2008年05月03日

犬とオオカミの時間 第12話 =解けていく謎=

犬とオオカミの時間 BOXI

ついについに、ケイは自分がスヒョンだということを、思い出してしまいました。でもそうなると、受け止めきれないような辛い事実をつきつけられるということなんだけど。
あと、ジウの言葉も切なかったな。スヒョンのことは忘れていたけれど、でもケイのせいで思い出した。目の前のケイが、スヒョンであってくればいいとそんな幻想すら抱いていたけれど、でも、ケイとスヒョンは正反対だって・・・あーーん、同じなんだよー。くーーーー。
チョン部長に呼び出されたケイは、実は国家情報院のイ・スヒョンという諜報員で、潜入捜査をしていたのだと告げられるが、到底信じることができるはずもない。でも、ジウから自分に瓜二つな昔の恋人の名前が、スヒョンだということを聞き、余計に頭が混乱する様子・・・でも考えた挙句に取った行動は、マオに国家情報院から自分に接触があったということを告げるということ。マオにとってはケイが諜報員だなんてばかげたことまったく信じられないし、正直にそのことを話してきたケイに対して、今まで以上に信頼をおくというわけか。

ピョンから得たイ・スヒョンの資料を見ているうちに、自分が持っている時計とスヒョンが持っている時計が酷似していることに気がつく。そして、ジウのところに行き、スヒョンが壊れた時計を持っていなかったか確認する。なんでそんなことを聞かれるのか、逆に動揺してしまうジウ。何時何分で止まっていたのか?その質問に答えようとしたところに、オモオモ、ミンギ登場で、真実は先送りに・・・でも、そんな偶然、たくさんあるはずないんだから、もはや間違いないって感じなんだけどねえ・・・

一方、ジウは自分やヨンギルが、マオたちに利用されていることを知り、激しい怒りに震える。自分から、象の置物をマオ邸に確認にいくあたり、勇敢だわ〜。ヨンギルは目の前の平安を得るために、マオの要求を呑んでしまったわけだけれど、でも、逃げるのは一度で十分というジウの説得に応じ、結局、ミンギにマオのマネーロンダリングの事実を告げることを決意する。

またしてもチョン部長に呼び出され、今度は、潜入捜査員として訓練を受けているスヒョンの映像を見せられる。あげくに、教官をやっているカン室長に向かって、「アボジ」と呼んでいることも。あの時、自分の目の前で殺された男が、よもや自分の父だったなんて・・・またしても現実を受け止めきれないわけだけど、でも、もはや疑いようもない真実なのでは?

そんな動揺している矢先に、ヨンギルの裏切りに対し、ボスからヨンギルを抹殺することを指示されたマオ。そしてそれに自ら名乗りを上げるのがケイ。えーーーー。夜、ヨンギルのオフィスに忍び込み、ヨンギルを撃つけれど、急所ははずしている感じ?でも血まみれになっているところに、ジウが登場し、瀕死の父を前に、撃たないでと懇願する。その必死な姿に、ケイは自らの幼少の記憶がフラッシュバックし、もはやそれ以上銃口を向けることができなくなる。

その場を立ち去ったケイの頭の中には、次々と失ったはずの記憶が超高速でフラッシュバックし、全ての記憶を思い出してしまった様子。自分がジウの父を殺そうとしたなんて?大事に育ててくれたアボジが死んでしまうきっかけを作ったなんて?いっそのこと死んだほうがと思ったのか、銃口をこめかみに当てては見るものの、でも、命を絶つことすらできない・・・うわーーーせつないですよ。

さて来週ですが、ピョンってば偽造パスポート作って、ケイと共に国外逃亡しようとしているけれど、そう簡単に逃げられるわけないよね?ますます目が離せないですよ。

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