制作紀行~滝野中・守谷中ミニアートレセン6
~アーカスオープンスタジオ・キッズツアー

 11月30日(土)、守谷中とのアートレセンはアーカススタジオ(もりや学びの里:移転した小学校の跡地)にて12:30~15:30まで行われました。ここは、地域の芸術の拠点として、アーティストやキュレーター(学芸員)や地域の人々などが集まってきています。
 アーカスプロジェクトのプログラムの一つとして、海外からアーティストを招いて活動を支援しています。アートを通じてアートと地域を結びつけることで、地域の活性化を促すプログラムを開催しています。
今年度のプログラムでは、3名の海外から招待されたアーティストが滞在制作をしています。彼らは「100日間」茨城県守谷市で滞在し、アートを通じて地域の人たちと交流を深めこの場所でしか出会えないものごとと向き合って制作してます。
 今回のワークショップでは、「オープンスタジオ・キッズツアー」ということで、実際にプロのアーティスト、ロドリゴ・ゴンザレス・カスティージョ(メキシコ)、シビレ・ノイマイヤー(ドイツ)、ナンデシャ・シャンティ・プラカシュ(インド)の3人が来日し、現代アートの作品を紹介し、ギャラリートークを行いました。

アーカススタジオの様子です。
13アーカス看板(ワーックショップで制作)
ちなみにこの「ARCUS」の文字な2月に行われた日比野克彦ワークショップで制作されたものです。
http://livedoor.blogcms.jp/blog/miko111111/article/edit?id=7729311
13アーカス看板2

アーカススタジオの2Fです。
13看板 




















上記の作家の作品をまず、参加者全員で見学しました。

<Studio1>
13ロドリゴ札
 大理石の石版画を中心に、石灰岩、ポリエステル。プレート、木版画、リノリウム版画など、多岐に渡る素材や技法を用いた版画制作を行ったり、実験的な版画ワークショップを行っています。作品はこちらです。
13ロドリゴ作品1
13ロドリゴ作品2
 ロドリゴさんは、物事をつたえる初歩的な手段として、絵や版画をつかい、同じ都市に暮らす高齢者と子どもたちが分かち合えることを伝えようとしていました。また、自分の描いたクロッキーやドローイングも配布していました。(下の画像は、作家本人によるクロッキーやドローイングの解説をしています。)
13ロドリゴ本人

<Studio2>

13ナンデシャ札
ナンデシャさんは「変化」を軸に映像や立体作品を発表していました。こちらの作品では、竹(廃材)、生の貝割れ大根(スプラウト)という対照的な素材を扱うことで、「変化」をテーマに作品を発表していました。

13ナンデシャ作品1
13ナンデシャ作品2

<Studio3>
13シビレ札

※こちらのスタジオは取材不可のため、紹介できませんでした。シビレは守谷で出会った自然と人との営みの関係性を調査し、土や葉に着目し、映像インスタレーションを、制作してきました。シビレさんのスタジオでは触覚・視覚をクローズUPし、耳で感じられる感覚を研ぎ澄ませて見てほしいと願ってます。そのため、このスタジオは多くの人を一斉には入れず、5人ずつ入れて、じっくり鑑賞を行ってもらうようにしていました。(もう一つ奥に部屋があって、そちらは2人ずつで、「葉」の自然現象をテーマにした映像作品がありました。)

以上の3人の作家の作品を鑑賞したあと、滝野中・守谷中で、3つの合同グループを作り、気に入った作品についてギャラリートークを行いました。
13交流3

ギャラリートークの後は、全体でこのワークショップの感想を出し合いました。
13交流4
・一つ一つの作品にいろんな思いが込められていました。
・3人のアーティストの一人一人の個性があって、自分には思いつかない想像力もすごい。
・自分の中に手で作る、描くだけでなく体で感じる耳とか、作品を感じ取ることにびっくりした。他の作品を見ることで、自分の想像力も広がった。
・特別な者を描こうとするのではなく、身近なものをテーマにしていることを知りました。

参加した滝野中の部員の感想は、
・中学生では目を付けないようなことをテーマにしていてすごいと思った。作者の思いや考えが作品に表れているような気がした。
・いろいろな表現方法があってどれも見ていて楽しかったです。
・時間は決まっているが、それまでに時間をかけて描いていきたいです。
・中学生では目を付けないようなことをテーマにしていてすごいと思った。作者の考えが作品に表れているような気がした。
・みなさん、違う形の作品だったのでいろいろなことを学べました。プロの方々に質問ができたので良かったです。今日の体験を今後の作品に役立てていきたいです。とても参考になりました。