みかこの読書日記

ライトノベル好きの読書日記です。あらすじの後(「続きを読む」をクリック)の感想はネタバレありです。

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『Dクラッカーズ 記憶-the 10th Anniversary-』(あざの耕平著・村崎久都画)★★★☆☆



Dクラッカーズ完結10周年を記念する、同人作品。
とらのあなから届いたのでさっそく読んでみました!
同人本のネタバレって微妙かな?とか思ったので今回は下の感想に極力ネタバレ入れないようにしました。
読んでみて思ったのですが、この本は私みたいに本編読み終えたばかりの新参者よりも、10年ぶりにDクラに再会する古参ファンのほうが楽しめるにちがいないです。プラスの後の話も(一応)入ってたりするので楽しめましたが。村崎さんの新規イラストがとても良かった・・・



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『Dクラッカーズ+プラス 世界』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★☆☆
Dクラッカーズ+プラス 世界―after kingdom― (富士見ファンタジア文庫)
Dクラッカーズ+プラス 世界―after kingdom― (富士見ファンタジア文庫)

本編開幕直前、景が梓と出会った頃を描く景視点の前編と、本編完結から4年後の葛根市を描く後編の二部構成の外伝です。
前編では梓と再会したときの景の心情が描かれ、かつ麻里奈飛び降り事件の裏事情?なんかも判明します。
後編は4年後のキャラ全員集合でそれぞれの成長が楽しいのですが、カプセルブームの去った葛根市に再びきな臭い事件の匂いが漂っています。ちょっぴり恋人ぽくなった景と梓の関係にニヤニヤできたりもします(笑)

☆あらすじ☆
「『アロマ』は悪い物なんですか?」男は笑って、歩美の問いに答えた。「いいか、初心者。ドラッグに良いも悪いない。ただ間抜けなジャンキーと、それより少し目先が利くだけの、やはり間抜けなジャンキーがいるだけだ」葛根市に蔓延る『アロマ』と呼ばれるドラッグ。歩美は、それにハマッた親友の弟を更正させるため、学校内のトラブル・シューティングを頼る。実践捜査研究会という、そのサークルの先輩に連れられ、『アロマ』を楽しむ『パーティー』に潜入する歩美。そこで彼女は、サングラスをかけた長身痩躯の男と出会うのだが…!?『アロマ』は『カプセル』の再来なのか!?景と梓の“それから”が語られる、ファンタジア文庫完全オリジナル版、登場。


感想行きます。これでDクラは最後・・・てわけでもないんですよ(ニヤニヤ)


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『Dクラッカーズ・ショートⅡ 過日』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★☆☆
Dクラッカーズ・ショートII 過日―roots―(富士見ファンタジア文庫): 2
Dクラッカーズ・ショートII 過日―roots―(富士見ファンタジア文庫): 2

本当は最終章「王国」(6・7巻)を読む前に読んだ方が良い短編集第2弾。シリーズ開幕前に景が破ったとされるⅨCのひとりや、甲斐との最初のバトルなどの短編や、梓と景の小さい頃のお話などが収録されています。
表紙の黒幕3人組のトリオ結成秘話もあって、アダルティーな雰囲気があって面白かったですよ。

☆あらすじ☆
水原勇司の知る限り、物部景ほどアブナイ奴はいない。無口なのは、まだいい。陰気なのも、大目に見よう。問題は、無愛想で剣呑なアイツが、何を考えているか、サッパリわからないことだ。まして奴は、悪魔狩りのウィザードというご大層な異名を持つジャンキーなのだ。だけど、と水原はニヤリと笑う。どこか不器用に生きる奴のことが、嫌いになれない。だから相棒になったのだ、と。後にカプセルと呼ばれるドラッグに関わり、自らの意思で戦うことを選ぶ人々。景と水原、梓と千絵、茜と甲斐、そして三人のBたち―。知られざる、彼らの出逢いと決意が今、語られる。未収録の短編2本を加えた短編集、完全バージョンで登場。


では、各話の感想を。


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『Dクラッカーズ Ⅵ・Ⅶ 王国』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★★★
DクラッカーズVI 王国―the limited world―(富士見ファンタジア文庫): 6
DクラッカーズVI 王国―the limited world―(富士見ファンタジア文庫): 6
DクラッカーズVII 王国―a boy&a girl―(富士見ファンタジア文庫): 7
DクラッカーズVII 王国―a boy&a girl―(富士見ファンタジア文庫): 7


Dクラッカーズ最終章。前後編だったので一気に読んで、感想もまとめて書きます。
本当は、この前に「Dクラッカーズ・ショートⅡ」があるんですが、5巻のラストが衝撃的すぎてすっ飛ばして本編にうつりました。「BBB」の例があるから、あざの作品は短編を飛ばすべきではないのでは、とちょっと不安に感じたのですが、我慢できなかったんです・・・
いいんだ!面白かったから!!
とても綺麗に物語が終わっています。梓も、景も、千絵も、水原も、氷太も、茜も、それぞれの個性を遺憾なく発揮して最終決戦にのぞんでいます。キャラが活き活きと輝いている、素晴らしい物語でした。

☆あらすじ(6巻)☆
それは、夜明け前の透明な時間。少年は一粒の涙をこぼしながら、“王国”への扉を開く。“魔法使い”となった少年を受け入れ、女王は囁いた。「尊い方。私は貴方の望む力になりたい」そして、世界はついに目を覚まし―物部景という少年が葛根市から…人々の“想い”から姿を消した。その日、梓の心には喪失感が刻みこまれたはずだった。しかし、変わることなく過ぎる時間の前に“景への想い”は揺らぎ、幻のように曖昧になっていく…。“王国”の、そして女王の力には、どんな想いも通用しないのか?人々の中から“景”という存在が完全に消え去る刻は、すぐそこに迫っていた―。ネオ・アクション・サスペンス、すれ違う魂が傷つけあう、第6弾。


では、感想を。


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『Dクラッカーズ Ⅴ 追憶』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆
DクラッカーズV 追憶―refrain―(富士見ファンタジア文庫): 5
DクラッカーズV 追憶―refrain―(富士見ファンタジア文庫): 5

日常に戻ったものの、戦いの余韻を引きずる景の内面を掘り下げる5巻。最終決戦に向けたプロローグともなっています。
景と梓の関係にも甘酸っぱい進展が!(狂喜)
ただし、その前後の展開が全く甘くないです・・・え、どうなるのこれから・・・

☆あらすじ☆
平凡な学校生活。側にある梓ちゃんの笑顔。戦って、僕は退屈だけど平穏な日々を手に入れた…だけど。カプセルの禁断症状に苦しみながら、景は思う。―結局、僕は“日常”に馴染めないのかもしれない。セルネットの壊滅から3か月。春を迎え、進級し、景たちは新しい道を歩み始めていた。悪魔を召喚できるドラッグ・カプセルと、それがもたらした一連の出来事は、確実に過去になりつつあるはずだった。しかし―カプセルが創り出した“もうひとつの世界”は、密やかにその闇を深めていたのだ。日常に違和感を抱く孤独な景の前に、再び“彼女”が現れる時、王国への真の扉が開かれる―。ネオ・アクション・サスペンス、魂が引き裂かれる第5弾。


感想いきますね。

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『DクラッカーズⅣ 乱』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆
DクラッカーズIV 乱―rondo―(富士見ファンタジア文庫): 4
DクラッカーズIV 乱―rondo―(富士見ファンタジア文庫): 4

第1部完結。主人公たちの戦いに一応の区切りがつきます。そこまでの怒濤の展開が凄い。くるくると移り変わる事態に追いつくのに必死で、まるで最終巻のような緊張感です。(あとがきによると、当初の予定ではほんとに最終巻だったそうです)
景と梓の関係性にも少し発展あり。景ちゃんはほんと優しいな・・・
そして、なんだか懐かしいキャラによるあとがき対談があります。ちょっと面白かったw

☆あらすじ☆
「僕は『ウィザード』だ」景が再び口にしたその台詞に、梓は前には言えなかった言葉を返す。「ううん。あなたは『物部景』だよ」―何があっても私の大事な幼なじみだ。カラオケボックスで奇妙な共同生活を続けながら、景たちはセルネットの本拠地を探していた。目的はひとつ。カプセルユーザーたちを暴走させ、葛根市を混乱させている三人のBを、ひいてはその背後にいる“女王”をとめること。闘いの準備を進めながらも、梓は二度と景の側を離れないと決意する。この手に取り戻した彼を、もう絶対に失いたくはないから…。景、梓、そして無慈悲な女王―さまざまな想いが交差する中、決戦の時が迫る!ネオ・アクション・サスペンス、魂が慟哭する第4弾。


感想いきます。


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『Dクラッカーズ・ショート Ⅰ 欠片』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★☆☆
Dクラッカーズ・ショートI 欠片―piece―(富士見ファンタジア文庫): 1
Dクラッカーズ・ショートI 欠片―piece―(富士見ファンタジア文庫): 1

シリーズの前日譚、日常回、読み切り時代の初代Dクラを収録した短編集。
景と梓の子ども時代のエピソードが可愛らしくて好きです。他にも水原の受難が笑えます。


☆あらすじ☆
それでも、僕はやらなくちゃいけない。物部景は、何度その言葉を繰り返しただろうか。中学の時、駆け出しの悪魔使いとして動き出してから、水原という相棒を得て、葛根市にその名を轟かすウィザードと呼ばれるようになった後も。なぜ、彼は戦い続けるのか?幼い日の梓との思い出、その後の独りぼっちの戦い。仲間と呼べる水原や千絵の休日の様子。そして、全ての始まりを齎した三人のBたち―。景を形成する様々なピース、そして彼を取り巻く様々な個性的な人々のピース。それらが集まり重なった時、知られざる、もうひとつの世界が見えてくる。景たちの素顔を描いた短編集。未収録だった幻の『逸脱』も加えて登場。



各話の感想はこちら。

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『Dクラッカーズ Ⅲ 決意』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★☆☆
DクラッカーズIII 決意―resolution―(富士見ファンタジア文庫): 3
DクラッカーズIII 決意―resolution―(富士見ファンタジア文庫): 3

梓の過去の真実が明かされたことの衝撃をひきずりながら読んだ新装版第3巻。
けっこうえげつなかったヒロインの深層心理に、「ああこれは受け付けられなくなったかも・・・」とか不安を感じていましたが、大丈夫でした!!梓復活!

☆あらすじ☆
これは罰だ。過去の罪に対しての。だけど、どれだけ罰を受けようと犯した罪は絶対に消えない。だから、私は永遠に景ちゃんを失ったままなんだ―。だから、梓はカプセルを口にする。耐えがたい“この世界”から逃れるために。クリスマス・イヴの夜、セルネットと悪魔狩りのウィザードたる物部景は全面対決を果たした。それを切っ掛けに浮上した事実の数々。梓の罪、それを“悪魔”で補おうとした景の心の傷、最初の細胞と呼ばれる3人のBの目的。混迷する世界から景は消え去り―代って無慈悲な女王が姿を現す。梓は慟哭する。景を求めながら、自分にその資格はないのだと。己の罪を自覚しながら、それでも彼女が選ぶ道は―。孤独な魂がすれ違う、ネオ・アクション・サスペンス、第3弾。


感想はこちら。

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「Dクラッカーズ Ⅱ 祭典」(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆
DクラッカーズII 祭典―ceremony―(富士見ファンタジア文庫): 2
DクラッカーズII 祭典―ceremony―(富士見ファンタジア文庫): 2

年末年始は家でぬぼーっと本を読んでたくせにパソコンがてもとになかったせいでブログが全然行進できませんでした。実家に帰るときはノーパソ必須だ・・・

さて、Dクラ新装版第2巻ではあざの先生の本領発揮!というかデビュー作だからこれが原点となるのか。この後出したシリーズ同様、細かな伏線を張り巡らせて舞台を整え一気に回収することで爆発的な盛り上がりを見せています。面白い!!あざの作品、期待を裏切りません!


☆あらすじ☆
「君のことは絶対に守ってみせる」景のその真剣な言葉に、梓は思った。7年前のあの頃が戻ってきたみたい、と。世界の全てが敵で、お互いだけが同胞で大切で、2人きりの王国を夢見て離れられなかった、あの頃が。しかし、心の距離を縮める幼なじみたちに関係なく通称・カプセルと呼ばれるドラッグを巡るマーケットは、激動の時代を迎える。激化するセルネットや、ドラッグ・ドッグスの抗争、次第に秘匿しきれなくなる“悪魔”戦。悪魔狩りの魔法使いとして暗躍する景もまた、その争いの渦に飲み込まれていく。そして、ついにカプセルと“悪魔”はその真価を顕し、“王国”への扉が、開かれる―。孤独な魂が響きあう、ネオ・アクション・サスペンス、第2弾。


では、感想を。


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『DクラッカーズⅠ 接触』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★☆☆
DクラッカーズI 接触―touch―(富士見ファンタジア文庫): 1
DクラッカーズI 接触―touch―(富士見ファンタジア文庫): 1

「東京レイヴンズ」「BLACK BLOOD BROTHERS」と読み進め、どちらも面白すぎてハマッたあざの作品の原点である「Dクラッカーズ」。アニメ「東京レイヴンズ」の中でネタとされたり(Dクラの主人公が陰陽塾の寮生に名前だけのってた)、来年がシリーズ完結10周年だったりするなど、作者サイトやTwitterで名前があがっていたので気になってしょうがなかったシリーズです。とりあえず、あざの先生が現在までに書いたという3度の入浴シーンの1つは分かりました。確かにジャンキーが服着たまま沈んでおる・・・・・・

今回読んだのは富士見ファンタジア文庫版ですが、もともとは富士見ミステリー文庫という今はなきレーベルで出されていたものだそう(実は富士見ミステリー文庫って初めて聞きました。当時もラノベ読んでたんだけどなぁ)。新装版ということで、表紙イラスト及び口絵は新しく描き直されていますが、モノクロ挿絵は当初のままだそう。時代を感じる絵柄です(笑)。
さてこの新装版。実はミステリー文庫版の1〜3巻を2冊にまとめているらしいのです。そのため、1巻はかなりの分量があり、しかもラストは唐突に終わります(超気になるところで終わるんですよ!)。購入検討の方はぜひ1巻と2巻は一緒にレジに持って行ってください。


☆あらすじ☆
通称・カプセルと呼ばれるそのドラッグには、不可思議な噂があった。曰く―飲めば、天使や悪魔が出てきて願い事を叶えてくれる、と。7年ぶりに日本に帰国した姫木梓を待っていたのは、陰を持つようになった幼なじみの物部景と、彼がカプセルを常用しているという事実。「僕は自分の意志でここにいる」記憶の中と同じ声で、でも記憶の中とは違う瞳で景は梓に囁く。「君は関わっちゃいけない」カプセルの真実の効力、それに秘められたキーワード。王国、悪魔、そして無慈悲な女王―。“鍵”がかみ合った時、梓の前に姿を表す世界とは…!?孤独な魂が疾走する、ネオ・アクション・サスペンス開幕。


では、ネタバレ感想いきます!
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『BLACK BLOOD BROTHERS 11 賢者転生』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★★★
BLACK BLOOD BROTHERS11-ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生- (富士見ファンタジア文庫)
BLACK BLOOD BROTHERS11-ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生- (富士見ファンタジア文庫)

「東京レイヴンズ」ではまったあざの先生の前作BBB完結巻。大ボリュームだったのですが、後半に入ってから泣きながらひたすらページをめくってました。もうほんと泣いた。カーサに泣き、ジローに泣き、ミミコに泣きました。読み終わった後のどうしようもない寂寥感が心地良いです。読んで良かった。あれだけ大きな風呂敷を広げてこんなに見事に畳んでくるとは・・・。

☆あらすじ☆
ジローは進む。星一つ分の死と再生を繰り返しながら。コタロウ、そして―ミミコ。彼の心臓をノックする、大切な存在の為に―。ついに最後の戦いの火蓋が切られた『九龍の血統』とジローたち。ジローに応え特区へと向かったミミコ、ケインやジャネットら各地の精鋭が特区に到着する中、ジローは九龍王との対決の時を迎える。鍛え直した銀刀を操り『九龍の血統』を圧倒するジローを前に、追いつめられたカーサたちは、最後の手段に打って出る…。「ジローさん!お願いっ。諦めないで!」―大切な、愛する者たち。その為に今、全てを捧げよう。黒き血の兄弟と一人の少女が紡ぐ、血と絆の物語、ついに完結。


以下、感想です。


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