1937年
2023年12月16日
ベニーとマーサでLoch Lomond
スコティッシュ民謡スウィング・バンド風^^
自然災害は苛烈さを増し続け、
人間社会:また蛮行や惨況絶えず・・、
荒みが止まない自然界と人心・・、
切に大宇宙レベルの調和と安寧を祈念します。
ネコ親爺ミケ君「スウィング・バンド鹿馬」の
カレンダー絡み、宜しかったらお付き合いを^^
ここ迄はかなりな「暖冬」だったんですが - 何せネぇ「忠臣蔵」の
日付けの辺りまで、大して降雪が無かったんですから - 今夜遅く
くらいから暴風雪なんて予報に出ていたりで’らしく’なりそう・・
”何かナイ?”とタネ本:"Joel Whitburn's Pop Memories 1890-
1954"をパラパラ捲っておりましたら・・、ベニー・グッドマンの
項に、少し違った’趣き’で覚えているヒット盤が目に付きました:
O you take the high road and I'll take the low road
And I'll be in Scotland afore ye
But me and my true love will never meet again
On the bonnie bonnie banks of Loch Lomond
By yon bonnie banks and by yon bonnie braes
Where the sun shines bright on Loch Lomond
Where me and my true love were ever won't to age
On the bonnie bonnie banks of Loch Lomond
O you take the high road and I'll take the low road
And I'll be in Scotland afore ye
But me and my true love may never meet again
On the bonnie bonnie banks of Loch Lomond
'Twas there that we parted by yon shady glen
On the steep steep side of Ben Lomond
Where in purple hue the highland hills we view
And the moon coming out in the gloamin'
O you take the high road and I'll take the low road
And I'll be in Scotland afore ye
But me and my true love may never meet again
On the bonnie bonnie banks of Loch Lomond
スコットランドの民謡とも謂うべき"Loch Lomond"をクロード・
ソーンヒルさんがアレンジし;マーサ・ティルトンさんの
ヴォーカルをフィーチュアしたBGバンドのステュディオ・
レコーディングは1937年11月12日;同日に収録された
メリー・ルウ・ウィリアムスさんがお創りになった"Camel Hop"
とカップリングして「ヴィクター盤 #25717」でリリース
1937年も年末の12月18日から当時のヒット・パレード
に顔を覗かせ;トータル4週/ピーク・ポジション12位を
記録していましたワ。
因みに、その日付:1938年12月18日のビルボード誌を
アーカイヴに立ち寄って見てみたのですワ:
p75に、当時のヒット・レコード情報欄:
"Five Best Record Sellers" :
4番目に「#25717」:"Loch Lomond"が入ってました。
ヒット盤としてはマクシン・サリヴァンさんが先述
ソーンヒルさんの編曲/指揮で唄ったヴォカリオン盤が
3週/ピーク9位を記録していました - まぁ、それでも
今回のベニー/マーサ盤もなかなかの快作ですワ。
御試聴、コンナのどうでしょ:
Loch Lomond:Benny Goodman (Martha Tilton, vocal)
Camel Hop:Benny Goodman
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mikekaba at 19:04|Permalink│Comments(0)│
2023年07月01日
デュークの「キャラヴァン」(July 03 1937)
在チャート18週/ピーク・ポジション4位となった一曲
自然災害は苛烈さを増し続け、
人間社会:また蛮行や惨況絶えず・・、
荒みが止まない自然界と人心・・、
切に大宇宙レベルの調和と安寧を祈念します。
ネコ親爺・ミケ君のスウィング・バンド鹿馬の
カレンダー絡み、宜しかったらお付き合いを^^
昨日:(6/30)はコチラのネコ親爺棲息地でも夜半にかけて
雨もさりながら暴風がヒトかったですワぁっ - 竜巻注意報とか
でも出てるのチガウ云う感じでした。 それにしても、ここまで
でも豪雨災害/土砂災害に見舞われている報せが多数伝えられて
いるのですから、秋の台風シーズンは思い浮かべるだけでも
恐ろしいものを感じてしまいます。
御来訪の皆様、「酷暑」もある訳で;照っても降っても
御身を大切に用心されてお過ごし下さいませ
あまり偏って頼り過ぎてはイケナイけれど;’例の如く’
"Joel Whitburn's Pop Memories 1890-1954"でネタ探し、
デューク・エリントン先生の項にカレンダー絡みが^^
ヴォアラ!(も、何時までポワロさんの真似してんだか)
エリントン先生がお創りになった、あの代表的なレパトワや
おへんか - そうか、今頃の時季やったんか・・
ステュディオ・レコーディングが行われたのは1937年の
5月14日で、同日収録の"Azure"とのカップリングで
「マスター盤 #131」でリリースとなり;7月3日から
当時のヒット・パレードに参戦 - トータル18週/ピーク
には4位にも着けていた、という大ヒット盤。
そしてカップリング・メイトの"Azure"も7週後8月21日
から4週/ピーク:13位に着けていましたワ。
代表的レパトワの一つでもあり;エリントン先生による
レコーディングやエア・チェック音源は多数ありますが
不勉強なミケ君は1960年代収録のRCAヴィクター
LPアルバム:"The Popular DUKE ELLINGTON"のCD
リ・イシュー版が手ほどきだったもので、今回の
「御試聴」の「マスター盤 #131」は
ベンキョーになりました^^
御試聴、コンナのどうでしょ:
Caravan:Duke Ellington
Azure:Duke Ellington
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mikekaba at 17:19|Permalink│Comments(2)│
2023年05月20日
デュークの「凪」^^
短命レーベルでの好演/好唱ヒット盤:デュークの「凪」
自然災害は苛烈さを増し続け、
更には世界的なパンデミックの猛威、
人間社会:また蛮行や惨況絶えず・・、
荒みが止まない自然界と人心・・、
切に大宇宙レベルの調和と安寧を祈念します。
ネコ親爺・ミケ君のスウィング・バンド鹿馬の
カレンダー絡み、宜しかったらお付き合いを^^
それがネぇ;一昨日などこのネコ親爺ミケ君棲息地:青森市でも
日中最高気温:31度なんていう5月折り返し点にしては
暑過ぎだったものが;昨日になったら13度も一度に
下がって18度でしたワ - カラダに悪いし、寝具
とかの「初夏モード切替」とかにも迷うウウウ・・
まぁ・毎度のコトですが、「カレンダー絡みネタ」を半べそで^^
追い求め、データ本:Joel Whitburn's Pop Memories 1890-1954を
捲って”何かおくれ”とヤっていたら、かのデューク・エリントン
先生の項に時季としては今頃:5月も折り返し過ぎに当時の
ヒット・パレードに姿を現したレコードがありましたワ。
例によって「デューク・エリント&ヒズ・フェイマス・オーケストラ」、
「マスター盤 #117」2曲共に1937年4月9日にステュディオ
・レコーディングした"There's A Lull In My Life"と"It's Swell of
You"のカップリングで両方ともアイヴィ・アンダーソンさんの唄を
フィーチュアしています。
同年公開の20世紀FOXのミュージカル映画:"Wake Up and Live"
の為にハリー・レヴェル(作曲)/マック・ゴードン(作詞)の
御二人がお創りになった2曲のカヴァー盤でした。
宜しかったら、菓子ッコもどうぞです^^);
© Sony/ATV Music Publishing LLC,
Warner Chappell Music, Inc.
Oh, there's a lull in my life
It's just a void, an empty space
When you are not in my embrace
Oh, there's a lull in my life
The moment that you go away
There is no night, there is no day
The world stops turning, the clock stops ticking
Everything stops but that flame in my heart
That keeps burning, burning
Oh, there's a lull in my life
No matter how I may pretend
I know that you alone can end
The ache in my heart, the call of my arms
I know that you alone can end
The ache in my heart, the call of my arms
And the lull, lull in my life
****************************
Music by Harry Revel / Lyrics by Mack Gordon
© Sony/ATV Music Publishing LLC
Swell of you--treating me so kindly
Swell of you--I was heading blindly
Then your smile showed me the way
To love
It's swell of you
Just to let me share the spell of you
Funny what a pleasant word will do
To bring out the blue up above
When I have you as an inspiration
I'm sure to get by
And in appreciation
I promise that I'll love you, dear
Until the day I die
It's swell of you
While I live, my lips will tell of you
Just how grand you are
And that you'll be the one for me
You'll never know exactly what you've done for me
But it's all so awfully, mighty swell
It's swell of you
盤 #7876」で出していて;デューク/アイヴィ盤と
「ヒット・パレード入り」は同日でしたが1週/20位。
"There's A Lull In My Life"のベスト・セラー盤は
テディ・ウィルスンさんのこれも同じくブランズウィック
・レーベルの「#7884」でしたワ(10週/ピーク
2位を2週 - やはり同じ日の「パレード入りだワ)。
デューク/アイヴィの「マスター盤 #117」、ヒット・
パレードに加わり2週/ピークは12位に着けていました。
それでネぇ;コレは「余談」なんですけれど、あのレーベル:
「マスター」云うの - その1937年中に倒れちゃってた:
何とエリントン先生の同レーベル初レコーディングが
同レーベルにとっても全く『初』でナンバーが「101」
同レーベルの’最期’がレコード・ナンバー「140」!!
エリントン先生はというと「ブランズウィック」に戻り、
1940年にRCAヴィクターに移籍する迄、同レーベルでした。
御試聴、コンナのどうでしょ:
There's A Lull In My Life:Duke Ellington / Ivy Anderson
It's Swell Of You:Duke Ellington / Ivy Anderson
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mikekaba at 16:29|Permalink│Comments(0)│
2022年10月15日
テディ・ウィルスンさんのYou Can't Stop Me From Dreaming
当時のヒット・パレード首位を2週占めた、ウィルソンさん快作
自然災害は苛烈さを増し続け、
更には世界的なパンデミックの猛威、
人間社会:また蛮行や惨況絶えず・・、
荒みが止まない自然界と人心・・、
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ネコ親爺・ミケ君のスウィング・バンド鹿馬の
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秋深まる中、ネコ親爺・ミケ君、チョイと内省したりして・・、
”何か「(グレン)ミラー・マニア」もの続き過ぎてなかったかナ?
それで、タネ本:"Joel Whitburn's Pop Memories 1890-1954"の
「各年の#1ヒット・リスト」の項、1937年をみたら、
テディ・ウィルスンさんのブランズウィック盤が10月16日
から2週、当時のヒット・パレードの首位を占めていましたワ。
"Big Apple"とのカップリングで「ブランズウィック盤 #7954」で
リリースされていました。
店頭リテール・チャートもジュークボックス・チャートもまだ現れて
いなかった1937年 - そこでビルボード誌の同年10月16日号を
インターネット上のアーカイヴで見てみますと:
その内の「ブランズウィック」のトップになっていましたワ^^
顔触れが凄いですワ - テディ・ウィルスン/バスター・ベイリー/
レスター・ヤング/バック・クレイトン/ジョナサン・ジョーンズ/
フレディ・グリーン/ウォルター・ペイジ。
You Can’t Stop Me From Dreamin’:Teddy Wilson
コレはそのブランズウィック盤のカップリング相手:
Big Apple:Teddy Wilson
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mikekaba at 18:10|Permalink│Comments(0)│
2022年09月10日
この時季(1937年だけど^^)ヴィクター・ヒッツ
ドーシーにロンバードにハンプトンにベリガン・・
自然災害は苛烈さを増し続け、
更には世界的なパンデミックの猛威、
人間社会:また蛮行や惨況絶えず・・、
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「カレンダー絡み」でタネ本:"Joel Whitburn's Pop Memories
1890-1954"をパラパラと^^捲り;巻末:「各年の#1ヒッツ」
で1937年に目が留まりまして・・ ”ほㇹぅ;トミー・
ドーシーのクラムベイク・セヴンの"The Big Apple" - この頃
だったらレコード店頭リテールのヒット・チャートどころか;
「各主要レーベル・ベスト・セリング・レコード・トップ5」
の頃の番付だネ。”、とビルボード誌1937年9月11日号を
同号のp87:娯楽/遊具欄・音楽の部:
ヴァラエティ;ヴィクター;ヴォカリオンの7レーベル
それぞれの週間ベスト・セラー・トップ5
その内の「ヴィクター」を拡大してみると、成る程 - トミー
と彼のスモール・グループ:クラムベイク・セヴンの"The
Big Apple"がトップになっていました。
にも興味を惹かれたネコ親爺・ミケ君でした:
トミーの他にガイ・ロンバードさん;
ライオネル・ハンプトンさん;
そしてバニー・ベリガンさん・・
「御試聴」にざっと並べてみました^^
御試聴、コンナのどうでしょ:
The Big Apple:TD Clambake 7
Satan Takes A Holiday:Tommy Dorsey
You Can't Stop Me From Dreaming:Guy Lombardo
Drum Stomp (Crazy Rhythm):Lionel Hampton
Caravan:Bunny Berigan
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mikekaba at 12:34|Permalink│Comments(0)│