13V
2007年02月19日
@@←忙しくて目がこんな感じに
土曜日の第一試合が始まる直前まで少し打ち合わせ。
アリーナに入って……目を疑った。
孝がリベロ? 孝がリベロ???
JT、三好、NECに連敗してレギュラーラウンドの半分を折り返してしまったパナソニックが、かなり思い切った策に出たらしい。
まあ…NECとか堺の面子の思い切りっぷりに比べると、思い切ったのはリベロだけなんですけどね。
でも、194センチのリベロってやっぱり衝撃的でしょう、日本では特に。
私は下村監督に去年も今年も結構本気で具申していたのですが、リーグ真っ最中にいきなりやるとは思いもしませんでした。
まあ経験値の必要なポジションなんでパーフェクトデビューとはいきませんでしたが、もともとセンスのある選手なのと手足が長いのとで結構ちゃんとこなしてました。
そしてパナソニックは先週と同じカード、NECにまず一勝。
そして首位東レにも…フルセット勝ち。
うーん、こういっちゃなんですが不思議なチームですよね。
まあ攻撃力のポテンシャルから見たら、リーグ最強を名乗っても全然おかしかないんですけど。
三好はちょっと失速してたなー。
堺は……と、NECは……
えーと、若い選手が経験を積むのも、大事なことですよね。うん。
今日は堺のサポーターズクラブの特典会報の取材で堺にお邪魔しました。
セッター3人組で対談してもらったんですけど、なぜかその場にいない伊藤さんの話題で盛り上がってました。
伊藤さんはブログが面白いだけじゃなくて、本人もネタの宝庫らしいです。
今から原稿一本あげないといけないので、今日はこの辺で。
じゃなかった、スタッフTさんからの会見レポートと、朝長からの連載の更新が届いているのに私があちこち飛び回ってぜんぜん更新できないんですが、、、、、あ、明日までお待ちください。
朝長は「3日後くらいにまた送りますんでよろしく〜」だそうです。
そんじゃまた。
2007年02月15日
大分三好ヴァイセアドラー初勝利

スタッフTさんのご主人も、治療中の歯が痛み出して急遽歯医者さんに駆け込んだそうです。
しかしあの「ちゅいーん」って音は心臓に悪いですよね。はー。
勝利インタビューを受ける南克幸選手。
久しぶりに、こんないい笑顔の南さんを見ました。
更新がこっちの方が全然簡単なのと、携帯からも閲覧できるので、ついこちらでいろいろ発信してきましたが、今ちっちく移行作業中です。
でも、このニュースだけはどうしても移行作業完了よりも前に掲載したかったので、こちらで。
最初は岡山大会観戦の予定はなかったんですが、某チームの某Hさんに東京大会の会場で声をかけられ、熱心にお誘いいただいたので「んー、じゃあ行っちゃおっかな?」と次の日の新幹線の中で堺に行くか岡山に行くかを最終的に決めて桃太郎アリーナに到着。

三好には応援団やチアリーダーはいないので、ご婦人達の黄色い声援が、会場の他のチームのファンも呼び込んでの応援に変わっていきました。
そうです。岡山は、旭化成の本拠地だったところ。廃部がなければ、旭化成のホームゲームになるはずだった大会なのでした。大分三好も、会場を押さえるスケジュールの関係上、この岡山大会がホームゲームの扱いだったようです。


13戦目にして、大分三好ヴァイセアドラーが初勝利を挙げました。
パンサーズは、リベロを浅川で来ていましたが、サーブで崩され、受け身に回ってミスが多発し、自滅した部分が大きかった。とりわけ最後の方は、「そんなばかな」「負けてはまずい」という思いが、良くない方に現れてしまい、硬くなっていたように思います。

それでも、終盤ときどき緊張しすぎでミスをする場面もありましたが、それを乗り越えて勝った経験が、これからどんどん生きてくることでしょう。
それにしても、マイヨ君の身体能力はすごい。
「三好マイヨマイヨ」などと言われていると聞いてはいたのですが、いやー、高いですね。まったくんの上から打ってきますからねえ。でも、まったくんももう少し読みを良くした方が…いいかもね。
マイヨ君、日本に帰化してくれないかなあ…。日本名はそのまま、「三好舞誉」で。
彼、リーグ前に練習を観たときより、ずーっと上手くなっていました。
「ここ岡山で、歴史的な勝利を挙げることができて本当に嬉しい」とは南さん。
「でも、これで満足してはいけない。ここから新しい三好がスタートするんです。もっともっと貪欲に、勝利を目指して努力していきます」


パンサーズは茫然自失。
折り返し後のリーグを戦う上で、一度チームの戦略なりを締め直すことが必要になるかも知れません。
JTサンダーズは、首位東レに土をつけたことをきっかけに、連勝街道へと大きくルートチェンジ。昨季もそうだったのですが、もともと地力はあるチームだけに、4強入にも光りが見えてきた感じです。
実は枚方大会での東レ戦の前日の直弘は、「誰かに引っ張っていって欲しい」「年齢が上とか下とかじゃなくて、中心になって引っ張っていってくれる選手がいてほしいんです」と、それはそれは情けないことを言っていたので(上げムードの今ならやっと書けることですが)、一体どうなるかと思っていました。
当人に「中心になる人はもういいの?」と訊ねると、「首位チームに勝てる力を持ってるんだという自信がつきましたし、もういいです」だそうです。
でも本当は、「僕が中心になります!」くらいに言って欲しいところでしたが、それはまた後半戦に向けてのお楽しみということで。

マリも徐々に調子が上がってきたようで、リーグ序盤よりはずっと堅実に働いていました。


菊地君の早い復帰が望まれますね。新人の選手が元気があったのが救い。
というか、楊さん出ちゃいましょうよ! だめですか?
いつも思うのですが、国内のリーグは、どっちにも勝って欲しいし、どっちにも負けて欲しくないのです。勝負の世界なので、そんなわけにはいかないのはよーく分かってるんですけどね。
次はリニューアルしたワールドwebからお送りできると…いいな…と…思います。
そんじゃまた!
2007年02月07日
菊地くんは癒し系だったらしい。
町田大会 各チーム監督によるゲームを振り返っての総括と、質疑応答
■大分三好 増成監督兼選手
1レグが終わった時点で、ある程度他チームからデータをとられてしまい、機能すべきマイヨや小川が今日のようなゲームをしてしまっている。起爆剤になるものを見つけ、チームを変えていかなければと、監督として痛感している。技術面云々よりも、出場した人間がいかに頑張るかが問題。大分に戻ったら、その起爆剤となるべき「何か」を見つけて練習して、次に臨みたい。
−選手兼任監督という立場ですが、オーダーなどはどのように決めているのでしょうか。
監督としては、前日のミーティングでスタメンなどを決めている。スタッフを集めた中で自分が意見を言っている。
小川を育てていきたいという意識があり使い続けてきたが、あまりにも不調で、一方の沖本は手首をいためていたが、いい感じで打っているので、今日は起用した。今後も起爆剤として使っていきたい。
内定選手の徳丸は、先週1週間、大学の卒業旅行で不在、昨日がぶっつけ本番だった。不運なことに森岡がぎっくり腰で、徳丸を使わざるを得ない状況だった。
今後は打開策を見つけて頑張りたい。
■NEC 楊監督
ラストホームゲームを勝つことができてうれしい。相手は最下位で1勝もしていないチームだが、(相手に関係なく)とにかくどうしても1勝したかったので喜んでいる。細川、菊地の復帰は明るい材料。「勝つ」ことを忘れかけた選手たちが勝つ喜びを思い出せたのでは?
−菊地君が復活したということは、プレーヤー楊成太の出場の可能性はもうありえないのですか?
(選手登録した)自分自身の出場は、センターがどうしても不在になる場合はないとは言い切れない。菊地がどうなるかわからないので…。
今シーズンはブロックとレシーブに重点を置いてやってきた。その中心が菊地だったため、怪我をした時点で総崩れになってしまった。彼さえ戻れば、よいディフェンスができるのでは? 目立つタイプではないが、彼の飄々とした雰囲気がチームの「癒し」みたいな感じにもなると思う。
■豊田合成 松田監督
特に2セット目はリードしながら好プレーのあと追いつかれ、その後は自分たちのミスで自滅。気持ちの甘さがあった。まだまだサントリー戦も2戦あるし、リーグも半分しか終わってないので巻き返しはかり、厳しく練習していきたい。
セッターのトスワークがよくなく、盛り上がりもなくなった。アタッカーはよいプレーも出ているのに乗り切れず、腰が引けていたと思う。来週からチームを引き締めていかないとズルズルいくので、注意したい。
−高橋選手がセットアップする場面は珍しいですね。
高橋は本来、2枚替えで使うが、島野の頭を冷やすため交代した。しかし、仕事ができていなかったので、すぐに元に戻した。
勝ち星が先行している中、ここ数戦、自分たちが強いと錯覚しているのでは? 締めなおさないと、堺やJTもこれから巻き返してくるはずだし、間違いなく、ムードもなく、バラバラになってしまうだろう。来週は3連勝目指して頑張りたい。
■サントリー 河野監督
この試合はサーブレシーブがうまく機能した。決定率のよいセンター線がいるので当たったかな?という感じ。チームとしての戦略は、控えセッターの吉田にも浸透している。ゲームをやりながら固まってきたので、大きい1勝だった。栗原のアタッカーの使い方が単調だったので、吉田を起用した。攻撃的なバレーをしたいときは吉田、しっかりしたバレーは栗原というように使い分けをしている。
山村とマルコスは、今出ている選手が調子いいので、無理して使う状況ではないという判断で休ませている。いずれ、しっかり出番があると思う。
文責:T
んー、結局ワールドwebの方がシステムの移行をまだ完了できなかったので、こっちにアップしますね。写真はヒーローインタビューの細川です。
増成さんと楊さんに質問したのは私だったのですが、なかなか微妙な質問だったんですけど、やはりここは聞いておかないと…と思いまして。
しかし、菊ちゃんは癒し系だったのか……。しらなんだ。
まあ何となく言いたいことは分かるような気もしますが、楊さんの口から真面目な顔で言われると、一瞬面食らいましたね。面白かったからいいんですけど。
土曜は枚方だったんですけれども、どっちもフルセットで見てるだけでへろへろになってしまいました。やってる方はきっともっとへろへろだったことでしょう。とりわけ第2試合は白熱した展開だったし、試合終了時間も遅かったから次の日しんどそうだなーと。
案の定日曜の試合は、足が動かなくなっている選手が結構いたみたいですね。
そんな中、土曜日はまったく出場機会がなかった宇佐美がスタメンで彼本来の機動力を生かしたバレーと、徹底的に千葉をサーブで狙う作戦を遂行して堺を3−0で突き放したみたいで。
「武が久しぶりによかったのだけが収穫かな」と土曜日にもコメントしていたガイチさんですが、日曜日も武はよかったようですね。
土曜日の会見でめそめそしていた直弘率いるJTが、首位東レに勝ったのはかなりびっくりしました。
ビデオを見ようとしたら設定を間違えてたらしくて第一試合しか録れてませんでした。がーん。
日曜の町田大会の方の試合は、三好はなんか気持ちが折れてましたね。挙げなくても良い点をだいぶNECに献上してたように思います。
あと、細川がサーブでだいぶ貢献してたかな?
合成とサントリーの2位・3位直接対決は、サントリーが手堅く勝って順位がひっくり返りました。
でも合成もいいバレーしてましたけどね。だから、ラリーが続いて、非常に緊迫感のある良いゲームだったと思います。
東レが突っ走るかと思えば、JTが連敗をストップさせたり、パナソニックがなんだかよく分からないまま勝ち星を挙げていたり。
やっぱり勝負はこれだから面白い!
ご質問がたまってきたのでいくつか。メッセージは、連載コーナー持ってる選手あてでしたら普通に転送しますよ。持ってない選手でも、今はオンシーズンなんで、会場などで手渡しておきます。
でも、長文は分割してくださいね〜。続きが気になっちゃうじゃないですか^^;
何人ものスパイク攻撃をくらってもけなげに動いていてくれたヴィクターのノートPCはついに復活せず、しかたないので買い換えました。買い換えましたとも(涙)。1人草の根運動でパナソニックの業務用PCにしてみました。
ずーっとB5サイズのPCしか買ったこと無かったんですが、初めてA4にしたらばですね……。
やっぱでかかったです。
てか、カートのポッケに入らなかった……とほほ。
でもって、パナソニックのスタッフさんの持ってるのと同じ型でした。企業向けのを通販で買ったんで、そういうことも起こるわけですね。はい。
ああ! そうそう。今メールチェックしたらら朝長が連載コーナーの次の回の分の原稿をもう送ってきてくれてたので、うーんと…明日…には…明日……には多分アップします。
合成の第2ホームが氷見なのは、多田さんが小学校の頃を氷見で過ごしたからというエピソードが、メッセージで寄せられてハッと思い出しました。そういやそんなこと多田さん去年仰ってましたわ。。。確かに。
松田さんは氷見は合成に入ってから初めて来られたそうですけどね。
今週末の三連戦で、また順位の変動がありそうな?
そんじゃまた!
2007年02月01日
勝ちにフシギの勝ちあり

富山は氷見大会に行って参りました。
氷見はなんでも豊田合成トレフェルサの第2ホームゲームなのだそうで、去年は旭化成に負けたのかな? とにかくトレフェルサはこの第2ホームゲームでまだ白星を挙げたことがなかったのです。
なんで第2ホームかってーと、豊田合成の工場が氷見にあるらしい。
敗戦直後の盛重キャプテン
今季のトレフェルサはスタートダッシュで快進撃。その後東レのホームゲームで2連敗して、チームの雰囲気もあまりよくなかったとか。
なんとか第2ホームでまた調子を取り戻したい! と必死だったようです。土曜日は、その意気込みが上手く回って、先週の静岡大会で落とした同じカード、JTから白星を挙げることができました。
開幕から静岡大会までの「変化したトレフェルサ」を見ることができたってとこ。
静岡大会のトレフェルサは、「去年までのトレフェルサ」でしたからね…。
劣勢になるとムードが悪くなるという。
氷見大会は、どのチームも良く拾っていてラリーが良く続きました。
ブロックとレシーブの連携、ブロックフォローなどに、相当どのチームも練習量を割いたようです。あ、松下はそうでもないのかな? このチームは割と個人技でやってたのかも。
で、第2試合のサントリーサンバーズVSパナソニックパンサーズも見応えがありました。非常にいいラリーが続き、でもどうしても最後をパナソニックが決めきれなくてサンバーズに得点されるシーンが目立ち、そこが勝負を分けたかな。
あと、やっぱりセンター線が上手く使えなかったようで、サイドに攻撃が偏り、ブロックで待ちかまえられて…というパターンでした。
フルセットの末、サンバーズが勝利。
世界選手権ではあまり良いところの無かった越川ですが、徐々にエンジンがかかってきたようです。
翌二日目のJTサンダースvsサントリーサンバーズ。
ここでもやはりサンダースの決定力不足が目につきました。つなぎからいいラリーはするのですが、2段を打ち切れないんですね。久々にスタメンだった尾上健司はかなりブロックに頑張っていましたが、同じ全日本組の直弘は、大事なところで決めきれなかったケースが多かった。
戦術的には、越川をなるべくレセプションの負担を減らして攻撃に回したサンバーズのフォーメーションに対応し、荻野をサーブで狙って崩す作戦はきっちり功を奏して村上が出てきたわけですが、村上がなんとかかんとか(フォームは結構めちゃめちゃだった)レセプションを上げてしのぎ、あとは司令塔の栗原が中とサイドをうまーく使い分けて粘り勝ち。ストレートの試合だったのですが、第3セットは30点を超す接戦でした。
あれでスト負けになっちゃうのは、JT的にはかなり精神的にダメージが大きかったのでは…。金沢支社から大量に応援にいらしていた社員の方もお気の毒でした。
サンバーズはだんだんとコアができてきた感じで、このままいけば4強入も手堅く決めそうです。
あと、メッセージでもよせられましたし、私自身も気づいたのですが、控えゾーンでの選手達が、非常にムードがいい。
山村が中心となって、コートの中に声援を送ったり、決めた後はコートの中以上に大喜びしたり。
山村は(ベンチアウトでしたから)、セット間なんかには氷見の子供たちが名前を呼ぶと振り返って手を振ってあげていました。きっとまた次も来たい!と思ってくれたんじゃないかな?
こういうのって意外と大事ですよね。
さてさて。
実はこの氷見大会最終戦のトレフェルサvsパンサーズ。
何をどう見てもトレフェルサの方が内容は上だったのですが、白星を拾ったのはパンサーズの方でした。
氷見には普段あまりバレーを見ない知人にも見に来てもらったのですが、「バレーってああいう試合よくあるの?」とやはりフシギ顔。
まず、パンサーズは宇佐美がベンチアウト。前日の試合で膝を怪我したからというのが下村監督の弁。
牛尾さんがベンチに入ってるのを久しぶりに見ました。
谷村もベンチアウト。岸本が開幕以来のスタメンでレフト、そして岩田がセットアップしていましたが、岩田と全くコンビ合わせをしていなかった隆弘が、腰の調子もよくなかったようで、途中でベンチに下がりました。
岩田とだったら合ってるのかな? と見ていたセンター陣でしたが、そういうわけでもないようで…。隆弘の代わりに入ってきた理生は、なかなか体重の乗ったスパイクを打てず、というより打たずにフェイントで返した方が多かったくらいで、そのうち1本はサイドラインを大きく割って失点に。
一本はきれいに決めたスパイクがあったのと、甲斐をブロックで止めてたかな。
一馬もソトも、絶好調というわけでもなく、絶不調というわけでもなく…。
強いて言えば、二日間とも亜貴斗ががんばってたかなと。ブロックの方はもう少し頑張ってもいいんですよ? という感じでしたが、まあ意欲は見られた。
対するトレフェルサは、開幕以来の例の堅実なバレーで、甲斐のプレーがつなぎにスパイクにと光り、北川も自慢の組織ブロック以外にラリー中にもいいキルブロックでポイントを上げ、ファビアノはパワースパイクをがんがん決め、合間に盛重が速い攻撃でブロックを抜いていく…みたいな勝ちのパターンが展開できてたんですが。
なんでかわかんないんですけど、パンサーズが勝ったんですね。フルセットで。
バレーはサッカーほどは偶然性の強いゲームじゃなくて、割と力通りの結果になることが多いんですが。
このゲームに関しては、「勝ちにフシギの勝ちあり、負けにフシギの負けなし」じゃなくて、「勝った方も負けた方も狐につままれたような結果」だったようです。
ま、だから勝負事は面白いっていう見方もあるかなと。
実はそのころ後にしてきた東京で、チャレンジリーグ(V1と言いたい…ううう)が開催されてまして、現役に復帰した泉川さんのいるジェイテクトが来てたので、そっちも見たかったんですけどね。
今季のチャレンジリーグは、今までVしか見てこなかった人にもいろいろとっかかりがある要素が多いんで、そっちも是非見てみてください。
泉川さんの参入をはじめ、堺にいた増村、サンバーズにいた西田を擁するつくばユナイテッド(筑波大学に在学中の三上・志賀も要注目です)、元堺の小口のいる富士通、JTから移籍した飯塚が活躍するベルディなどなど。
飯塚君には、リーグが始まる前に都内の某所で整体をやってもらった帰りにファミレスで原稿を書いてたら、なんだか見覚えのある巨体がドリンクバーで前に並んでいたのでふと見たら、彼でした。
相変わらず偶然力の強いわたくしです。
「あああああ! 元気?」
「あ、こんちはです!」
で、しばらく話を聞いたのですが、環境が変わって戸惑うこともあるけど、おおむねやる気満々だったので一安心。「同期の阿部や柴田が頑張ってるんだから、自分も負けられませんよ!」と。
言葉通り、個人ランキングのいくつもの部門でベストテン入りして活躍しているようなので、彼にとってこの移籍はよいことだったのでしょうね。
泉川さんについては、ビッグローブさんの情報誌「サーイ・イサラ」とNumberの今日発売の号でちみっと記事で書かせていただいたので、明日いろいろまとめてご紹介します。
2007年01月19日
堺ホームゲーム金岡大会フォト
さてさて。明日明日といっているうちに、次の試合がきてしまいました。ちょっと出先なので、またインターネットカフェからです。
フリーの画像ソフトでリサイズするのがやっとなので、画像1枚ごとにはクレジットは入っておりませんが、すべてstudioMさんの撮影です。私だとなかなか撮れないプレーインパクトのシーンを中心に。
あ、もちろん無断転載はかたーくお断りいたします。
いつもはシンプルモードで書いてたのですが、wなんとかモードにしたら画像もプレビューできるので結構便利。でもやっぱり有料コースにしても複数画像のアップロードがめんどくさいことに変わりはありませんでした…。じぶんちの関連サービスのプロモーションはいいけど、ブログのユーザビリティをもうちょっと考えてくれい…。
1枚目は直弘。なんか髪型世界バレーのときと変わってますね。
実は私はJTを見るのは明日が初めてなのですが…。なんか堺のジャガー伊藤君と同じような不思議パーマが。特に後ろ髪が…(後ろ髪はこの写真じゃちょっと判りませんけどね)。
お次は加藤陽一王子のレセプション。
彼の地元の大分三好は結構がんばってますから、君もがんばろう。
試合終了後のキャプテンのサイン。
フルセット大逆転のあともこんなんです。
ヒーローインタビューだったD作。
大学のときはまったくノーチェックでした。ごめんね。
なんとなく不調な北島のかわりに、ムードメイカーとしてがんばっています。
武は…めちゃくちゃ不調って訳じゃないんですが、なんか勢いがね……。
会見の徳元と直弘。
サーブレシーブがよくなかった、自分を含めて。とのこと。
内定の冨松選手。ブロックが大変よいですね。センター線が薄くて心配された東レですが、彼のプレーで十分穴が埋まっています。齋藤さんはひざを痛めてベンチアウト。
「終盤には戻ってきますよ」との事。
2セット連取されてから、この人のサーブがいいところで決まりました。助っ人ニコロフ。
かなりぎりぎりのところで途中出場でしたが、なんとなくムードを変えて流れを引き寄せていましたね。
このシーンも、「君が決めたわけじゃないのに、なぜそこまで…」というほど駆け回っていました。でもそういう勢いも大事なのかもしれませんね。レセプションはそこそこ。ブロックも止めてました。
でもブロックといえばこの試合はなんと言ってもこの人、阿部裕太。
な、なんと6本……。
小林さんがブログで言っていた様に、確かにチーム一ブロックがいい選手なのかも。
前に宇佐美にも「ゆうたはブロックいいんだよな…」と言われてましたもんね。
ところでその阿部ちゃん。
エージェントNさんが笑いながら教えてくれたところによると、箕面大会の記者会見で、
「ニコロフとうまくコミュニケーションをとっていますね。抱き合ったり、頭をなでたりとか」
と質問された記者の方がいらっしゃったそうで、それに対する彼の答えが
「はい、外国人選手とうまくやるには、英語が出来ないことを怖がって話しかけないのではなくて、ボディコントロールするようにしています!」
ボディランゲージとか、ボディコンタクトって言いたかったんだよね、きっと…。
まあ阿部ちゃんのチームのためを思ってのその積極性に免じて許してあげてください、その記者の方。
こちら静岡では全勝首位の合成さんと2位東レさんの直接対決、しかも東レさんのホームゲーム。
パナソニックとJTさんのゲームも、JTはじめて見るので楽しみです。
仙台のほうはどうなるかなぁ…。ホームゲーム連敗はまずいと思うので、両ロケッツさんにはがんばってもらいたいですね。いや、どのチームもがんばってほしいんですけども。
特に…杉山明美さんがあんぱんの味がわかるうちに白星をあげてください>赤ロケさん
そんじゃまた!
写真提供:studioM
2007年01月15日
13V1月13日とどろき大会男子編

13日のパナソニックVSNECは、宇佐美がNECからパナソニックに移籍して初の直接対決ということで、これは外せないなーと注目していたカードです。
このカードは、2季前にパナソニックからNECに移籍してきた浅倉勇もいるので、見応えあるだろうなぁ…と予想していましたが、予想通り。
冒頭の写真は、角度的に浅倉が写っていないのですが、浅倉のスパイクを宇佐美がシャットしたシーンです。ローテがそう当たるようになってるのか、この2人がマッチアップしてるシーンが多かったですね。
勇さんは大変気合いを入れてスパイクを打ってました。宇佐美はブロックがかたいんでシャットされたシーンも何度かありましたが、打ち破ったシーンもたくさん。「ふわ!」だか「ほわ!」だか、打つ瞬間に何やら叫んでいたようです。
試合は、1セット目はNECが終始押せ押せムードでとり、2セット目から隆弘が当たり出して、4セット目はソトが高い打点でばかすか打ってきたので、NEC側はブロックの的を絞れなくてそのまま1−3でパナソニックがとりました。
前の週にジャストーミートで打った場面がほとんどなかった今井が、ちょっとためて打ってセンターから切っていけたのもよかったのかも。
宇佐美は「相手がNECだから勝ちたかったとかじゃなくて、とにかくゲームには全部勝ちたいからさ…勝ててよかったよ」。
「でも、NECだから勝ちたい、他には勝ちたくない、とかじゃなくて、『負けられない』っていうのはあったのでは?」
と聞くと、
「まあね(にやり)」。

他のチームの選手も言っていましたが、全日本以外で宇佐美が隆弘と一緒にいるのを見るのはなんか不思議な気分でした。

NECは、旭化成から移籍してきた高橋から脇戸にかえて流れを断ち切ろうとしますがかなわず。

ホームでの痛い一敗を喫したNECですが、収穫は内定の金子。
インカレMVPの実力は、Vリーグでも遺憾なく発揮されたようです。
このゲームではピンチサーバーとして登場し、最後はレフトとして普通にプレーしていました。しずみがちなコートの中を、東海大の時と同じように盛り上げている姿が印象的でしたね。
「広島ではスパイク打ってないんで、今日はやっとデビューした! という感じです。勝って貢献したかったですね」という金子。
守備の良さには定評があるところ。今後に期待ですね。

応援に来ていた青木一平くん。小林コーチとお話し中。

隆弘や宇佐美と談笑していた細川さん。

意外すぎる選手登録で話題を呼んだ楊監督。
でてくんないっかな〜。
14日の金岡大会はまた明日。ぐう。
2007年01月14日
東京大会会場練習ととどろき大会13日 女子編
しかしNECが怒濤の(?)4連敗、ぶっちぎりの最下位とは誰が予想したでしょう。
ホームゲームで応援も多かったんだけどね。

クールビューティ杉ちゃんもクールを通り越して冷え冷えしてたかも?

会見ももちろん大変しょっぱい感じでした。
「力がないわけでもない、コンディションが悪いわけでもない」ということなので、明日からの展開に期待したいところですね。
OGの杉山明美さんが解説で来られていて、「もう…ショックだわ……」。
ジャイアンツ愛ならぬNEC愛が深くて打ちのめされていた模様。
プレスルームのあんパンをかじりながら「あ、でも大丈夫、ちゃんと味が分かる。てことはまだまだ私、元気だわ! ホントに落ち込んでる時って味がわからなくなっちゃうのよね。うんうん、がんばらなくっちゃ!」
と気合いを入れ直していました。

対照的な河本監督のこの笑顔。
「堀口采配が当たりましたね!」
え? と思ったんですが、「NECさんに流れが行きかけたところで堀口を入れて、頑張ってくれたのと、ベテランが奮起してくれたんでね。狙い通りですわ」

「ああいう劣勢の場面で途中からでたのは初めての経験だったので少し緊張もしましたが、先輩達に助けてもらえました」とにこにこする堀口。
河本監督に「明日もでられると思いますか?」と記者質問風に振られて、
「えっと、がんばれば…」と、ういういしい答えでした。

今日の会場の一番人気は彼(彼女?)。
このかぶりもののまま、跳んだりはねたりバック転したり、会場から「おおー!」とどよめきがあがっていました。すごかったですよ。
帰り道は女子高生に大人気でした。

東京大会は会場練習の様子を少し。
JTマーヴェラスは対東レ戦で相手をシミュレートした練習をしていましたが、菅野監督が大山美希ちゃんを中道に替えたところで勝負の分かれ目になったようですね。

こういう表情をふっと見せるところをみると、かおる姫は結構ほんとは負けず嫌いなんじゃないかな? と思ったり。

クイックが合わなくてがびーん、という表情のマホちゃん。髪を切ってちょっとボーイッシュな感じになっていました。
男子編は明日、尼崎編の残りは数日中にアップします…多分。
そんじゃまた。