2010年03月25日

横浜中華街オフィシャルメールマガジン 2010.3.25

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横濱中華街 official mail magazine
◆第305號 「Y151」開催告知 ◆

++++++++++ 横濱中華街トピック ++++++++++
来たる6月4日(金)・5日(土)・6日(日)、横浜の中心街や中華街を舞
台に共同イベントが開催されます。その名も『横浜セントラルタウンフェステ
ィバル「Y151」』。横浜中心部の商店街(元町、横浜中華街、山下公園通
り、関内、馬車道)と自治体(山手)が共同参加して、各地域を結ぶ多彩なイ
ベントが行われます。昨年の横浜開港150周年記念イベント「開国博Y15
0」にちなんで、「Y200」までの毎年開催を目指し、地元の商店街や民間
が主導となって盛り上げていきます。

横浜の新たな賑わいイベントに、ぜひご注目ください!

※イベントの詳細は後日のメールマガジンや中華街公式HPにて発表いたします。


++++++++++ 中華街菜根譚  
横濱媽祖廟 常務理事・催事担当 謝成発さん ++++++++++
月替わりの連載特集「中華街菜根譚(さいこんたん)」では、中華街のイベン
トや街づくりに尽力される方々が毎回お一人ずつ登場。中華街の裏話やエピソ
ード、旬な話題や雑学など、中華街ならではのインサイドストーリーを二回
(二週連続)に渡ってお話いただきます。
今回は、先週ご登場の謝成発さんに、横濱媽祖廟の建立にまつわるエピソード
や、ご自身の媽祖廟への思いを語っていただきました。
…………………………………………………………………………………
横濱媽祖廟は2006年3月17日、南門シルクロードの一角に開廟しましたが、
建立に至るまでにはこんないきさつがありました。
横浜中華街には20年以上前から媽祖廟の建立を望む声があり、長い間、建設の
ための土地を探していました。また、横浜開港当初の関帝廟と明治期の清国領
事館内に媽祖が祀られていたことが判明し、中華街をあげて「横濱媽祖廟の復
活」を願う声がますます高まりました。

そんな折、2003年9月のことですが、たまたま南門シルクロードの一角に
マンション建設の話が持ち上がったんです。しかし、街づくりの観点から考え
ると、ここにマンションを建てることには反対せざるをえませんでした。
まず心配されたのが、中華街という街の特色を、マンション住民の方々にご理
解いただけるかどうかということです。観光地でもある中華街は閑静な住宅地
ではありませんし、一年中、土・日・祝日を中心にさまざまなイベントやお祭
りが行われます。その際には、街中が爆竹やパレードの音楽などでお祭り騒ぎ
になりますから、家でくつろいでいる住民の方にしてみれば迷惑と感じること
もあるでしょう。中華街の伝統行事とはいっても、やはりご理解が得られなけ
れば、お互いに困ったことになります。
さらに、マンションの景観が中華街の街並みにマッチしないないという意見も
ありました。特に、建設予定地の南門シルクロードは、大小の店舗が軒を連ね、
中華街らしい景観を作り出している賑やかな大通りです。そんな場所に、落ち
着いた雰囲気の住居施設ができたら、中華街ならではの活気あふれる景観が失
われてしまうのではないか……そんな心配もありました。

そこで、その解決策としてマンション建設会社から土地を買い戻し、ここに媽
祖廟を建立しようということになったのです。
こうして、中華街と地元住民が一体となった「横濱媽祖廟復活プロジェクト」
が始動し、私も募金のお願いをしたり署名活動をしたりと、必死になって飛び
回りました。そして、マンション建設会社の温かいご理解とともに、街と住民
の方たちの熱い情熱が後押しし、ついに横濱媽祖廟の開廟が実現したのです。
また、後にわかったことですが、媽祖廟の建設地が風水の上で願ってもない素
晴らしい条件を満たす場所であったというのも、私たちにとって非常に喜ばし
いことでした。なにか計り知れない大きな力に導かれ、この地へ媽祖様をお迎
えできたことに感謝しています。

そして現在、横濱媽祖廟は地元の華僑の人たちの心の拠り所として、また、中
華街を代表する文化施設として、信仰・観光の両面から多くの方々に親しまれ
る場所となりました。こうして、媽祖廟を通して中国文化の継承と発展を期す
るとともに、新たな中華街の魅力づくりに寄与し、横浜の地域社会に貢献でき
ることを大変嬉しく思っています。
今年、開廟から4周年を迎えた横濱媽祖廟は、台湾や中国本土の媽祖廟と比べ
れば、廟としての歴史はまだまだ浅いと言えるでしょう。だからこそ、本山に
も負けない聖地となるために努力を惜しまず精進し、媽祖廟の伝統を永遠に守
り続けていきたい──それが私たちの願いであり、使命であると強く感じてい
ます。

+++++++++ 連載小説「君に逢いたい(初恋情縁)」第十二話 +++++++++
麗華は硬貨を布の上に置くと、僕の目の前へ静かに差し出した。
「昔の中国の硬貨よ。10世紀頃に作られたものらしいわ」
「え〜っ? 10世紀って千年以上も前ってこと?」
僕が驚いて聞き返すと、麗華は硬貨をじっと見つめたままうなずいた。
千年という気の遠くなるような時間の重みを目前に、僕は胸がざわついてくる
のを感じた。この小さな硬貨にはどんな記憶が刻まれているんだろう……そう
考えると触れるのが怖いぐらいだ。
「これ、触ってもいい? 触っても大丈夫?」
僕がビビって訊ねると、麗華は笑いながら答えた。
「どうぞ、ご遠慮なく。触ったからって別に壊れやしないし、呪われたりもし
ないから。この硬貨は40年ほど前、中華街で古物商をしていた祖父が偶然手に
入れて、祖母にプレゼントしたものなのよ。祖母はお守りとしてずっと持って
いたんだけど、去年の春節のお祝いに私が譲り受けたの」
僕は恐る恐る硬貨を手に取ってみた。それは小さいながらもズシリと重く、自
分の手のひらに千年の時が乗っていると思うと、とても不思議な感じがした。
目を凝らしてよく見ると、硬貨には亀に蛇が巻きついた図柄が刻まれている。
「その図柄は“玄武”という神獣をモチーフにしたものよ。もともとは、この
玄武の硬貨の他に、青龍、朱雀、白虎という神獣がそれぞれ刻まれた3枚の硬
貨があって、それら四神獣の4枚がセットになっていたらしいわ。四神獣の硬
貨は横浜港の開港当初、中国から横浜に持ち込まれたらしいんだけど、いつの
間にか4枚はバラバラになって、今は残りの3枚がどこにあるのかわからなく
なってしまったというわけ」
麗華は硬貨の“いわく”を説明すると、ここからが肝心という表情で身を乗り
出した。
「それでね、4枚の硬貨をそろえると奇跡が起こる、その奇跡のひとつに横浜
中華街の繁栄もあると祖母から聞いて、残りの3枚はどこにあるんだろうって
ずっと気になっていたの。そして、なぜか急に今年になってから、残りの3枚
は中華街のどこかに必ずある、絶対に見つかるって、私の心の中に確信めいた
思いが湧き上がってきたのよ……なんとも不思議なんだけど。
そんな時、たまたま母の店に来た趙くんが骨董品に見入っている姿を見て、フッ
と感じたの。趙くんなら、この硬貨の話もわかってくれるんじゃないかって。
こんなミステリーみたいな話、やっぱり迷惑だったかしら……どう思う?」
麗華の話を聞き終えるやいなや、僕はワクワク感を抑えきれずに即答した。
「こんな面白い話、こっちから乗らせてもらいたいくらいだよ! 残りの3枚、
ぜひ一緒に探そうよ! 僕も絶対に見つかると思うし、そう信じてる」
その瞬間、麗華の顔がパッと紅潮した。
「うわぁ……趙くんにそう言ってもらえて本当に嬉しいわ。頼もしいパートナー
ができたって感じよ!」

その後、茶館を出た僕たちは、春の陽気に誘われて山下町公園に行ってみるこ
とにした。公園に着くと麗華はベンチに腰かけて、地面をじっと見つめながら
こんな話をしてくれた。
「この山下町公園は、2000年に改修工事が行われた時に、明治時代の瓦や
珍しいレンガなどが大量に発掘されたのよ。ここは明治期に建てられた清国領
事館と中華民国領事館があった場所なんだけど、関東大震災で領事館の建物は
崩壊してしまったの。改修工事で出てきた瓦やレンガは、その頃のものだそう
よ」
「えっ、それじゃ、まだこの地面の下に、明治時代のレンガなんかが埋もれて
るかもしれないってこと?」
僕が興奮気味に聞き返すと、麗華は「さあね……わからないわ」とつぶやいた。
事実、ここに昔の何かが残っているかどうかは誰にもわからないが、僕はいま
立っている足元から、過去の人たちのメッセージが送られてきているような気
がした。
「中華街って、時空を超えて僕たちに語りかけてくる不思議な場所なんだね」
そんな僕の言葉に麗華は微笑むと、春の霞に包まれた夕暮れの空を仰いだ。


※中華街オフィシャル携帯サイトにて、同小説のサイドストーリー「君に逢い
たい(横浜恋愛物語)」を連載しています。主人公の「琉」が心を寄せる彼女
「麗華」の視点から描かれる、もうひとつのストーリーにぜひご注目ください!
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