2011年9月21日訪問


P1020202

職人
関山刀剣研磨処(奈良県奈良市) 
研師 関山 和進(せきやま・かずみち)さん


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━


台風一過にも関わらず晴れたり激しい雨に見舞われながら車で2時間半、

たどり着いた地点は平城京、孝謙天皇陵、秋篠寺といった超メジャーな
観光地のすぐ横。修学旅行は何年前だったかいなあと
懐かしんでいる間に到着


P1020226

爽やかなお兄さん(イメージ通りではあった)&
ハルちゃん(猫)に迎えられ、
挨拶もそこそこに、
早速二人(&一匹)で作業場へ突入。 


作業場にて 

作業場に入るとまず立派な書物たちに驚かされる

P1020138
 
卑しいワタクシはついつい「1冊3、4千円ですか?」と聞いたが、
「桁が一つ違いますよ」との答え
この一列だけで3Dテレビが買えるということか…(これが卑しい)

P1020130

振り返ると、キラリとお刀登場、普通は美術館のガラス越しにしか
見られないですよね〜

ワザこにあり

で、いよいよワザを見せて頂くことに。ずらずらっと砥石が並べられる

P1020148

右から順番に用いていきます
左から2番目と3番目は相当お高いらしい

□■□■□■□■□

ここから約2時間、写真も50枚位撮らせて頂いたが、ほとんど写りが
良くなく残念ながら紹介が出来ません、無念(TДT)
ほんの一部だけごしょうかい。


P1020152

この刀でウン百万円也。
備水(びんすい)という荒い砥石で錆を落とす工程


P1020159

改正名倉(かいせいなぐら)真平に研がれています


P1020181

内曇(うちぐもり)研ぎの仕上げに近い工程、難とのこと。
(素人には全部難だが)

この他多くの工程を経て、

P1020219

2週間の工程を2時間でやったのであくまでもワザのイメージ
とのことですが、それでも研いだ部分とそうでない部分の差は歴然!


□■□■□■□■□

額に汗しながら丁寧に紹介して頂いたサービス精神に感謝感激(⌒∇⌒)

旅行会社の奈良観光日程に組み入れて頂くか…(冗談です)


【感想】
 
お話している時はニコニコしていて爽やかなお兄さんだが
(ゴメンナサイ)、
研ぎ始めると目つきが変わりオーラを発する。

器用ではあったそうだがそれ以上に、「やり遂げる根性、
自己満足に陥らず師匠のワザをしっかり盗み見する努力、
実物を見たり本を読んで勉強するのも大切だと思います。」
修行を経たからこそのコメント。

毎年入選する腕前にも関わらず、日々上手くいかないと悩みながら
腕を磨いているとの事、「悩みがあるから成長するんですかねえ」
とお互い納得(して頂いたと思っています)。


○●○●○●○●○

プロフィール<
関山和進さん

1980年奈良県奈良市生まれ
真津仁彰師より研磨の指導を受け、2005年独立

(財)日本美術刀剣保存協会主催 刀剣研磨・外装技術発表会 
研磨の部において
20年、脇差 備州長船左衛門尉藤原則光(3席)

(財)日本刀文化振興協会主催 第1回新作日本刀・刀職技術展覧会
研磨の部において金賞(第4席)受賞
出品刀 薙刀 平安城藤原刻国 等、
数多くの受賞

お問い合わせ等ありましたら以下コメント欄にお願いします。
ホームページ http://www.ac.auone-net.jp/~togishi/index.html