普段のレコード掃除は、オーディオテクニカのブラシをちょいと湿らせて盤面のほこりを取る程度だ。
ノイズの酷い盤には、極細ブラシと手作りレコードクリーナー(アルコール、精製水、食器用洗剤)で洗った後水で濯ぎ、バランスウォッシャーで更に磨く。
ここまで行うと流石にノイズは激減するが、とにかく手間と時間がかかるのは否めない。
自動レコードクリーナーなんて高価な代物を買う程のマニアでもないし、レコードも少ない。

最近あちこちで購入したレコードが溜まってきたので少しずつ聴いているが、買ったままなのでほこりがまぁまぁ付いたままだ。当然ノイズも多い。
レコードを洗浄すれば良いのだが、赤ん坊が産まれたばかりの今、呑気にレコード洗浄などしている時間が無い。
何かチャチャッと洗浄する方法は無いものかと思いつつフィデリックスのHPを眺めていると、代表の中川氏が面白い方法でレコード洗浄をしていた。
普段氏はキチンとしたバキューム式レコード洗浄機を使用しているらしいのだが、その動作音が大きい為夜間の使用を控えているらしい。
夜間のレコード洗浄には代役としてケルヒャーのバキューム式クリーナーを使うらしく、結果も上々との事。

「これだ!」
早速オクで検索すると、いくつかヒットした。だいたい千円ちょっとが相場の様だ。
丁度数時間後に締め切りが来る商品があったので、現状から百円だけ高く入札してみた。
めでたく高値更新できたが、今の金額以上は出すつもりが無いので更新されても仕方ない。まぁダメ元な感じ。
ところが数時間後に確認してみると無事落札していたので、サクッと支払いを済ませた。

本日無事に到着。
早速使ってみよう。

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ケルヒャーWV75

クランケは先日オクで落札したキースジャレット「星影のステラ」(国内盤)。
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カビが…

傷は無いものの、ほこりと若干のカビが…。再生してみると、やはりノイズが目立つのでクリーニング決定!。

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レーベルカバーはCDR

いらなくなったCDRをレーベルカバーにして、クリーニング液をたっぷりと吹きかける。
その後極細ブラシで優しく溝をなぞる様にブラッシング。
納得いくまでブラッシングしたら、ケルヒャーで液を吸い込む。

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ピッカピカ!

ケルヒャーは結構な勢いで液を吸い込むのだが、これがなかなか難しい。
回転するターンテーブル上で作業した方が、いいかもしれない。今度ハードオフでも見に行くか。

ケルヒャーだけでは完全に乾燥させることはできなかったので、ちょっと(10分位)乾燥。
乾いたのを待って、レコードを聴いてみた。
盤の外周の汚れが取りきれなかった様で、ちょっとだけパチパチしているが、曲が始まるとノイズはほとんどしなくなっていた。
しかも明らかに音の透明度が上がっている。これはノイズが減ったからだろうか?
シンバルの音がクリーニング前に比べて更に「シーン」と伸びた音になり、リアルさが増している。
これは良い。

星影のステラを聴きながら、先日渋谷で購入したクリフォードブラウンのレコードもクリーニングしてみた。
先程より念入りにブラッシング…そして吸引。
吸引した液体を白い器に入れて見てみると、液体が薄ら黄ばんでおり、ほこりが結構混ざっているのが見えた。
うへぇ〜こんなに汚れてんだなぁ…。
何だか楽しくなってきた。

つづく