2007年02月23日

国策捜査

 外務省のラスプーチンこと佐藤優氏の「国家の罠」を読んで、氏が検察に取り調べられる際に検事から「これは国策捜査だ」と告げられます。
 国策捜査とは、今まで社会の風習・文化として温存されてきた談合や、政官癒着、最近ではライブドアや村上ファンド事件など、まあ法律で取り締まろうと思えばいくらでも取り締まれるけれども、そういうものだと国民が受け流していたことに対する反感、怒りなどの波が盛り上がってきて、その際の生贄として挙げられる犯罪であるように思います。
 佐藤氏の場合、外務省の職員として情報分野で活躍していたようですが、機密費という外交の世界では常識の、情報取得のための接待費、交際費、もしかすると賄賂など明らかに出来ないような支出が、国民の日常からかけ離れた感覚であったためにそれに対する反感が高まってきていたこと。そして、鈴木宗男議員のような、地元に公共事業など利権誘導型の政治家がもう受け入れられなくなりつつある風潮、それらが、国民の意見として司法が「天罰」として与えるのが、どうも、国策捜査なようです。
 だから、検察側はどんなでっち上げでも出来る。とにかく結論は有罪ありきなのだから。そして執行猶予をつけて事件を終わりにして、社会の流れを変えるという。
 ライブドアや村上ファンドも、中心人物が派手なパフォーマンスをしていたこともあって、マネーのだけで操作で巨額な富みを手にすることが出来るという風潮に、今までの労働倫理観、道徳観からの反発や若者への悪影響に対する国民感情からの裁きとして、ホリエモンや村上氏は生贄にされたような気もします。実際たいしたことしていなかったようですし。
 確かに社会の悪しき体制の中で利権をむさぼる一部の人たちや、金だけがすべてだと豪語する人たちに対して、正義に対する社会の懐疑が沸き起こってきます。「誰か裁くことは出来ないのか?」と思えてきます。
 正義を実現する司法とは何か?正義とはポピュラリズムに迎合することなのか?と国策捜査に対して疑問が生じます。正義もやはりその社会での了解認証によって有効性が担保されると思うのですが、よって時代、時代によって人々の正義の概念の変化の影響も受けると思います。
 ただ、司法が、その時代の正義を作る、定義する「国策捜査」は、そのターゲットとされた人にとって、佐藤氏のいうように「蟻地獄に追い落とされる」捜査であるのならば、そもそも正義を体現する司法がフェアープレイに悖るのではないでしょうか?
 昨今特に、国民感情の形成にテレビのワイドショーや週刊誌などが煽動する力となっていますが、マスコミによって煽り立てられた世論が形作る国民感情というものが、国益と矛盾することはないか。司法にはもっとゆるぎない正義を体現して欲しいと思います。

miki00011 at 09:18│Comments(0)TrackBack(3)

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