2007年10月

2007年10月08日

ナット・キング・コールさんの出番

私の「スウィング・バンド狂」ばなし、宜しくお付き合いを
スィング時代は『ダンス・バンド』に「スィング」と
「スィート」の2部門がありました;歌手部門も
女性・男性各々、バンド・シンガーの方がソロ
活動の歌手よりも優勢でした。
見ようによっては、強大な『恐竜』達が覇権を
競っていた時代だったのかも知れません
その『スィング』もトレンドの中核からズレて
行くのは止むを得ません - 何時かは・・

下の画像は1944年度・ダウンビート誌の人気投票のファイナリストの面々:
デューク・エリントン;ナット・キング・コール;チャーリー・スピヴァック;ビング・
クロスビー;パイド・パイパーズ;ダイナ・ショアといった方々が並んでいる・・
デュークは「スィング王」;チャーリー・スピヴァックが「スィート王」;そして、
「スモール・コンボ王」にキング・コール・トリオ;それで、「シンギング・
グループ王」がT・ドーシーから離れたパイド・パイパーズ
1943年にキャピトル・レコードと契約し、唄もフィーチャーし出した模様ですが
この時点では『器楽演奏のコンボ王』だった・・ しかし、2位のルイ・ジョーダン
さんや3位のグッドマンとの票差:凄い躍進ぶり!
この頃のグループ名はキング・コール・スィングスターズだった(メトロノーム誌
の1939年10月号;まだ唄ってない、ナット・キング・コールさん!!)

『スィング時代の夕暮れ』:ファイナリストの顔ぶれに
もう、グッドマンやグレンやドーシーなどは出てこない
ジャズにもポップスにも新しいトレンドが芽吹き出した
 
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mikekaba at 19:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) スイング・バンド鹿馬