ビクター
2019年06月08日
ミュージシャン組合スト動向(1944年6月10日)
人心;社会情勢;そして自然界 - 心配事が絶えません、
今・改めて大宇宙レベルの調和と安寧を祈念します。
北東北の初老ネコ親爺・ミケ君 - どうも、よく分かんない:
「ぶつからないクルマ」とか随分と研究/開発進んで来てる
ミタイなのに、当節やたらと逆走や暴走で激甚事故が多く
伝えられてる。 高齢者の事故 - 昔は少なかったのか?・・
「戦争で奪い返すオッケーですか」発言の若き代議士先生、
’職務全うするので辞めない’云ってて、出ても来ないし
職務 - てんで務まってナイ・・ 何ナンだべ?・・
どうも最近、エライ人達の失言/放言がヒド過ぎるワ;
大昔の日本人は場合によっては切腹までしたモンです。
ネコ親爺の・・、これまた「カレンダー絡み」ネタ:
1942年8月1日からミュージシャンのユニオンが
行ったレコード会社へのレコーディングのストライキ:
デッカやキャピトルなどは早めに和解したものの、
ビクターとコロンビアは1944年11月11日に
ようやく和解していましたが;その5か月前:
両社の和解見通しと「新譜」の市場出回り見通しが
報じられていたのですワ - 宜しかったらお付き合いを^^
記事内容は - ゴメンナサイ大幅端折りますが - ”仮に両社が
直ぐの直ぐ和解したとしても、レコーディングの「待ちリスト」
の込み具合からプレッシング;そして配給・・、となると
レコード店頭のリテールにしても;ジュークボックス業者への
行き渡りには’かなり掛かりそう’云う趣旨ですワ。
「ミケ君・驚き」だったのは、 - 多分に自身の先入観もあった
のですが - ストライキで新譜のレコーディングから遠ざかって
いたのはビクター/コロンビア両者のバンドマンやら器楽奏者
だけでは無く、歌い手さんも混じっていた事ですワ!
まぁ見てやって下さい:オレンジ・レッドのアンダーライン:
シムズ;フランク・シナトラ;ケイト・スミスといった面々。
ビクターではペリー・コモ(!) - この間もダイナ・ショア
などは新譜をリリースしてヒット盤をイッパイ出してたのに。
それに、今で云うならカントリー系のジーン・オートリー・・
いや・コレでは、ビングやアンドリュース・シスターズ;
それにジミー・ドーシーなどデッカ・レーベル、それに
ジョー・スタッフォード;(T・ドーシーから離れた)
パイド・パイパーズ;スタン・ケントンなどの
キャピトル・レーベルの新曲がヒット・パレードで
’猛威’をふるう訳ですワ。
早めに和解したデッカから
ビング・クロスビー;2/11/1944収録:
I Love You:Bing Crosby
ジミー・ドーシー;10/7/1943収録:
Besame Mucho:Jimmy Dorsey
早めに和解したキャピトルから
1/21/1944収録:
Long Ago And Far Away:Jo Stafford
10/25/1943収録:
Poinciana:Benny Carter
和解が遠かったビクターから
デューク・エリントン;6/26/1942収録:
My Little Brown Book:Duke Ellington
グレン・ミラー;7/15/1942収録:
Here We Go Again:GLENN MILLER
和解が遠かったコロンビアから
ハリー・ジェイムス;4/7/1941収録:
I’ll Get By:Harry James
ベニー・グッドマン;7/30/1942収録:
Mission To Moscow:Benny Goodman
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2017年12月29日
スイング時代レコード業界バナシ 4
人心;社会情勢;そして自然界 - 心配事が絶えません、
今・改めて大宇宙レベルの調和と安寧を祈念します。
スイング時代レコード業界ネタ:ヴァラエティ誌の
1942年4月29日号から、宜しかったらお付き合いを^^
”大手レコード会社は何処も35セント廉価盤を継続する方針
なのがはっきりした。 ブルーバード;オケー;それに
デッカの廉価ラインはそれぞれ35セント盤の製造を続ける一方、
売れ筋アーティスト達を50セント盤に移す動きを始めている。
今後、35セント盤は知名度の低いバンドや歌手が占める。
ジミー・ドーシーが行うこの次のレコーディングからリリースは
デッカの新しい50セント「黒盤」に変わり、ウディ・ハーマンも
同様である。 コロンビアではベニー・グッドマン;トミー・
タッカー;ディック・ジャーゲンスがコロンビアの50セント盤
に移る。 ビクターでは、グレン・ミラー;フレディ・マーティン;
ダイナ・ショアが35セントから50セントに変わる。
ジュークボックス事業者は使用済みレコード盤の返却で、現下の
状況改善への協力を求められる事になりそうだ - 恐らく新盤
仕入れ3枚につき使用済み盤2枚の返還で6セント分の協力を求め
られる事になるだろう(ディスク2枚が約1ポンドで、これが
回収ディスクの再利用資源価値として6セント)。
使用済み盤回収による資源再利用策が現状を好転させるだけの
効果があると見るレコード業界幹部はまずいない。
そうだろう - 彼らは:’政府指示で70%の生産削減が起き
たのではなく、単にシェラックの利用自粛の結果として生産が
抑えられている、だが回収資源は原材料として現有在庫の
大して足しになんかならないさ’と話している”
第二次大戦・参戦によりアメリカでも燃料;ゴムや
当時のレコード盤素材:シェラック等、配給や利用の
自粛/統制が掛かり始めていた・・
もっとも、50セント盤に重量打線を集中させた
ビクター;コロンビア;デッカはヒット・リリース
に注力、ハリー・ジェイムスやトミー・ドーシー;
それにバンド解散/志願入隊後のグレンのリリース
などは「シェラック不足の御時世」で売り上げ枚数や
印税の支払い額で同誌の後のニュースを飾っていました。
御試聴:コンナのどうでしょ?
最後のブルーバード盤の一面:
Shhh, It's A Military Secret:GLENN MILLER
最初のビクター盤:「アメリカン・パトロール」の裏面:
Soldier Let Me Read Your Letter:GLENN MILLER
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2017年12月21日
スイング時代レコード業界バナシ 2
人心;社会情勢;そして自然界 - 心配事が絶えません、
今・改めて大宇宙レベルの調和と安寧を祈念します。
スイング時代レコード業界ネタ:ヴァラエティ誌の1940年
8月21日号から「ビクター、ポピュラー盤を50セントに:
コロンビアに追随」、 宜しかったらお付き合いを^^
”ビクター・レコーヅが75セントのポピュラー部門の「ビクター盤」
の小売価格を50セントに引き下げ、コロンビア・レコーヅの動き
に追随する事となった。 同社によるこの価格改定は速やかに実施
される見通しで、これでコロンビアが先を切った価格と並ぶ。
これにより、業界にはポピュラー音楽盤の価格設定に於ける新しい
(レギュラー盤50セント/ヤング向け廉価盤35セントという)
価格の基準が再び業界にもたらされる事になるだろう。
ビクターが最近75セントに値下げしていたクラシック部門の
レッド・シール(赤盤)のレコードはそのままである。
音楽出版界は今回の動きについて出版社への印税収入という観点
では懸念を表してはいない - 今回の値下げの動きでは -
シングル片面当たりの印税額減少よりも ― 得る方が大きい
だろうとみているのだ。 目下、出版社は75セント盤の片面
当たり2セント;50セント盤では1&1/2セント;そして
35セント盤で1&1/4セントを得ている。 高価格帯が
50セントで一並びになれば、75セント盤では1枚どまりの
購買習慣だった顧客層が2枚買って行く見込みも出て、2セント
より3セント入って来ようではないか、というのだ。
追随する事をこれまで頑なに拒んできた。 他社より高価な価格
設定のままでは一般の個人購入に加えより重要なジュークボックス
のプレイリストの入り込みにも不利ではないかと専属のバンドや
アーティスト達が傲然と不平を言い募っていても意に介さずにいた。
ほんの2か月前、ビクターが”75セント盤で続行する”と主張
した事でサミー・ケイはエリ・オバースティン経営の35セント
レーベル:ヴァーシティに移籍してしまった - 彼はビクター内
でのブルーバードへの降格は望まなかったのだ。
コロンビアがレーベル名を「ブランズウィック」から「コロンビア」
に変え、価格を50セントに引き下げて設定した時、これがベニー・
グッドマンのビクターからの移籍の一つの「鍵」となった。 トミー・
ドーシーとラリー・クリントンは何れも「ビクター盤アーティスト」
ではあるが彼らは一計を案じている:ジュークボックスへの入り込み
策として、ブルーバード・レーベル向けのレコーディングも折々
行っているのだ - ドーシーはバンドからの選抜メンバーによる
スモール・グループで;クリントンはフルのバンド編成で。
ジュークボックス事業者が75セント盤を入れたがらないのは明白だ。
35セントであれ50セントであれ実入りが変わらない仕組みに
なっている以上、それより高額な盤はただコスト高となる。高額盤
ながら極めて人気が高く加える魅力があるようなものは稀にあるが
そう滅多には無いのだ - 最近では、(75セントビクター盤の)
トミー・ドーシーの"I'll Never Smile Again"がその一例である。
目下、ビクターは専属アーティストに対し業界最高の支払いを
行っている。 小売価格の引き下げはレコーディングの際の報酬
よりも印税支払い額に影響が出る - 印税徴収に入るよりも、
例えばだが:特定のレコードで5万枚売れたらビクターにとって
利ザヤが出ていたものが、その敷居が引き上げられる事になる。
同社は先週末、ディーラーや配給業者に価格改定の予告をしており
更に同社の「ビクター・ニュース」でディーラー向けにその概略と
詳細;発効時期;価格改訂に向け、8月1日まで遡って適用する
7&1/2%から5%に引き下げた新しい返品特権率などを伝える。
併せてビクターは、ディーラー側が対応に要する準備期間に配慮し、
新価格での広告は9月15日まで行わないとしている。
ところが、ニューヨークの百貨店は自社の広告宣伝にこの新価格を
既に月曜(19日)の新聞に出してしまっている。
御試聴:コンナのどうでしょ?
Quiet, Please:Tommy Dorsey & His Sentimentalists
I Could Make You Care:TD Orch. featuring F. Sinatra
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2017年04月18日
G・ミラー「ゴールド・シングルズ」に2説
’現認’記録としては今回の説:シングル10曲
人心;社会情勢;そして自然界 - 心配事が多いですネ、
今・改めて大宇宙レベルの調和と安寧を祈るものです。
グレン・ミラーの78回転SPシングル盤のミリオン・セラー
曲目数については’少なくとも’2説あるのですワ:
宜しかったらお付き合いを^^・・
一つは、1950年代に米RCA Victorからリリースされた
"Limited Edition"LP5枚組ボックス・セットのライナー・
ノーツに記載されている当時の集計:「9曲」で、これは
1970年代にJoseph Murrels先生が編纂した大冊:
"The Book of Golden Discs"でも採り入れられていました。
もう’苔むす程の’長年の「(グレン)ミラー・マニア」
であるミケとしては、どうしてもコチラの集計記録に
愛着があるのですワ:
中学時代に手にしたLP2枚組アルバムのライナー・ノーツを
柳生すみまろ先生が御書きになられていて、その記録を引用
され、大学時代にJoseph Murrels先生のあの大冊本も購入し、
更に社会人となってからアメリカのオークション元から入手
した往年の"Limited Edition"5LPsetで『元ネタ』のライナー・
ノーツにも触れる事が出来て、一層意を強くしたからですワ。
ところが;(これはかなり以前からミケは気になっていたのですが)
Joel Whitburn先生が編纂したヒット・レコードの記録本では違う
2曲に「ミリオン・セラー」のマークが付されていたのですワ。
先述:Murrels先生も採り入れた従前の集計:「9曲」と
後年のWhitburn先生による調査を考慮して比較的最近に
なってChristopher Popa先生が掲げているリスティングでは
1曲減って、2曲増え:「10曲」なのですワ:
1)Little Brown Jug 2)Moonlight Serenade
3)In the Mood 4)Tuxedo Junction
5)Pennsylvania 6-5000 6)Chattanooga Choo Choo
7)A String of Pearls 8)Moonlight Cocktail
9)American Patrol 10)Kalamazoo
「違い」はと云うと:2)の"Moonlight Serenade":
原初リリースのブルーバード盤でカップリング
されていた"Sunrise Serenade"も「2ミリオン」を
通過した時に’一緒に’ミリオン・セラーに数えた
ものを、「ムーンライト」のみ’2ミリオンを越す’
「セラー」と改め、一方、"A String of Pearls"と
"Moonlight Cocktail"のミリオン越えを追加してました。
因みに「アルバム」の方はと云うと:
1. Glenn Miller and His Orchestra(1945)
2. Glenn Miller Plays Selections From
the Film "The Glenn Miller Story"(1953)
3. A Memorial: 1944-1969(1970)
4. Pure Gold(1975)
以上がRIAA認定の「ゴールド」になっていましたワ。
御試聴:コンナのどうでしょ?
考えてみれば;これら2曲は「入って」当然か・・
A String Of Pearls:GLENN MILLER
Moonlight Cocktail:GLENN MILLER
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グレン・ミラーの78回転SPシングル盤のミリオン・セラー
曲目数については’少なくとも’2説あるのですワ:
宜しかったらお付き合いを^^・・
一つは、1950年代に米RCA Victorからリリースされた
"Limited Edition"LP5枚組ボックス・セットのライナー・
ノーツに記載されている当時の集計:「9曲」で、これは
1970年代にJoseph Murrels先生が編纂した大冊:
"The Book of Golden Discs"でも採り入れられていました。
もう’苔むす程の’長年の「(グレン)ミラー・マニア」
であるミケとしては、どうしてもコチラの集計記録に
愛着があるのですワ:
中学時代に手にしたLP2枚組アルバムのライナー・ノーツを
柳生すみまろ先生が御書きになられていて、その記録を引用
され、大学時代にJoseph Murrels先生のあの大冊本も購入し、
更に社会人となってからアメリカのオークション元から入手
した往年の"Limited Edition"5LPsetで『元ネタ』のライナー・
ノーツにも触れる事が出来て、一層意を強くしたからですワ。
ところが;(これはかなり以前からミケは気になっていたのですが)
Joel Whitburn先生が編纂したヒット・レコードの記録本では違う
2曲に「ミリオン・セラー」のマークが付されていたのですワ。
先述:Murrels先生も採り入れた従前の集計:「9曲」と
後年のWhitburn先生による調査を考慮して比較的最近に
なってChristopher Popa先生が掲げているリスティングでは
1曲減って、2曲増え:「10曲」なのですワ:
1)Little Brown Jug 2)Moonlight Serenade
3)In the Mood 4)Tuxedo Junction
5)Pennsylvania 6-5000 6)Chattanooga Choo Choo
7)A String of Pearls 8)Moonlight Cocktail
9)American Patrol 10)Kalamazoo
「違い」はと云うと:2)の"Moonlight Serenade":
原初リリースのブルーバード盤でカップリング
されていた"Sunrise Serenade"も「2ミリオン」を
通過した時に’一緒に’ミリオン・セラーに数えた
ものを、「ムーンライト」のみ’2ミリオンを越す’
「セラー」と改め、一方、"A String of Pearls"と
"Moonlight Cocktail"のミリオン越えを追加してました。
因みに「アルバム」の方はと云うと:
1. Glenn Miller and His Orchestra(1945)
2. Glenn Miller Plays Selections From
the Film "The Glenn Miller Story"(1953)
3. A Memorial: 1944-1969(1970)
4. Pure Gold(1975)
以上がRIAA認定の「ゴールド」になっていましたワ。
御試聴:コンナのどうでしょ?
考えてみれば;これら2曲は「入って」当然か・・
A String Of Pearls:GLENN MILLER
Moonlight Cocktail:GLENN MILLER
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2017年03月17日
エリントンさんの「長編シングル」
大判シングル両面に亘った快演がチャートに・・
人心;社会情勢;そして自然界 - 心配事が多いですネ、
今・改めて大宇宙レベルの調和と安寧を祈るものです。
春のお彼岸に入りましたねぇ・・ してみれば、先週あたり
からでしょうか・・、このミケ棲息地:青森市でも雪が
混じってても吹く風に春の香りがして来てましたワ・・
”ネコ親爺よ頑張れや;ここらで一本打たナあっかんでぇ・・”、と
セルフで言い聞かせていたミケ君:「カレンダー絡み」あったぁっ!
かのデューク・エリントンさんの12インチ(30cm)という
当時・大判の78回転SP盤両面に亘る「長編シングル」が
チャート入りしていました:1932年3月19日の事でした、
宜しかったらお付き合いを^^
題名は「クレオール・ラプソディ」。 この曲、既に前年:1931年
1月20日にブランズウィック・レーベルで「ジャングル・バンド」
という名義でステュディオ・レコーディングおり、同年7月18日から
チャートに2週;ピークは18位で入っていた模様です - その時は
標準的な10インチ(25cm)盤の両面収録だった模様です。
そのブランズウィック・レコーディングから大体・半年ほど後の同年
6月11日、ビクター・レーベルで再びステュディオ・レコーディング:
「ビクター盤 #36049」でリリースされていました:これは両面
合わせると8分強に亘る大作ですワ!!
当時のアメリカRCA Victorのビクター・レーベル36,000番台」の
シリ-ズのリリースには12インチ番がかなり多いミタイでしたワ。
そのディスク:翌・1932年3月19日、
1週19位に着けていました。
世界恐慌のダメージが深刻だった頃に、
大判レコード・両面に亘る様な
「長編シングル」をチャートに
送り出せる様なアーティストって、
クラシック部門以外では・・
滅多に御出でじゃありませんもの。
御試聴:コンナのどうでしょ?
Creole Rhapsody:Duke Ellington
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春のお彼岸に入りましたねぇ・・ してみれば、先週あたり
からでしょうか・・、このミケ棲息地:青森市でも雪が
混じってても吹く風に春の香りがして来てましたワ・・
”ネコ親爺よ頑張れや;ここらで一本打たナあっかんでぇ・・”、と
セルフで言い聞かせていたミケ君:「カレンダー絡み」あったぁっ!
かのデューク・エリントンさんの12インチ(30cm)という
当時・大判の78回転SP盤両面に亘る「長編シングル」が
チャート入りしていました:1932年3月19日の事でした、
題名は「クレオール・ラプソディ」。 この曲、既に前年:1931年
1月20日にブランズウィック・レーベルで「ジャングル・バンド」
という名義でステュディオ・レコーディングおり、同年7月18日から
チャートに2週;ピークは18位で入っていた模様です - その時は
標準的な10インチ(25cm)盤の両面収録だった模様です。
そのブランズウィック・レコーディングから大体・半年ほど後の同年
6月11日、ビクター・レーベルで再びステュディオ・レコーディング:
「ビクター盤 #36049」でリリースされていました:これは両面
合わせると8分強に亘る大作ですワ!!
当時のアメリカRCA Victorのビクター・レーベル36,000番台」の
シリ-ズのリリースには12インチ番がかなり多いミタイでしたワ。
そのディスク:翌・1932年3月19日、
1週19位に着けていました。
世界恐慌のダメージが深刻だった頃に、
大判レコード・両面に亘る様な
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