ワイルドキャット
2015年11月29日
US N & MC 太平洋空戦・総括概要 <追補>
「太平洋空戦の推移 - アメリカ側総括」への追補
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
自然災害が苛烈さを増し続けており、、
人間社会もオゾマシイ蛮行や惨況が増え、
自然も人心も明らかに荒んで来ております、
今・改めて大宇宙レベルの調和と安寧を祈るものです。
「ミケ鹿馬・十一月7号」 - ジャズ/音楽ブログとは
凄・かけ離れた『路線』ですが;これまたミケが手を一端
掛けてしまった「US N & MC 太平洋空戦・総括概要」に、
「表」の盛り込みの不足が気になっての<追補>です、
もし、宜しかったら御付き合いを・・
過去記事:「太平洋空戦の推移 - アメリカ側総括」(リンクを)に表画像を
二つ:「US N&MC 空戦集計 空母配備機」;「同 陸上基地配備機」、と
載せました - 誠に稚拙な「ミケPC能力」でWORDで打って並べたものを
画像としてスキャンしたものでした。
その原資料はステュアート・バーバー アメリカ海軍(退役)少佐が主幹で
集計/編纂した「第二次大戦 アメリカ海軍/海兵隊航空戦闘統計」の
「表20」だったのですが;ブログ記事文には「表・19」の内容に
触れた部分も多く、また、「総括」を述べる部分で「これら2表により、
ある一定の - 仮説的であれ - 総括が導き出される・・」となっても
おりました。
「表19」については以下の過去記事に、その内容を「列記型」で
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦 II
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦 III
記しておりましたが読み辛く、また、戦闘機・各型式の配属された
空母の種別毎の記載については省いておりました。
ここに「表19」を二つの「画像」として載せる事に致しました:
加えて、「表20」画像二つも再度載せる事に致します:
これで、以下の文面も論旨が通る事になるか、と思います:
これら2表により、ある一定の - 仮説的であれ - 総括が
導き出される:
(a) 空戦に於いては僅かながらF6FがF4Uより優れていて、
主としてそれは損壊に対する耐久性で勝っていた点に負う処
が明らかと謂えよう。
(b) 軽空母のF6Fは大型空母のF6Fより有利だった。
(c) 護衛空母のFMとF6Fはどちらも目覚ましい記録を残している。
護衛空母の戦闘条件下でF6Fの方が明らかに優れて見える一方、
空戦勝敗率ではFMの方が上回っていた - 交戦した敵機の
55%を撃墜した能力に加えて「喪失:損壊」の率の低さから
同型が速度性能の限界の範囲内では極めて優秀な戦闘機で
あると謂えよう。
(d) PB4Y - 通常は護衛を伴わず単機での長距離哨戒任務に
あたっていたが - は、海軍に於ける優れた『戦闘機』の
一つに挙げる事が出来る。
(e) 海軍の単発艦爆/雷撃機は敵側の格好の標的と看做され易い
一方で、それ以上に相手を痛めつけていた。
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
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人間社会もオゾマシイ蛮行や惨況が増え、
自然も人心も明らかに荒んで来ております、
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凄・かけ離れた『路線』ですが;これまたミケが手を一端
掛けてしまった「US N & MC 太平洋空戦・総括概要」に、
「表」の盛り込みの不足が気になっての<追補>です、
もし、宜しかったら御付き合いを・・
過去記事:「太平洋空戦の推移 - アメリカ側総括」(リンクを)に表画像を
二つ:「US N&MC 空戦集計 空母配備機」;「同 陸上基地配備機」、と
載せました - 誠に稚拙な「ミケPC能力」でWORDで打って並べたものを
画像としてスキャンしたものでした。
その原資料はステュアート・バーバー アメリカ海軍(退役)少佐が主幹で
集計/編纂した「第二次大戦 アメリカ海軍/海兵隊航空戦闘統計」の
「表20」だったのですが;ブログ記事文には「表・19」の内容に
触れた部分も多く、また、「総括」を述べる部分で「これら2表により、
ある一定の - 仮説的であれ - 総括が導き出される・・」となっても
おりました。
「表19」については以下の過去記事に、その内容を「列記型」で
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦 II
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦 III
記しておりましたが読み辛く、また、戦闘機・各型式の配属された
空母の種別毎の記載については省いておりました。
ここに「表19」を二つの「画像」として載せる事に致しました:
加えて、「表20」画像二つも再度載せる事に致します:
これで、以下の文面も論旨が通る事になるか、と思います:
これら2表により、ある一定の - 仮説的であれ - 総括が
導き出される:
主としてそれは損壊に対する耐久性で勝っていた点に負う処
が明らかと謂えよう。
(b) 軽空母のF6Fは大型空母のF6Fより有利だった。
(c) 護衛空母のFMとF6Fはどちらも目覚ましい記録を残している。
護衛空母の戦闘条件下でF6Fの方が明らかに優れて見える一方、
空戦勝敗率ではFMの方が上回っていた - 交戦した敵機の
55%を撃墜した能力に加えて「喪失:損壊」の率の低さから
あると謂えよう。
(d) PB4Y - 通常は護衛を伴わず単機での長距離哨戒任務に
あたっていたが - は、海軍に於ける優れた『戦闘機』の
一つに挙げる事が出来る。
(e) 海軍の単発艦爆/雷撃機は敵側の格好の標的と看做され易い
一方で、それ以上に相手を痛めつけていた。
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2015年11月13日
US N & MC 太平洋空戦・総括概要
アメリカ側から総括した太平洋空戦の推移
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
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人間社会もオゾマシイ蛮行や惨況が増え、
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『路線』が大分違う記事になりますが;これもミケが
半ば’ライフワーク的に’掘りかけてしまった事柄:
アメリカ側から総括した太平洋戦争・航空戦について、
もし、宜しかったら御付き合いを・・
数ケ月前、ミケはアメリカのドキュメント・サイトに会員登録して
とうとう、ある大冊のPDF書籍をダウンロード購入しました。
太平洋戦争直後の1945~6年にかけアメリカ海軍(退役)少佐:
ステュアート・バーバー氏が主幹となり集計/編纂した大冊:
「第二次大戦 アメリカ海軍/海兵隊航空戦闘統計」です。
今迄、過去記事でワイルドキャット;コルセア;ヘルキャット等の
アメリカ海軍/海兵隊の軍用機の撃墜戦果や戦闘損失;空戦勝敗率
について、戦争全期間を通しての合計を載せた事はありましたが;
それをしている最中からミケは頭の中で持ち続けていた事柄が
ありました:”ヘルキャットが「19:1」でトップだった云う
事はよく’読まされて’いるけど;最初っからソンナ勝敗率だった
ものかねぇ? - 「11.3:1」で終わったコルセアが半年程も
早く南西太平洋で錬度の高かった日本軍戦闘機部隊と渡り合った後
の分 ヘルキャットは有利だったのでは? ならばラバウル航空隊
と空戦していた頃のコルセアの勝敗率はどれ位だったものか?”
ありました - 件の大冊の中の58~60ページに:
以下、ミケの稚拙な要訳ですが・・
あの戦争に於ける海軍航空が達成した主なものの一つが空戦での
日本軍機に対する圧倒的な優勢であった - 以下に掲げる表や
その他がそれを証明するものである。
開戦当初、我が海軍の制空力はむしろ脆弱だった。 その時点
での戦力は小規模な上に散在していた。 敵機と遭遇し空戦に
入ると数的に劣勢に立たされる事がしばしばであり - たとえ
1942年の空戦勝敗率が申告に基づいた通年計算では3:1
という数字にはなるものの - 仮に数的に互角な状況での空戦
であっても優位に闘いを進められる保証はなかった。
1943年に入り、新鋭機の投入;配備機数の増大;訓練の向上;
更に幾分かの敵側の弱体化に伴い空戦に於ける優位性は5:1まで
向上し、加えて年の終盤・数ケ月になって機動力を増した新型空母
群から発した集中・効果的なF6Fによる奇襲攻撃が「見込み」見せ
始めた。
1944年になってその「見込み」は明らかになった:最初の4ケ月
で海軍空母機はマーシャル群島からトラック;サイパン;パラウ;
そしてニューギニアと中部太平洋を翔け巡りながら僅か19機の損失
と引き換えに419機の日本軍機を撃墜、その率22:1となった。
この後「率」はマリアナ諸島;硫黄島;そして台湾とレイテでの熾烈
な戦闘の間に一端低下したがヴィサヤ諸島並びにルソンに対して9月;
10月;そして12月に行った作戦と1945年1月の転戦攻勢で
上向いた。 2月と3月の東京と九州への攻撃で11:1に低下した
後、4月;5月の沖縄での戦闘で優位性は決定的なものとなった -
我々の艦艇への襲撃を遂げられた敵機もありはしたが;我々の航空
戦力と渡り合うものではなかった:この2ケ月間で、我が海軍:
34機の損失に対して日本軍は1,744機を空戦で失い、その率は
51:1を超えている。
こうした終盤の戦闘に於いては当然の事ながら日本側には優秀な搭乗員
や運用可能な機体も少なくなり我々の航空戦力との正面切った空戦を
概して避けるようになった。 それにも拘らず、これら2ケ月間に撃墜
した日本機の半数以上が零戦:461機とより新型の機:197機を
含む単発の戦闘機・機種だった。
「表・19」に掲げたのは航空機の型式ごとの戦争全期間通しての
記録である。
*これは以下の過去記事3本に要訳を載せております*
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦 II
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦 III
これ以降に掲げるデータにより、異なる機種/型式の航空機同志では
- それぞれの任務や戦闘時の状況の違いなどにより - 直接的な
比較のしようがない事は明白となろう。
そこで、ほぼ同じ期間に同じ艦で運用された空母配備のF6FとF4Uの
比較については有効と思われる。
しかしFM(後期型ワイルドキャット)の場合は配備が護衛空母であり
艦隊前衛の高速空母のような強烈な敵襲には通常遭わない。
大型空母の海兵隊F4Uはその多くが困難を極めた2月;3月の作戦に
従事しており、4月;5月に海軍F4Uが多大な戦果を挙げた頃には
少数しか残っていなかった。
陸上基地運用のF4Uは1943~44年のソロモン諸島での困難な
戦闘状況から比較上不利な点がある。
陸上基地運用の海軍F6Fはソロモン諸島での作戦;陸上基地運用の
海兵隊F6Fは1945年の沖縄での作戦である。
こうした相違点が戦争全期間の合計数に及ぼした影響については
「表20:型式別・年次比較データ」で部分的にも窺い知る事が
出来よう。
これら2表により、ある一定の - 仮説的であれ - 総括が
導き出される:
(a) 空戦に於いては僅かながらF6FがF4Uより優れていて、
主としてそれは損壊に対する耐久性で勝っていた点に負う処
が明らかと謂えよう。
(b) 軽空母のF6Fは大型空母のF6Fより有利だった。
(c) 護衛空母のFMとF6Fはどちらも目覚ましい記録を残している。
護衛空母の戦闘条件下でF6Fの方が明らかに優れて見える一方、
空戦勝敗率ではFMの方が上回っていた - 交戦した敵機の
55%を撃墜した能力に加えて「喪失:損壊」の率の低さから
同型が速度性能の限界の範囲内では極めて優秀な戦闘機で
あると謂えよう。
(d) PB4Y - 通常は護衛を伴わず単機での長距離哨戒任務に
あたっていたが - は、海軍に於ける優れた『戦闘機』の
一つに挙げる事が出来る。
(e) 海軍の単発艦爆/雷撃機は敵側の格好の標的と看做され易い
一方で、それ以上に相手を痛めつけていた。
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『路線』が大分違う記事になりますが;これもミケが
半ば’ライフワーク的に’掘りかけてしまった事柄:
アメリカ側から総括した太平洋戦争・航空戦について、
もし、宜しかったら御付き合いを・・
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太平洋戦争直後の1945~6年にかけアメリカ海軍(退役)少佐:
ステュアート・バーバー氏が主幹となり集計/編纂した大冊:
「第二次大戦 アメリカ海軍/海兵隊航空戦闘統計」です。
今迄、過去記事でワイルドキャット;コルセア;ヘルキャット等の
について、戦争全期間を通しての合計を載せた事はありましたが;
それをしている最中からミケは頭の中で持ち続けていた事柄が
ありました:”ヘルキャットが「19:1」でトップだった云う
事はよく’読まされて’いるけど;最初っからソンナ勝敗率だった
ものかねぇ? - 「11.3:1」で終わったコルセアが半年程も
早く南西太平洋で錬度の高かった日本軍戦闘機部隊と渡り合った後
の分 ヘルキャットは有利だったのでは? ならばラバウル航空隊
と空戦していた頃のコルセアの勝敗率はどれ位だったものか?”
ありました - 件の大冊の中の58~60ページに:
以下、ミケの稚拙な要訳ですが・・
あの戦争に於ける海軍航空が達成した主なものの一つが空戦での
日本軍機に対する圧倒的な優勢であった - 以下に掲げる表や
その他がそれを証明するものである。
開戦当初、我が海軍の制空力はむしろ脆弱だった。 その時点
での戦力は小規模な上に散在していた。 敵機と遭遇し空戦に
入ると数的に劣勢に立たされる事がしばしばであり - たとえ
1942年の空戦勝敗率が申告に基づいた通年計算では3:1
という数字にはなるものの - 仮に数的に互角な状況での空戦
であっても優位に闘いを進められる保証はなかった。
1943年に入り、新鋭機の投入;配備機数の増大;訓練の向上;
更に幾分かの敵側の弱体化に伴い空戦に於ける優位性は5:1まで
向上し、加えて年の終盤・数ケ月になって機動力を増した新型空母
群から発した集中・効果的なF6Fによる奇襲攻撃が「見込み」見せ
始めた。
1944年になってその「見込み」は明らかになった:最初の4ケ月
で海軍空母機はマーシャル群島からトラック;サイパン;パラウ;
そしてニューギニアと中部太平洋を翔け巡りながら僅か19機の損失
と引き換えに419機の日本軍機を撃墜、その率22:1となった。
この後「率」はマリアナ諸島;硫黄島;そして台湾とレイテでの熾烈
な戦闘の間に一端低下したがヴィサヤ諸島並びにルソンに対して9月;
10月;そして12月に行った作戦と1945年1月の転戦攻勢で
上向いた。 2月と3月の東京と九州への攻撃で11:1に低下した
後、4月;5月の沖縄での戦闘で優位性は決定的なものとなった -
我々の艦艇への襲撃を遂げられた敵機もありはしたが;我々の航空
戦力と渡り合うものではなかった:この2ケ月間で、我が海軍:
34機の損失に対して日本軍は1,744機を空戦で失い、その率は
51:1を超えている。
こうした終盤の戦闘に於いては当然の事ながら日本側には優秀な搭乗員
や運用可能な機体も少なくなり我々の航空戦力との正面切った空戦を
概して避けるようになった。 それにも拘らず、これら2ケ月間に撃墜
した日本機の半数以上が零戦:461機とより新型の機:197機を
含む単発の戦闘機・機種だった。
「表・19」に掲げたのは航空機の型式ごとの戦争全期間通しての
記録である。
*これは以下の過去記事3本に要訳を載せております*
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦 II
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦 III
これ以降に掲げるデータにより、異なる機種/型式の航空機同志では
- それぞれの任務や戦闘時の状況の違いなどにより - 直接的な
比較のしようがない事は明白となろう。
そこで、ほぼ同じ期間に同じ艦で運用された空母配備のF6FとF4Uの
比較については有効と思われる。
しかしFM(後期型ワイルドキャット)の場合は配備が護衛空母であり
艦隊前衛の高速空母のような強烈な敵襲には通常遭わない。
大型空母の海兵隊F4Uはその多くが困難を極めた2月;3月の作戦に
従事しており、4月;5月に海軍F4Uが多大な戦果を挙げた頃には
少数しか残っていなかった。
陸上基地運用のF4Uは1943~44年のソロモン諸島での困難な
陸上基地運用の海軍F6Fはソロモン諸島での作戦;陸上基地運用の
海兵隊F6Fは1945年の沖縄での作戦である。
こうした相違点が戦争全期間の合計数に及ぼした影響については
「表20:型式別・年次比較データ」で部分的にも窺い知る事が
出来よう。
これら2表により、ある一定の - 仮説的であれ - 総括が
導き出される:
主としてそれは損壊に対する耐久性で勝っていた点に負う処
が明らかと謂えよう。
(b) 軽空母のF6Fは大型空母のF6Fより有利だった。
(c) 護衛空母のFMとF6Fはどちらも目覚ましい記録を残している。
護衛空母の戦闘条件下でF6Fの方が明らかに優れて見える一方、
空戦勝敗率ではFMの方が上回っていた - 交戦した敵機の
55%を撃墜した能力に加えて「喪失:損壊」の率の低さから
あると謂えよう。
(d) PB4Y - 通常は護衛を伴わず単機での長距離哨戒任務に
あたっていたが - は、海軍に於ける優れた『戦闘機』の
一つに挙げる事が出来る。
一方で、それ以上に相手を痛めつけていた。
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2014年11月25日
アメリカ海軍/海兵隊機の太平洋戦
あくまで、アメリカ側の集計ですが(戦闘機編)・・
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
- 東日本大震災をはじめ、昨今の荒々しい気象よって
被災された皆々様に衷心から御見舞い申し上げます -
*御嶽山・噴火に遭遇された方々;そして
御家族や御友人の皆様の心魂の傷みが
些かずつでも癒えて行かれる事を
切にお祈り申し上げます*
自然災害だけでもムゴイ事になるのに、
人間同士でオゾマシイ出来事が絶えませんね
気象も人心も荒んでしまってるんでしょうか
大宇宙レベルの調和と安寧を祈っています
ミケ棲む北東北・青森市:有難い事に二桁・気温続いてる・・、
まぁ・でも;アスファルトのヅラ拝めるのも今の内ネ・・
深い悲しみを乗り越えながら「建て直し」や「新生」
の途上にある被災地の皆様の御労苦は
本当に察するに余りあります - どうか、
どうか 皆様、衛生面や体調に用心され
復興の足取りを増して行かれる様、
昼も夜も心底から祈っております
「ミケ鹿馬 11月六号」 - 申し訳ないス、
「F4Uコルセア」ものが先に出来ちゃった:
雛型作っちゃうと、後は「数字」を入れるのみ
「グレン・ミラー・ホロスコープ総括」も近日中に・・
戦争関連で申し訳ナイですが;宜しかったらお付き合いを。
ウィキペディア英語版に「F4U/FGコルセアの総ソーティ数は64,051で
海軍/海兵隊を合わせた戦闘機による全ソーティ数の44%を占め、
その内、空母からは9,581と15%に過ぎない」と記されていました。
ミケは迂闊にも、”残りの「56%」は空母運用が順調に進んでいた
関係でやはりヘルキャットが占めていたのかな?”などと思ったり
していたのですがさにあらず;66,530で45%と両方合わせて89%。
ワイルドキャットが戦争初期のF4Fの2,628と後期のFMの12,925を
合わせると10.6% - これで99.6%となり、その残りが
F2Aバファロー他にあたる模様でした。
航空母艦配備機
*初めに’全種別機の’総合値 又は 平均値;続いて
ヘルキャット(F6F);コルセア(F4U/FG);ワイルドキャット(FM)と(F4F)*
遭遇敵機数:爆撃機/戦闘機の順
総合:2,974/9,792
F6F:1,878/6,888;F4U/FG:200/1,026:FM:305/407;F4F:417/375
種別撃墜数:爆撃機/戦闘機の順
総合:1,997/4,487
F6F:1,387/3,568;F4U/FG:159/419:FM:194/228;F4F:190/112
自軍損害数:損失/損壊の順
総合:452/622
F6F:245/419F4U/FG:34/31;FM:13/26;F4F:47/23
自軍損失「1」に対する撃墜割合
平均:14.3
F6F:20.2;F4U/FG:17.0;FM:32.5;F4F:6.4
自軍損害パーセント:損失/損壊の順
平均:4.6/6.3
F6F:3.7/6.4;F4U/FG:3.3/3.0;FM:1.7/3.5;F4F:11.1/5.5
****************************************************************
陸上基地配備機
*初めに’全種別機の’総合値 又は 平均値;続いて
コルセア(F4U/FG);ヘルキャット(F6F);ワイルドキャット(F4F);バッファロー(F2A)*
**省略していたブルースターF2Aバッファローを加えました**(2015/02/01)
遭遇敵機数:爆撃機/戦闘機の順
総合:1,617/6,846
F4U/FG:462/3,617;F6F:76/482;F4F:653/948;F2A:31/15
種別撃墜数:爆撃機/戦闘機の順
総合:759/2,048
F4U/FG:319/1,241;F6F:58/150;F4F:228/375;F2A:6/4
自軍損害数:損失/損壊の順
総合:455/545
F4U/FG:155/231;F6F:25/38;F4F:131/62;F2A:14/3
自軍損失「1」に対する撃墜割合
平均:6.2
F4U/FG:10.1;F6F:8.3;F4F:4.6;F2A:0.7
自軍損害パーセント:損失/損壊の順
平均:10.1/12.1
F4U/FG:6.9/10.2;F6F:6.4/9.7;F4F:18.6/8.8;F2A:82.4/17.6
こうして改めて眺めてみて、気付かされるのは:
1)戦争末期に護衛空母に配備されたワイルドキャットの
後期型:FMの空戦勝敗が「32.5:1」と意外なほど高率でした。
2)ヘルキャットのオヴァーオール空戦勝敗率:「19:1」は
空母配備の分:「20.2:1」とそれ程 違わないものの;陸上展開
で比較的初期に交戦した分は「8.3:1」という数字で、恐らくは
ソロモン戦・末期でまだまだ錬度やアグレッシヴさで
手強い日本側搭乗員と対峙していたせいかもしれません。
3)コルセアのオヴァーオール空戦勝敗率:「11.3:1」は
、陸上:「10.1:1」を末期の空母:「17.0:1」が’押し上げた’
感がありますが;1944年中頃の中部太平洋・海空戦では
まだ作戦参加しておらず、出撃も戦果も『実数』を大きく
上げる処に至らなかった事が見えて来ます。
*因みに、ブルースターF2Aバファローは「0.7:1」で、
これは早めに前線から退けたのはアメリカ軍側としては
賢明な対応だったと謂えるでしょう*
**今回採り上げた戦闘機群・以外に艦上爆撃機;雷撃機;
哨戒爆撃機の交戦記録もありますが;それらは後日に
機会を譲る事に致しました**
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
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現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
- 東日本大震災をはじめ、昨今の荒々しい気象よって
被災された皆々様に衷心から御見舞い申し上げます -
*御嶽山・噴火に遭遇された方々;そして
御家族や御友人の皆様の心魂の傷みが
些かずつでも癒えて行かれる事を
切にお祈り申し上げます*
自然災害だけでもムゴイ事になるのに、
人間同士でオゾマシイ出来事が絶えませんね
気象も人心も荒んでしまってるんでしょうか
大宇宙レベルの調和と安寧を祈っています
ミケ棲む北東北・青森市:有難い事に二桁・気温続いてる・・、
まぁ・でも;アスファルトのヅラ拝めるのも今の内ネ・・
深い悲しみを乗り越えながら「建て直し」や「新生」
の途上にある被災地の皆様の御労苦は
本当に察するに余りあります - どうか、
どうか 皆様、衛生面や体調に用心され
復興の足取りを増して行かれる様、
昼も夜も心底から祈っております
「ミケ鹿馬 11月六号」 - 申し訳ないス、
「F4Uコルセア」ものが先に出来ちゃった:
雛型作っちゃうと、後は「数字」を入れるのみ
「グレン・ミラー・ホロスコープ総括」も近日中に・・
戦争関連で申し訳ナイですが;宜しかったらお付き合いを。
ウィキペディア英語版に「F4U/FGコルセアの総ソーティ数は64,051で
海軍/海兵隊を合わせた戦闘機による全ソーティ数の44%を占め、
その内、空母からは9,581と15%に過ぎない」と記されていました。
ミケは迂闊にも、”残りの「56%」は空母運用が順調に進んでいた
関係でやはりヘルキャットが占めていたのかな?”などと思ったり
していたのですがさにあらず;66,530で45%と両方合わせて89%。
ワイルドキャットが戦争初期のF4Fの2,628と後期のFMの12,925を
合わせると10.6% - これで99.6%となり、その残りが
F2Aバファロー他にあたる模様でした。
航空母艦配備機
*初めに’全種別機の’総合値 又は 平均値;続いて
ヘルキャット(F6F);コルセア(F4U/FG);ワイルドキャット(FM)と(F4F)*
遭遇敵機数:爆撃機/戦闘機の順
総合:2,974/9,792
F6F:1,878/6,888;F4U/FG:200/1,026:FM:305/407;F4F:417/375
種別撃墜数:爆撃機/戦闘機の順
総合:1,997/4,487
F6F:1,387/3,568;F4U/FG:159/419:FM:194/228;F4F:190/112
自軍損害数:損失/損壊の順
総合:452/622
F6F:245/419F4U/FG:34/31;FM:13/26;F4F:47/23
自軍損失「1」に対する撃墜割合
平均:14.3
F6F:20.2;F4U/FG:17.0;FM:32.5;F4F:6.4
自軍損害パーセント:損失/損壊の順
平均:4.6/6.3
F6F:3.7/6.4;F4U/FG:3.3/3.0;FM:1.7/3.5;F4F:11.1/5.5
****************************************************************
陸上基地配備機
*初めに’全種別機の’総合値 又は 平均値;続いて
コルセア(F4U/FG);ヘルキャット(F6F);ワイルドキャット(F4F);バッファロー(F2A)*
**省略していたブルースターF2Aバッファローを加えました**(2015/02/01)
総合:1,617/6,846
F4U/FG:462/3,617;F6F:76/482;F4F:653/948;F2A:31/15
種別撃墜数:爆撃機/戦闘機の順
総合:759/2,048
F4U/FG:319/1,241;F6F:58/150;F4F:228/375;F2A:6/4
自軍損害数:損失/損壊の順
総合:455/545
F4U/FG:155/231;F6F:25/38;F4F:131/62;F2A:14/3
自軍損失「1」に対する撃墜割合
平均:6.2
F4U/FG:10.1;F6F:8.3;F4F:4.6;F2A:0.7
自軍損害パーセント:損失/損壊の順
平均:10.1/12.1
F4U/FG:6.9/10.2;F6F:6.4/9.7;F4F:18.6/8.8;F2A:82.4/17.6
こうして改めて眺めてみて、気付かされるのは:
1)戦争末期に護衛空母に配備されたワイルドキャットの
後期型:FMの空戦勝敗が「32.5:1」と意外なほど高率でした。
2)ヘルキャットのオヴァーオール空戦勝敗率:「19:1」は
空母配備の分:「20.2:1」とそれ程 違わないものの;陸上展開
で比較的初期に交戦した分は「8.3:1」という数字で、恐らくは
ソロモン戦・末期でまだまだ錬度やアグレッシヴさで
手強い日本側搭乗員と対峙していたせいかもしれません。
3)コルセアのオヴァーオール空戦勝敗率:「11.3:1」は
、陸上:「10.1:1」を末期の空母:「17.0:1」が’押し上げた’
感がありますが;1944年中頃の中部太平洋・海空戦では
まだ作戦参加しておらず、出撃も戦果も『実数』を大きく
上げる処に至らなかった事が見えて来ます。
*因みに、ブルースターF2Aバファローは「0.7:1」で、
これは早めに前線から退けたのはアメリカ軍側としては
賢明な対応だったと謂えるでしょう*
**今回採り上げた戦闘機群・以外に艦上爆撃機;雷撃機;
哨戒爆撃機の交戦記録もありますが;それらは後日に
機会を譲る事に致しました**
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
本日も当ブログにお越し下さりありがとうございます!
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2014年05月07日
「最末期・勝敗率」 補足 戦闘機編
”え”っ、ホントかね?!”いう部分が結構ありました・・
- 東日本大震災をはじめ、昨今の荒々しい気象よって
被災された皆々様に衷心から御見舞い申し上げます -
自然災害だけでもムゴイ事になるのに、
人間同士でオゾマシイ出来事が絶えませんね
気象も人心も荒んでしまってるんでしょうか
大宇宙レベルの調和と安寧を祈っています
ミケ棲む北東北・青森市:「桜」は終わっちゃいましたが;風強く、
低い方の気温がなかなか上がりません - どうも変・・
寝具の構成とか『一枚』抜いたキリなんですワ。
深い悲しみを乗り越えながら「建て直し」や「新生」
の途上にある被災地の皆様の御労苦は
本当に察するに余りあります - どうか、
どうか 皆様、衛生面や体調に用心され
復興の足取りを増して行かれる様、
昼も夜も心底から祈っております
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
戦争に関わる事柄は、ブログ記事の題材として扱うにあたっては
やはり気の重い処は隠せません。 殊に今回:元ネタ・内容の把握に
苦しんでいた事から、”コアを成すデータだけでもあのように並べた
だけで充分 - この稚拙なブログやその記事内容を一体・誰が
それ程 気に掛けようか・・”などとも考えておりました。
ただ;仮に’誰にも’読まれなくても、一旦・サイバースペース上
に載せたモノは半端で済ましてはならない、と考えた次第です。
**「語義」について、自身・改める事に致します:
零戦や隼;飛燕;疾風;紫電(改)等は『型式』(MODEL)、
戦闘機や艦爆;陸攻;水上機;偵察機等は『種別』(TYPE)
それというのも、自身、今迄・随分と「機種」と書いて
コルセアやマスタング/鍾馗やフォッケウルフ等を指して
いたのですが;四式戦やP-47は『型式』であり、
自動車ならば、『車種』は乗用車やバス;トラック等を
指す『種別』を意味するのが常識的、と感じました**
1944年9月1日から1945年8月15日迄の11ヶ月半の間に
アメリカ海軍/海兵隊のヘルキャット;コルセア;ワイルドキャットの
戦闘機が遭遇/交戦した記録。
ヘルキャット(F6F);コルセア(F4U/FG);ワイルドキャット(FM)の順:
**コチラで詳細を御覧頂けます**
単発・戦闘機類 合計:
F6F:2,314/149(15.53:1)F4U:634/42(15.09:1)FM:183/7(26.14:1)
****************************************************************
雷/爆機 合計:
F6F:515/2(257.5:1)F4U:271/3(90.33:1)FM:105/-(-)
****************************************************************
水上機合計:
F6F:89/-(-)F4U:24/-(-)FM:7/-(-)
****************************************************************
双発・軍用機類 合計:
F6F:530/8(66.25:1)F4U:98/2(49:1)FM:81/1(81:1)
****************************************************************
飛行艇: F6F:17/-(-)F4U:0/-(-)FM:0/-(-)
輸送機: F6F:36/-(-)F4U:3/-(-)FM:1/-(-)
練習機: F6F:17/-(-)F4U:12/1(12:1)FM:0/-(-)
種別不明機: F6F:0/1(-*)F4U:0/1(-*)FM:0/1(-*)
****************************************************************
総合計
F6F:3,518/160(21.99:1)F4U:1,042/49(21.27:1)FM:377/9(41.89:1)
トピック#1:’この期間に限って’眺めた場合、アメリカ海軍/海兵隊
配備の戦闘機・3種中で「空戦勝敗率トップ」は何と、ワイルドキャットだった:
(ヘルキャット:21.98:1 コルセア:21.26:1 ワイルドキャット:41.89:1)
専ら護衛空母での運用で、上陸作戦への航空支援や特攻機の迎撃にあたり、
日本本土空襲には加わらず、日本軍側の新鋭機との交戦が殆ど無かった。
トピック#2:「この期間」の戦果が上記3種それぞれの「太平洋戦・通期」
の合計に占める割合は:ヘルキャット:68%(3,518/5,163); コルセア:
49%(1,042/2,140) ;ワイルドキャット:28%(377/1,327)
「終戦まで現役」であったにせよ第一線からは退いたワイルドキャットが
『この期間』の戦果が3割以下なのは納得出来る話です。
一方、ヘルキャットは7割に迫るほどです。
正に此処がF4U/FGコルセアについての(殊に日本側の)一般的評価に
こちらが力点を置いて唱えたいところです:コルセア・戦果の51%以上が
『この期間』以前の日本軍搭乗員の総体的な錬度水準が依然高く、燃料や
弾薬の窮乏もその深刻度は違っていた事でしょう。
空母運用で遅れを取ったという「ファクト」は依然残るものの;コルセアが
’先に’闘っていた相手の『質』は遥かに手強かった点は外すべきではない
と思うのです。 当時の航空戦の「大きな流れ」としてそれまで専ら「遠征」
出来ていた日本軍側・航空勢力が「守勢」に転じたターニング・ポイントの
主役にライトニングやコルセアを挙げても過大評価にはならないでしょう。
トピック#3:燃料/弾薬は戦闘の『コメ』 - これらに決定的に窮乏すると
訓練が不足し、技量の劣化を深刻化させてしまう:
格闘戦に有用なアクロバティックな飛行動態やギリギリの飛行性能・発揮の
技術的な習熟と体感的な慣熟は当然のこと燃料消費を伴う事でしょう。
また、名著:「源田の剣」を読ませて頂いて印象に残った事柄に、三四三空の
搭乗員が飛行技能が高かったものの、空戦時に優勢に占位しながら、いま一つ
有効射弾を決め得なかったケースが多々あった、というのがありました。
「下手な鉄砲も・・」という諺はあります、「センスの問題」もあるでしょう、
しかし;より多く実弾射撃を積んだ側が射撃に秀でるのは当然です。
トピック#4:「未確認・日本軍機による被撃墜/損失の数々」
’コレ’の理解/咀嚼に永い事・手間取っておりました - 「表」の締め括り
の注釈:”型式不明の敵・単発戦闘機による27機のF6F被撃墜;種別不明
の敵機による14機のF6F損失;型式不明の敵・単発戦闘機によるF4U
1機の被撃墜が、F6F/F4Uによる申告・撃墜数と報告・被撃墜数に対応
する敵・単発戦闘機の型式数種との関連を踏まえた上で’恣意的・裁量により’
按分が為されている - 敵の(単発戦闘機以外の)他種別機に対し、この様な
「按分」は為し得ない。”、というものです:
1) 日本軍機側の奇襲が成功したケースなのでは?
*成功裡に奇襲した場合、相手側に「敵の型式・識別」の余裕など無いでしょう。
2) 「雷電」;「紫電/紫電改」;「五式戦」等、遭遇頻度が比較的
少なかった『敵・新鋭機』による、やはり奇襲だったのでは?
**アメリカ軍側の搭乗員にすれば、情報将校に戦闘報告する際、どうしても
「ゼロ(零戦)」;「オスカー(隼)」;「トージョー(鍾馗)」;そして
「トニー(飛燕)」のようなソロモン戦から対峙していた型式を挙げてしまい
がちだった模様です - 海兵隊のコルセア部隊で紫電/紫電改と最も早く
交戦した搭乗員達は当時それぞれ”ゼロでした”;”ジャック(雷電)でした”;
”コルセアと同寸ほどの高速の単発戦闘機でした”、と様々です。
レイテ沖海戦の前月から始まり、台湾沖海空戦;硫黄島戦;
沖縄戦という経過を辿り、日本軍・航空兵力が急激に
応戦能力を減じて敗戦に至る迄の戦闘記録の集計
でもあり、『空戦』と呼べるような実相か?
という感がミケに湧きました - しかしながら;
それらも『空戦』であったのでしょう。
**アメリカ軍側の損失については、戦闘空域からは
離脱し得た「戦闘中・事故」も多々あって、
「被撃墜」計上から外れた事もあったのでしょう、
又、「戦果」については’少なからぬ’重複・申告の
可能性はあったものとも思われますが・・**
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
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自然災害だけでもムゴイ事になるのに、
人間同士でオゾマシイ出来事が絶えませんね
気象も人心も荒んでしまってるんでしょうか
大宇宙レベルの調和と安寧を祈っています
ミケ棲む北東北・青森市:「桜」は終わっちゃいましたが;風強く、
低い方の気温がなかなか上がりません - どうも変・・
寝具の構成とか『一枚』抜いたキリなんですワ。
深い悲しみを乗り越えながら「建て直し」や「新生」
の途上にある被災地の皆様の御労苦は
本当に察するに余りあります - どうか、
どうか 皆様、衛生面や体調に用心され
復興の足取りを増して行かれる様、
昼も夜も心底から祈っております
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
戦争に関わる事柄は、ブログ記事の題材として扱うにあたっては
やはり気の重い処は隠せません。 殊に今回:元ネタ・内容の把握に
苦しんでいた事から、”コアを成すデータだけでもあのように並べた
だけで充分 - この稚拙なブログやその記事内容を一体・誰が
それ程 気に掛けようか・・”などとも考えておりました。
ただ;仮に’誰にも’読まれなくても、一旦・サイバースペース上
に載せたモノは半端で済ましてはならない、と考えた次第です。
**「語義」について、自身・改める事に致します:
零戦や隼;飛燕;疾風;紫電(改)等は『型式』(MODEL)、
戦闘機や艦爆;陸攻;水上機;偵察機等は『種別』(TYPE)
それというのも、自身、今迄・随分と「機種」と書いて
コルセアやマスタング/鍾馗やフォッケウルフ等を指して
いたのですが;四式戦やP-47は『型式』であり、
自動車ならば、『車種』は乗用車やバス;トラック等を
指す『種別』を意味するのが常識的、と感じました**
1944年9月1日から1945年8月15日迄の11ヶ月半の間に
アメリカ海軍/海兵隊のヘルキャット;コルセア;ワイルドキャットの
戦闘機が遭遇/交戦した記録。
ヘルキャット(F6F);コルセア(F4U/FG);ワイルドキャット(FM)の順:
**コチラで詳細を御覧頂けます**
単発・戦闘機類 合計:
F6F:2,314/149(15.53:1)F4U:634/42(15.09:1)FM:183/7(26.14:1)
****************************************************************
雷/爆機 合計:
F6F:515/2(257.5:1)F4U:271/3(90.33:1)FM:105/-(-)
****************************************************************
水上機合計:
F6F:89/-(-)F4U:24/-(-)FM:7/-(-)
****************************************************************
双発・軍用機類 合計:
F6F:530/8(66.25:1)F4U:98/2(49:1)FM:81/1(81:1)
****************************************************************
飛行艇: F6F:17/-(-)F4U:0/-(-)FM:0/-(-)
輸送機: F6F:36/-(-)F4U:3/-(-)FM:1/-(-)
練習機: F6F:17/-(-)F4U:12/1(12:1)FM:0/-(-)
種別不明機: F6F:0/1(-*)F4U:0/1(-*)FM:0/1(-*)
****************************************************************
総合計
F6F:3,518/160(21.99:1)F4U:1,042/49(21.27:1)FM:377/9(41.89:1)
トピック#1:’この期間に限って’眺めた場合、アメリカ海軍/海兵隊
配備の戦闘機・3種中で「空戦勝敗率トップ」は何と、ワイルドキャットだった:
(ヘルキャット:21.98:1 コルセア:21.26:1 ワイルドキャット:41.89:1)
専ら護衛空母での運用で、上陸作戦への航空支援や特攻機の迎撃にあたり、
日本本土空襲には加わらず、日本軍側の新鋭機との交戦が殆ど無かった。
トピック#2:「この期間」の戦果が上記3種それぞれの「太平洋戦・通期」
の合計に占める割合は:ヘルキャット:68%(3,518/5,163); コルセア:
49%(1,042/2,140) ;ワイルドキャット:28%(377/1,327)
「終戦まで現役」であったにせよ第一線からは退いたワイルドキャットが
『この期間』の戦果が3割以下なのは納得出来る話です。
一方、ヘルキャットは7割に迫るほどです。
正に此処がF4U/FGコルセアについての(殊に日本側の)一般的評価に
こちらが力点を置いて唱えたいところです:コルセア・戦果の51%以上が
『この期間』以前の日本軍搭乗員の総体的な錬度水準が依然高く、燃料や
弾薬の窮乏もその深刻度は違っていた事でしょう。
空母運用で遅れを取ったという「ファクト」は依然残るものの;コルセアが
’先に’闘っていた相手の『質』は遥かに手強かった点は外すべきではない
と思うのです。 当時の航空戦の「大きな流れ」としてそれまで専ら「遠征」
出来ていた日本軍側・航空勢力が「守勢」に転じたターニング・ポイントの
主役にライトニングやコルセアを挙げても過大評価にはならないでしょう。
トピック#3:燃料/弾薬は戦闘の『コメ』 - これらに決定的に窮乏すると
訓練が不足し、技量の劣化を深刻化させてしまう:
格闘戦に有用なアクロバティックな飛行動態やギリギリの飛行性能・発揮の
技術的な習熟と体感的な慣熟は当然のこと燃料消費を伴う事でしょう。
また、名著:「源田の剣」を読ませて頂いて印象に残った事柄に、三四三空の
搭乗員が飛行技能が高かったものの、空戦時に優勢に占位しながら、いま一つ
有効射弾を決め得なかったケースが多々あった、というのがありました。
「下手な鉄砲も・・」という諺はあります、「センスの問題」もあるでしょう、
しかし;より多く実弾射撃を積んだ側が射撃に秀でるのは当然です。
トピック#4:「未確認・日本軍機による被撃墜/損失の数々」
’コレ’の理解/咀嚼に永い事・手間取っておりました - 「表」の締め括り
の注釈:”型式不明の敵・単発戦闘機による27機のF6F被撃墜;種別不明
の敵機による14機のF6F損失;型式不明の敵・単発戦闘機によるF4U
1機の被撃墜が、F6F/F4Uによる申告・撃墜数と報告・被撃墜数に対応
する敵・単発戦闘機の型式数種との関連を踏まえた上で’恣意的・裁量により’
按分が為されている - 敵の(単発戦闘機以外の)他種別機に対し、この様な
「按分」は為し得ない。”、というものです:
1) 日本軍機側の奇襲が成功したケースなのでは?
*成功裡に奇襲した場合、相手側に「敵の型式・識別」の余裕など無いでしょう。
2) 「雷電」;「紫電/紫電改」;「五式戦」等、遭遇頻度が比較的
少なかった『敵・新鋭機』による、やはり奇襲だったのでは?
**アメリカ軍側の搭乗員にすれば、情報将校に戦闘報告する際、どうしても
「ゼロ(零戦)」;「オスカー(隼)」;「トージョー(鍾馗)」;そして
「トニー(飛燕)」のようなソロモン戦から対峙していた型式を挙げてしまい
がちだった模様です - 海兵隊のコルセア部隊で紫電/紫電改と最も早く
交戦した搭乗員達は当時それぞれ”ゼロでした”;”ジャック(雷電)でした”;
”コルセアと同寸ほどの高速の単発戦闘機でした”、と様々です。
レイテ沖海戦の前月から始まり、台湾沖海空戦;硫黄島戦;
沖縄戦という経過を辿り、日本軍・航空兵力が急激に
応戦能力を減じて敗戦に至る迄の戦闘記録の集計
でもあり、『空戦』と呼べるような実相か?
という感がミケに湧きました - しかしながら;
それらも『空戦』であったのでしょう。
**アメリカ軍側の損失については、戦闘空域からは
離脱し得た「戦闘中・事故」も多々あって、
「被撃墜」計上から外れた事もあったのでしょう、
又、「戦果」については’少なからぬ’重複・申告の
可能性はあったものとも思われますが・・**
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
本日も当ブログにお越し下さりありがとうございます!
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2014年03月26日
太平洋戦・最末期の空戦勝敗率 II
あくまで、アメリカ側の集計ですが(戦闘機編)・・
- 東日本大震災をはじめ、昨今の荒々しい気象よって
被災された皆々様に衷心から御見舞い申し上げます -
自然災害だけでもムゴイ事になるのに、
人間同士でオゾマシイ出来事が絶えませんね
気象も人心も荒んでしまってるんでしょうか
大宇宙レベルの調和と安寧を祈っています
**このブログ記事は目下・書き掛けの状態ですが;
補足説明/注釈/コメント加えた仕上げは
後日に廻し、『コア』を成すデータ部分
のみ一先ず載せる事と致します**
ミケ棲む北東北・青森市:
深い悲しみを乗り越えながら「建て直し」や「新生」
の途上にある被災地の皆様の御労苦は
本当に察するに余りあります - どうか、
どうか 皆様、衛生面や体調に用心され
復興の足取りを増して行かれる様、
昼も夜も心底から祈っております
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
*ヘルキャット(F6F);コルセア(F4U/FG);ワイルドキャット(FM)の順です*
Zeke, Hamp 零戦:
F6F:1,000/75(13.33:1)F4U:327/27(12.1:1)FM:87/2(43.5:1)
Oscar 隼:
F6F:396/26(15.23:1)F4U:46/1(46:1)FM:38/3(12.66:1)
Tony 飛燕:
F6F:275/11(25:1)F4U:60/2(30:1)FM:29/-(-)
Tojo 鍾馗:
F6F:283/9(31.44:1)F4U:53/4(13.25:1)FM:17/2(8.5:1)
Frank 疾風:
F6F:114/12(9.5:1)F4U:28/4(7:1)FM:0(0)
Jack 雷電:
F6F:33/9(3.66:1)F4U:9/3(3:1)FM:1/-(-)
George 紫電/紫電改:
F6F:28/-(-)F4U:7/-(-)FM:0(0)
Myrt 彩雲:
F6F:36/0(-)F4U:19/-(-)FM:0(0)
Nate 九七戦:
F6F:59/1(59:1)F4U:82/1(82:1)FM:1/-(-)
Unidentified 未確認・単発戦闘機類:
F6F:90/6(15:1)F4U:3/-(-)FM:10/-(-)
単発・戦闘機類 合計:
F6F:2,314/149(15.53:1)F4U:634/42(15.09:1)FM:183/7(26.14:1)
****************************************************************
Val 九九艦爆:
F6F:215/-(-)F4U:187/2(93.5:1)FM:88/-(-)
Judy 彗星:
F6F:134/1(134:1)F4U:36/1(36:1)FM:5/-(-)
Kate 九七艦攻
F6F:26/-(-)F4U:13/-(-)FM:4/-(-)
Jill 天山:
F6F:105/-(-)F4U:23/-(-)FM:7/-(-)
Sonia 九九軍偵:
F6F:21/-(-)F4U:7/-(-)FM:1/-(-)
その他の雷/爆機:
F6F:14/1(14:1)F4U:5/-(-)FM:0/-(-)
雷/爆機 合計:
F6F:515/2(257.5:1)F4U:271/3(90.33:1)FM:105/-(-)
****************************************************************
Jake 零式水偵:
F6F:50/-(-)F4U:6/-(-)FM:7/-(-)
Pete 零観:
F6F:18/-(-)F4U:8/-(-)FM:0/-(-)
Rufe 二式水戦:
F6F:15/-(-)F4U:0/-(-)FM:0/-(-)
Rex 強風:
F6F:0/-(-)F4U:6/-(-)FM:0/-(-)
Paul 瑞雲:
F6F:6/-(-)F4U:1/-(-)FM:0/-(-)
Dave 九五式水偵:
F6F:0/-(-)F4U:3/-(-)FM:0/-(-)
水上機合計:
F6F:89/-(-)F4U:24/-(-)FM:7/-(-)
****************************************************************
Betty 一式陸攻:
F6F:185/6(30.83:1)F4U:29/1(29:1)FM:2/-(-)
Dinah 一〇〇式司偵:
F6F:48/-(-)F4U:23/-(-)FM:1/-(-)
Frances 銀河:
F6F:118/-(-)F4U:7/-(-)FM:18/-(-)
Irving 月光:
F6F:20/-(-)F4U:2/-(-)FM:9/-(-)
Nick 屠龍:
F6F:46/1(46:1)F4U:16/-(-)FM:4/-(-)
Sally 九七式重爆:
F6F:33/-(-)F4U:5/-(-)FM:16/-(-)
Helen 呑龍:
F6F:12/-(-)F4U:9/1(9:1)FM:0/-(-)
Lily 九九式双発軽爆:
F6F:27/-(-)F4U:3/-(-)FM:21/1(21:1)
Nell 九六式陸攻:
F6F:18/-(-)F4U:0/-(-)FM:1/-(-)
Peggy 飛龍:
F6F:6/-(-)F4U:4/-(-)FM:0/-(-)
Unidentified 未確認・双発攻撃機類:
F6F:17/1(17:1)F4U:0/-(-)FM:9/-(-)
双発・軍用機類 合計:
F6F:530/8(66.25:1)F4U:98/2(49:1)FM:81/1(81:1)
****************************************************************
飛行艇: F6F:17/-(-)F4U:0/-(-)FM:0/-(-)
輸送機: F6F:36/-(-)F4U:3/-(-)FM:1/-(-)
練習機: F6F:17/-(-)F4U:12/1(12:1)FM:0/-(-)
種別不明機: F6F:0/1(-*)F4U:0/1(-*)FM:0/1(-*)
****************************************************************
総合計 F6F:3,518/160(21.99:1)F4U:1,042/49(21.27:1)FM:377/9(41.89:1)
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
本日も当ブログにお越し下さりありがとうございます!
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被災された皆々様に衷心から御見舞い申し上げます -
自然災害だけでもムゴイ事になるのに、
人間同士でオゾマシイ出来事が絶えませんね
気象も人心も荒んでしまってるんでしょうか
大宇宙レベルの調和と安寧を祈っています
**このブログ記事は目下・書き掛けの状態ですが;
補足説明/注釈/コメント加えた仕上げは
後日に廻し、『コア』を成すデータ部分
のみ一先ず載せる事と致します**
ミケ棲む北東北・青森市:
深い悲しみを乗り越えながら「建て直し」や「新生」
の途上にある被災地の皆様の御労苦は
本当に察するに余りあります - どうか、
どうか 皆様、衛生面や体調に用心され
復興の足取りを増して行かれる様、
昼も夜も心底から祈っております
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
美化・賛美する趣旨は一切ございません、又、
現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
*ヘルキャット(F6F);コルセア(F4U/FG);ワイルドキャット(FM)の順です*
Zeke, Hamp 零戦:
F6F:1,000/75(13.33:1)F4U:327/27(12.1:1)FM:87/2(43.5:1)
Oscar 隼:
F6F:396/26(15.23:1)F4U:46/1(46:1)FM:38/3(12.66:1)
Tony 飛燕:
F6F:275/11(25:1)F4U:60/2(30:1)FM:29/-(-)
Tojo 鍾馗:
F6F:283/9(31.44:1)F4U:53/4(13.25:1)FM:17/2(8.5:1)
Frank 疾風:
F6F:114/12(9.5:1)F4U:28/4(7:1)FM:0(0)
Jack 雷電:
F6F:33/9(3.66:1)F4U:9/3(3:1)FM:1/-(-)
George 紫電/紫電改:
F6F:28/-(-)F4U:7/-(-)FM:0(0)
Myrt 彩雲:
F6F:36/0(-)F4U:19/-(-)FM:0(0)
Nate 九七戦:
F6F:59/1(59:1)F4U:82/1(82:1)FM:1/-(-)
Unidentified 未確認・単発戦闘機類:
F6F:90/6(15:1)F4U:3/-(-)FM:10/-(-)
単発・戦闘機類 合計:
F6F:2,314/149(15.53:1)F4U:634/42(15.09:1)FM:183/7(26.14:1)
****************************************************************
Val 九九艦爆:
F6F:215/-(-)F4U:187/2(93.5:1)FM:88/-(-)
Judy 彗星:
F6F:134/1(134:1)F4U:36/1(36:1)FM:5/-(-)
Kate 九七艦攻
F6F:26/-(-)F4U:13/-(-)FM:4/-(-)
Jill 天山:
F6F:105/-(-)F4U:23/-(-)FM:7/-(-)
Sonia 九九軍偵:
F6F:21/-(-)F4U:7/-(-)FM:1/-(-)
その他の雷/爆機:
F6F:14/1(14:1)F4U:5/-(-)FM:0/-(-)
雷/爆機 合計:
F6F:515/2(257.5:1)F4U:271/3(90.33:1)FM:105/-(-)
****************************************************************
Jake 零式水偵:
F6F:50/-(-)F4U:6/-(-)FM:7/-(-)
Pete 零観:
F6F:18/-(-)F4U:8/-(-)FM:0/-(-)
Rufe 二式水戦:
F6F:15/-(-)F4U:0/-(-)FM:0/-(-)
Rex 強風:
F6F:0/-(-)F4U:6/-(-)FM:0/-(-)
Paul 瑞雲:
F6F:6/-(-)F4U:1/-(-)FM:0/-(-)
Dave 九五式水偵:
F6F:0/-(-)F4U:3/-(-)FM:0/-(-)
水上機合計:
F6F:89/-(-)F4U:24/-(-)FM:7/-(-)
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Betty 一式陸攻:
F6F:185/6(30.83:1)F4U:29/1(29:1)FM:2/-(-)
Dinah 一〇〇式司偵:
F6F:48/-(-)F4U:23/-(-)FM:1/-(-)
Frances 銀河:
F6F:118/-(-)F4U:7/-(-)FM:18/-(-)
Irving 月光:
F6F:20/-(-)F4U:2/-(-)FM:9/-(-)
Nick 屠龍:
F6F:46/1(46:1)F4U:16/-(-)FM:4/-(-)
Sally 九七式重爆:
F6F:33/-(-)F4U:5/-(-)FM:16/-(-)
Helen 呑龍:
F6F:12/-(-)F4U:9/1(9:1)FM:0/-(-)
Lily 九九式双発軽爆:
F6F:27/-(-)F4U:3/-(-)FM:21/1(21:1)
Nell 九六式陸攻:
F6F:18/-(-)F4U:0/-(-)FM:1/-(-)
Peggy 飛龍:
F6F:6/-(-)F4U:4/-(-)FM:0/-(-)
Unidentified 未確認・双発攻撃機類:
F6F:17/1(17:1)F4U:0/-(-)FM:9/-(-)
双発・軍用機類 合計:
F6F:530/8(66.25:1)F4U:98/2(49:1)FM:81/1(81:1)
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飛行艇: F6F:17/-(-)F4U:0/-(-)FM:0/-(-)
輸送機: F6F:36/-(-)F4U:3/-(-)FM:1/-(-)
練習機: F6F:17/-(-)F4U:12/1(12:1)FM:0/-(-)
種別不明機: F6F:0/1(-*)F4U:0/1(-*)FM:0/1(-*)
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総合計 F6F:3,518/160(21.99:1)F4U:1,042/49(21.27:1)FM:377/9(41.89:1)
**このブログ記事に過去の歴史上の戦争を
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現在そして将来に於けるいかなる戦争・軍事行動
を肯定・支持する意図も一切ございません**
本日も当ブログにお越し下さりありがとうございます!
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