れなく。

・お話
[イチャラブゲーじゃないので要注意!]
裏社会のことを含めつつ永遠と主人公中心に回る物語。
忠臣蔵とは違いボリュームはそこそこ
(というか忠臣蔵とFDのボリュームがすごかっただけ)
無駄なくすっきりとコンパクトに収まってます。
読ませてくれる展開は健在。
主人公と永遠と周囲の関係に和みつつ
ときおり入る殺伐としたシーン
出会いに別れ 困難を乗り越えた先にあるもの。
本筋を終えた後はほっこりした気分になることでしょう。
少し強引な展開もあったりしますが
流れに身を任せてしまいましょう。
こよーてさんの作品には
人の喜怒哀楽がぎっしりつまってると思います。
だからこそ伝わるモノがたくさんあるなぁとしみじみ。

・ビジュアル
原画はぬいさんが担当。
今回も豊富な立ち絵差分が楽しめます。
一場面しか使わない差分を用意してるのが楽しい。
リメイクに伴い
絵柄や塗りも今時の美少女ゲー風にしてるように思えました。
同人時代からがらりとデザイン変わってるキャラも。
メインだと莉亞と郁乃がすごいデザ変わってるなぁと思いました。
逆に永遠や美夜や男性キャラはあまり変わってない感じ。
同人の時からだいぶ絵柄や塗りが変わりましたが
甲乙つけがたいと思います

イベントCGの割合は萌え系のそれとは違う感じ(笑)
バリバリ戦闘入りますもんね。
もちろんヒロインとの甘いシーンもあるので安心です!
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mikanagimaturi_kai at 00:00|PermalinkComments(0)

2015年09月28日

ランス03(リメイク)感想

ランス03 リーザス陥落
1・2に引き続き3もいまリメイクで蘇る!
1と2は作品紹介的な感じでしたが
3はよりランスの世界観を深めた発展系。

これからでも十分楽しめるけど01やってるとより楽しめます
他シリーズやってるとニヤリと出来る要素も。

ビギナーさんは01→03をおススメしたいです。
02はもう一度調整して出す予定みたいなので待ちましょう。
そのうち4もリメイクされるんじゃないかな。


話は大まかなところは変わってないけど
後のシリーズと辻褄合わせるためにほんの少し設定が変わったりより掘り下げてみたりと違和感なく変更してるところも。
今作は大きく動く話なので非常に楽しませて頂きました。
登場人物は生き生きして魅力的ですし
熱い展開もあって戦記的な感じで楽しめますね。
魔人や魔王を倒すっていうのはすごく王道的ですし
見どころたっぷり。
ランスワールド特有の面白さを感じるシナリオで
味わい深かったです。

システムはO1のシステム進化系。
今回は戦闘メインになってます。
ランスだけではなく
パーティを組めるようになってるので幅が広がってる感じ。
難易度はけっこう上がってます。
よく考えないで行動すると全滅する可能性もあるので慎重に。
パーティ編成画面はちょっと不便に感じます。
戦闘自体はテンポいいんですけど細かい部分が惜しい。
色んなキャラが使えるし
小ネタとかはすごく楽しかったんですけどね。


ビジュアルは魚介さん。
今回も本家の織音先生にも負けないぐらい良いビジュアルでした。
特にお色気方面で強い。
サファイアのおっぱいとサテラのシーンなんか
本番じゃないのになんというエロす。構図と表情がいいんですよね、うん。
戦闘シーンも迫力あって良かったです。
これからの伸びにもっと期待ですね。


最大のポイントはランス初のフルボイス化。
最近発売されたピンパイのOVA版のCV準拠。
メインヒロイン三人に新鋭組みとは思い切ったと思う。
いまホットなお三方に中堅さん・ベテランさんを
固めた良いキャストだと思います。
端役も何気に豪華だし。男性キャラもフルボイス。
ランス君の声は戦闘のみ。
抵抗感ある人はボイスオフでやってみて下さいとのこと。
慣れはあると思いますが
声優さんの熱演は聞いて損はないと思いますよ。
キャラのやりとりを声つきで聞けるというのは
よりキャラに愛着湧くような気がしますし。
濡れ場も声がついてエロス度アップしてるような気がする。
声がついたことにより新たな魅力を感じるってこともありますね。


まとめ
01とはまた違った楽しみが出来るシステム。
新たな魅力のボイス。
01よりお手軽さは下がりましたが物語の深みはこちらが上。
ランスワールドの面白さが分かる良いリメイクだと思います。
10も楽しみですしリファインした4も気長に待ちたいです。



mikanagimaturi_kai at 20:36|PermalinkComments(0)

2015年08月19日

『フェアリーテイル・レクイエム』感想

フェアリーテイル・レクイエム 
楽園ともいわれる閉鎖病棟で紡がれる物語。
アリス・グレーテル・ラプンツェル
オデット/オディール・ゲルダ。
おとぎ話の登場人物だと思いこんだ少女たち。
頭が真っ白な記憶喪失のひとりの少年。
少女たちと奇妙な交流を重ね 深まる関係。
病棟に漂う不穏な空気。そして起こる事件。
このなかにひとりつみびとがいる。


メルヘンな雰囲気だけど
ほんのりホラーなミステリー閉鎖空間モノ。
異様な閉鎖病棟におかしな登場人物たち。
綺麗なビジュアルと甘くてほろ苦いお話に溺れましょう。



構成
進行はマップ式。共通は選択肢もあります。
各個別ルートでしか見れないエピソードも。
全ルートクリアしないと秘密が明かされない仕組み。
特に攻略推奨順はないですが
ゲルダルートは一番最後に回すといいかも。
全ヒロイン攻略後に最終ルートが解放されます。
最終ルートにも選択肢があって
不正解ルートを先にやって
正解ルートを最後にやったら綺麗に終わります。

シナリオ
新鋭ライターさんの海原望さんが担当。
サポートに希さん・高尾登山さん・禾刀郷さん。


童話をモチーフとしたミステリーモノ。
いわゆるダークメルヘン?
元ネタのあらすじは作中でも読めるので安心。

甘くてほろ苦い大人向けなお話です。
ちょっとえぐいな展開もあるので
苦手な人にはとことんだめそう。その辺は要体験版。
台詞回しや言葉遊びが特徴的なテキストでした。
けっこう哲学的かな?
1エピソードはそれほど長くはないのですが
一文一文が濃いめでゆっくり味わいたい物語となってます。

各個別ルートも特色が違う感じでそれがまた楽しめますね。
散りばめられた謎の数々。
バラバラのジグソーパズルをはめていくような感覚。
独特な雰囲気に酔っていく感覚がまた心地よい。
最終ルートのまとめ方も非常にキレイでした。


ビジュアル
スチパンでお馴染みの大石竜子先生が担当。
世界観などの監修もされており
大石先生ファン必見の作品となっています。
キャラクターデザインもかなり凝っていて良かったです。
細かいデザインにテクチャー。
大石先生の絵を生かした色づかい。
コラージュチックな背景
時には実写の素材を使い
作品の世界を余すことなく表現されていました。
枚数はそこまで多い方ではないですが
一枚いちまいが濃厚に感じました。
まさしく大石竜子先生ゲー。 
キャスト
メインに萌花さん・草柳さん・かわしまさん(二役)
水純さん・赤司さん。サブに桜城さん。

お馴染みの面々にご新規さんという配役。
赤司弓姫さんの演技が嘘屋さんで聴けると思わなくて
感激してしまいました

ゲルダという重要な役柄で赤司さんの演技が際立ってました。
萌花さんはとびっきりキュートなお声で癒されました。
かわしまさんや草柳さんや水純さんは嘘屋作品かかせない
声優さんたちなのでやはり安心感が違いました。
かわしまさんの二役はさすがだなぁと。
どの声優さんも演技が素晴らしかったです。
ただイケノさんにボイスないのがちょっと残念でした。
音楽
メインはさっぽろももこさん担当。
タイトル画面で流れるBGMが印象的。
通常のBGMはもちろん。
特にヒロインのテーマ曲がイメージぴったりで
この作品の世界により惹きこまれてしまいました。
オデット/オディールのBGMは白鳥の湖のアレンジで
それがまた良かったです。
OPを歌うのはもちろんRitaさん。
Ritaさんの優しい歌声が響くこの作品にぴったりな曲でした。
歌詞も胸に響く感じ。

まとめ
雰囲気に呑まれたい作品。
大石先生のビジュアルを最大限に生かしつつ
心に沁みるシナリオが素敵でした。

この作品の登場人物と同じく人生とは物語なのかもしれません。
大人になって忘れてしまった大切なモノが
この物語つまってるような気がしました。



mikanagimaturi_kai at 21:17|PermalinkComments(0)

2015年07月23日

「神楽花莚譚」感想

神楽花莚譚を応援中です!! 
2人の巫女さんを操作して妖怪の事件を解決。
でぼ神楽シリーズ最新作です。
間にリメイク挟みつつも今作は完全新作。
でぼからの神楽は作品ごとの独立性が強いので
花莚譚からでも問題なくプレイ出来ます!


今回はローグ型RPG。ダンジョン潜るタイプ。
erg的要素としては敵の妖怪に倒されたらシーン突入。
治療も勿論erg的な方向で。
今作から強化のためのシーンが追加されました。


ゲームシステムはシンプルだけど奥が深い。
攻撃も防御も抜群なバランス型の御琴
射程2で貫通攻撃可能な技ありの涼香。
ふたりを駆使してダンジョンを潜ります。
いつでも交代出来るので状況に応じて変えるのも可能です。
装備や武器の強化なども重要になってます。
お供の妖怪を召喚したりするのも攻略のポイント。


ヒロインはタイプが違うふたりの巫女さん。
御琴はおっとりとした正統派巫女さん。
涼香も王道的凛デレ巫女さん。
それに恒例の神様キャラ・トメさま。
治療は神様であるトメさま(女)が担当。
事件に関係するサブキャラのふたり。
そして敵キャラがいます。
今回は男主人公はいません。
男主人公いないのが良いか悪いかは個人的趣向によりますね。
女性だらけゆえかほんのり百合の香りがしないこともない。

シーンは妖怪相手メインの異種モノ。
神楽はけっこう軽めの方。えぐい感じはあまりなく快楽より。
妖怪ごとにシチュが違います(例えば油すましはぬるぬるプレイ)
1シーンそこまで濃くないのですが
色んな妖怪いるのでその分楽しめるかと。
テキストもけっこう良い感じ。
1シーンに3パターンあり(経験ナシ/経験アリ・二度目以降)
ですがちょっとだけ台詞や文章が変わるぐらい。
御琴も涼香も肉感的で反応もいいです。
体は正直だけど心までは落ちないところがポイント。
今回は変わりダネな妖怪が多いように思えました。

まとめ
ミドルサイズなので今回はよりこざっぱりしてましたが
シーンはかなりあったので
ボリューム不足って感じはしなかったです。
お話的にはきれいにまとまっているのですが
まだ回収されてない伏線などもあり
エンドの感じ的にも続編あると思われるので
追加シナリオで収集してくれるのを楽しみにしておきます!



mikanagimaturi_kai at 22:52|PermalinkComments(0)
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