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2017年11月

2017 千葉県高等学校総合文化祭 美術・工芸作品展

2017 千葉県高等学校総合文化祭 美術工芸・書道作品展
札
17ポスター

 11月7日()~12日()千葉県立美術館にて、2017千葉県高等学校総合文化祭美術・工芸書道作品展が開催されました。この展覧会は千葉県内の高校から集まった作品が展示されています。内容は、美術部・工芸部の作品を中心に、授業作品や共同制作と多岐に渡っています。
 授業作品は、
限られた時間や与えられた条件の中、各高校の先生方の「授業を通じてどのような力を身につけるか」が練られた題材で溢れていました。部活動の作品は、この展覧会を目標に描かれた高校生の思いや熱意、努力などが感じられる作品が多く展示されて目を見張るものばかりでした。年齢が2、3しか違わないのに完成度の高い作品は中学生にとってよい刺激を受けました。

会場内の様子です。
(第7室:工芸作品)
会場7室ー1
会場7室ー2
(第6室:平面作品、高等学校総合文化祭全国大会で推薦された学校の生徒が、大会用に新たに制作した作品の紹介コーナーもありました。)
会場6室ー1(全国大会ブース)

会場6室ー2(全国大会)
第6室ー3
(第5室:平面作品)
会場5室ー1
(第4室:平面作品)
会場6室ー2
 また、この日の午後からの受付は、習志野市立習志野高等学校でした。作品についてお聞きすることができました。市立習志野高の作品を紹介したいと思います。


<習志野市立習志野高等学校美術部作品>

17市立習志野高ブース
〇「きつね」
市習2年江野澤愛梨さん「きつね」
<素材解説>中に芯材として入っているのが、スタイロフォーム(発砲スチロールのような素材)であり、粘土は石粉粘土(紙粘土のような素材)を表面に使用しています。
○「マンボウ」
17市習「マンボウ」
<素材解説>マンボウの張子を作りました。マンボウを形どったビニールに和紙をはりつけていき、和紙が乾燥したら、中のビニールを取りました。中にLEDランプを入れており、画面右下にあるスイッチをおすと、マンボウが光り、海の中を泳いでいる様子を表現しています。
○2年「誘う」
17市習2年中村優香さん「誘う」
 タツノオトシゴをしっかり握りしめる手が力強く描かれており、人のほうがタツノオトシゴを誘っているのか、タツノオトシゴが人を誘っているのか、どっちとも受け取れるように感じ、どちらなんだろうと考えさせられる魅力がありました。
○1年「彼岸への旅立ち」
17市習1年田辺眞彩さん「彼岸への旅立ち」
 真ん中の球体の色の重ね塗りの美しさに目がいきました。球体の背景にある骸骨とざくろ、赤ん坊には生と死、生命の誕生などを神秘的に描いているのが印象的でした。

<見学した部員達の感想>(一部抜粋)
○油彩の使い方でこんなに立体的になめらかな感じで描けていてすごく参考になりました。
○さまざまな題材があり、ものすごく細かいところまで描きこんでいるところが、制作のヒントになりました。
○これから自分たちが描くもののヒントになった。光のつけ方など、反射する光のつけかたとかもわかりました!
○色の明るさや暗さがわかり、高校生みんなが頑張っていることがわかった。
○立体感が出ている作品があって良かったです。
○光の加減がすごかったので、そこをうまく表現できるようにしたいです。

平成29年度100人ワークショップ「等身大から始めよう」

 11月11日(土)10:00~15:30、千葉県立美術館にて『100人ワークショップ「等身大から始めよう」~間伐材を用いて巨大なオブジェをつくろう~』が行われました。今回で7回目になります。

 千葉大の教授と学生がファシリテーター(進行役)となり、自分の背丈より長い間伐材とシュロ縄を用いて巨大なオブジェを制作するワークショップです。
「普段の美術部の活動では、個人の小さいサイズの制作を行っていますが、時々は大きいものを作り、普段できないことをやってみよう」というところからこのワークショップが始まりました。
 
 当日は、ワークショップを始める寸前に、激しい雨が降り、一時はどうなることかと思いましたが、通り雨がすぎてから、ワークショップがスタートしました。

雨上がり
 ワークショップでは、最初に大学生からシュロ縄の結び方を教わりました。木を3本組むと不安定になってしまうので、2本ずつ強めに縛り、玉結びをすることで安定して木を組むことができます。
シュロ縄の結び方
 
参加校は5校(西志津中、佐倉中、酒々井中、冨里北中、七次台中)でした。参加した生徒のグループ分けは、順番にABCDEの5つのグループに分けられました。

制作の様子です。
間伐材をシュロ縄で結び、組み合わせていってこのようになりました。
今年度のテーマは「優しさ」です。
制作の様子

<各グループの制作の様子と完成作品、作品発表会でのコメントを紹介します。>
A チーム名「森森」 タイトル「枝のドーム」

・解説・・・テーマ「優しさ」から丸に見えるのある形をイメージし、アーチ状の形を選びましました。360°丸に見えるようにしました。
A午前までの作業
A完成
B チーム名「With B」 タイトル「カインドアーチ」
・解説・・・テーマ「優しさ」の中に友情、風、支えあいを入れ、制作しました。登りやすさと二つの土台をつなげるところを工夫しました。
B午前までの作業
B完成
C チーム名「休けい」 タイトル「木の駅」

・解説・・・座ったり、寝転んだりすることができるようにしました。全体を丸くして、いたるところに休憩ができるようにしました。
C午前までの作業
C完成
D チーム名「未定」 タイトル「鳥」
・解説・・・鳥は幸せを運ぶというところから、テーマ「優しさ」に合っているのではというところからイメージしました。工夫したところは、鳥の翼で、木の枝の広がりで、鳥の背中に人が乗れるようにしました。
D午前までの作業
D完成
E チーム名「レインボー」 タイトル「虹」

・解説・・・テーマ「優しさ」=「つながり」=「虹」。人と人とのつながりができるようにベンチを作りました。
E午前までの作業
E完成

<参加した部員達の感想~100人ワークショップから学んだこと>
○他校の人とたくさん交流をしながら、作品を作って意見を言い合うことや聞き合うことが学べました。
○みんなで協力するのが大事、相手の意見を聞くので大事だと思いました。
○難しかったけど、みんなと協力して楽しく作れました。
○みんなで協力して作るのもとても勉強になりました。
○みんな、自分の意見を言えていて良かったです。
○みんなと協力することの大切さ、大きいものを作る達成感を学びました。
 
 
このあと、このオブジェ作品は、12月15日(金)まで展示されます。また県立美術館来場の際は完成作品もご覧下さい。

 千葉大学の先生より「普段できない活動は、わからないことや大変なこともあったと思う。1つの大きな作品を作りあげることで、コミュニケーションをはかることの大切さや協力することが体験できた。今日体験したことは忘れないでほしい。」というお話がありました。また、千葉大教育学部の学生からは「美術では、人と話すことや多く人から意見をもらうことはとても大事で、もらった意見をうけいれていってほしい。」「人とのかかわりを大切にしてほしい。」「自然物を使って作ったことを覚えていってほしい。」「家の人にも大きな作品を作ったことを話してほしい。」という話をいただきました。
 
葉大学の先生、学生さん、県立美術館の職員の皆さん、大変お世話になり、ありがとうございました

西志津中・臼井中の2校合同アートレセン

 11月3日(金)9:00~12:00、西志津中・臼井中の2校合同アートレセン(美術部実践交流会)を西志津中美術室で行いました。7月の郡展以降3年生が引退し、1・2年生新メンバーで、活動の基盤を作っています。

 他校と交流すると、相手校から良いところを学ぶことができます。今回は、「画力向上」を目標とした交流を行いました。当日の内容は以下の通りです。


1.実技講習会1・・・15分クロッキー
(1年生、2年生各学年に分かれてクロッキーをし、描き終わったら鑑賞会をしました。)

2年生クロッキー 
クロッキー2年生作品

1年クロッキー講評会
2年クロッキー講評会












2.実技講習会2~「黒を使わずにアボカドを着彩しよう」

(ここでは、くじ引きにより席をシャッフルし、お互いの作品の制作経過が見れるようにしました。また、黒を使わずに、色同士を混色して黒を作り、実際のアボカドの色を再現しました。)

アボカド着彩作成中
①制作の後は、各グループでの鑑賞会

班での鑑賞会

②全体講評では、ふせんによる投票で、本日のMVPを決めうまくいったところはどこかなどの感想を話してもらいました。

アボカド色再現みんなの作品
〇臼井中 2年生
臼井中2年大塚さん
〇臼井中 1年生
臼井中1年髙瀬くん
〇西志津中 1年生
西志津中1年刘さん

アートレセンに参加した各校の部員たちの感想は以下の通りです。(一部抜粋)


<臼井中>
○クロッキーは紙全体に大きく描くことができたが、服の質感を出すのが難しかったです。アボカドの着彩は表面の質感を考えて着彩するのが大変でした。
○初めて色を再現するというテーマで描いたんですが、質感や印影などを気にしてしまって、再現するというテーマを目指すことができなかったので、次は頑張りたいです。また、西志津中のみなさんは、クロッキーを始める前に目標を言っていて、目標を持って取り組むことはいいことなのでまねしたいです。
○他校の生徒は、描いた作品を見て、ここはどうすればもっとよくなるかなど、わかって勉強になった。
○アボカドの着彩は全くいかなかったので、もっと練習したいです。クロッキーは自分の中ではよかった。
○講評会で西志津中の人たちの感想がとても的確で、色々なところを見て、色々なことに気がついていると思ったので、絵の全体を見て、色々なことに気が付けるようになりたいと思いました。基礎の練習の大切さを改めて実感することができました。
○クロッキーでは、いつも学校で描いている描き方とは違って、モデルさんが360°どこから見えたので、描き終わって、作品を見合った時に違う角度からの目線でも見れて面白かったです。
○臼井中ではやらないようなことで、うまく黒を使わないでアボカドに着彩するのは難しかったです。他の作品には自分にはない技術がたくさんあったので、技術向上をさせたいです。
○アボカドの表面の感じを出すのが難しかったです。アボカドの色が少し赤っぽくなってしまった。かげが二重になっているところが難しかった。
○アボカドの着彩を行った時、光の色の部分が濃くて、まわりの色とうまくとけこんでいなくてクラデーションにならなかったので、次は光の向きや、グラデーションを心がけたい。クロッキーはジャージのしわや髪の毛の感じを再現できなかったので、できている人の技術を取り入れたい。
○全体としては光のあり方や陰のつきかたができている人とできていない人の差が大きい。質感というのは形だけでなく、陰影の強さなどにも関係してくるので、今後気をつけていきたい。また、他の人から感想をもらうことで、自分の良い悪い点に気づけると思う。

○クロッキーをボールペンでやると、すごく立体感がでていてかげやしわが細かく表現できていて勉強になりました。交流していく中で、良いところをたくさんみつけられたので、今日やったのを生かしていきたいです。
○色々な描き方があり、それらを上手く使い分けることで、より良い絵が完成するのだと思いました。西志津中美術部の空気感を体感することができました。他校のやり方というのも知れて、強化方法等も参考にしようと思う。
○アボカドの着彩とクロッキーの講評の時に、他の人との上手なところは参考になった。
○西志津中と臼井中で、講評会をやって、臼井中とはまた違う作品の個性が出ていていいと思いました。クロッキーも臼井中と違うやり方で西志津中はボールペンを使うというとてもいい発想だと思ったので、どんどん他校のいい所を取り入れていきたいと思います。
○みんなそれぞれの個性や良さがでていていい作品ばっかりだなと思いました。指でこするのがいいと思ったので、これから使ってみようと思います。

<西志津中>

○クロッキーでは、臼井中の作品を見て、すごく立体的だったり、やわらかな印象の絵が多くて、すごいなと思いました。着彩では、指やたくさんの絵の具を使っている人がいてその人の作品がすごく立体的で光の感じの出し方がうまかったので参考にしようと思いました。
○アボカドを久しぶりに描いてみたら、以外に難しくて
驚した。臼井中の交流も有意義なものになり、良かったと思う。
○臼井中の絵は、見事なまでにアボカドを描いていてレベルが高いと思いました。

○臼井中の1年生も2年生も、上手いなと思いました。みんなのアボカドのゴツゴツ感がすごくわかりやすかったです。影のつけ方も明るいところや暗いところもはっきりわかるので良いなと思いました。学んだことは、反射しているところは、もっと白を入れればよかったのではないかなと思います。離れてみると自分の作品はちょっと白がうすいかな、と思いました。
○他の学校と交流していい経験になりました。
○先輩たちが描いてあったものを見たときに「アボカドにそっくりだなあ。」と思いました。でも、今日実際に自分で塗ってみると、とても色を出すのは難しいなと思いました。これからもっと色の出し方を練習していきたいなと思いました。クロッキーは今までで一番上手に描けたと思うので、これからも頑張りたいです。
○他の学校と一緒に絵を描くのは初めてでした。臼井中の人たちのクロッキーや着彩はすごくていねいで、きれいでした。私はほかの中学校ではこんなにたくさん絵が上手な人がいるんだなと思いました。なので、次の個人制作で、今回学んだことを生かしたいです。

 
ここで身につけた練習(活動)方法を普段の部活でも活用し、美術部向上の糧にしたり、来年度の郡展に向けて共に制作に励んでいきたいです。臼井中美術部の皆さん、顧問の先生、ありがとうございました。


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