February 02, 2006
マレーシアの健康問題(1)
先日マレーシアを訪れたビジネス仲間の多くは、健康問題の専門家でもある。そのうちの一人の操体法の大家がもってきた測定器を使って、何人かの経絡エネルギーの測定を行った。まずその大家が自分自身を測定したが、マレーシアに着いて以来、エネルギーレベルが日本にいたときの2倍近くになっていた。私の場合は、とてもエネルギーレベルが高く、かえって経絡を流れるエネルギーを体外に放出した方がいいという結果だった。
ということは、マレーシアの環境は、日本のそれと比べて人間の体にとてもいいのかもしれない。多分日本での生活には、人間のエネルギーをとても消耗させるものがあるのだろう。
興味深かったのは、経絡エネルギーは老齢とともに低下していくが、体の左右のエネルギーがバランスよく低下していけば、最後は苦しまずにロウソクの火が消えるようにこの世を去ることができるらしい。つまり、この世からあの世への「ソフトランディング」ができるということだ(ポイントは、左右のエネルギーのバランスを維持することだ)。この原理は活用できるのではないだろうか?
経絡エネルギーを測定した中で問題だったのが、義理の姉の場合だ。エネルギーのレベル自体が非常に低い上、体の左右のバランスが崩れていて、体がぼろぼろ状態だという。今はこの状態を押さえつけて意志力だけで仕事をしているが、このままだと大きな病気が現れるとのこと。
それで、とりあえずは経絡マッサージと熱くないお灸と磁気テープ(のようなもの)で、「肝腎」な部分の経絡を開く処置を行ってもらった。長期的には、マレーシアでも盛んなリフレクソロジー(足のツボのマッサージ)を定期的に受け、それにマクロビオテックの原理を応用した食事療法を続けることを強く勧められた。
義理の姉はこちらの銀行に勤めているが、彼女によると、同じような症状で悩むマレーシア人は多いとのこと。どうやらのんびりゆったりのマレーシアも、次第にストレス社会に移行してきているようだ。特に、政府の行政指導による合併につぐ合併とリストラの嵐のただ中にある銀行業界で働く人たちが、そのストレスをまともに受けていると思う。
さらに、マレーシアでも日本と同じように、糖尿病、ガン(なぜかマレーシアでは、鼻のガンのことをよく聞く。どうして?)、白血病のような直りにくい病気が増えている。これは、生活におけるストレスの増大と食生活の乱れが大きいのではないかと思う。(続く)
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この記事へのコメント
その計測器見たことがあります。
大阪に確かメーカーがあったと思いますが、やはり日本人の生活から比べると、空気や国のもつリラックス度が高い所為でエネルギーが上昇するのでしょうかね!
凄いですね。私の持っているスキャナーと違うところを計りますから両方あるといいですね!
TBしましたのはバトンを受け取って欲しいからでs。宜しくお願いしますね!
仙台にいらっしゃる経絡の大先生と数人が協力して、開発した計器とのことです。これで、内臓その他身体の状況がわかるとは、素晴らしい!
バトンですか。なんか難しそうですが、明日やってみようと思います。
マレーシアの熱気は、久しぶりに汗をかく私には気持ちのいいものでした。四季に沿って代謝していくパターンが日本人である私には染み付いているようで、日本とNZの春秋冬を過ごし夏が抜けているとどうも具合が悪いようです。
マレーシアの健康問題について伺ったのはとても興味深かったです。食べ物と増えてきたストレス、あと、過剰なエアコン・・これも原因ではないでしょうか?
鼻の癌が多いのは不思議ですね。マクロビオティックの望診では、鼻で心臓の具合を見ますが、関係あるのかな?心臓の癌はないそうですが・・。
エネルギーの左右のバランスのお話、面白いですね。強い弱いではなく、バランスが一番大事だということですね。
それから鼻のガンが多いのは本当にマレーシアの特徴のようです。心臓と関係しているのでしょうか。このこと、気にかけていようと思います。