January 09, 2009
はせ川と樟山珈琲店@福島喜多方
2008/12/30(Tue)
蔵王のあと福島で1泊し、スノボで疲れた体をいたわりつつ初のわかさぎ釣りをしようと思っていたのだけれど、既に予約でいっぱい
ペンションのオーナーに、すべるならグランデコがいいよ。と言われるものの、すべるのはもうおなかいっぱいだったので、お昼に喜多方ラーメンを食べ、ぶらぶらすることに。
これまたオーナーおすすめの「はせ川」というお店に行ってきました。地元の喜多方老麺会に入っていないので老麺会MAPにも載ってないらしい。チャーシューが有名だと言うので、しょうゆチャーシューめんと塩チャーシューめんを注文。シャーシューの量もさることながら、めんの量もはんぱない。最後の方はチャーシューから出る塩味がちょっと濃い目に感じたけど、魚系のおだしが美味でした。
前にも喜多方ラーメンを食べにきたことはあるけれど、人のおうちにお邪魔しているかのような和室の長テーブルにみんなで相席ってスタイルがいい
コンビニで、旅行雑誌を立ち読みして(←ごめんなさいよくやりますがたまには買ってマス)ちょうど珈琲豆もなくなる頃だし、気になった珈琲屋さん「樟山(くぬぎやま)珈琲店」へ
お店に入るなり、珈琲のいい香りが充満しているロースターなどの作業机の奥にソファ席と小あがりのお座敷席があって、ヴィレヴァンのようにこまごましたおもちゃ?や珈琲用器具が棚に並べてあったり、本やCDがあったりとかな〜り居心地のいいお店で、とっても気に入っちゃいました
気がついたら、2時間近くものんびりさせてもらっちゃった。苦味とコクがある感じが好みと伝えて出してもらった珈琲が美味しかったので、そのお豆を購入。好みに合わせてローストからやってくれるのでうれしい。
いかんせん、近所ではないので通うことができないのが残念なんだけど、是非行き付けにしたいお店。ネットでもお豆を買わせてもらいます
蔵王のあと福島で1泊し、スノボで疲れた体をいたわりつつ初のわかさぎ釣りをしようと思っていたのだけれど、既に予約でいっぱい
ペンションのオーナーに、すべるならグランデコがいいよ。と言われるものの、すべるのはもうおなかいっぱいだったので、お昼に喜多方ラーメンを食べ、ぶらぶらすることに。
これまたオーナーおすすめの「はせ川」というお店に行ってきました。地元の喜多方老麺会に入っていないので老麺会MAPにも載ってないらしい。チャーシューが有名だと言うので、しょうゆチャーシューめんと塩チャーシューめんを注文。シャーシューの量もさることながら、めんの量もはんぱない。最後の方はチャーシューから出る塩味がちょっと濃い目に感じたけど、魚系のおだしが美味でした。
前にも喜多方ラーメンを食べにきたことはあるけれど、人のおうちにお邪魔しているかのような和室の長テーブルにみんなで相席ってスタイルがいい
コンビニで、旅行雑誌を立ち読みして(←ごめんなさいよくやりますがたまには買ってマス)ちょうど珈琲豆もなくなる頃だし、気になった珈琲屋さん「樟山(くぬぎやま)珈琲店」へ
お店に入るなり、珈琲のいい香りが充満しているロースターなどの作業机の奥にソファ席と小あがりのお座敷席があって、ヴィレヴァンのようにこまごましたおもちゃ?や珈琲用器具が棚に並べてあったり、本やCDがあったりとかな〜り居心地のいいお店で、とっても気に入っちゃいました
気がついたら、2時間近くものんびりさせてもらっちゃった。苦味とコクがある感じが好みと伝えて出してもらった珈琲が美味しかったので、そのお豆を購入。好みに合わせてローストからやってくれるのでうれしい。
いかんせん、近所ではないので通うことができないのが残念なんだけど、是非行き付けにしたいお店。ネットでもお豆を買わせてもらいます
’08-09初すべり@山形蔵王
2008/12/27(Sat)-29(Mon)
仕事納めの12/26。帰宅してからの荷造りは、スノボ+帰省の計6泊×2人分という大量さに深夜2時までかかってしまった・・。しかも夕飯抜き。22時には準備完了して、小一時間睡眠をとって0時出発の予定だったのに、大幅にオーバーw(゚o゚)w オオー!
眠いは、おなかすくは、シーズン始めの支度の、自分の要領の悪さにうんざりして、もう行くのやーめたっ!と言いたくなってきた私を旦那さんは自分の分だけでも手伝おうかと言ってくれたのだけど、ダメなんすよね〜。全部、自分で準備しなきゃ気が済まない性分で。。
ということで、無事?出発し、今シーズンも初すべりを満喫してきました。
4月にカッチカチの斜面でおしりを強打してしばらく歩けないくらいの痛みを経験した後だったので、転ぶのがほんとに怖くて、冒険はせず終始安全を心がけてすべってきました(゚∀゚)
27・28日はコースによっては吹雪で視界は最悪。自分の位置感覚がマヒするほどに。悪天候のおかげですいていたのが唯一の救いで、今回は総勢13人でのすべりだったから、1人で遭難することのないように必死でした。お地蔵さんはまあまあなつもり具合。
29日は蔵王がこんなに晴れることはめずらしい!というくらいの快晴。
コースが見える、青い空が見える!
仕事納めの12/26。帰宅してからの荷造りは、スノボ+帰省の計6泊×2人分という大量さに深夜2時までかかってしまった・・。しかも夕飯抜き。22時には準備完了して、小一時間睡眠をとって0時出発の予定だったのに、大幅にオーバーw(゚o゚)w オオー!
眠いは、おなかすくは、シーズン始めの支度の、自分の要領の悪さにうんざりして、もう行くのやーめたっ!と言いたくなってきた私を旦那さんは自分の分だけでも手伝おうかと言ってくれたのだけど、ダメなんすよね〜。全部、自分で準備しなきゃ気が済まない性分で。。
ということで、無事?出発し、今シーズンも初すべりを満喫してきました。
4月にカッチカチの斜面でおしりを強打してしばらく歩けないくらいの痛みを経験した後だったので、転ぶのがほんとに怖くて、冒険はせず終始安全を心がけてすべってきました(゚∀゚)
27・28日はコースによっては吹雪で視界は最悪。自分の位置感覚がマヒするほどに。悪天候のおかげですいていたのが唯一の救いで、今回は総勢13人でのすべりだったから、1人で遭難することのないように必死でした。お地蔵さんはまあまあなつもり具合。
29日は蔵王がこんなに晴れることはめずらしい!というくらいの快晴。
コースが見える、青い空が見える!
January 07, 2009
読了リスト<2008>
今回も読了リストを書き溜めておいたけど、年々読む冊数が減っていくのがなんともなぁ〜。2008年は17冊でした。うち伊坂作品が7冊。1日1冊読む人とかいるけれど、どんな生活してるんだろ?
01/25 伊坂幸太郎『オーデュポンの祈り』
第5回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。
不思議なお話。おとぎ話と現実のリアルさが混ざり合って、ただのありえない物語で終わらないところに引き込まれる。答えがでないけど善悪を考えさせられる、大人向けの道徳本という感じ。つかめそうでつかめない、そんな読了感がとても好き。
02/06 村上春樹『アフターダーク』
日常にありそうな風景を切り取ったお話が読みたくて手にした本。村上龍はよく読んだけど、春樹さんは初めて。すごく平坦な文章で読みやすいけどとりたてて面白いってわけではなかった。昏睡する姉エリの描写時の語り手の存在が抽象的というかいまいち理解できなかったけど、高橋とエリ、エリとアルファヴィルで働く人々との関係は魅力的でもう少し読みたかった。その辺の、もうちょっと描いて欲しいけどあえて描かない寸止め感によって物語に引き込まれた。
02/14 神山裕右『カタコンベ』
デビュー作であり、史上最年少(24歳3ヵ月)での乱歩賞受賞作。
ケイビング(洞窟探検)を題材にした冒険小説。帯に「希代の嘘つきだ」みたいなことが書かれていたので、どんなトリックがあるのやらと楽しみにしていたのだけど、本人が経験したことのないケイビングが緊迫感ある描写で書かれているってことだと読み終えてから分かってがっくり。専門用語も分かりやすく書かれていて面白かったけど、海猿とかホワイトアウトの様な感じで映画向きのお話かなと思った。
03/25 伊坂幸太郎『重力ピエロ』
伊坂流「罪と罰」といわれる本書。
道徳とか倫理・哲学・家族とは・・たくさんの大切なことがつまっていて、どれもが自分の思うところに近く、読み終えた後にしばし放心してしまうほどに心を打たれた。矛盾を肯定しなければ自分は存在しない、そんなジレンマを抱える兄弟とその父との会話はテンポが良くて、そのテンポの間にも深くお互いを想う気持ちがうかがえた。
言葉にするのが難しい感覚をテーマにし、読み手に伝えてくれる作品って自分の考えを代弁してくれているかのようで、すごく好き。
●私の2008年ナンバー1はこれでした!
04/09 北森鴻『写楽・考』
民俗学者、蓮城那智シリーズ。今回はなぜかちょっといまいち。
現実の事件と民俗学・考古学とが絡んでその仮説とともに事件が解決されていくのがこのシリーズの最大の魅力なのだけど、今作についてはどれも結末にたどりつくのが容易すぎる気がして、なんとなく消化不良な感じ。でもキャラクタは誰も魅力的。短編でなく冬狐堂シリーズの様に長編で読んでみたい。
05/05 伊坂幸太郎『死神の精度』
第57回日本推理作家協会賞受賞作。
映画化されてから伊坂さんの作品だったんだー。と知って読み始めたので、読んでいてキャストの顔がちらちら浮かんでしまう。金城武と富司純子さんはイメージにぴったり。小西真奈美はちょっとかわいすぎるんじゃ?って感じ。連作短編になっていて読みやすいけど、深い感動までは味わえないのがちょっと物足りないところ。人間や死といったものを死神の千葉が客観的に述べるところが皮肉っぽくなくて自然に受け入れられた。ちょっとあったかくなるようなお話ばかり。
05/27 伊坂孝太郎『ラッシュライフ』
伊坂作品にはまりっぱなし。
読む順番が逆だけれど先に読んだグラスホッパーの様に、色んな人達の人生がひょんなところで交わっていくお話。こういう、人の人生を俯瞰して見ているような作品を読んでると、実世界でもなんとなく周りを見る余裕がでる気がする。ラストも読者の期待に応えてすっきりと終わってくれた。泥棒の黒澤と老犬を連れたリストラ中年のキャラクタが好き。
06/13 森博嗣『θは遊んでくれたよ』
Gシリーズ第2弾。
文章はもちろん読んでいて心地いいんだけど、ストーリーは・・。まだいまいちこのシリーズの面白さに気づけません。
06/26 伊坂孝太郎『チルドレン』
さらっと読める短編だけどつながっているお話。常識にとらわれない陣内という家裁調査官、こういう憎めないキャラクタが周りの人を振り回しながらも沢山の人を幸せにするんだろうなと思った。読了感のさわやかさは、この上なしという感じ。
07/14 北森鴻『瑠璃の契り』
冬狐堂シリーズ。
4つの短編からなる作品。陶子と似た雰囲気を持ちつつも、お互いを補完しあうような存在である横尾硝子がこれまたかっこいい。
07/25 森博嗣『どきどきフェノメノン』
「どきどき」の探求が趣味という大学院生の窪居佳那の日常。
なんのことない日常の物語だけど、こういうの好き!というか、主人公の窪居佳那の思考回路がかなり自分と似ていて、そうそう!わかる〜!!って終始思いながら、人形オタクの水谷浩樹とのかけひきの場面なんかニヤリ顔で読みました。
08/08 伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』
第25回吉川英治文学新人賞受賞作。
現在と二年前のストーリーが交互に展開していくなかで、河崎という共通して登場する人物によってつながっているように見えて実のところつながってない。残された存在である、現在の河崎を想うとせつなくて仕方ない。
伊坂作品のなにが好きかって、善悪の判断基準とか潔さがほんとに好き。
後に、映画版も観たけれど結構良かった。
08/18 金城一紀『対話編』
3つの中編からなる作品。どれも一途な思いが伝わってくる。
忘れていた!金城さんの本を読んでいると涙がでてしまうことを。電車内で読むには要注意だったことを。なかでも「花」が良かったなぁ。「映画編」が未読なので楽しみ。
09/03 森博嗣『τになるまで待って』
Gシリーズ第3弾。
描写は相変わらず読んでいてしっくりくる表現で好きなのだけど、今までのシリーズ物に比べるとやっぱり物足りないなぁ。真賀田四季が今後どのように絡んでくるのかお楽しみに!と言わんばかりの内容で、ずいぶんとひっぱるなぁという感じ。
09/26 横山秀夫『第三の時効』
6つの連作短編からなる警察小説。
著者のナンバー1との評価が高い作品だけど、私にはちょっと苦手な分野でした。
「第三の時効」や「ペルソナの微笑」などストーリーの題材はとても面白かったのだけど、朽木・楠見・村瀬という三者三様のリーダがいる各班間の確執など、ちょっと感情移入できずに、ストーリーである着々と進められていく捜査が退屈に思えてしまった。
10/24 伊坂幸太郎『魔王』
前半「魔王」は自分の思ったことを相手にいわせる能力を持った兄の視点、後半「呼吸」は兄が亡くなってから突然、運が強くなった弟の奥さんの視点で展開される。
特殊な力を持った兄弟が主人公といえども、超能力SF物語みたいな感じではなくて安心した。
「呼吸」の遠くまで見渡せるような風景描写や潤也の心の穏やかさや危うさに寄り添う奥さんの視点が読んでいてとても心地よかった。
政治や憲法改正というちょっと重苦しいことを題材に、根底にあるテーマ(魔王とは?)がはっきりと定義付けられていなくて、で?どういうこと?って読了直後は消化不良に思いつつも、あとからじわじわと考えさせられる作品。
そういう意味で、今まで読んだ伊坂作品の中では一番純文学的な印象。
11/17 野沢尚『ラストソング』
2人の男と、彼らを見つめ続けた1人の女のお話。
青春ストーリーと言っても甘酸っぱい若気の至りで終わる感じではなく、現実的な痛みを感じるお話。野沢さんの作品は、どれも痛みがリアルでドキュメンタリーを読んでいるかのように感じてしまう。それぞれが苦渋の選択をして、続けられていく友情に泣ける。
その後、京極夏彦『覘き小平次』を読んでいるけど、転職して通勤時間(電車に乗っている時間)が大幅に短縮されたおかげで読書がはかどらない!
家では、後田 亨『生命保険の罠』を読んでます。今年こそは保険の見直しを!と、毎年年初に意気込んでいる気がするけれど・・、いやいや今年こそは!
01/25 伊坂幸太郎『オーデュポンの祈り』
第5回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。
不思議なお話。おとぎ話と現実のリアルさが混ざり合って、ただのありえない物語で終わらないところに引き込まれる。答えがでないけど善悪を考えさせられる、大人向けの道徳本という感じ。つかめそうでつかめない、そんな読了感がとても好き。
02/06 村上春樹『アフターダーク』
日常にありそうな風景を切り取ったお話が読みたくて手にした本。村上龍はよく読んだけど、春樹さんは初めて。すごく平坦な文章で読みやすいけどとりたてて面白いってわけではなかった。昏睡する姉エリの描写時の語り手の存在が抽象的というかいまいち理解できなかったけど、高橋とエリ、エリとアルファヴィルで働く人々との関係は魅力的でもう少し読みたかった。その辺の、もうちょっと描いて欲しいけどあえて描かない寸止め感によって物語に引き込まれた。
02/14 神山裕右『カタコンベ』
デビュー作であり、史上最年少(24歳3ヵ月)での乱歩賞受賞作。
ケイビング(洞窟探検)を題材にした冒険小説。帯に「希代の嘘つきだ」みたいなことが書かれていたので、どんなトリックがあるのやらと楽しみにしていたのだけど、本人が経験したことのないケイビングが緊迫感ある描写で書かれているってことだと読み終えてから分かってがっくり。専門用語も分かりやすく書かれていて面白かったけど、海猿とかホワイトアウトの様な感じで映画向きのお話かなと思った。
03/25 伊坂幸太郎『重力ピエロ』
伊坂流「罪と罰」といわれる本書。
道徳とか倫理・哲学・家族とは・・たくさんの大切なことがつまっていて、どれもが自分の思うところに近く、読み終えた後にしばし放心してしまうほどに心を打たれた。矛盾を肯定しなければ自分は存在しない、そんなジレンマを抱える兄弟とその父との会話はテンポが良くて、そのテンポの間にも深くお互いを想う気持ちがうかがえた。
言葉にするのが難しい感覚をテーマにし、読み手に伝えてくれる作品って自分の考えを代弁してくれているかのようで、すごく好き。
●私の2008年ナンバー1はこれでした!
04/09 北森鴻『写楽・考』
民俗学者、蓮城那智シリーズ。今回はなぜかちょっといまいち。
現実の事件と民俗学・考古学とが絡んでその仮説とともに事件が解決されていくのがこのシリーズの最大の魅力なのだけど、今作についてはどれも結末にたどりつくのが容易すぎる気がして、なんとなく消化不良な感じ。でもキャラクタは誰も魅力的。短編でなく冬狐堂シリーズの様に長編で読んでみたい。
05/05 伊坂幸太郎『死神の精度』
第57回日本推理作家協会賞受賞作。
映画化されてから伊坂さんの作品だったんだー。と知って読み始めたので、読んでいてキャストの顔がちらちら浮かんでしまう。金城武と富司純子さんはイメージにぴったり。小西真奈美はちょっとかわいすぎるんじゃ?って感じ。連作短編になっていて読みやすいけど、深い感動までは味わえないのがちょっと物足りないところ。人間や死といったものを死神の千葉が客観的に述べるところが皮肉っぽくなくて自然に受け入れられた。ちょっとあったかくなるようなお話ばかり。
05/27 伊坂孝太郎『ラッシュライフ』
伊坂作品にはまりっぱなし。
読む順番が逆だけれど先に読んだグラスホッパーの様に、色んな人達の人生がひょんなところで交わっていくお話。こういう、人の人生を俯瞰して見ているような作品を読んでると、実世界でもなんとなく周りを見る余裕がでる気がする。ラストも読者の期待に応えてすっきりと終わってくれた。泥棒の黒澤と老犬を連れたリストラ中年のキャラクタが好き。
06/13 森博嗣『θは遊んでくれたよ』
Gシリーズ第2弾。
文章はもちろん読んでいて心地いいんだけど、ストーリーは・・。まだいまいちこのシリーズの面白さに気づけません。
06/26 伊坂孝太郎『チルドレン』
さらっと読める短編だけどつながっているお話。常識にとらわれない陣内という家裁調査官、こういう憎めないキャラクタが周りの人を振り回しながらも沢山の人を幸せにするんだろうなと思った。読了感のさわやかさは、この上なしという感じ。
07/14 北森鴻『瑠璃の契り』
冬狐堂シリーズ。
4つの短編からなる作品。陶子と似た雰囲気を持ちつつも、お互いを補完しあうような存在である横尾硝子がこれまたかっこいい。
07/25 森博嗣『どきどきフェノメノン』
「どきどき」の探求が趣味という大学院生の窪居佳那の日常。
なんのことない日常の物語だけど、こういうの好き!というか、主人公の窪居佳那の思考回路がかなり自分と似ていて、そうそう!わかる〜!!って終始思いながら、人形オタクの水谷浩樹とのかけひきの場面なんかニヤリ顔で読みました。
08/08 伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』
第25回吉川英治文学新人賞受賞作。
現在と二年前のストーリーが交互に展開していくなかで、河崎という共通して登場する人物によってつながっているように見えて実のところつながってない。残された存在である、現在の河崎を想うとせつなくて仕方ない。
伊坂作品のなにが好きかって、善悪の判断基準とか潔さがほんとに好き。
後に、映画版も観たけれど結構良かった。
08/18 金城一紀『対話編』
3つの中編からなる作品。どれも一途な思いが伝わってくる。
忘れていた!金城さんの本を読んでいると涙がでてしまうことを。電車内で読むには要注意だったことを。なかでも「花」が良かったなぁ。「映画編」が未読なので楽しみ。
09/03 森博嗣『τになるまで待って』
Gシリーズ第3弾。
描写は相変わらず読んでいてしっくりくる表現で好きなのだけど、今までのシリーズ物に比べるとやっぱり物足りないなぁ。真賀田四季が今後どのように絡んでくるのかお楽しみに!と言わんばかりの内容で、ずいぶんとひっぱるなぁという感じ。
09/26 横山秀夫『第三の時効』
6つの連作短編からなる警察小説。
著者のナンバー1との評価が高い作品だけど、私にはちょっと苦手な分野でした。
「第三の時効」や「ペルソナの微笑」などストーリーの題材はとても面白かったのだけど、朽木・楠見・村瀬という三者三様のリーダがいる各班間の確執など、ちょっと感情移入できずに、ストーリーである着々と進められていく捜査が退屈に思えてしまった。
10/24 伊坂幸太郎『魔王』
前半「魔王」は自分の思ったことを相手にいわせる能力を持った兄の視点、後半「呼吸」は兄が亡くなってから突然、運が強くなった弟の奥さんの視点で展開される。
特殊な力を持った兄弟が主人公といえども、超能力SF物語みたいな感じではなくて安心した。
「呼吸」の遠くまで見渡せるような風景描写や潤也の心の穏やかさや危うさに寄り添う奥さんの視点が読んでいてとても心地よかった。
政治や憲法改正というちょっと重苦しいことを題材に、根底にあるテーマ(魔王とは?)がはっきりと定義付けられていなくて、で?どういうこと?って読了直後は消化不良に思いつつも、あとからじわじわと考えさせられる作品。
そういう意味で、今まで読んだ伊坂作品の中では一番純文学的な印象。
11/17 野沢尚『ラストソング』
2人の男と、彼らを見つめ続けた1人の女のお話。
青春ストーリーと言っても甘酸っぱい若気の至りで終わる感じではなく、現実的な痛みを感じるお話。野沢さんの作品は、どれも痛みがリアルでドキュメンタリーを読んでいるかのように感じてしまう。それぞれが苦渋の選択をして、続けられていく友情に泣ける。
その後、京極夏彦『覘き小平次』を読んでいるけど、転職して通勤時間(電車に乗っている時間)が大幅に短縮されたおかげで読書がはかどらない!
家では、後田 亨『生命保険の罠』を読んでます。今年こそは保険の見直しを!と、毎年年初に意気込んでいる気がするけれど・・、いやいや今年こそは!
November 30, 2008
いい夫婦の日
2008/11/22(Sat)
新卒で就職してからの親友の結婚式。
いやぁ〜、ついにこの日がやってきてほんとにうれしいっ!
私は、心が折れて4年目にして辞めてしまったけれど、彼女はつい先日までの11年8ヶ月も勤務したのだからそれだけで尊敬。当時は、学生気分が抜けずにはしゃいでいたのをお偉いさんや先輩たちによく怒られていたけれど、今となっては沢山の後輩から頼られて、上司や会社からも一目置かれる存在になって、彼女の築き上げてきたものの大きさを改めて感じた。
一緒に働いていた間は、年中一緒にいてお互いの好みも考えも持ち物や予定までも知り尽くしていた仲だった友達が、大きな存在感をもってみんなに祝福される姿は、自分のことじゃないのになんだか誇らしかったなぁ
新卒で就職してからの親友の結婚式。
いやぁ〜、ついにこの日がやってきてほんとにうれしいっ!
私は、心が折れて4年目にして辞めてしまったけれど、彼女はつい先日までの11年8ヶ月も勤務したのだからそれだけで尊敬。当時は、学生気分が抜けずにはしゃいでいたのをお偉いさんや先輩たちによく怒られていたけれど、今となっては沢山の後輩から頼られて、上司や会社からも一目置かれる存在になって、彼女の築き上げてきたものの大きさを改めて感じた。
一緒に働いていた間は、年中一緒にいてお互いの好みも考えも持ち物や予定までも知り尽くしていた仲だった友達が、大きな存在感をもってみんなに祝福される姿は、自分のことじゃないのになんだか誇らしかったなぁ
November 08, 2008
September 22, 2008
ZED@シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京(トライアウト公演)
2008/9/21(Sun)
CMがガンガン流れていますが、10/1開幕の本公演を前にトライアウト公演を観てきました!
CIRQUE DU SOLEILを観るのは4度目だけど、観る前のこのわくわく感は他のなにかでは代用することの出来ない、たまらないものです。フロントビューで前から9列目でしたが、大掛かりなセットと音響を体感するのには充分な距離でした。
今回は、綱渡りや空中ブランコなどいわゆるサーカスの王道といわれるものが多いなと思ったけど、それがただ危うさの中でみせる凄さだけに留まらないところが、最高のショーと言わしめる所以なんだよなぁと、終始感動させられっぱなし。
中国雑技団がみせる強靭な肉体や寸分たがわぬ演技、バレエの繊細さ優雅さとも違う、最上の美しさしなやかさを魅せてくれます。
オープニングから心を奪われ、スタンディングオベーションまであっという間の2時間でしたよ。あー、もう終わっちゃったぁ。って。
次回は、来年開幕のcorteoで!
CMがガンガン流れていますが、10/1開幕の本公演を前にトライアウト公演を観てきました!
CIRQUE DU SOLEILを観るのは4度目だけど、観る前のこのわくわく感は他のなにかでは代用することの出来ない、たまらないものです。フロントビューで前から9列目でしたが、大掛かりなセットと音響を体感するのには充分な距離でした。
今回は、綱渡りや空中ブランコなどいわゆるサーカスの王道といわれるものが多いなと思ったけど、それがただ危うさの中でみせる凄さだけに留まらないところが、最高のショーと言わしめる所以なんだよなぁと、終始感動させられっぱなし。
中国雑技団がみせる強靭な肉体や寸分たがわぬ演技、バレエの繊細さ優雅さとも違う、最上の美しさしなやかさを魅せてくれます。
オープニングから心を奪われ、スタンディングオベーションまであっという間の2時間でしたよ。あー、もう終わっちゃったぁ。って。
次回は、来年開幕のcorteoで!
September 18, 2008
July 02, 2008
夏休み2008
今日から夏休み♪
行き先は5年連続の京都ですヾ(^_^;
たくさん歩いて美味しいものをいただいて、しっかり満喫してきやす。
荷造りをしていて2時間しか寝てないのに、仕事にいく朝よりもはるかに目覚めがいい。やっぱり気の持ちようねなどと思いつつ、念願の羽田空港のねんりん家カフェにてモーニング。
コーヒーがなかなか美味しかったよ。
行き先は5年連続の京都ですヾ(^_^;
たくさん歩いて美味しいものをいただいて、しっかり満喫してきやす。
荷造りをしていて2時間しか寝てないのに、仕事にいく朝よりもはるかに目覚めがいい。やっぱり気の持ちようねなどと思いつつ、念願の羽田空港のねんりん家カフェにてモーニング。
コーヒーがなかなか美味しかったよ。
June 13, 2008
今年もこの季節が!
去年、初めて漬けたフルーツ酢。
漬けたと言っても手間いらずだけど、プルーン、バナナと挑戦し、今年はオレンジで。氷砂糖を少なめにしたので結構さっぱりめ。香りはあんまりしないけど、オレンジ果肉はプルーンやバナナよりもおいしい!
漬けたと言っても手間いらずだけど、プルーン、バナナと挑戦し、今年はオレンジで。氷砂糖を少なめにしたので結構さっぱりめ。香りはあんまりしないけど、オレンジ果肉はプルーンやバナナよりもおいしい!
May 04, 2008
笑顔の素敵なふたり
2008/04/26(大安)
高校からの友達の結婚式へ。
旦那様に会うのが初めてだったので初対面も楽しみにしていたのだけど、ほんっっとにまぶしいくらいの笑顔が素敵!友達(新婦)が話しかけるのにもしっかりと耳を傾ける姿や包み込むような優しさがにじみでていて、一緒に参列した高校からの友達らと、彼になら大切な友達を任せられるね。とすっかり安心しちゃいました。
4月に入ってからは毎週の様に練習した余興も、かなりの完成度で出来たんじゃないかしら??私はヒラケンフリップを書くのに力を入れすぎて、若干、腱鞘炎ぎみになりました。。このメンバーで余興をやるのもきっともう最後だし、とってもいい思い出になりました。
終始笑顔で終わった一日。爽やかな笑顔の新郎とお日さまのような笑顔の新婦、二人の笑顔がお似合いで素敵な一日でした。招待してくれてありがとうー!
高校からの友達の結婚式へ。
旦那様に会うのが初めてだったので初対面も楽しみにしていたのだけど、ほんっっとにまぶしいくらいの笑顔が素敵!友達(新婦)が話しかけるのにもしっかりと耳を傾ける姿や包み込むような優しさがにじみでていて、一緒に参列した高校からの友達らと、彼になら大切な友達を任せられるね。とすっかり安心しちゃいました。
4月に入ってからは毎週の様に練習した余興も、かなりの完成度で出来たんじゃないかしら??私はヒラケンフリップを書くのに力を入れすぎて、若干、腱鞘炎ぎみになりました。。このメンバーで余興をやるのもきっともう最後だし、とってもいい思い出になりました。
終始笑顔で終わった一日。爽やかな笑顔の新郎とお日さまのような笑顔の新婦、二人の笑顔がお似合いで素敵な一日でした。招待してくれてありがとうー!