将棋工房「御蔵」のブログ

将棋駒の木地や棋具(盤、駒箱等)を製作している工房「御蔵」のブログです。

2009年04月

【駒を愛するビルのオーナー】

どなたかの日記より

『弁護士の先生も、将棋の駒を愛しているビルのオーナーにも、その点を原点まで検証していただき「悪いのはこれだったのか」という結論を出していただきたく存じます。共通認識が出来れば幸いです』

2年前のことを思い出しました。
あれは、確かある狭い村の、理事戦の約1週間前のことでした。
YN企画より、電話が入りました。

「Y会長がお会いしたいそうで、お時間をとっていただけますでしょうか?」
「今、私も忙しいもので。すぐにという訳には参りませんし、先生も選挙でお忙しいでしょうから、選挙後ではいかがでしょうか?」
そうお返事して、直後にY氏本人から、電話を頂戴いたしました。

「もしなんでしたら、これからそちらまで出向きますので、会いませんか?」
「わかりました、では夕方にでも。」

ということで、Y会長氏と私の、K駅ちかくにあるビルの1階の喫茶店で、お会いしました。
 世間話をした後、そばにある日本料理屋で、食事を取り、私は勿論お酒、Y会長氏は、ビールで、Y会長氏のお話を伺いました。

「実は、N弁護士とお話して【手打ち】がしたいのですがいかがですか。」
「そーですね。なにを議題となさいますか。」
「いや、私も今回の女流問題では、頭が痛いんですよ。その話をとおもってましてね。」
「わかりました。伝えましょう。」

その後、狭い村の世間話を約1時間。私は、お酒を飲み、Y会長氏はビールを1本開けた後

「いやー、今日は私もお酒が飲みたくなりました。」

とのことで、お酒を飲みながらまた世間話。
その後、突然、

「鵜川さん、今残っている女流を、皆持っていってくれませんか?」

一瞬ギョッとなり、しばし沈黙

「私は、そのような立場ではありません。その話は、団体間で話し合われるべきですし、暫く時間が必要なのではないですか?」

半分切れ掛かっていた私は、またお酒を2合頼み、無理やりに笑顔をつくり、また、世間話。約4時間の【楽しい】会話でした。最後に、私は

「明日にでも、会合の日時を相談の上ご連絡いたします。」

次の日、YN企画へ電話

「先生、N弁護士も何かと忙しく、選挙後にでもいかがでしょうか?」
「いや、すぐにでもと思っていたんですが、わかりました。」

選挙の翌日、幾度YN企画へ電話をかけても誰も出ることはありませんでした。その翌日にも同じでしたし、その相手方からの電話も、その後、もうかかってくる事はありませんでした。

今回の日記を読み、つくづく思います。

【悪いのはこれだったのか】

そんなの、言われんでもわかっているわい。

三浦マグロ大会(3)

三浦支部の問題に関しては、いろいろなところへ波紋が及んでおります。
その為、今一度そのことについて書きます。
事件そのものは、連盟が後援を拒否すれば、済むはずであったはずです。
そこに、『共催』を匂わせる文書を送り、市民将棋大会を自負していた
実行委員会を怒らせ、次に除名を持ち出してきたことが、一番の問題です。
日本将棋連盟は、社団法人であり、本来ですと、正会員(棋士)と、支部
会員とに、会員を分離すること自体に問題があります。
社団法人の考え方は「ある公益的目的を持った人間の集まり」を主体とし
て存在しなければならないわけですが、認可時に、民法第34条の法人格
を取得する法律に欠陥があり、現在の姿になっています。
今回の問題は、これらの点が不明確であるため、上記のいろいろなところ
での、論議となっております。
 その為、内閣府の『公益法人の設立認可及び指導監督基準の運用指針』
を掲載します。

(基準)
8.  経過措置等
(1)  所管官庁は、本基準に適合しない公益法人に対しては、原則として3年以内に本基準に適合するように指導する。
 ただし、既に設立されている法人で、法人格を取得する手段が民法第34条によることに限られたため、公益法人となっている業界団体等に関しては、真にやむを得ない事項については、法人に関する抜本的法改革を待って対応することとする。それまでの間は、所管官庁においては、当該業界関係者又は所管する官庁の出身者以外の者を、可及的速やかに監事とすることにより、公正さを担保するとともに、それぞれの定款等により定められた業務を適切に行うよう強力に指導するものとする。

(運用指針)
(1)  本基準は、既に設立されている法人及び今後設立される法人の両方に適用される。既に設立されている法人において、本基準に適合しないものがある場合には、原則として本基準に、本基準の閣議決定日から3年以内に適合しなければならない。また、今後設立が許可されるものは、本基準に適合するものに限られる。
 なお、新たに具体的基準が定められたもののうち、本基準5-(7)の内部留保に関するものは、閣議決定の改正日から3年以内に新たな基準に適合するように指導する。
(2)  既に設立されている公益法人の中には、いわゆる業界団体や、公益法人として適当でない目的を有しているが、法人格を取得する手段が民法第34条によることに限られたため、公益法人となっているものが存在する。このようなものについては、その設立の経緯等から考えて、今回定められた基準に適合することができないものがあると考えられるが、そのうち真にやむを得ない事項(業界団体の理事構成、互助会の事業内容等)については、法人に関する抜本的法改革を待って対応することとする。それまでの間は、当該業界関係者又は所管する官庁の出身者以外の者を、可及的速やかに監事とすることで、公正さを確保するものとする。また、それぞれの定款又は寄附行為により定められた業務を適切に行うこととする。

以上です。将棋連盟はこれらを無視しており、そのようなままで公益法人の認可を受けられると考えているのでしょうか?

どうぶつ将棋

 先日、LPSAで、第1回どうぶつ将棋大会がありました。
どうぶつ将棋?始めて、耳にする方も多いかと思います。
LPSAの北尾まどかさんが考案された子供への将棋普及のためのゲームです。
 盤は、3X4ます、駒は4種類。ライオン・ゾウ・キリン・ヒヨコで全部で8枚です。
(ヒヨコは、相手陣にはいるとニワトリに変身)
最初は、簡単なゲームで、すぐに必勝法が見つかると「タカをくくって」おりました。
 ところが、やってみるとこれがなかなかに難しくて奥が深い。単純な形(3X4)で、駒数も少ないのですが。。。
 第1回大会でも連盟のプロ、LPSAの女流プロも参加しましたが、皆さん「ウンウン」うなるほどに複雑な要素があり、しかも子供たちでもすぐに覚えられる。将棋を始めようとする子供達には、とっつきやすくすぐにルールが覚えられ、素晴らしい将棋普及ゲームです。
 いまだに、必勝法は見つかっておりません。これは、ひょっとするとヒット商品になるかもしれません。皆さんも一度試されてはいかがですか?
 LPSAのオンラインショップでゲームセット1組1200円(安い!)で販売していますが、注文殺到で、手作りのため、手に入るのには時間がかかるかもしれませんが。

強者は20年周期で出てくる?

 現在、豊島4段・稲葉4段などの将来有望な新人達が出てまいりました。奨励会でも中学生の3段が2名などおり、これからの時代を背負ってくれそうです。関根・坂田時代から木村時代までが約20年、その20年後には大山・升田時代、またその20重年後に中原・米長時代、またまた20年後に羽生世代と続いているような気がします。勿論谷川さんや渡辺さんなどは、その間にが居りますが、なぜでしょうか?
 一つには、時代が出来上がった頃に将棋が流行し、その頃に将棋を覚えた親達が、自分の子供が将棋を習うことに抵抗がなく、それを継承させているような気が致します。
 とすると、これからまたその流れのなかで、また将棋の隆盛期が来るのではないか?
 これは、私の一人がってな読みでしょうか?

紫外線さんの『マグロ名人戦』に対するコメントに対して

「マグロ名人戦で起こったこと」
に対する反応は大きく、特にWEB駒音への投稿に関しては日本将棋連盟の『意外なほどの』素早い対応に関しましては敬意を払いますが、事実認識の誤解(?)もあり、紫外線さんのコメントに対する返信を本日のブログとしてコピーしました。

{返信内容}
三浦三崎マグロ争奪将棋大会の件
投稿者: 世渡り下手爺 投稿日時: 日, 04/19/2009 - 13:16
平田 様
私のブログへのコメント有難うございました。
誤解もありますようで、ここに掲載をさせていただきます。
「三浦三崎マグロ争奪将棋大会」は今年で33回目を迎えようとしております。
それ以前は、三崎支部による一般的な市民将棋大会でした。それが、マグロ将棋大会に移行したのには次のようなことがありました。
 34年前の大会で、連盟棋士を迎え将棋大会が開催されましたが、その時に費用として
連盟関係で、約十万円がかかりました。市民大会としては、その金額を参加費に上乗せすることが出来ず、「十万円あれば、マグロの本場である三崎でのマグロの浜値は、一本
三万三千円(当時)、それならばA・B・C各クラスの優勝者にマグロを一本づつ賞品として提供できる。また、三崎の町興しにもなる。」これが、それ以前からの大会運営をされていた、元実行委員長の大井利夫さん達の考えとして『三浦三崎マグロ争奪将棋大会』へと移行されたのです。
 「市民大会として長く続けるために、手弁当で費用を抑え、豪華な賞品を提供する。」
この、コンセプトに共感し、友人の湯川博士氏が審判長となり、大会は次第に話題を呼び
大きな大会へと発展していきましたが、このときには連盟とは、関係がありませんでした。第20回記念大会では、三浦市より百五十万円の補助金や後援を受けることが出来、その補助金により大局時計を購入することが出来、より大会は盛り上がっていきました。
 30回の大会を終え、大井氏と、湯川氏は年齢の関係もあり、次の世代へ運営を託すべく、大会のコンセプトを永続的に協力できる団体を探している時に、LPSAの発足があり、3月にマグロ将棋大会実行委員会より、LPSAに運営協力依頼がされました。
その為、協賛として迎え入れられました。連盟の後援は6年前からで、それは大きくなったマグロ大会に県連からの実行委員会への依頼によるものでした。
 ところが、1昨年の大会同日に、相模原であったと思いますが、連盟主催の将棋大会が開かれ、出場者の減少を心配することになりましたが、マグロ大会の魅力は大きく出場者の減少もなく、盛会に終了できました。
 昨年、9月に例年とおりに、連盟へ後援依頼の文書を送りましたところ、次のような内容の文書が連盟の普及推進部・普及開発課よりありました。抜粋します。
 『これまで、当連盟は、貴大会の開催に際しましては、その運営実績と関係各位の熱意に敬意を持ち、後援をさせて頂いて参りました。
 また、以前は当連盟棋士・女流棋士にも声がけをして頂き伊、盛会の内に終った旨を聞いております。
 今後も、そうした方針に変更がないようでしたら、これまで通り後援をさせて頂くことはもとより、共催させて頂くことも厭わないと考えております。
 しかし、これまでの方針が変更され、当連盟の棋士に声がかからず、他の団体の棋士が運営に関わるということであれば、当連盟は後援をさせて頂くことを再考せざるを得ない状況にあります。』
との内容で、同時に大会実行委員会事務局長が神奈川県連において、県連役員・連盟役員
より、『連盟の意に反する団体』との運営は困る。その場合、除名を考えている。
との話がありました。期を同じくして、連盟全国支部連合会会長会議において、「連盟の意に反する他団体」への協力を排除する旨が会長より強く要請され、議事録にある文章を
抜粋します。
 「女流問題については、社団法人日本将棋連盟と別の団体が相対することがある。
 日本将棋連盟は将棋の総本山である事は理解していただき、他の団体がきても
 日本将棋連盟を支持していただきやいとおもいます。」
とあります。
 マグロ将棋大会の実行委員会は三崎支部そのものであり、時期的に見ても自分達がそれに相応していることを考慮しましたが、一番の問題は除名よりも『共催』であったそうです。三浦市が後援している市民将棋大会に、それまで、ほとんど貢献のなかった連盟が
共催となれば、それは、市民の手を離れ連盟の将棋大会になってしまうことを危惧したのです。尚、連盟の後援は県連の要請で6年前からでした。
 その為、マグロ実行委員会は予定を変えることなく、大会を開催し、LPSAに運営の
協力を再度要請し、市民将棋大会としての位置づけを守ろうとしたのです。
 その後、連盟より除名の話が再度持ち上がり、三崎支部は毅然として市民活動を守るため、除名される前に解散することを決定し、会費の納入をやめる事により除名以前にに自主解散しました。10名の支部会員は、3名が支部名人戦などの連盟主催の大会に参加するため横須賀支部を立ち上げ、残り7名は支部会員となることを拒否しました。
 今後は、三浦市民としての将棋大会の実行委員会としてその10名がその実行委員となります。
 この話は、最初の立ち上げから実行委員長を努めた大井利夫氏と、提示版掲載に関し、ほとんど毎日連絡を取り合い、30年間審判長を務めた湯川博士氏に内容を確認の上掲載させていただいてきたものです。
 連盟の考えは、いまだによく理解しかねます。しかし、彼らは連盟に対し怒りを持って
私に話をされました。
 以上長くなりましたが、これが私が知っている「事実」です。
内容をご検討の上、今後の推移を見守って頂きたいと思います。
                  
                         鵜川善郷  拝     

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