もうすぐ池井戸潤さん原作のドラマがはじまる…というので、「銀行総務特命」「不祥事」を読んだ。
「不祥事」の方はまだ途中。１話完結型で面白い。
原作本というものに、どうしても弱くて、ついつい文庫本を買ってしまう。悪い癖…
日テレの「花咲舞が黙ってない」というドラマは、「銀行総務特命」と「不祥事」という二つの原作本から作られるようだ。
花咲舞が登場するのは、「不祥事」の方。
もともとこの二作品は、全く別の作品で、舞台も違えば登場人物も違う。
池井戸潤さんが描く、銀行内の警察のような組織が、銀行内部の悪事を暴く様子が描かれている。
どちらかというと「銀行総務特命」の方が、登場人物に魅力があるような気がした。
仕事のできる男性が、ＴＢＳの「半沢直樹」のように、バシバシと悪人を切り捨てて欲しい気がしてしまう。
「半沢直樹」に比べれば、原作本もインパクトが弱い。…どうしても「半沢直樹」を思い出してしまう。
「半沢直樹」は原作本も強烈だったし、ドラマそのものも刺激が強くど派手だった。
「花咲舞が黙ってない」というドラマは、「半沢直樹」と比べてはいけない気がする…でも、観る側はどうしても比較してしまいそうな…「半沢直樹」を想像していたら、ちょっと寂しく感じるかもしれない。
この新ドラマは主人公を女性にしていることからも、「半沢直樹」とは、全くイメージが違うものを目指しているのかもしれない。
主人公を演じるのが杏さん、私のなかのイメージとはちょっと違うのだけれど、実際のドラマではどうなんだろう…ちょっと楽しみ。大好きな上川隆也さんも出ているし。
ついでに、ＴＢＳで放送予定の原作本「ルーズヴェルト・ゲーム」も読んでしまおうと思っているところ。
この本を読んでいると、現総理大臣さんが、女性を働かせる…ということに必死になっているようだけれど、日本社会を支えている銀行ですら、会社組織の中での女性の扱いは、今だにこんなもの…という現実は感じることができる。
こういう現実と、働け！と背中をひたすら押されている気がしないでもない政治家の言動に、なんとなく私の心のなかではシラーとした思いが漂っている。
女性の雇用…言っていることは正しくても、どこか何かが違う…そんな気がしてしまう。
子供を生み育て、そして目一杯男性と同じように働け！ということなら、女性たちに精一杯の無理をしろ！といっているのと変わらない。
男性の働き方が、女性の育児子育てを助けるように変わらない限り、女性の労働力問題は解決しない。
男性が、現在よりも、女性を理解し助ける…こういう日本社会になるのは、いったいいつのことなんだろう。
女性の労働問題は、「子供を産んで欲しい」のなら、まずは、男性社会が変わらなければいけない。その部分は、どれだけ考えられているのだろう…と、私は、しらけた思いの中で、若い世代の女性達をあんじている…
「不祥事」の方はまだ途中。１話完結型で面白い。
原作本というものに、どうしても弱くて、ついつい文庫本を買ってしまう。悪い癖…
日テレの「花咲舞が黙ってない」というドラマは、「銀行総務特命」と「不祥事」という二つの原作本から作られるようだ。
花咲舞が登場するのは、「不祥事」の方。
もともとこの二作品は、全く別の作品で、舞台も違えば登場人物も違う。
池井戸潤さんが描く、銀行内の警察のような組織が、銀行内部の悪事を暴く様子が描かれている。
どちらかというと「銀行総務特命」の方が、登場人物に魅力があるような気がした。
仕事のできる男性が、ＴＢＳの「半沢直樹」のように、バシバシと悪人を切り捨てて欲しい気がしてしまう。
「半沢直樹」に比べれば、原作本もインパクトが弱い。…どうしても「半沢直樹」を思い出してしまう。
「半沢直樹」は原作本も強烈だったし、ドラマそのものも刺激が強くど派手だった。
「花咲舞が黙ってない」というドラマは、「半沢直樹」と比べてはいけない気がする…でも、観る側はどうしても比較してしまいそうな…「半沢直樹」を想像していたら、ちょっと寂しく感じるかもしれない。
この新ドラマは主人公を女性にしていることからも、「半沢直樹」とは、全くイメージが違うものを目指しているのかもしれない。
主人公を演じるのが杏さん、私のなかのイメージとはちょっと違うのだけれど、実際のドラマではどうなんだろう…ちょっと楽しみ。大好きな上川隆也さんも出ているし。
ついでに、ＴＢＳで放送予定の原作本「ルーズヴェルト・ゲーム」も読んでしまおうと思っているところ。
この本を読んでいると、現総理大臣さんが、女性を働かせる…ということに必死になっているようだけれど、日本社会を支えている銀行ですら、会社組織の中での女性の扱いは、今だにこんなもの…という現実は感じることができる。
こういう現実と、働け！と背中をひたすら押されている気がしないでもない政治家の言動に、なんとなく私の心のなかではシラーとした思いが漂っている。
女性の雇用…言っていることは正しくても、どこか何かが違う…そんな気がしてしまう。
子供を生み育て、そして目一杯男性と同じように働け！ということなら、女性たちに精一杯の無理をしろ！といっているのと変わらない。
男性の働き方が、女性の育児子育てを助けるように変わらない限り、女性の労働力問題は解決しない。
男性が、現在よりも、女性を理解し助ける…こういう日本社会になるのは、いったいいつのことなんだろう。
女性の労働問題は、「子供を産んで欲しい」のなら、まずは、男性社会が変わらなければいけない。その部分は、どれだけ考えられているのだろう…と、私は、しらけた思いの中で、若い世代の女性達をあんじている…
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