健康美容ビジネスナビゲーター | 林田 学

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健康美容ビジネスは薬事法や健増法や景表法の規制が複雑で、かつ、規制情報の公開が十分でなく、プレーヤーとしてはとてもやりにくい状況にあります。
そんな中で健康美容ビジネスを適法かつ効果的に進めていくにはどうすればよいのかを薬事法・健増法・景表法とマーティングの融合のスペシャリスト林田 学がナビゲートいたします。


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こんにちは、林田 学です。

私は健康美容ビジネスのプレーヤーの方々に、薬事法・健増法・景表法、いわゆる薬事3法の規制のルールと現場の運用、

さらには、それを踏まえたポジショニング・マーケティング戦略をレクチャーするために

【薬事の虎】というメルマガをほぼ毎日刊行しています。

このサイトでは2017年以降の【薬事の虎】を整理して、皆様が情報収集しやすいようにしています。



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林田学について 大学教授・弁護士を経て現在薬事法ドットコム社主、一般財団法人日本遠隔健康管理学会 理事長(NY)。東大法大学院卒(法学博士)。ハーバード大(医)単位取得。 平成14年度薬事法改正のための委員会委員 1995年から600社以上の薬事法・景表法に関するコンサル経験を持つスペシャリスト。

会員という妙手 ~1702号~(2018/11/30)

今日は会員様からのご質問をみな様と共有したいと
思います。


Q.(あ)ONE TO ONEについて質問です。

        化粧品セットに美容液プレゼントはOKという
        ことですが、アイトリートに美容液プレゼントは
        どうでしょうか?

  (い)非売品をプレゼントするときは、「非売品」と
        商品本体にも書いた方がよいのでしょうか?

  (う)初回3000円、2回目から4000円の3回縛り定期に
    対する総付け景品の額は、
    3000円+4000円+4000円=11000円の2割と
    考えるということでしたが、景品を初回購入に
        付けるのではなく、初回から2回目の段階での
    離脱を防ぐために2回目購入の時点でプレゼントする、
    という設計でもOKですか?


A.1.(あ)について

      公正取引委員会・消費者取引課編「景品・表示相談事例集」
      P428は、「机にランドセルを付ける」も、セット値引きと
   考えてよいとしています。

   このように、ONE TO ONEの類似品は割に広く考えられて
   いますので、化粧品というカテゴリーで括れるもので
   あれば類似品と考えてよいと思います。

   よって、設例はOKです。


 2.(い)について

   法律上非売品の価格の計算方法は特殊なのでそれが
   非売品だということを明確にした方がよいので、
   商品本体にも「非売品」と書いた方がよいです。

   マーケティング戦略としても、「プレゼントでしか
   手に入らない非売品」という見せ方をすると、
   希少性がアピールできるので、そうした方がよいです。


 3.(う)について

   縛りアリ定期の場合は基準額の計算方法からも
   わかるようにグロスで考えますので、
   プレゼントを付ける時期も全体で考えてよく、
   縛り期間のいつでも構いません。

   よって、「2回目購入でプレゼント」でも
   構いません。



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ONE TO ONEという妙手 ~1701号~(2018/11/29)

今週扱っている景表法はなかなか複雑で、
とても分かりにくいのですが、いろいろ例外があって、
深く知ると、色んな妙手を思いつきます。


今日はそんなQ&Aです。


Q.総額11000円の化粧品セット購入に付けられる
  総付け景品は2200円がMAX。

   非売品でも原価1000円で通常の商品を原価率25%で
   販売していれば市場調達価格が4000円程度と
   判断されるためこれではNG、ということですが、
   何か手はないのでしょうか?


A.1.妙手があります。

   ONE TO ONEと呼ばれるルールです。


 2.公取のガイドラインはこう書いています
     (薬事法ルール集12F >>> 

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  次のような場合は、原則として、「正常な商慣習に
  照らして値引と認められる経済上の利益」に当たる。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

      つまり、値引きであって景品ではない。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  取引通念上妥当と認められる基準に従い、ある商品又は
  役務の購入者に対し、同じ対価で、それと同一の商品又は
  役務を付加して提供すること(実質的に同一の商品又は
  役務を付加して提供する場合及び複数回の取引を条件
  として付加して提供する場合を含む(例 「CD三枚
  買ったらもう一枚進呈」、「背広一着買ったらスペアズボン
  無料」、「コーヒー五回飲んだらコーヒー一杯無料券を
  サービス」、「クリーニングスタンプ○○個でワイシャツ
  一枚分をサービス」、「当社便○○マイル搭乗の方に××
  行航空券進呈」)。)。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

      つまり、「化粧水Xを買ってくれたらXをもう1本
      プレゼント」は、そのもう1本が景品だと
     「総付け20%」規制でアウト。

      しかし、この例は景品ではなく値引きと見る。

      これがONE TO ONE.
      
      しかも、これは、同一品をあげる場合だけでなく、
      類似品をあげる場合も含まれる(「背広買ったら
      スペアズボンプレゼント」でもOK)。


 3.本件で買わせたいものは化粧品セット。

   これの類似品を付けるのであれば、ONE TO ONEが
      使えます。

   つまり、それがいくらであろうが景品ではないので
      景品規制に引っかかりません。

      なので、本件は、たとえば、「美容液プレゼント」
      にすれば、この企画はOKになります。




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機能性表示の異変/非売品のプレゼント ~1700号~(2018/11/28)

クリスマスに向けて安売りキャンペーンをお考えの方も
多いと思いますが、

通常価格の偽装は景表法措置命令の定番で最近は
課徴金も付いてくるようになりましたので

=ギミックパターン社事件では通常価格の偽装が
  一因となって8480万円の課徴金が課されました
(課徴金データブック >>>
=注意が必要です。


今日はそんなQ&Aです。

Q.クリスマスコフレと称して化粧品をセットで売りたいと
  考えています。

  (あ)通常価格5000円のところ、12月1日から22日まで
        クリスマスキャンペーンで3000円、40%OFF!と
        表記したいのですが、新規の企画なので
        通常価格での販売実績がありません。

        どうしたらよいのでしょうか?


  (い)LPにはキャンペーン価格のみの売り場があり、
        HPには通常価格のみの売り場があるというような
        設計でもよいのでしょうか?


A.1.(あ)について

    通常価格について過去の販売実績がない場合は
    「将来の通常価格」という手法を用いることが
    考えられます。

    公取のガイドラインはこうなっています
    (薬事法ルール集12D >>> 
    http://www.yakujihou.com/content/pdf/12-D.pdf )。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
将来の販売価格を比較対照価格とする二重価格表示

販売当初の段階における需要喚起等を目的に、将来の時点に
おける販売価格を比較対照価格とする二重価格表示が
行われることがある。このような二重価格表示については、
表示された将来の販売価格が十分な根拠のあるものでないとき
(実際に販売することのない価格であるときや、ごく短期間のみ
当該価格で販売するにすぎないときなど)には、
一般消費者に販売価格が安いとの誤認を与え、不当表示に
該当するおそれがある。将来の価格設定は、将来の不確定な
需給状況等に応じて変動するものであることから、将来の価格
として表示された価格で販売することが確かな場合
(需給状況等が変化しても表示価格で販売することとしている
場合など)以外において、将来の販売価格を用いた二重価格
表示を行うことは、適切でないと考えられる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    NGとなる場合を書いていますのでわかりにくい
    ですが、将来その価格で確実に売る設計になって
    いればOKです。

    この例で言うと、たとえば、
    「12月23日午前0時より、このコフレは5000円での
    販売となります」と告知して、実際そうしていれば、
    将来の通常価格として適法な設計となります。


  2.(い)について

    通常価格の売り場をどこに設けるかは特に
    規制はありません。

    あまり見られていないHPにおいても問題は
    ありません。

    過去の通常価格の偽装を追及する場合は、
    よく「販売実績がないのに」という表現が
    使われますが、こういう販売体制があればよく、
    実際の売上が上がっていなくても基本的には
    問題ありません(誰も買わないような
    取って付けた売り場ではダメです)。




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通常価格の偽装(1) ~1699号~(2018/11/27)

クリスマスに向けて安売りキャンペーンをお考えの方も
多いと思いますが、

通常価格の偽装は景表法措置命令の定番で最近は
課徴金も付いてくるようになりましたので

=ギミックパターン社事件では通常価格の偽装が
  一因となって8480万円の課徴金が課されました
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=注意が必要です。


今日はそんなQ&Aです。

Q.クリスマスコフレと称して化粧品をセットで売りたいと
  考えています。

  (あ)通常価格5000円のところ、12月1日から22日まで
        クリスマスキャンペーンで3000円、40%OFF!と
        表記したいのですが、新規の企画なので
        通常価格での販売実績がありません。

        どうしたらよいのでしょうか?


  (い)LPにはキャンペーン価格のみの売り場があり、
        HPには通常価格のみの売り場があるというような
        設計でもよいのでしょうか?


A.1.(あ)について

    通常価格について過去の販売実績がない場合は
    「将来の通常価格」という手法を用いることが
    考えられます。

    公取のガイドラインはこうなっています
    (薬事法ルール集12D >>> 
    http://www.yakujihou.com/content/pdf/12-D.pdf )。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
将来の販売価格を比較対照価格とする二重価格表示

販売当初の段階における需要喚起等を目的に、将来の時点に
おける販売価格を比較対照価格とする二重価格表示が
行われることがある。このような二重価格表示については、
表示された将来の販売価格が十分な根拠のあるものでないとき
(実際に販売することのない価格であるときや、ごく短期間のみ
当該価格で販売するにすぎないときなど)には、
一般消費者に販売価格が安いとの誤認を与え、不当表示に
該当するおそれがある。将来の価格設定は、将来の不確定な
需給状況等に応じて変動するものであることから、将来の価格
として表示された価格で販売することが確かな場合
(需給状況等が変化しても表示価格で販売することとしている
場合など)以外において、将来の販売価格を用いた二重価格
表示を行うことは、適切でないと考えられる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    NGとなる場合を書いていますのでわかりにくい
    ですが、将来その価格で確実に売る設計になって
    いればOKです。

    この例で言うと、たとえば、
    「12月23日午前0時より、このコフレは5000円での
    販売となります」と告知して、実際そうしていれば、
    将来の通常価格として適法な設計となります。


  2.(い)について

    通常価格の売り場をどこに設けるかは特に
    規制はありません。

    あまり見られていないHPにおいても問題は
    ありません。

    過去の通常価格の偽装を追及する場合は、
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薬事法違反で課徴金/定期コースで指導された事例 ~1698号~(2018/11/26)

怖いという観点から言うと、景表法・特商法に
威力があることはご存知の通りです。


ただ、順法に努めようと思ってもこの二つの法律には
わかりにくいところが多々ありますので、
今週はそういう問題を取り上げていきたいと思います。


今日は定期コースで指導された事例です。


定期コースは総額表示が1年前に導入され
その認識はかなり広まっていると思いますが、
実はそれ以外にも、表示しなければいけないことが
あります。


Q.3回縛りの定期コースを行っています。

   通常価格3000円、初回半額1500円。
   2回目・3回目は2700円。
   金額は税込み。送料無料。
   よって、3回で合計6900円。
   4回目以降は連絡がなければ自動継続。

   LPにこういう表記をしていたのですが、
   これでは足りないと消費者庁取引対策課から
   指導を受けてしまいました。

   なぜでしょうか?


A.1.金額の表記はこれで十分です。

       しかし、定期コースの場合、表記しなければ
       いけないのは金額だけではありません。

  
   2.金額の他に、2回目以降の商品の引渡時期、
       支払時期、4回目以降の解約手続(方法、期日)
       について表記する必要があります。

    例えばこんな感じです。

       *2回目以降商品は1か月ごとにお届けします(変更可能)。
       *お支払方法は初回と同じです(変更可能)。
       *4回目以降の解約は次回発送日の1W前までに
         フリーダイヤルにお電話ください。



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