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先日、突然身内の不幸があって、急遽我が亭主が葬式に出席しなければばらない…という事態になった。
油断していたのもいいところで、葬祭用のズボンが入らないとか、あれが無いこれが無い…で一騒動だった。
友引が間に入ったせいでなんとか準備は間に合った。
葬式というと、皆突然であせることが多いから、思いがけないような失敗や恥をさらすことがある…
ということで、私の経験の中のささやかな失敗の見たり聞いたりした話を、亭主殿にしたのだった。
葬式出席率?は私のほうが多かったので。

「靴は気をつけてね…壊れることがあるから…」と私が言っても不思議な顔をしている。
「どういうこと?」と聞いてくる。
「靴が壊れることがあるのよ。
葬祭用の黒靴って、めったに履かないから、何年か保管したまま、ということがあるでしょう。
そうするとね、突然の葬式で履いたときに、靴底が壊れるの。
歩いているうち、靴の底の黒いゴムが細かいゴミみたいになって、はがれ始めて、そのうちそっこが取れてしまうの。
私は、実際にそういう人を見たんだから。
ベージュ系の絨毯を歩くたびに、黒いゴミを落としていくから、何だろうと思っていたら、そのうち靴が履けない程に壊れて、結局スリッパはいてたんだから。
知り合いとかに聞いても、たまにあるのよ。
信じられないかもしれないけれど…」
と、言っても、我が亭主は、自分だけはそんなことはない、と思っているらしく、どこかバカにした顔をしている。
まあいいか…と思って葬式出席準備のためのアタフタが終わったことに、まず安堵。

翌日、葬式から帰ってきた亭主が、ボソボソと話しだすので、何かと思ったら、
「靴がさ、車から砂利道に降りたとたんに、壊れ初めてさ…
靴って、いっきょに壊れるんじゃなくて、徐々に少しづつ壊れていくんだね…」
という。
「え?もしかして、あれほど気をつけて、っていう話しをしたのに、靴が壊れたの?」
「壊れた…」
と言って笑っている。
「でも、靴の一番底がはがれて、靴底の構造が見えるようになっただけだったから、なんとか大丈夫だった。」
大丈夫?
恥かいているのに気がつかなかっただけじゃないの?

私の経験が少しも生きない。
こういうとき、なんとなく残念な気分になる…
自分で経験しないと、何事も簡単には信じない人だから。
あーあ、心配しても何の意味もない。
虚しい気分…
でも、靴が壊れるなんて、経験しないとわからないことなのかかもしれない。
靴底のゴムって、結構劣化するもんなんだよね…

、葬式のとき靴には注意したほうが絶対にいい。