細いその体の線に沿って、爪を這わせた。
彼は喘ぎ、気持ちいいですと幸せですを繰り返す。

お耳が弱いのよね、と、私はその耳介に口づけた。
気持ちいいです、と、彼はやはり繰り返す。

性感帯のひとつである耳であるが、彼の弱さは格別だ。
もちろん、どの体の部位も弱いのだけれども。

左右両方とも弄り倒して、彼はすっかり体の力を抜いてしまう。

そこでもうひとつ弱い部分である乳首を弄っていたのだけれども、彼は実はすこうし毛深くて、乳首には私の邪魔をする毛が生えている。

邪魔だから剃ってしまいましょう。
女性に優しく支配されたい彼に拒否権はない。








続く