色々トラブルを抱えているE53 X5。掛かりつけの修理屋さんでは原因わからないと言われたそうで管理ユーザーさまからのご紹介にてご入庫頂きました。

N様
BMWに精通しているとは口が裂けても言えない当社ですができる限り頑張らせて頂きます。まーどのメーカーに対しても精通しているとは言えませんが(笑)
以下作業の内容ですので雰囲気が伝わればと思いますので暇な時間に軽く目を通して頂ければ幸いです。
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バッテリーが最近良く上がるらしいので暗電流(車が停止状態に消費している電力)の測定。
暗電流の消費が多くなればなるほどバッテリー上がりが起こりやすくなります。
バッテリーはJAFにダメと言われたそうですがバッテリー単体テスト問題ありません。
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車両停止中の暗電流は616mA(0.6A)消費しています。大体は50mA(0.05A)ぐらいまでですので確実にどこかで電気食っています。これだけ電気食っていると数日でバッテリー上がってしまいます。それとお客様よりクーラーの風量が触ってないのに全くでなくなったり出たりすることもあるとのこと。原因はあれっぽいです。
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ヒューズ抜き挿ししてあれのカプラー抜き差しして暗電流測定すると0.02Aまで下がりました。
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クーラーの風量チェックでは症状は確認できませんでした。
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コンピューター診断装置を接続して風量を色々さわりますが問題なし
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漏電の原因はここ
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資料を確認しながらゆっくりバラして行きます
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コイツです。
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ブロアーレジスター。BMWさん風に言うとファイナルステージと言いカッコイイ呼び名です。
左は不良のレジスターで右が新品
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ブロアーレジスター交換後再度暗電流測定。
0.015Aで正常になりました。漏電診断、修理はこれにて完了
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次は運転席パワーシートが座面、背もたれ部共に動かなく不便とのこと
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モーターが2個ついてます。点検の結果モーターは大丈夫で運転席パワーシートスイッチNG
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4万ぐらいする高額パーツですので新品装着して動作確認するまでは誤診の可能性が無いか内心ドキドキ。
パワーシートスイッチ交換後、運転席パワーシート正常動作OK
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お次は警告灯。メーター覗くとなんてこと無い。ブレーキパッド残量の警告です。
フロントパッド残少ないP1020091




















リアパッドも同じく
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フロント。
パッドの新旧比較すると一目瞭然。パッド部の厚みがこれだけ違います。
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リアパッドはキャリパーの下部の六角ボルトを外すのにクリアランスが少なく中々工具が合わず。結局リアショック外してアクセス
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リア
新旧比較。フロント同様にかなり磨耗しています。
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あとディスクローターもそこそこ磨耗しています。淵が段付きになっています。次回パッド交換時期にはディスクローターの交換も必要になってくると思われます。
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ウォッシャー液少ないぞ!の警告も出ていたので補充
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パッド前後、パッドセンサー前後交換終了したので試運転するとまだ警告が付いてます。
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メーターヒューズ抜いて放置かコンピューター診断機でリセットかどちらでもリセットできるようです。診断機接続してサービスリセットにて警告はでなくなりました。
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N様
こんな感じです。あとは最終確認と洗車、掃除等を月曜日の午前中には完了できる予定ですのでご納車までもう少々お待ち下さい。

よろしくお願いします。