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2011年08月

第3回川越市中学校美術部の祭典

第3回川越市中学校美術部の祭典



 8月18日()~28日()川越市立美術館で第3回川越市美術部の祭典が開催されました。この部展も美術部の交流と活動の活性化を目的としてました。運動部の総体で3年生は引退するのに美術部は何もなく引退。美術部の中にも本気で描きたい、発表の場を求めていたとのことでした。今回で三回目を迎え、作品が大きく変わってきたとのことです。一つの作品にじっくり取り組む姿勢が見られたこと、中には、前回の展覧会が終わってから一年かけて取り組んできた作品もあったとのことです。

まずは、川越市立美術館の周辺の様子から紹介します。

11川越市駅

11川越市駅前

11川越市立美術館

会場の様子です。
11会場の様子


28日(日)1:00より、美術館隣の創作室にて、各部の代表(部長)・受賞者が集められ、授賞式が行われました。

こちらが創作室です。
11創作室

受賞式の様子です。

11授賞式2



授賞式のあと、指導主事の先生から、交流鑑賞会のことで鑑賞のポイントを「自分の作品をみること・発信している声を聞くこと、体の感覚を使って眺める、展示室の中で語り合ってほしい」と、話がありました。

鑑賞会の様子は以下の通りです。違う学校ごと、自分の学校の顧問でないところとグループを組み、顧問の先生の解説があったり、部員から感想を述べたりしている様子が新鮮でした。
11鑑賞の様子

鑑賞の時間は1時間ほどありましたが、このグループで部展の他、常設展の展示や、川越市ゆかりの作家・金沢健一展も鑑賞していました。11金沢健一展・札
金沢健一さんは東京芸大で学び、鉄を使った作品を制作しています。鉄から音が出る作品や鉄の振動によって生まれる砂の模様(クラドニ図形)、同じ形の組み合わせの変化によって表情を変える作品など、鉄の魅力について伝えています。当日は金沢さん本人の作品の解説も行われていました。(展示室内は撮影不可のためご了承下さい。)



さて、作品のいくつかを紹介します。

各地区展の推薦作品1点には来年大阪・堺市で行われるアートグランプリin SAKAIの入選
権があります。入選権を得た作品はこちらです。

○図工・美術部長賞 東中学校2年「帰り道」
…作者コメント・雲の構成がきれいで印象が強く残った。
11東中・千葉さん・図工美術部奨励賞ACGP推薦作品」



○図工・美術部奨励賞 大東西中2年「BeautifulWorld
…作者コメント・中学に入学してからずっと制作していた。鉄道が好きでこのようなジオラマを作った。パンフレットも細かく制作している。(これを語ってくれた部員はすごく嬉しそうに語ってくれました。)

11大東西中・岡地くん図工美術奨励賞
パンフレットもよくできています。街の設定がしっかりしています。
1大東西中・岡地くん2

○川越市美術館長賞 名細(なぐわし)中(共同制作)
「アリスインワンダーランド中学生レストラン3Dバージョン」
見るからにおいしそうに作ってあります。手がでそうでした。
11名細中・川越市立美術館長賞1

11川越市立美術館長賞4

11名細中・川越市立美術館長賞5

11名細中・川越私立美術館長賞2


額装の木彫が時間かかったんだろうな、と思われます。自分が授業で指導しても四時間から六時間はかかります。見事な彫りです!!(1枚の板は10㎝×10㎝×1㎝の板です。)
11名細中・川越市立美術館長賞3


・・・あと、名細(なぐわし)中は、美術部のアイテムで、私も始めて拝見しました。

「部活Tシャツ」
11名細中部T
・・・吹奏楽部では定期演奏会とかで見かけたところはあったのですが、美術部では「初」でした。顧問の先生に伺ったところ、制作中に汚れるので作業着としても活用できるし、部活のPRにもなるとのこと、全部で7色あり(白・黒・茶・ベージュ・灰色・水色(あと1色忘れてしまいました。すみません。)、素材もしっかりしていました。着こなしやTシャツの装飾も生徒に任せてあるとのことです。(ちなみに画像では後ろ姿に、「魂こめて自分を描け!」と気迫のこもった文字がプリントされていますが、表はハートがプリントされていました。画像なくてすみません。)



今回の美術部展を通して、交流鑑賞会の当初予定していた人数よりもはるかに上回った参加であったことに、子どもたちの部活への意欲が高かったこと感じました。 
鑑賞会が終わった後は「終わりの会」(閉会式ですね)が行われましたが、そこで代表の生徒が、「他校に刺激を受けたことや、夏休みのいい思い出になったこと、先生方が作品の完成を温かく見守ってくれたこと」に対しての感謝の気持ちを述べていたのを聞いて「感激」してしまいました!!

この気持ちが大切ですね!!

川越市の中学校の美術部の発展を願っています。

学展②~魚住東中美術部作品特集!!

学展②~魚住東中美術部作品特集!!

  今回の学展では、昨年度、最優秀学校賞を受賞した兵庫県明石市立魚住東中学校が多く出品されていました。日本一となった強さの秘訣として、キャンバスに入る前に何十枚もアイデアスケッチを描くそうです。絵は構図で決まってしまうので、「構図」を徹底して練ることの大切さを感じました。また、普段の学校生活の様子は作品にも表れるもので、絵のテーマを考えながら自分の弱点を克服していくことを指導されているそうです。今回2人入賞、11人賞候補入選、4人入選という好成績でした!!受賞おめでとうございます!!

・・・・・前回は部員たちと「対話型鑑賞」をしましたが、自分でやってみるとどうなるか、自問自答しながらコメントを述べました。



<入賞>3年「ギターケースのある静物」F30

「ケースを開けたらギターがないけどなぜ描かなかったのだろう?」
「あえてリンゴとレモンが置いてあるのは、開けた人を驚かせたかったのかな?」

・・・ケースを開けたらギターではなくリンゴとレモンを置いたところの空間が素敵です。またぶどう、ビンやビー玉、ベゴニアなどの細かい植物をよく観察していますね。黄色い布としまの青い布の補色の使い方も印象的ですね。

11魚住東・清水さん3年入賞「ギターケースのある静物」


<入賞>2年「思い出~MY FAVORITE~」F15

「作者はピアノを習っているのかな?」「熊や上のおもちゃはお気に入りだろう」

・・・予想はほぼ当たっていました。熊のぬいぐるみは「幸せの象徴」でよく結婚式の記念品(引き出物)にも使われるほどですが、この作品からは「暖かさ」「幸福感」が伝わりますね。

11魚住東・入江さん2年入賞「思い出~MY FAVORITE」


<賞候補入選>2年「ビンと枯れた花と果物」 F15

「枯れた花をここに持ってきたのはゴッホの枯れた「ひまわり」みたいに意図があるはず・・・」

・・・枯れた花は気にかかるのですが、赤・黄・緑・青系の色の配色がインパクトありますね。ビンの布の奥が透けて描き込みがされているのが涼しげです。これを制作し始めたのが春ごろですが、展示される頃の色を読んでいるような気がします。先見の目がいいですね。

11魚住東中2年ビンと枯れた花と果物


<賞候補入選>2年「私の習字道具のある静物」 F15

「横描けにしなかったところに描き手の言いたかったことがあるのでは?」

・・・これを描いた生徒は書道を習っているのでしょうか?書道に必要な道具が細かく描かれています。
絵を描く物にとっては道具は大切な物。それと同時に書道用具の大切に扱っているんだなと、感じました。物にも魂があることを伝えてくれているようです。
11魚住東中2年私の習字道具のある静物


<賞候補入選>2年「人形と花とビン」F15

「モデル人形の動きがテーマだろうか・・・?」「布の細かい描き込みが素敵ですね」

・・・モデル人形のクロッキーは前任の八街中学校で朝練時にやっていまいしたが、関節が自由に動かせて面白いです。大胆なポーズもとれますがあえてこのポーズにしているのはこの人形が振り向いた先に見つめている。ものをとらえているからなのでしょうか?薄紫とピンクの花に「優しさ」を感じます。
11魚住東中2年人形と花ビン


<賞候補入選>2年「水道の下で」F15

「青布とバナナの黄色がひきたっているなあ」「青い布と皿にのっている青い石の配色がまとまっている」

・・・水道の下という構図に注目しているところがいいですね。(自分だと、つい片づけてしまうので、ここを絵に選んだことで、「あ、こういうのこあるんだ!!」と気が付かせてくれtる絵ですね。

11魚住東中2年水道の下で


<賞候補入選>2年「水道の下の時計とビンの花」F15

「青布、青の使い方がきれいで、ひきこまれました」「下の青は海や水を感じさせる絵ですね」

・・・この時計の時刻が表している時間がテーマなのでしょうか?この時間だとちょうど部活の時間ですね。制作に真剣に向き合って充実した時間が過ぎていくのが感じられますね。
11魚住東中2年水道の下の時計とビンと花


<賞候補入選>2年「緑のビンと椅子のある静物」F15

「夏から秋を感じます」「見ていて安心します」

・・・椅子の上に小さい椅子を組み合わせることで安定感が出ていますね。果物と向日葵に秋の気配を感じます。布の模様の観察も見事です。


11魚住東中2年緑のビンと椅子のある静物


<賞候補入選>3年「壊れた一輪車のある風景」F30

「一輪車、年期入ってるなあ」「フェンスの色使いが良いです」

・・・暑い日差しのもと、黙々と描いていたことを聞いています。暑さと向かいながら描いた根気が感じられます。
一輪車の錆に先輩たちが大切にものを扱ってきた様子が伝わります。
11魚住東中3年壊れた一輪車のある風景


<賞候補入選>3年「古色」F30

「描きたいものがはっきりしていますね」「タイヤの質感がいいなあ」

・・・タイトルが「古色」というのを知って、古い感じの色使いが気持ちを落ち着かせてくれますね。
大きい木のモチーフはもちろんのこと、レンガやビンの小さい静物にも存在感が感じられています。

11魚住東中3年古色


<賞候補入選>3年「ー希ー石膏像のある静物」F30

「石膏像は何をみつめているのだろう?」「真ん中のひまわりにひかれます」

・・・石膏デッサンだけでも難しいのにこれを油彩で描いてしまう画力に感動しました!!この石膏像の表情にテーマが隠されている気がします。


11魚住東中3年ー希ー石膏像のある静物

<賞候補入選>2年「私の絵の具セット」F15

「絵の具セットの扱い方がていねいです。」「道具の扱い方にその人の人柄が出ているような気がします」

・・・「人を感動させる絵」は道具の扱い方から、というのを教えてくれていますね。自分の絵の具セットから愛着が感じられますね。
11魚住東中2年私の絵の具セット


<賞候補入選>2年「私が使ってきた大切なものたち」F15

「ピンク色が多いということは好きな色はピンクなのでしょうか」「この中の用具で一番気に入っている物はなんどろう?」

・・・この道具は今でも使っているのでしょうか?使い慣れているからこれからもこれを使って絵の上達を図りたいと願っているようにも感じます。
11魚住東中2年私が使ってきた大切なものたち


・・・数々の力作を見せて頂き有り難うございました。これを励みに励みに頑張りたいですね!!

学展を見学して①~対話型鑑賞にチャレンジ!!

学展の作品で対話型鑑賞にチャレンジ!!

 行ってきました!!千葉ニュータウン中央駅から北総線→都営浅草線→JR総武線信濃町駅(新宿駅の2つ手前)まで片道1時間30分ほどかかりました。駅降りると、都会のにぎやかな風景が広がっていましたが、路地に入ると高級住宅がある静かなところでした。そんなところに「ART COMPLEX CENTER OF TOKYO」というお城のようなギャラリーがありました。環境がよく「住みたくなるような所」でした。
 「学展」は8月16日(火)~21日(日)まで、行われました。この展覧会は、学生の美術振興を目的とした日本で中・高生最大規模の全国展です。中学生の展覧会においてもレベルの高い全国展です。多くの才能あふれる入選者らの美術界への登龍門として知られています。
  今年度は、学展を見学する前に、昨年度、最優秀学校賞を受賞した兵庫県明石市立魚住東中学校の作品を事前に予習し、見学にのぞみました。今回2人入賞、11人賞候補入選、4人入選という好成績でした!!魚住東中の作品はまた、次回のブログにて紹介させていただきます。
 また、7月に千葉黎明高校の先生に指導して頂いたときに参考作品として持参していただいた油彩作品が入賞しました。
 今回、感動する作品は多々ありましたが、作品を深く見ていこうという「対話型鑑賞」にチャレンジしました!!
「対話型鑑賞は様々な方法があるのですが、今回は1,作品のいいところを言ってもらう 2,顧問からコメント
3,作者へメッセージ(福井アートリンピックの交流会を参考にさせていただきました)という方法でのぞみました。


さて、「ART COMPLEX CENTER OF TOKYO」の周辺を紹介します。
11信濃町

信濃町駅前

11駅周辺の様子

「ART COMPLEX CENTER OF TOKYO」の駐車場と周辺
11会場周辺の様子2

「ART COMPLEX CENTER OF TOKYO」・・・作りがかっこよすぎです!!
11ACT 1

11学展看板


「ART COMPLEX CENTER OF TOKYO」の中の様子です。

入口
11会場の様子5

B1のギャラリー入口・・・光がさしていて明るい構造になってます。
11会場の様子4

アートコンプレックスセンターの付属のカフェ。・・・都会とは思えない静けさ。オアシスです。
11会場の様子7(ACTカフェ)


会場の様子・・・こじんまりとしたスペースに多くのお客さんが来場。会場は盛り上がっていました!!
11会場の様子6

会場の様子8

立体作品は出品は少数ですが、レベルは毎年高いです。
11会場の様子2




「対話型鑑賞1」魚住東中3年「壊れた一輪車のある風景」
11魚住東中3年壊れた一輪車のある風景

1,作品のいいところは?
「錆がよく表現されています」
「素材の本来の色ではないが、一色づつ重ねています」
「草のところが表現できています」
「同じ色なのに明暗がでています」
「一本一本暗かったり明るかったりして立体的」
「錆のところ味が出ている。古い感じがずっと使っていたという感じが出ている」

2,顧問からコメント
 この絵は学校の裏にあったリアカーを描いたもので、描いた本人は熱い日差しが照りつける中、イーゼルを立てて描き続けていました。根気が伝わる絵ですね。

3,作者へメッセージ
「この調子で頑張って下さい」
「すごく細かいところまで描けているので頑張って下さい」


「対話型鑑賞2」魚住東中3年「古色」
11魚住東中3年古色

1,作品のいいところは?
「木、茶色以外の色で描かれていて味があります。立体的である」
「タイヤが使われれだ古い感じやおいてある汚れた感じが出ている」
「木がきちんと表現できている」
「色に立体感がある。やわらかそうな感じがでている」
「台のところのさびれた古い感じが出ている」
「光の反射が明るかったり、暗かったりしている」

2,顧問からコメント
 はじめタイヤにつやがあったり、木の中に手がすっぽり入りそうな空洞があったり、レンガが浮いていたり、木になるところがありましたが、一つ一つモチーフを見つめることで自然な静物の感じがでてきました。太い幹の堂々とした感じ、タイヤの古い感じタイトルの「古色」からモチーフのつぶやきが聞こえてきそうです。

 3,作者へメッセージ
「この調子で頑張って下さい」
「錆びれたところや細かいところが忠実に再現されているので、他の絵を描くときも細かいところを描いていくといいですね」

「対話型鑑賞3」千葉黎明高3年「だるまさん」
11黎明・塩野さん3年入賞

1,作品のいいところは?
「服・しわが立体的です」
「全体的に赤が多いがいろんな赤が使われています」
「顔のしわが表現できている」
「離れてみるとたたみがグラデーションになっています」
「下に敷いている布に様々な色が使われている」

2,顧問からコメント
  「学展」において黎明高は今回、この1点出品してこれが高校部で入賞とのこと。見事です!!描き手の祖父を尊敬したりかわいがってもらったことを、感謝を込めて描いているのが伝わります。

 3,作者へメッセージ
「将来に向けて画家か美術関係の仕事に生かせるといいですね」


<作品のギャラリートーク(対話型鑑賞)を行ってみて(部員たちの感想)>
○初めて対話型鑑賞をやってすごく難しくて迷ったりしたけど、これをしていくと自分が思いつかないことなども友達の意見がでてすごいと思いました。

○楽しかった。他の人の意見を聞くことで自分の作品に役に立った。

○一つの絵に時間をかけて鑑賞することで、色々な事がわかったり、人の意見がいろいろ聞けていいなと思いました。部活などでもやっていきたいなと思いました。

○ギャラリートークでは一人で見ているときよりも話すことでより細かな所まで見ることができました。他の人の意見も知ることができよかったです。

○「部活でもやってみたいです。良い作品ができそうです。


 「対話型鑑賞」はいろいろな方法があるので、今後また考えていきたいです。今回は魚住東中、千葉黎明高と木刈中と関わりのあるところの作品を取り上げましたが、次は自分の所で部員がお互い自分たちの作品のことで言いあえ、受け入れていくと気が付かなかったことが見えてくることでしょう。チャレンジしたいですね!



<学展を見学して・・・部員たちの感想(今後に向けて)みたいに>
◎学展を見学して、私が今どうしようと迷っている目のあたりがだんだんこうしていこうということがよくわかってきました。色々な色を使って自分にしか出せない色を作ってみたいなあと思いました。

◎もう少し猫みたいに描けるよう頑張りたいです。背景も頑張りたいです。あと、トマトの絵がほんものそっくりでした。

◎自分が描いている絵に参考になるような絵が色々あり、とてもよかったです。油絵は近くで見ると何回も塗っていた後があって、あまり近くで見たことがなかったのでとてもいい経験をしました。犬の作品では毛に紫や青など色が使ってあり、立体的に見えました。

◎同じ犬の絵でも毛の太さやいろで感じがとても変わっていました。毛の色が青などで描かれた絵もありました。色の組み合わせでの違いがすごいと思いました。今後はもう少し色に変化をつけ、またもっと細く犬の毛を描きたいです。

◎いろいろ参考になりました。光の当たり方とか影のつき方など、あと、背景の細かい部分を観察して自分の作品にも取り入れていけるといいです。

第2回印旛地区高等学校美術工芸作品展・後半

第2回印旛地区高等学校美術工芸作品展・後半

<第2部8月16日(火)~21日(日) 出品校>

県立印旛明誠高等学校
県立佐倉高等学校
県立佐倉東等学校
県立佐倉南高等学校
県立八街高等学校
私立愛国学園附属四街道高等学校
私立千葉黎明高等学校


<8月16日(火) 千葉黎明高等学校美術部>
 印旛地区高等学校美術工芸作品展の後半、本日は先月、作品を見ていただいた千葉黎明高等学校美術部の作品を紹介します。

11黎明・札


会場内の様子です。
11会場の様子・後半2

真ん中には、印旛地区の各高等学校の学校案内が自由に閲覧できるようになっています。
11会場の様子・後半1


1、まずは「対話型鑑賞」を実施してみました。搬入は2年生も行っていましたが、日直は1年生中心に行っていましたので1年生4人で行いました。

1年「牛骨」
11黎明・山北さん1年
①この作品の良いところを言ってもらいました。
「きれい」「影の付け方がよい」

②本人のコメント
「牛骨のあごのとことが上手くいった」

③私からのコメント
「構図のバランスがよい。今回は描画の基礎を身につけさせることを顧問の先生が目的としていた。アクリルを使用したとのこと。描きたいテーマに沿ってアクリル絵具を濃くしたり、薄くしたりしていくとよい。」「今後、今回のことを学展や高校国際美術交流展などに活かしていってほしい」

④一緒に見ていた部員からメッセージ
「うまくできているので、教えてくれたことを受け止めて向上していってほしい」


2、1年「私」
11黎明・平野さん1年

千葉黎明高校美術部では1年生は入部後、基礎固めとして自画像を描きます。

「どんな自分を表現したかったのか、背景に紫色を使ったのはどうしてんなんだろう」ということに対して、「この絵は入学してすぐに描いた油彩です。入学したてで新しい環境慣れなかった。それを紫色で表した」ことを話してくれました。

初めて描いた油彩の自画像ですが、自分の事をよく見つめています。はじめ背景の紫が気になったのですが、話を聞いて納得しました。描いた本人は色黒ではありませんが、あえて、このような色になったのも表現意図を考えていたのかと思われます。また、アドバイスに対して、様々なことに対して言われ慣れ、受け入れています。(これも上達の一つのコツですね。)


3、1年「セルフポートレート」

11黎明・村井さん1年
この自画像を描いた作者は・・・


実は第4回アートグランプリ・審査委員特別賞(鍵谷節子賞)の受賞者です。
作品はこちらです。(覚えていらっしゃる方も多いのでは・・・?)
11AGP審査員特別賞鍵谷節子賞四北3年村井さん「自分」


こちらの作品を見ているときに、偶然にも佐倉中の顧問の先生が来場され、この作品の話をされていました。

「デッサン力=語彙力」であり、自分で身につけていくものである。ものを見るというのは描くことである。今後に向けては、過去の名画(デューラーなど)から学んでいくこと。部内でお互いにいろんな事を言いあえるとよい。
 作品の発表については「賛成」「反対」「同調」もあるけど、それでもあえて発表する、というのは社会とつながりを持とうとしている。

など、奥深い話を聞くことができました。(一部抜粋です)


この作品を見て、今年1月のアートグランプリの作品から、自画像を通した彼女の作品を通じて、今後の成長が楽しみに思えます。アートグランプリでは白黒のみでしたが、色遣いを試行錯誤しながらさぐっていたり、努力が伺えます。自画像からはそんな力強さが感じられます。先輩たちのあとを目指して学展や高校生国際交流美術展等、励んで言ってほしいと思います。


4、3年「小樽の街並み」
11黎明・大木さん3年
 
 この作品を描いた生徒は前任の八街中の授業で教えた生徒です。(美術部ではないです。)入部した当初はメルヘン中心に油彩を描いていましたが、ここに来て落ち着いた油彩を描けるようになったことに成長を感じました。どういう画材が油彩に合っているのかに気付いたのかもしれません。描いた本人も納得した制作になったとのこと、本当に良かったです!!(ちなみに小樽は修学旅行先の風景です。)


作品一つとっても、充実した対話型鑑賞ができますね。OBのその後の作品を知ることができたり、実のある美術工芸展になりました。黎明高の皆さん、ありがとうございました。

第2回 印旛地区高等学校美術工芸作品展 前半

第2回 印旛地区高等学校美術工芸作品展  前半

 お盆の期間中ですが、どのように過ごされていますか?

ちょうど良い時期に、8月9日(火)~21日(日)まで、DIC川村記念美術館附属ギャラリーで、第2回印旛地区高等学校美術工芸展が行われています。
 開催趣旨は、川村記念美術館にて、高校の美術部の活動を地域の人にPRを目的としているとのことです。会場内は美術部の作品と美術・工芸の授業作品が学校ごとに展示されています。
 貴重な中高連携の機会です。郡展OBが高校美術部でも何人続けており、何よりも嬉しいです。時間があれば出かけてみて下さい。高校美術部や授業の作品の力作に出会えます。

 


 出品校は以下の通りです。会場の関係で2回に分けて展示を行っています。
 
<第1部8月9日(火)~14日(日)>
私立愛国学園附属四街道高等学校
私立千葉黎明高等学校
私立東京学館高等学校
県立富里高等学校
県立四街道北高等学校
県立佐倉西高等学校
県立成田国際高等学校

<第2部8月16日(火)~21日(日)>
県立印旛明誠高等学校
県立四街道高等学校
県立佐倉高等学校
県立佐倉東高等学校
県立佐倉南高等学校
県立八街高等学校

<会場の様子>
ギャラリーへ降りていく坂より撮影
11川村1

DIC川村美術館本館・・・常設展・充実してます!!
11川村2

庭の白鳥が涼しげに泳いでます。
11川村庭の白鳥

ギャラリーの看板です。
11看板

ギャラリーの中です。
11会場の様子


 この日(8/9(火))は佐倉西高等学校美術部が当番で、受付にいた部員も出品していたので、作品のことを聞いてみました。

11佐倉西・札

○2年「無題」
11佐倉西・斉藤くん2年
作品のテーマ・・・人と人との話しているところを思っているように描いた。今、相手は話しているけど自分は違うことを考えている。コミュニケーションにはなっていない。自分は右、相手は左。相手は友達になりたい人である。

○2年「初夏」
11佐倉西・加庭さん2年
作品のテーマ・・・夏の涼しげな感じを描いた。琉球ガラスのイメージである。佐倉西高等学校では10月末に沖縄に修学旅行に行きます。今から修学旅行が楽しみにしている。琉球ガラスを土産に買ってきたいです。


 お盆の時期、静かな川村美術館で過ごすのは、いい穴場スポットだなあ、と思います。顧問の先生や部員の皆さん、貴重な休日にこのような部展を開催して下さってありがとうございます。

後半は16日()より、行われます。この続きはまた。




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