2015年02月02日

マチューが勝ちましたね!

私が最後にシクリッシモの原稿を書いた2012年1月14日の結びに、
こう書いていた。

下記がCICLISSIMOへ提出した原文。

そして今私の注目しているオランダ期待の星、マティウ・ファンデルプールをここに挙げよう。
ツール・ド・フランスステージ優勝通算3回、アムステルゴールドレース、ロウンドファンフラーンドレン、パリ〜ブリュッセル等々の名だたるレースで表彰台の天辺に立ったことのあるアドリー・ファンデルプールを父と、ミラノ~サンレモやリュージュ〜バストーニュ〜リュージュで優勝をしたことのあるフランス人のレイモン・プリドールを父に持つ母との間に生まれたサラブレットとも言える彼は若干17歳である。
ニューベリゲン(14~15歳)からほぼ負けなしでジュニアに殴り込みをかけて、彼の相手になる者がいない。どんなコースコンデションでも強くて隙がみつからないほどだ。
とあるレースで私も彼と一緒に走ったことがあるが、あまりの速さに私は後ろにいる気配も感じずに道を譲ることも出来なかったが、私を抜かして行った時はまるで「蝶のように軽やかで舞うがごとく。」瞬く間に彼は消えて行ってしまった。その非凡さを目の当たりにしたのが、まだマッチ棒のように細かった彼が14歳の時で、今はたくましく成長してパパに近づくほど大きくなっている。
これからオランダにたくさんの金メダルをもたらすに違いない彼から目が離せない。
 マティウ・ファンデルプール…、シクロクロス界に名を残す選手となるだろうから名前を覚えておいてほしい。

そう私は既に書いていたが、まさか最年少20歳も
数日前に誕生日を迎えたばかりの若武者がエリートの大舞台で
大物をバッサバッサと......。

ワウト・ファンアールツにもチャンスはあったが、
ベルギー選手権の時と同じく

歯車があっていない......

運の悪さを自分から引き寄せていた感がある。
でもこれってどうすることもできない歯車。

コケた時も、他の選手とは全く違うスピードで
コーナーに突っ込んでいる。
冷静さを失っていたのは明らかだ。
ここ

でも、今回はうまくいかなかった彼だが、
彼も絶対世界チャンピオンになるだろう。

表彰台に上がった若いニューフェイスたちの
強さを見せつけた世界選手権だった。
さぁ〜これからベテランたちがどう割り込んでくるかが
楽しみだ!



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mikaogishima at 18:38│Comments(0)TrackBack(0)

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