田園生活ウォーキング

テレビ、書籍、音楽などの感想。 ささやかにやっている私的ブログです。 あくまで自分個人で書いてます。

映画「相棒検ー鹽團ライシス 人質は50万! 特命係 最後の決断」を見てきた

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久々に映画を見てきた。
相棒の最新作。「相棒検ー鹽團ライシス 人質は50万! 特命係 最後の決断」。
面白かった。

前回の相棒の映画版が、少しばかり?酷いと感じたのを覚えているので、今回の新作は、見に行こうか正直迷った…
それでも、長年の相棒ファンの未練?なのか、やっぱり新作は見たいと思ってしまう。
冒頭部分、幼い少女たちが登場するシーンで、
「もしかしてこの映画の脚本家さんは、私の大好きな太田愛さん?」と思う。ほとんど事前情報を持たずに見たので。
そして、本作の真犯人が登場した時点で、
「この人が実は真犯人でした…というストーリーなら一番面白いかな…」
と想像がついてしまった。
日本の映画は、有名どころの俳優さんが端役を演じることがほとんどないので…そういう点でもなんとなく分かってしまうことがある。
それでも、期待以上に楽しめる映画だった。

この映画を見ていて、数年前の残酷なイスラム国による日本人人質事件のことを思い出した。
おそらく、この事件が念頭にあって書かれた脚本ではないかと思う。
「日本という国は、いとも簡単に人質を見捨てる…」
この映画は、この実際の事件の真実の重さを、うまくごまかしている…そんな印象を受けた。
この映画のテーマの主要部分はこの部分にあっても、あからさまにそれを言ってしまったら政権批判のように受け取られてまずいかもしれない…という配慮があるような、そんな気がする。
「国に見捨てられたから恨みをはらす…」というストレートな結末のほうが分かりやすい。
でも、あえて「たとえ見捨てられても、それでも国を愛する」という、ちょっとばかり無理があるかもしれない結末にしている。無理があるといっても、そこはうまく仕上げらている(ごまかされている?)のだけれど。
それでも、私はこの何故ストレートではないストーリーになっているのか、という部分が妙に気になってしかたががない。
実際にあった日本人人質事件は、日本人ジャーナリストが、犠牲になって終わりをつげた。その後、まるで、禁句でもあるかのように、事件の真相を語る人もいなければ、問題にもされない。まるで、もう忘れられた事件のように。
とっても不自然。
日本のジャーナリストたちが、一致団結して「もはや話題にしない」と決めてしまったかのよう。
映画にするとしても、映画のストーリーの影に隠されるように表現されるのか…と私は思ってしまう。
政権によるメデイアコントロール、あるいは製作側の自主規制。
それがこんなところにも影を落としているのだろうか…真実など知りようがない私はそんな想像をめぐらしている。
「日本という国は、昔も今も、いとも簡単に人質を見捨てる…」
これは、これからの日本国民にとっては他人事ではないことになるのかもしれない。

日テレ バカリズム脚本「黒い十人の女」一話二話感想 女のたちの生態が…面白い…

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「黒い十人の女」は映画で見たことがある。かなり昔の映画。私でも昔と表現したくなるくらいだから、若い人なんて知らない人が多いのかもしれない。映画では、当時の豪華女優さんと俳優さんが出演されている。岸恵子さんとか。若くて美人で、今の女優さんにはない独特の雰囲気を持った女優さんたちが、怖い女を演じていた。
みんなで不倫おやじを殺害してしまいましょう…という内容だったと記憶している。
美人ばかり十人の女たちを相手にすることができる男なんているんだろうか…と素朴な疑問を覚えたのを記憶している。
今回のバカリズム脚本では、どうしようもない不倫親父を船越英一郎さんが演じている。今の言葉でいえばゲス野郎というらしい。
一話二話を録画で見て、女たちの心の声が、くすっと笑えるレベルの生生しさだったり、激しい女の喧嘩だったりがいかにもありそうに思えて、かなり楽しんでしまった。
なんだか最近は、「不倫は悪」みたいな変な意味での潔癖さを求める人もいるようで…
私なんぞは、不倫は芸術や小説なんぞの世界では、最高に楽しめるテーマの一つだと思っているので、最近の風潮?にはまったくついていけないでいる。(どうでもいいといえばいいんだけれど…)
不倫っていってしまえば、簡単…でも、「人を好きになる」ということ事態は純粋だから厄介になる。
誰かから奪い取るのが楽しい?という女性もいるようだけれど。
女たちの強烈な生態のなかでは、実際の不倫なんて「不倫は悪」というほどには、たいしたことではないのかもしれない、と常々私は思っている。
バカリズムさんの脚本、細かい笑いが隠されていたり、なんでそれほどに女性の心が分かるの?と突っ込みたくなる場面が多い。くすっと笑わせてもらっている。
ドラマの中の新ドラマの題名が「淡い三人の男」だった…なんだか変なところで妙に受けていた。
女に「黒い」って、なんて似あうんだろう。それに比べれば、男は「淡い」のね…しかも三人…
はまってしまいそうで。
日テレのこの枠は毎度結構面白くて、録画ながらよく見ている。

この夏は、オリンピックがあったせいか、はまったドラマは少なかった。
ペットロスに苦しみながら、主人の親の介護問題でゴタゴタ家族喧嘩が耐えない今年の夏だった。もう最低…というレベル。
それでも最近、気がついたらペットロスも乗り越え、親の介護問題の一段落つき、やっと気分的に若干楽になった。
それで、随分とほったらかしていたブログもちょこちょこと書き始めた。書き出すと…やっぱり自分の思っていることを文章にするのは楽しいことだった。
NHKのドラマもなかなか。「夏目漱石の妻」なんて、夏目漱石を演じる長谷川博己さんがなんとも嫌な男で…夏目漱石って女性から見たらなんて嫌なやつ…と思ったり、私の知らない人物像だったので、驚きとともに興味を持つ。そのうちまた別に感想を書くかも。



映画「怒り」と原作本の違い…テーマが違う…

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映画「怒り」をみてきた。
最近、日本映画が面白くなった。以前は、一年待って、テレビかビデオで見ればいいかな…と思うことが多かった。最近は、テレビドラマがいまいちなせいもあるのか?、日本映画をよく見るようになった。「参勤交代リターンズ」も結構な面白さだったし、「シンゴジラ」もしっかり見た。
「怒り」という作品は、原作を読んだときに、涙が溢れるような感動を覚えたので、楽しみにしていた。
映画では、「信じること」というテーマをかかげて、テーマにそった脚本になっていた。
誰かを信じるということはどういうことか、愛する人をどんな状況でも信じれるものなのか、信じきれなかったときはどうなのか…
などなど、この辺にストーリーの中心を持ってきていた。

もともと吉田修一さんという作家さんは、前作「悪人」にしても今回の「怒り」にしても、この表題そのものがテーマなのか、というと「どうなんだろう…」と思う部分がある。
何故なら、どちらの作品でも、表題そのものについて詳しく描かれているわけではないから。
そして、不思議なことに、毎度私が一番感動する部分もテーマらしきものとはいつもズレたところにある。
今回の「怒り」という作品の原作本も、「怒り」について書かれているわけではないし、映画版のように「信じること」を書きたかったようにも思えなかった。
誰かの「怒り」から派生した影響を受けた人たちが、自分の愛する人が犯人ではないのか、と疑いながらも、弱く惨めな自分から、愛する人を助けようとする強い自我に目覚めていく姿が、感動的に描かれていると私には思えた。まさに私はその部分に深く感動した。
だから、映画と原作本では感動する部分がかなり違う。

映画は映画で素晴らしいと思ったけれど、危惧していたとおり、東京での男性二人の愛情劇が際立ってしまっていたような。刺激的だものね。
何故、原作者は、この部分をあえて男性同士にしたのだろう…原作では素朴にそう思った。男女でもよかったはずで…でも、この部分にあえて男性同士の愛情を登場させたのは、現代社会というものを強調させるためだったのだろう、と理解した。時代が確実に変化しているという意味で。

原作を読んでいて思ったのは、「信じること」や「怒り」という主題らしきものにこだわって読まないほうがいいのかもしれない…ということだった。
「怒り」が生み出した悪意に打ち勝つ人間のそこ力のようなもの、そういうものを原作者は、鮮やかに描き出しているように私には思えたから。
だから、映画と原作のテーマはかなり違っている…と私は思う。

高齢毒母に心底苦しめられた半年間…子供は自分のものという大間違い

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亭主の母は、数年前から要介護状態。最近は足がたたなくなって、自宅での介護が続いていた。
そのせいもあってか、毎週のように「来てくれ!」という姑からの電話が来るようになった。
簡単に、こちらの事情は一切お構いなしに、ひとこと
「今週末(亭主の休みの日)に来てくれ!」という。
母親には口答えしてはいけない、とでも躾けられたのか、我が亭主は、必ず、
「うん…」といってしまう。
それでも初めのころは、まだ仕事で疲れていても、なんとか実家に帰っていた。実家までは高速で往復4時間かかる。(高速代なんていうものは当然のようにくれない。)
ところが、この「来てくれ!」が次第に頻繁になるにつれて、毎度行くというわけにもいかなくなってきた。
普通に仕事をしている人だから、たまの休みはゆっくりしたい…そう思うのは当たり前。私自身もそう思う。でも、夫は、母親には、「うん」という返事しか何故かしない。できない。
このへんからもう親と子の関係がおかしい…と私は思ってしまうのだけれど。
側で見ている私にはそう感じられても本人たちにとっては、それが当たり前のことになっているから厄介極まりない。

姑の要介護状態がどんどん酷くなり、そのうち老老介護状態になっていた舅のほうも調子がおかしくなってきて、姑からの電話はほぼ毎週くるようになってきた。
亭主のほうは、「うん」という返事しかしないから、来るんだと期待している老親たちは、「うん」という返事をしながら全然来ない自分の息子をなんとか来させようとするようになった。そして、
「来てくれ!」と日曜日の「どうしてこないんだ!」という会話が毎週繰り返される日々が、半年ほど続いた。

我が夫が「うん」といいながら行かないで何をしていたかというと、毎週土日は布団にくるまって、電話の着信音から逃げていた。もうひたすら逃げに徹していた。
はじめは、「なんてしっかりしていないんだろう…」とか、「いけないなら「うん」といわなければいいじゃない」、と批判的に見ていた私も、ここまで長い間こんな状態が続くと、さすがにあまりにも変すぎる、と思い始めた。
ときどきは、私の方からも姑に電話して、様子を聞いていたし、亭主のことを弁解気味に話すこともあったけれど、自分の息子が「うん」という返事をしているのに来ないのは嫁が悪い、と単純に思っているのか、私のいうことは一切信じてはいないようだった。
「会社に行ってますから、やっぱり疲れるんです。そのうち行くと思いますから」といってみたり、
いい加減うんざりと思ったときには、
「今、 ちょっと体の調子が悪いから、治ったら行くと思いますよ…」
といってみたり、
亭主が何故逃げてばかりで行かないか、にも腹がたつけれど、毎週の「来い」「なんで来ないんだ」の繰り返しには、さすがに心理面で疲労を覚えてくる。

老老介護で大変だからと、ホームヘルーパーさんに、夜ももっとなんとか行ってもならえないか、と相談してみたりもしたけれど、結局、舅が「これ以上他人に家に入ってほしくない」
と頑固にいいはるせいで、結局どうにもならないのだといわれる。ホームヘルパーさんたちも随分と困っていた。
「(姑の介護のせいで)夜、お父さんが大変だから、来てくれ!」と以前姑から言われている。
ヘルパーさんは夜は家には入れたくない、でも大変だから息子である我が夫にきてくれ…
ということは、もう自分の息子の生活なんかどうでもいいから、とにかく息子にすがりつきたい…ということを意味しているようにも思う。
小姑さんが近くで頻繁に面倒を見てくれていたけれど、こちらも精神面で相当追い詰められていたようで、ある日、どうしたものかと相談しようと電話してみると、普通はそこまで言わないでしょう…そこまで言ったら人間関係終わりだよね…と思うほどの酷い罵詈雑言を私に対して言いってくる。
人間関係がいたるところで崩壊していく。小姑さんがいうには、すべては私が悪くて、私さえいなければ、家族はうまくいっていたらしい。
そうではないだろう…と思った私は、ヘルパーさんに電話して、喧嘩やら、我が亭主が電話から逃げまくっていることや、私自身が精神的にまいっていうことなどすべてを告げて、
「なんとか家族を、すべての人が楽になる方法を考えてほしい」とお願いした。
しばらくして、姑は短期お泊りが多くなり、やがて完全に介護施設に入所することが決まった。
地獄のような半年だった。

もともと姑は元気なころでも、我が夫にささいなことで「来てくれ!」といって家に呼び寄せることはよくあったことだった。それでも私は自分がインフルエンザにかかって熱で寝込んでいるときまではそれほど気にしなかった。さすがに高熱が出て寝込んでいるときは、家にいてほしい。
それで、意を決して姑に言ったのだった。
「私が高熱で寝込んでいるときぐらいは、主人に家にいてほしいのですが…」
姑の答えがすごかった。
「自分の息子を自分の好きなときに好きなように使って何が悪いかー!!!」と電話口で叫んでいた。
こういうことがあったから、もともと私は、亭主と姑の関係にいびつなものを感じていた。親離れ子離れできていないのではないか、とか、毒母というものか?とか。
小姑さんを怒らせた最後の言葉は、私は姑に言った「子離れ親離れしてください」という一言だったようだ。
もうこれを言ったときには、私自身、電話の着信音がこわくなって、着信拒否を設定してみたり、相当精神的に追い詰めらた状態だった。
これほど、老親の周りで、子供たちが喧嘩しまくり、ヘルパーさんたちに迷惑をかけまくり、いたるところが、修羅場になっていたことは、老親たちは、おそらく知らない。自分たちが辛い苦しいことだけで精一杯だったのだから。

親の言うとおりにしないとそれは親不幸…というのは全く違う。
親の言うことに「うん」しかいえず逃げまくっていた、我が亭主も、心のうちで十分に苦しんでいたのだと思う。
「うん」しかいえない自分にも。
何故布団に包まって逃げていたのかといえば、一度、「うん」と約束をして実家に行かないことがあったあと、「また来ないの!」とか「何で来ないの!」と非難されるのが嫌になったから。多分。そして、何回かそれがつづいたら、ますます実家に帰りづらくなる。そういうことの繰り返しだったのだろうと思う。
簡単に「先週は、行けなくてなくてごめんね…」といって帰れるような親子関係ではないのだろう、…と想像する。真実は聞けないので。

それにしても、すさまじい半年間だった。まさに地獄だった。
老齢毒母、老齢毒親というものは、まだまだかなり多く存在している、と私は思う。
高齢者に対しての、子どもに言っていいこと悪いこと、していいこと悪いこと、のような勉強会のようなものがあってもいいのかもしれないと思う。
子は自分のものだから何をしてもいい、と信じている、当然のように思っている人はまだまだ多いと思う。

こういう老親を見ていると、私は短命でいい、さっさと死んでそれでいい、と思えてくる。
老いることも、死へ向かっていく道筋も一筋縄ではない。
これは人間の業なのか性なのか…老いるということ、死んでいくということは、想像もできないほど過酷なのかもしれない。




猫さんが死んで、ペットロスに苦しむ …人間が老いるということ

f6529bbde81fe427ce81.JPGここ数年で愛猫2匹に死なれた。
2年前マルちゃんに死なれたときは、何とか立ち直った。
でも、16年一緒だったアイコさんが死んだら…私の心も死んでしまいそうなほど苦しい。
たかが猫、されど猫…
考えてみればここ3、4年は、二匹のネコさんの病気のために気が張っていた。人間の介護ほどではないにしても、老猫のお世話はかなり大変だった。
死なれて、自分は見取りからは自由になったのだ…と思っても心が晴れない。

16年私の側で生きていてくれた猫さんの存在はあまりにも大きい。
最後の半年は、目が離せないような状態だった。死なれたくなかった私は、精一杯のお世話をした。
私の子供代わりのような存在だった猫さんには、最後は楽に逝かせてやりたい、と思っていたのに、最後の最後には、なかなかそういう気持ちになれなかった。少しでも生きてほしい、と。
アイコさんを見ていて、人間も猫も同じかもしれないと思っている私がいた。

猫は生きれる限り、死を考えないという。いつまでも生を求めると。
人間も、70代になろうが80代になろうが、もうすぐ自分は死ぬとは決して思っていない。はっきりと死を宣告されるまでは、まだまだ生きれると思っている。
90代の人だって、そう思っている人は現代では多いのではないかと思う。
老人はさっさと死んでほしい?
そういうわけにはいかないのが現代の老人の現実。医療が発達して老人でも、重い病気をして直ってしまう人も多い。
だから、今の社会の老人の意識はかなり昔とは変化していると考えたほうがいい。
今の老人は、昔の老人とは確かに違う。新老人ともいうべきか。
老いたら当然のように死ぬとは決して思っていない…と私は思う。
これはいいことなのか、どうなのか。
社会が元気な老人だらけで、若い人に自分のポジションをいつまでも開け渡すことがなかったら、それはまた問題はあるのかもしれない。老人の知恵知識を生かしながらも、若者を育てるのは、現代社会ではうまくいっているのかどうなのか。
死ななくなった老人が元気な間はまだいいけれど、介護状態になると、あっというまに家族にとっては大変な存在になってしまう。今の介護制度では、介護される側も不満なら、介護する側も負担が重くなる。
老人を介護する中年世代の生活がボロボロになることも多い。
なかなか死ななくなった老人と、老人を支えなければならない世代と、悩みは尽きることがない。
時々、老人が元気で長生きすることは、本当にいいことなのかわからなくなっている私がいる。
そういう類の本を読むこともある。
今読んでいる「インフェルノ」という本も、世界の人口を減らす危険な思想を描いている。医療を扱った小説でも、そういうものがある。NHKでも「破裂」というドラマをやっていた。
死は…いつかはくる、でもその瞬間までは、人間はもっともっと自分は生きていられると思っているものらしい。そして、寿命は現実に長くなった。老人が増えて当然。

猫さんも、もっと生きたかったのだろうか…結局私の中には、後悔が残っている。まだ、これでよかった…とは到底思えない。
動物の医者選びも正しかったのか…そういうこともやっぱり考えてしまう。
長く医者に通っていると、特にネコさんの最後の瞬間は誠実に厳粛にあってほしかった。その日のために通っていたようなものだから。
猫さんの最後の日、瀕死の状態の猫さんをつれて、動物のお医者さんに、予約時間に行ったら…
まず駐車場が車でいっぱいで入れない。犬を預けに来た人が2名いて、どちらも車できていて、ついでに近くで犬に散歩をさせていたらしい。
悪気はないのだろうけれど、ささやかに私は犬が嫌いになった。飼い主のマナーが悪いとはいっても、それを許している動物病院の側にも問題はある。
折り悪く、他のネコさんの急患もいた。
私のネコさんもすでに虫の息。もう死がすぐそこまで迫っている気がして、珍しく私の気がいらだった。死にそうなネコさんのことを考えると、私の心にはまったく余裕がなかった。
何故、最後の日に、これほどいろいろとある?
予約時間なんて急患のせいで時間どおりではなかったし。
待っている間、急患で死にそうだ…という猫さんがやっぱり可愛そう、とは思いながらも、私の心にはもうイライラにしかなかった。急患の猫さんの飼い主の「ああ、よかった…大丈夫そうだね…」という言葉に、私の心はささやかにいらだった。本当に急患なの?と。
結局、こんな時に、すったもんだあったあげく、私のネコさんはもう手のつくしようがなく死に向かっているということで、なんの処置もすることなく家に帰ってきたのだった。
数年同じ動物病院に通い続けて、最後の最後に、こっぴどく裏切られた気がする。
ネコさんを医者に連れて行く前から、もう容態が限りなく変だったから、私自身も、死ということを考えてはいたのだけれど。でもどうしても心のどこかで「もしかしたら…」という切ない願いを捨て切れなかった。
ネコさんは、その日一日苦しんで、夕暮れ時に、息を引き取った。
もし、ネコさんが人間で同じような待遇うけたら、家族の怒りはすさまじいものがあるのだろうな…と思う。
救急車がたらい回しにされたり、医療を受けるまでに不自然なほど時間がかかったり…なんとなくそういう事例を思い浮かべていた。

まだペットロスから抜け切れない。
何をしていいのだか途方にくれている私がいる…


中国ドラマ『琅琊榜(ろうや ぼう)―麒麟の才子、風雲起こす―』感想  中国ドラマの中では別格の優れもの!

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中国ドラマといえば、何処か日本の少女漫画のような印象を受けるものが多いなかで、「宮廷の諍い女」は別格の優れもの、と思ってきたけれど、『琅や榜(ろうや ぼう)―麒麟の才子、風雲起こす―』が、これまた素晴らしいドラマだった。
中国の南北朝時代の架空の国を舞台に、王位争いをめぐる陰謀や策略が繰り広げられる。謎や伏線がいたるところにはりめぐらされているので、夢中になってしまった。これほど夢中になってみたドラマは最近では珍しい。
登場人物も魅力的。見た目がいい、というわけではなくて、演技力がしっかりしているので、見るものをあきさせない。久々に私のなかでのヒット作だった。
このドラマには、策士が主要人物として登場する。
どうしてもNHKの「真田丸」のなかでの策というものと比較している私がいた。
中国という広大な国土で繰りひろげられる策とは規模も中身もくらべようがない。日本がみみっちく感じてしまう。
中国という国は、現在は日本といろいろな問題があるけれど、文化や芸術、歴史などの分野では大いに学ぶべき部分が多い、と私は思っている。もともと日本人は、はるか昔から中国の文化を真似することに必死だったのも事実。
中国という国の広大さは、私の想像をはるかに超えて、よくわからない部分も多い。
日本には王様という存在がいないから、王のいる世界というものもどこか魅力的。
日本人が日本国内で講じる策と、中国人が中国の国土で講じる策は…これまた全然中身やスケールが違いそうで。
「真田丸」は面白く見ているけど、どこか策というものを「優れたもの」として扱っているように見える。でも、この中国ドラマで私が感心したのは、ドラマのなかに、
「…策というものは、人を騙し欺くもの、醜いもの、けっして表舞台で褒められるべきものではない…」
というような意味の台詞があったことだった。
策はどこか薄汚いもの…という前提でこのドラマが作られているところは、「真田丸」の脚本家さんよりもはるかに優れている。
このドラマの策は、どこからどこまでが策なのかが分からないほど。
人の心を読み、人の感情を支配し動かし利用して、自分の望む復讐を成功に導く。何十年もかけて念入りに練られた心理面での戦が繰り広げれている。
よく分からない怪しげな病気や医術が出てくるのは、いつものことで…でもはるか昔の出来事…だと思うと、なんとなく納得してしまうから変なもの。

日本のドラマは、基本似たようなものが多い。
ちょっと変えてみただけで、出演俳優さんも似たりよったりだったり、ハンサムという設定でも全然そうは見えなかったり、演技力に?があったり…日本テレビドラマの限界を感じるときは、海外作品にはまっている。
心底夢中になるほど面白い作品というものには、なかなか出会えない。
日本ドラマはどこか応援している感じが強いときもある。
なんとか面白さを取り戻してほしいと。
今期は、この中国ドラマを見始めたら、もう他はどうでもいいような気分になった。それほど夢中になった。
面白かった。
男性でも女性でも夢中になれると思う。
ストーリーも登場人物もすばらしく魅力的で、芸術性も高い。
おすすめ。

フジ松本清張「かげろう絵図」感想 原作を随分と簡潔にまとめていた…

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原作「かげろう絵図」は文庫本上下巻でかなり長編。
ドラマはドラマで面白くみた。
米倉涼子さん演じる女性が最後に生きて再登場したときは、なんだかほっとした。
原作では、無残な死に方をしているので。
原作は、どちらかというと権力を握っている悪人たちのしぶとい強さが描かれている。
主人公的な人物は新次郎(山本耕史さん)ぐらい。
大奥を描いていても、「大奥もの」とは随分と違っている。
どちらかというと、権力者の執拗な程の強さ、したたかさが描かれていて、そういう人間が滅びても、また似たような権力者が再び現れ、やはりまた滅びていく…という虚しさが強調されている。
松本清張さんが描きたかったものは、「大奥もの」ではなかったとしても、私的には、ドラマのような、ほのぼのとした終わり方のほうが安心できる。
松本清張さんの原作には、そういうものをほとんど感じなかった。
原作は原作で面白く読んだけれど、松本清張さんという作家さんは、女性に対して基本厳しい人なので、登場する女性たちについても、情け容赦ないところがある。
私は、読んでいて、ときどき、松本清張さんは女性に恨みでもあるんだろうか、と思っている。
ところで、この小説では、将軍の葬式の様子が詳しく描写されている。こういうことについて初めて読んだ私は、大いに興味を持った。
日本のドラマや時代劇で、将軍の葬式なんてみたことがない。こういうところは、さすが松本清張さん。詳しい。

先日、「素敵な選TAXI」のスペシャル版が放送されていた。
録画しておいて後で見たので、今頃感想を書いておく。
このドラマは大好き。面白かった。
かなり遊び心一杯のドラマ。一応SFものらしい。
でも、毎度内容がしっかりしているので、ちょっと?を感じてもそれほど違和感なくこのドラマの世界に入りこんでしまえる。伏線もうまいし、結末も満足感のある内容で、毎回、かなり楽しんでいる。もっと見たい感じする。
主演の竹野内豊さんは大好き。

金八先生と呼ばれている先生が登場していたけれど、私は金八先生シリーズは全く見ていない。私は全然はまらなかった。
思春期のころ、暴言の多い母に、写真に写った私の顔が金八先生を演じている俳優さんにそっくりだ…といわれてから、私はこの俳優さんが嫌いになった。髪形が似ていただけなのだけれど。デリケートな乙女心は深く傷ついていた。
説教くさく感じて嫌だったのだけれど、今現在の武田鉄矢さんは、年を重ねてかなり好感がもてるから不思議。

BSジャパン「男と女のミステリー時代劇」一話「あだ討ち」感想

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多岐川恭さんという作家さんは初めて。
「男と女のミステリー時代劇」が始まるというので読んでみたいと思ったのだけれど、本屋さんには売っていなかった。残念。
一話「あだ討ち」をみた。
この作家さんのいいたいことが明確に理解できたようなきがする。
「あだ討ち」という復讐をしても、悲しみは消えない、復讐しても空しいだけで、前向きに生きていくことは決してできない…ということなんだろうと思う。
原作を読んでみたいのだけれど、図書館にでもいかなければ無利なんだろうか。
悪事に変わりはないのだけれど、美人局を仇を見つける手段にするというのは、私にとっては、新鮮だった。

永井大さんがいい感じの大人の男になっていて、時代劇もなかなかはまっている。
ところで、現代では刺青は非常に特殊な人たちの世界にものだけれど、江戸時代はどういう人たちが入れていたのだろう。よくは知らない私がいる。ドラマでは悪い人たちだけ…という風でもなかったように思えたから。

新しい時代劇というのは、最近は少なくなっているから楽しみに観ている。ついでにこの作家さんの本を読んでみるつもり。
「山本周五郎人情時代劇」も楽しんでみたけれど、今度の新しいシリーズも期待している。





テレ朝「スミカスミレ 45歳若返った女」感想 今期のドラマ…はまったものは…

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毎度、録画なのだけれど結構よく見ているこの時間帯のこの枠。
「スミカスミレ 45歳若返った女」って、おばんさん世代の私の目には、軽い笑いのツボにはまることが多い。
多分、若い世代の人にとっては、若い主人公(桐谷美玲さん)の愛らしさや美形男子あたりがツボなんだろうな…と思いながら、私的には、主人公が変身?する場面に毎度クスっと笑わせてもらっている。
人のことは言えないのだけれど…松坂慶子さんは美形だけれど、ちょっと太め。若いときの美貌が信じられない?くらいふくよか。
50代、60代はホルモンの関係で、太りやすくなる女性が多い。私自身もその一人。
若い体から、65歳のお年に変化するシーンなんて、リアルに考えれば、絶対に服が破けているはず。体の肉付きが若いころとは信じられないほど太めになっている我が体が、「服が破けないなんてありえない…」と密かに呟いている。
桐谷さんを腕に抱きかかえて、そのまま姿が変身して松坂慶子さんになる場面なんて、若いお兄さんが必死に「体重は前とかわらない…」ふりをしている。
重いのを必死こいて我慢しているような姿がやっぱり笑えてしまって。
これはお姫さま抱っこというもの?
もうこういう言い方は今はしないのかな?

年を重ねて、ふっくら豊かな体になってしまうのは仕方がない部分もある。松坂慶子さんなんて、ちょっと太めといっても、品があるから決して見苦しくはない。可愛らしさも感じてしまう。
今の時代の若い人は、松坂慶子さんの若いころの美貌なんて知らないから、このドラマを見ても、ただのちょっと太めのおばさんに見えているのかな、と思ったり。

でも、わが身を考えれば…笑えないことが多い。
品もないし。亭主とたいして体重が変わらないかもしれないし。
喧嘩したときに、体重攻撃というのをしたことがある。
単に、亭主の体に覆いかぶさって、私の体重が無駄なく亭主の体の負担になるようにするレスリングのようなもの。毎度、私は結構な成果?をあげている。体重が活用できることもあるんだ…とちょっと嬉しくなる?

美貌も確かに年とともに変化する。
私にはもともと美貌はなかったけれど、年とともに衰えていくのはやっぱりつらい。いつまでたっても若々しくていい女なんていうのは、現実にはかなり無理がある。そういう人が出てくると、絶対、特殊な医者に行っているね…と思っている。

最近、夜の時間帯の番組が結構面白かったリする。「民王」とか。
フジの「お義父さんと呼ばせて」もかなり見ていたけれど、思いっきり笑いに徹底すればいいのに、どこか遠慮があったようなきがして少しばかり残念だった。
月9はそこそこよかった。真剣に見なければいけないところが今までとは違ったような。

NHKの「ちかかえもん」は絶妙な面白さだった。ああいうものはなかなかない。見るものがないときはとりあえずNHK。「真田丸」に「あさが来た」に相変わらず面白い。

テレ朝の「相棒14」はもう絶対見たいドラマではなくなって、木曜日のドラマの方が面白みがあった。「スペシャリスト」に「科捜研の女」に。

TBSで唯一見ていた「わたしを離さないで」では、原作よりも残酷に描かれて、そのまま救いのない人間の世界を描ききっていた。徹底していた。残酷だけれど、ドラマとしては、まとまりがあった。

真剣なものもあれば、徹底して笑えるものもあってほしい、だから自分でその辺を選んで見ていたのかもしれない。

NHK「精霊の守り人」一話感想 上橋菜穂子さんのファンタジーは素晴らしい

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上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズはすべて読んでいる。
大好きだったので、夢中になって読んだことを思い出す。数年前のことなので、内容は大雑把にしか覚えていない。夢中になると流し読みに近くなっていることも多いので。
今の住所に引っ越すときに、本があまりにも多くて困って、かなり処分している。ドラマ化されると知って、もう一度読んでみようと思ったら、かつて読んだ本は残っていなかった。残念なことに処分してしまっていたよう。
文庫本だったから、処分の中に入ってしまったようだ。かなり残念な気分。

「守り人」シリーズのようなファンタジーを書ける作家さんは、日本ではほとんどいない。上橋菜穂子さんくらい。
どこの国かわからないで、でもどこかにありそうな想像の世界が舞台になっている。
映像を見て、バルサを演じる綾瀬はるかさんは、適役だと思った。
日本で撮影しているのだろうけれど、日本らしさが画面に出ないような工夫がされている。
たった一点不満があるとすれば…王宮がなんか狭まそう。もっと広大な空間を造って、部屋の広さを感じさせてほしかった。
西洋のファンタジーや、中国の歴史ファンタジーものなどを見ていても、国土や宮殿の広さを感じることが多い。もともと広大な国土に住んでいる人たちが作る世界だからなのか。
日本人の生活感覚にあった狭さだったところが、私的にはちょっと残念な部分だった。

バルサの激しいアクションシーンは、圧巻だった。
なんとなく「守り人」シリーズをもう一度読んでみたくなってしまいそうで…読みはじめたら夢中になってまた全部読みたくなるだろうから、危ない危ない。
ファンタジーという夢のような世界に浸る喜びは、癖になりそうで。
もともと西洋のファンタジーは、子供向けに書かれたのではなくて、大人向けだったという。例外は、「ハリー・ポッター」。この作品は、西洋のファンタジー界での革命的な作品だったとか。
「指輪物語」とかもう一度読んでみたい作品もあるけれど、文庫本では最近では売っているのを見たことがない。若い人は、映画すら知らない人もいるくらい。私からすれば、うそー!といいたいようなそんな感じ。

綾瀬はるかさんという女優さんは魅力的。
どんな役でも演じてしまうところがすごい。
日本にも、ファンタジーを読んで楽しんだり、ドラマや映画を作ったりという文化が根付けばいいのに、と思っているけれど、この手の分野は今まではアニメでやっていたのだろうか。
「精霊の守り人」、これからが楽しみ。

松本清張ドラマ「地方紙を買う女」感想 原作もいいけれどドラマもなかなか

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松本清張ドラマは原作を読むのが楽しみの一つ。
ここ数週間、松本清張文学の世界に浸っていた。
「地方紙を買う女」の原作が掲載されている文庫本「張込み」に「黒い樹海」に面白く読んだ。
今は、「かげろう絵図」を読んでいるところ。
原作の時代背景が、もう現代とは違うことが多いので、その部分は過去の時代を思い出しながら想像しながら読まなければならない。それでも、私にも分からないことは多い。
松本清張さんは非常なロマンチストなんだろうと思う。作品には、必ず魅力的な女性たちが登場する。
地方新聞にしか載らない事件なんてあるのか私は知らない。
今ならネットでも調べられたりして、と思いながらも、この短編小説では、地方新聞の購読の申し込みがないと始まらない。そこに面白みがある。
原作より、主人公の女性の私生活が不幸になっていたり、原作とはいろいろと違っている部分もあったけれど、原作の面白みはドラマでも十分生かされていた。
青酸カリの入手方法なんて原作では、全く触れられていない。この時代は、それほど毒物の扱いが厳しくはなかったのかもしれない。確か、管理が非常に厳しくなった時期があったような。
なんとなく原作からは、この事件の舞台は、山梨県か信州のどこかだろうと思っていたけれど、ドラマでは北陸方面になっていたので、ちょっと驚いた。
「張込み」は面白い作品が多いのでおすすめ。
でも、そろそろ時代背景と現代社会があまりに違いすぎる…と思うことが多くなった。小説としては過去の時代のものとして読まないと無理がありすぎる。面白いことは面白いのだけれど。
「黒い樹海」なんてそういう点では、もっと大変かもしれない。
妹が姉の死をめぐる謎を探るうちに、殺人事件に巻きこまれて、その犯人を見つける…という大雑把にいってしまうと基本はそんな感じ。明日、ドラマとして放送されるらしいから、詳しいことは書かないでおく。
過去のものになったとしても、松本清張文学は大好き。

池波正太郎「闇の狩人」ドラマを見る感想 本格派の時代劇は見ごたえがある

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池波正太郎さんの作品には、江戸時代を舞台にして、お江戸の町で暮らす闇の世界で生きる盗賊を描いた作品が多い。原作はまだ未読。
ドラマ化されたのを知っていたけれど、ずっと見逃していて、今日やっと見ることができた。
面白かった…
池波正太郎さんの作品のドラマ版は、最近ではNHKでやっていた「雲霧仁左衛門」を思い出す。中井貴一さんが魅力的だった。こちらも盗賊もの。
「闇の狩人」は、いかにも池波正太郎さんらしい。
悪いやつらが、主人公。闇の世界に住む人間たちにも、人間らしい思いは当然あって、今回の作品はその辺が見所かもしれない。
親心のような温かい感情を持った盗賊が、ある日出会った記憶をなくした若い男を自分の息子のように思う。
殺伐とした世界を描きながらも、人間味があって、ひきつけられて見入ってしまった。
最近、本格的な大人向けの時代劇が少なくなった、だから時々CSやBSで楽しんでしんでいる。
江戸時代って、時代劇ってやっぱり面白い。

池波正太郎さんと藤沢周平さんとでは、文学的な方向性がかなり違う。
池波正太郎さんのほうが遊び心が強くて、娯楽色が強い。
藤沢周平さんは真面目…文学的。と勝手に思っている。どちらの作家さんも好き。
NHKで今放送している「ちかえもん」も変わった時代劇だけれど、なかなかの優れもの。
最終回次第かもしれないけれど、楽しみにしている。

NHK「真田丸」7話感想 策と嘘の違いって…嘘が見事で…

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「真田丸」相変わらず面白くて、好調なようですが…
はるか昔(いまもか?)私は、日本や中国の軍記物を読んでいて、よくわからないと思うことがあったことを、ふと思い出した。
子供のころから当たり前のように「嘘をついてはいけない」、「嘘をつくのは悪いこと」と思って生きてきた。でも、人間の過去や時代劇や歴史ものは、これまた当然のように、勝つために生きるために「嘘」をつく。
「策」とかいってしまうと、嘘とは別もののように感じるけれど、敵を騙すことで基本は嘘と変わらない。
策といいいながら、嘘だらけなのだ。
この当たり前のことが、若いころには、疑問に思えた。思春期のうら若いころのこと。
この大河ドラマ「真田丸」は、なんとも見事な嘘だらけで…
こういうものを大人は面白いと思って見ていても、純粋な子供の目にはどう映るのだろう。
大人にとって面白いものも、子供に説明するのは難しいことがある。
戦国時代は、敵を欺き騙すのが当たり前…正々堂々とかはないのかといえば、基本ない…
策とかいってしまえば煙にまけるのだけれど、それもまた子供を騙すことになる。
私は一時期、このことに悩んだ。
戦国時代の現実と、子供の私が住んでいた嘘をついてはいけない世界が、あまりにもかけ離れていたせい。
「真田丸」は、戦国時代の「策」が見事に描かれている。
真田って、信用できるかといったら、やっぱり何を考えているか信用できない。嘘の裏にまた嘘が隠れていそうで。ここまで策やら嘘に巧みでないとこの時代は生き残れなかったのか、と思う。
基本、人を信じていい、ということはない。いつ裏切られるかわからない。だから人質がいる。
戦国時代の人にとって、信じられることって、なんだったのだろう。
身内?身内だって裏切ることはある。
疑心暗鬼におちいりそう。
こんな誰も彼も信じられない時代は、そうとうタフな人物でないと生き残れない気がしてくる。
私が戦国時代で生きろといわれたら、多分無理。
さっさと騙されて殺されていそうなきがする。

真田昌幸を演じている草刈正雄さんが見事で。
毎回面白くて楽しみにしている。
はやく春になってほしいもの。真田の里に行ってみたい…

「あさが来た」も面白い。
海外ドラマ「24」に「ダウントン。アビー」に相変わらず楽しめる。

テレビ東京「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室」感想 気軽に見れて面白い

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テレビ東京の金曜8時のドラマは、気軽に見るにはとってもいい。それほど深刻でもなく、楽しめるものが多い。このドラマもそんな感じ。結構好き。
今期は、TBSのドラマが元気がないのと、若者向けはちょっとね…と思うものも多くて、なんとなくNHKに面白いものが多い。
NHK以外で心引かれるものは、フジの「お義父さんと呼ばせて」とテレビ東京のこのドラマぐらい。それと「東京センチメンタル」とか。
NHKのドラマは、結構いいものが多い。
「ちかえもん」なんて最高に面白い。「逃げる女」もかなり魅力的。
というわけで、BSやCSの時代劇をみたり再放送をみたり、今期はなんだかちょっといつもと違う。
「相棒」は…なんとなくどうしても見たいという気がしなくなってしまった。あきらかに脚本が劣化している。
TBSの「わたしを離さないで」は一応見ているけれど、どういう結末になるのかが気になっているだけかもしれない。
というわけで、時代劇とか再放送とか、なんとなく自分の趣味に走っていることが多い。
大人が楽しんで見るのには、今期はハズレが多いかもしれない。

「ちかえもん」のように思いっきり面白いものが見たい。
WOWOWとかの専門番組を契約すればいいのかな…最近はそんことも考えるようになった。
ニュース番組は、東京MXが最高。朝はMXに限る。土曜の5時も。
自分にあった面白いものは真剣に探さなければいけないのかもしれない。

藤沢周平新ドラマ「果し合い」感想 仲代達矢さんの存在感がすごい!

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藤沢周平さんは大好きな作家さん。
最近、藤沢周平作品の新ドラマシリーズが放送されているので、楽しみにしている。
録画のことも多いのだけれど。
先日はBSフジで「三屋清左衛門残日録」を放送していた。
なかなかよかったけれど、やっぱり全部をドラマにしないと中途半端に感じてしまう。NHKのドラマ版があるから、あの優れたドラマを知っているとちょっと物足りない。
このNHK版で主役を演じていた仲代達矢さんが今回の新ドラマ「果し合い」でも主役を演じている。
NHKで「清左衛門残日録」に出演されていたのは、随分と昔のことになるらしい。老人役だった。
今回の新ドラマでは、年を重ねて、本当に老人になっていて、見事な老人役を演じている。
「果し合い」は、原作は、ささやかな短編。
かつて読んだ記憶はあるけれど、ドラマを見てその内容の濃さに驚いた。
こんな内容だったのだろうか…と思って読み返してみた。
確かに、原作のストーリーにほぼ忠実。それなのに、ドラマ版の内容は、相当深くて濃い。一人の老人の人生を見事に描きだしている。印象がちょっと別物。
老境の心理って、どういうものなんだろう…
過去の記憶のなかには、苦い思い出も、いい思い出もあるわけで、なかには、後悔の念に包まれながらも、どうしようもなく過ぎ去ってしまたこともある。それでも、苦い思い出は決して忘れられずに心に残っているものらしい。
仲代達矢さんが老いた武士の心境を見事に演じていた。

このドラマは、昔の風習という面で随分と残酷なことも原作どおりにドラマ化していた。これは普通のテレビドラマでは多分できないことなんだろう。
生まれたばかりの子供が闇に葬られてしまう、なんていう部分などは。でも、田舎では、ちょっと?昔までこういうことはあった…ということを私は知っている。避妊できない時代は、結構残酷なことも隠された日常の一部だったようで。
仲代達矢さんの役柄、不遇な人生を送ってきた老人の最後の花道のようでもあり、この人は死に場所、死に時を探していたのかもしれない、と思えた。
しみじみとして、切なさと悲しみを噛み締めながら、人生というものは、確かにこういう一面がある、と思う。
こういう人生を描き出す藤沢周平さんはすごい。そして、それをみごとに演じてしまう俳優さんもすごい。
仲代達矢さんの乾いた笑い声が、どこか寂しそうで、こういう笑い方をする人だったのだろうか、とふと思った。あの笑い声が、心の底に残って、やりきれなさをいつまでもひきずっている。
一見の価値あり。
すぐれたドラマだった。こういう時代劇なら、いつまでも作り続けてほしいと思ってしまう。

BSジャパン「山本周五郎人情時代劇」感想「しじみ河岸」松尾敏伸さんが相変わらずのイケメンで…

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「しじみ河岸」は、サスペンス仕立てで、お侍さん(松尾敏伸さん)が主役を演じていた。
今回は、人情よりも、事件を解決しようとする武士の方に重点が置かれていた。
こういうほうが見るほうはわかりやすい。
サスペンスものが一般に受ける理由もそんなところにありそうな。
人情…って、作家さんによっては、随分と価値観や主観が違う。
最近の「山本周五郎人情時代劇」は、はじのころの作品よりもずっとわかりやすい。
シンプル。
多分、深い真意のようなものはそれほどないのではないかと思う。
たかが一時間でも十分楽しめてしまうから、優れもの。

それにしても、相変わらず松尾敏伸さんがイケメンで。
おばさん心にもかなり嬉しい。
正当派のイケメンが演技力も兼ね備えると無敵かもしれない。

風邪をひいたので、今頃感想を書いている。

山の動物たち…リス 野生のリスは警戒心が強い…

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野生のリスさんは、警戒心が強い。
野鳥の観察のための餌場に、いつのころからかリスがやってくるようになった。
朝の早い時間帯。
警戒心が強いので、私の存在を少しでも感じた瞬間に逃げてしまう。
それで、写真をとったら、こんなに小さく暗く写っている。
野鳥の餌は、ひまわりの種。
鳥さんもリスも、餌をもらいに来る…のではなくて、餌を盗みにくる…そんな感じが強い。
見ているとか可愛い。
山の良さはこういうところにある。
八ヶ岳の冬山の環境はかなり厳しい。
でも、冬のこういう時期でないと、鳥もリスも見ることが難しい。
木陰や隠れるところの多い春から秋の時期は、ほとんど見れない。
もともと山に餌が多くある時期には、我が家の餌場には近寄ってくれない。
動物園のリスしか知らない人は驚くかもしれない。
でも、これが真実のリスの姿。
体調15センチから20センチくらいだと思う。

テレビ東京「東京センチメンタル」感想 吉田鋼太郎さんがステキ…

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恋愛を扱ったドラマは今期もいろいろあるけれど、テレビ東京で放送している吉田鋼太郎さん主演の「東京センチメンタル」がかなり好き。
吉田鋼太郎さん演じる主人公が、恋多き大人の男を演じている。
もてるのかというと微妙に残念で、結局は失恋するお話…
かわいい女の子や、いい大人の女性がマドンナとして毎回登場して、東京の名所をデートする。結構いいムードだったりする。
演技達者な人だから、心の中の期待感や嫌らしい?想像をしている表情など、感情豊かなので、毎度クスッと笑えてしまう。
男はいくつになても、おじさんといわれようがやっぱり男は男で…
嫌らしい?期待感がかなり繊細に表現されていて、ちょっとすごい。笑える。
このドラマの吉田鋼太郎さんは、最後までふられ続けて結局一人なのかな…
吉田鋼太郎さんのお友達?の小栗旬さんが地味に出演しているのもちょっと楽しい。
このドラマ大好きかも。
ドラマに登場してくる東京の名所にも行ってみたいと思ってしまう。

(インフルエンザにかかって、しばらく寝込んでいた…
この時期は外出するのが怖い。かなりの確立でインフルエンザをもらってきてしまう…)

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」3話感想 坂元裕二さんらしい

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フジで新しく始まった月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は、坂元裕二さんの脚本。
初めは月9にしては地味かな、という気がしたけれど、回を重ねると、坂本裕二さんが描きたいものが何なのか気になるようになった。
一見地味…
でも普通の若者たちの多くは地味な人が多いのではないかと思う。介護の世界やアルバイトで生活している若者が登場する。
華やかで、あっと驚くような設定があって、お洒落で…そういう世界は夢の世界で、このドラマは、多くの若者の等身大の姿を描こうと試みているらしい。
切ないし、やり切れな現実もある。
それでも、若者たちは、未来を信じて進んでいくのだろう。
淡々とした世界になれてくると、登場人物たちの生活がリアルに思えてくる。
いかにも坂元裕二さんらしい。
このドラマは、じっくり見るのに適している。
じっくり見ないとドラマの世界感がわからないかもしれない。
案外、若い人よりも、私世代のほうが適していたりして。
昔のような、きらびやかな恋愛ものは、現代には合わない。それは確かな気がする。
この手の恋愛ドラマも模索中なのかも。
なんとなく見ていて、少しづつ惹かれている。

TBS「わたしを離さないで」2話感想 原作よりも残酷で…

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「わたしを離さないで」というドラマ、一話をみたとき、原作から受ける印象よりもずっと残酷に感じた。
二話をみて、さらにそういう印象が強くなった。
原作では、子供たちを洗脳はしていない、私はそう受け取った。
世の中の仕組みとして、特殊な役目を持つ人間という現実から決して逃げられないのなら、せめて子供時代だけでも幸せに過ごしてほしい、現実を受け入れながら、心静かに自分の人生を受け入れてほしい…という配慮なのだと受け取った。
心づかいなのか気遣いなのか配慮なのか洗脳なのか、結局は何も変わらないのだけれど。
このドラマの原作では、臓器移植という生生しい言葉は、ほとんど出てこない。「提供」の真実には、かなり長い間蓋がされている。
残酷な何かを臭わせながら、それでも真実はどこにあるのか、読む人間は、多少の期待と疑問と、希望を持つ。
そういうものがあるから私は原作本を読むことができたのだと思う。
子供の臓器移植には触れらていなかったし。
想像すればできる文章はあったのかもしれない。思わせぶりで、謎があるようでないような書かれ方がされているから。
でも…
ドラマのように全てを明らかにわかるようにしてしまうと、残酷さが際立つ。
原作では、子供時代は、子供らしい面が強調されている。
子供同士の喧嘩だったり遊戯だったり、いじめだったり…普通の子供となんら変わりのない生活が描かれている。
ところどころに「何か」な不吉なものを臭わしてはいるのだけれど。
原作者は、普通の子供らしさをあえて描くことにこだわっている。
それは、こんな普通の人間と変わりのない子供たちが、自分の人生を好きに選ぶこともできず、若くして死んでいかなければならない残酷な運命を強調するためなのだろう、と思う。
勝手に、「普通の」人間たちが決めてしまったルール、あの子たちはこういう運命のために生まれてきたのだから当然なのだ、という残酷な世界が存在している。
原作では、この残酷な世界のルールに抗おうと、ささやかに抵抗する人々の姿も描かれている。

ドラマでは、すべてを明かしてしまって、どういう結末にするのだろう。
ちょっと残酷なのだけれど、ドラマの結末が気になるので、しばらくは見てみようと思う。
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