2024年11月02日
姑のこと
亡夫は三男坊の末っ子だった
長男は転勤族
次男は本社でも、どこの営業所へ転勤になっても、実家から通える範囲
「次男夫婦が同居して、最後まで面倒をみる代わりに、次男夫婦が土地を相続する」
三毛が結婚した時、もう兄弟で、ソレで決まってた。
三毛たちが結婚=亡夫が実家を出てまもなく、次兄は元の西向きのオンボロの狭い平家(戦前のモノ)を取り壊し、ちゃんとした南向きの二階建ての家を建てた。
同居が始まると、姑と次兄嫁の意見が少し食い違う。
どちらも悪い人ではない。
次兄嫁には三毛と同い年の妹がいるそうで、実の妹みたいに接してもらえた。
姑は「正しいことのためなら、身を粉にして働く」というのが信念
次兄夫婦も同じなんだが「正しさ」の方向が少し食い違う
姑は(もちろん次兄嫁も)息苦しかった
で「親が忙しくて、放ったらかしになっている孫たち」を見てしまった姑
せっせと我が家へ通って、子守りと炊事をしてくれた
「正しいことのためなら〜」の姑が作る料理は美味しかった
子どもたちは、すっかり胃袋を掴まれて、姑の躾に従う
う〜ん、一世代古いと思ったことはままある
でも、一世代前はソレで子どもは育ったんだ
赤ん坊や子どもって、一世代くらいで変わるモンじゃない
新しいことでも「こっちが正しい」と判断すれば、新しいことでも受け入れてくれる
私にとって、こんな有り難い姑はいなかった
夫が亡くなり、我が家に関わることも無くなり、
あんなに元気だった姑が、だんだんと弱っていった
次兄夫婦は、ちゃんと最期まで看取った
「多少気が合わないだけの嫁姑」「かなりの時期、三男坊のところへ行っていた」のだが、
次兄夫婦は土地を受け取った。
衛星都市だが、駅近だし、それなりの面積だ
時価までは言えないが・・・
同居してくれている子どもは、それくらい受け取れる世の中になればいいのになぁ
長男は転勤族
次男は本社でも、どこの営業所へ転勤になっても、実家から通える範囲
「次男夫婦が同居して、最後まで面倒をみる代わりに、次男夫婦が土地を相続する」
三毛が結婚した時、もう兄弟で、ソレで決まってた。
三毛たちが結婚=亡夫が実家を出てまもなく、次兄は元の西向きのオンボロの狭い平家(戦前のモノ)を取り壊し、ちゃんとした南向きの二階建ての家を建てた。
同居が始まると、姑と次兄嫁の意見が少し食い違う。
どちらも悪い人ではない。
次兄嫁には三毛と同い年の妹がいるそうで、実の妹みたいに接してもらえた。
姑は「正しいことのためなら、身を粉にして働く」というのが信念
次兄夫婦も同じなんだが「正しさ」の方向が少し食い違う
姑は(もちろん次兄嫁も)息苦しかった
で「親が忙しくて、放ったらかしになっている孫たち」を見てしまった姑
せっせと我が家へ通って、子守りと炊事をしてくれた
「正しいことのためなら〜」の姑が作る料理は美味しかった
子どもたちは、すっかり胃袋を掴まれて、姑の躾に従う
う〜ん、一世代古いと思ったことはままある
でも、一世代前はソレで子どもは育ったんだ
赤ん坊や子どもって、一世代くらいで変わるモンじゃない
新しいことでも「こっちが正しい」と判断すれば、新しいことでも受け入れてくれる
私にとって、こんな有り難い姑はいなかった
夫が亡くなり、我が家に関わることも無くなり、
あんなに元気だった姑が、だんだんと弱っていった
次兄夫婦は、ちゃんと最期まで看取った
「多少気が合わないだけの嫁姑」「かなりの時期、三男坊のところへ行っていた」のだが、
次兄夫婦は土地を受け取った。
衛星都市だが、駅近だし、それなりの面積だ
時価までは言えないが・・・
同居してくれている子どもは、それくらい受け取れる世の中になればいいのになぁ