2007年03月16日
帰国
昨夜帰国。飛行機が15:30発と思い込んで朝のんびり仕度をし、念のためチケットを見てみたら・・・13:30発。滞在途中に確認もしたのになぜずっと15:30だと思っていたのだか。
一瞬背中に水を浴びたような気分になったが、その時点でまだ11:00だったので、大急ぎで仕度を済ませ、11:30にマンションを出る。12:00には空港に付き、一安心。結局飛行機は1時間以上遅れての出発となった。席に着くと、窓から隣に止まっている中国国際航空のフーワー(オリンピックマスコット)ジェットが見えた。カメラ持ってないよう・・・。
帰りの飛行機も3列×2の小さな飛行機で、気流の悪いところ通りまくりでかなり揺れたのだが、日本人も多く、あまり怖い思いもせず帰ってこれた。飛行機恐怖症もだいぶ改善してきたかな。いつも利用するノースウエストだと山陰地方から日本に入って一旦太平洋側に出るのだが、中国国際航空は往復とも新潟&群馬上空を通過する。この日本海側気候と太平洋側気候の境目が揺れるんだなぁ・・・と実感。いや、実は乱気流で揺れるのは昔から別に怖くない。静かな時の方が怖かったのだ。・・・進んでるんだか進んでないんだか不安で・・・止まりそうで。
成田空港から最近になってダイヤ改正で停車するようになった京成船橋駅までスカイライナーを利用。500円でアレなら快適。
今回の北京滞在、全部ではないけど会いたい人にもだいぶ会えたし、繋ぎたい縁も繋げたし、中国人、日本人ともに新しい出会いもあったし、行ってみたかったところも行けたし、欲しかった麻辣鮮も買えたし、思う存分中国語も話したし、楽しかった。こういう内容の滞在だと2週間が丁度よい。次はいつになるかな。
家に帰ったら3匹のうちの一番古株の猫「ミク」が喜んで迎えてくれると思いきや、人の手に噛みついてガウガウ言ってる・・・。一番下の「クゥ」が以外にも一番喜んで出迎えてくれた。
一瞬背中に水を浴びたような気分になったが、その時点でまだ11:00だったので、大急ぎで仕度を済ませ、11:30にマンションを出る。12:00には空港に付き、一安心。結局飛行機は1時間以上遅れての出発となった。席に着くと、窓から隣に止まっている中国国際航空のフーワー(オリンピックマスコット)ジェットが見えた。カメラ持ってないよう・・・。
帰りの飛行機も3列×2の小さな飛行機で、気流の悪いところ通りまくりでかなり揺れたのだが、日本人も多く、あまり怖い思いもせず帰ってこれた。飛行機恐怖症もだいぶ改善してきたかな。いつも利用するノースウエストだと山陰地方から日本に入って一旦太平洋側に出るのだが、中国国際航空は往復とも新潟&群馬上空を通過する。この日本海側気候と太平洋側気候の境目が揺れるんだなぁ・・・と実感。いや、実は乱気流で揺れるのは昔から別に怖くない。静かな時の方が怖かったのだ。・・・進んでるんだか進んでないんだか不安で・・・止まりそうで。
成田空港から最近になってダイヤ改正で停車するようになった京成船橋駅までスカイライナーを利用。500円でアレなら快適。
今回の北京滞在、全部ではないけど会いたい人にもだいぶ会えたし、繋ぎたい縁も繋げたし、中国人、日本人ともに新しい出会いもあったし、行ってみたかったところも行けたし、欲しかった麻辣鮮も買えたし、思う存分中国語も話したし、楽しかった。こういう内容の滞在だと2週間が丁度よい。次はいつになるかな。
家に帰ったら3匹のうちの一番古株の猫「ミク」が喜んで迎えてくれると思いきや、人の手に噛みついてガウガウ言ってる・・・。一番下の「クゥ」が以外にも一番喜んで出迎えてくれた。
2007年03月14日
北京最後の一日
北京滞在最後の一日、今回の北京で絶対に行っておきたかった所、大山子芸術区に行ってきた。
大山子芸術区は工場の跡地を使用した中国現代芸術のギャラリーやアトリエがが建ち並ぶ、北京の新名所だ。2004年頃はここも無くなるような話があったようだが、元気に生き延びている。私の専門は建築なので、絵や写真も興味があるが、何よりもこのエリアの空気感に興味がある。現役で稼動している工場もあるのだろうか、エリア中に張りめぐされた太い配管の継ぎ目から蒸気が吹いている。
中でも「時態空間」の大きな展示場には魅せられた。「毛主席万万歳」と文革時代のスローガンが壁に描かれた巨大な工場跡。もともと私は劇場など大空間が好きなのだ。展示の合間の期間で特に展示物は無いのだが、この空間にいつまでも留まっていたい気がした。
表現にはルールが無い。色々な表現方法があるが、私が動けなくなったひとつの芸術、大きな棺桶の中に横たわる、ボコボコに潰された四足のオブジェ。そのオブジェの後ろにひとつの映像が映し出されている。帝国主義を象徴する鉄でできた老虎。この鉄老虎がかつて戦場だった場所に置かれ、雷鳴が轟く中、延安の軍事学校の訓練生によって棒や石でボコボコに殴って潰される。言葉で言い表せない何か深いものを感じる不思議な感覚。
ギャラリーの展示物は随時更新される。今後、北京に来るたびに毎回行って楽しめる場所だと思う。
最後の夕飯は小芳を誘い、北京ダックを満足いくまで堪能。その後、北京に来るたび一度は行く焼酎バーで北京最後の夜を楽しんだ。
明日は帰国。2週間は長いような短いような。焼酎6杯で気持ちよくなっている今の感覚は、早く懐かしい旦那や猫達に会いたい一方、最後の北京の夜が名残惜しいような。
写真1:
最初に入った画廊の作品。透明人間を捜せ!絵じゃなくて写真ですよ。
写真2:
「時態空間」の工場跡地。いつまでもここに居たかった。
写真3:
大山子はどこもかしこもアートだらけ。
2007年03月13日
値切り交渉めんどくさい
清華大学美術学院と東三環をはさむ対面は国貿ツインタワービルだ。国貿とはインターナショナルトレーディングセンターのこと。国際展示場、国際会議場もここに含む。その地下にある国貿商場を抜ける。ここも一昨年、午前中の学校を終え、午後会社へ向かう時に昼食をとりつつ室内アイススケート場を眺めて涼んでいたりしたところだ。デザイン関係の洋書を扱う書店で、レコーディングスタジオの写真を集めた洋書を発見。465元・・・中身を眺めつつ5分間ほど迷っていたが、高い上にでかいし重いし・・・中国関係ないし・・・と諦め。
北京にはサンリオの正規販売店はないと聞いていたのだが、国貿商場内に発見。去年は無かった。最近進出したのだろう。今回、サンリオ関係の土産ものを日本からたくさん持ってきた。同じものがあったので値段を見てみたが、私が日本で購入した値段の2.5倍以上・・・。確かに高級ブランドだわ。
国貿商場の美しいトイレを借りてから地上にあがり、長安街をさらに西へ向かって歩くと観光ショッピングの定番、秀水街に到着。6Fの同仁堂で母から頼まれた薬を購入後、土産ものショッピング。シルクやブランド服は偽モノが多くて買えないが、アクセサリー類なら問題ない。しかしここの商品には値札がない。値切り交渉が必要なのだが、私はどうも交渉が苦手だ。最初の言い値の半額近くまではなんとか落とすが、あきらかにまだ高いと知りつつ妥協してしまう。そんな値段ならいらないよーと一旦去るふりをするのがコツなのだが、その加減がわからず、できない。2人以上で買い物をする時は、私がどうしても欲しそうにしているのをもう1人が「いらないから!」といいながら私の腕を引っ張って去ろうとする→店員さんが追ってきて「その値段でいいから!」となる、ができるんだけど・・・独りだとなぁ。今回は好朋友な店員さんがたくさんできてしまったorz。同じアクセサリー買うなら秀水街より西単の方がラクでいいなぁ・・・開始価格全然安いし、モノによっては値札ついてるし。
秀水街でたっぷり金を落とし、少々後悔気味にさらに長安街を西へ歩く。まもなく観光土産の定番、建国門友誼商店。ここはオリンピックグッズの品揃えが随一だ。えらく種類が増えたオリンピックグッズからいろいろ迷うも去年しこたま買ってるしこれ以上買ってもなぁ・・・と携帯ストラップ1個購入で留まる。
大望路の自宅から建国門まで、地鉄3駅分を歩き、疲れたので戻りは地鉄。超ラッシュ時間にあたってしまった。ちなみに誰もホームにひいた先降後乗ラインなど守っていない。どんなに混んでいても電車が入ってくれば我先に前へと割り込む。しかしここは北京だと思うと不思議と腹がたたない。多分マナーの概念自体がないので、オリンピックの時には世界中に向けてかなり恥をかくことになると思う。
大望路駅に着くと外は暗くなっていた。街客で香滑乳茶を買い、セブンイレブンでトンポーロー弁当を買って帰宅。
写真1:
国貿商場内のサンリオショップ。
写真2:
秀水街手前から長安街、国貿方面を振り返る。北京で最も発展中のエリア。見えないけど左手に国貿ツインタワービル、右手には日本人建築家設計の有名な建外SOHOビル群がある。
写真3:
去年は取り壊されて無くなっていたドリンクスタンド「街客」が復活していて嬉しい!ここの珍珠乳茶はマジで美味しい。久々なので大杯(デカいサイズ)で買ってしまった。
中国中央電視台
ノートパソコンが壊れた。調べてみたら「死のエラー」などとイヤな通称がついた難儀なトラブルらしい。このまま日本へ持って帰って旦那になんとかしてもらうことにする。残り2日はマンションに残してあった父のノートで代用。
午後から散歩。一昨年は暑い夏を毎日毎日毎日毎日通った光華路を国貿に向かって歩いてみる。一昨年は更地だったところに新しい、綺麗なビルがたくさんできている。オシャレなカフェも何軒かできていた。まだ工事中の高層ビル、東方梅地亜(メディア)中心の前を通ったとき、上からパラパラと何か水滴が降ってきて私を含む通行人にかかった。雨の気配は無いが、なんだったんだ?
光華路をどんどん西へ歩き、東三環と交差する場所に懐かしい清華大学美術学院がある。ここの本科は昨年、海淀区の清華大学のキャンパスに移転統合した。今では社会人や外国人向けのクラスが残っているだけらしい。周囲の画材屋さんやコピー屋さんは殆んど閉店してしまい、少し淋しい雰囲気になっていた。
清華大学美術学院の光華路をはさんで北側の対面は中国中央電視台(CCTV)の新社屋が建つ場所である。昨年、たまたま焼酎バーでこの建物をデザインした設計会社のオランダ人と知り合い、翌日現場を案内していただいたという縁があった。今年、同じ焼酎バーで彼の消息を尋ねたところ、いまだに北京での仕事はあるようだが、会社は変わってしまったらしい。理由は「飽きたから」ということだ。
昨年はまだ地下部分の工事中だったが、だいぶ形が見えてきていた。オリンピックには間に合わないらしい。構造的な物議をかもし、着工がかなり遅れた逸話のある建物なのだ。できあがれば確実にこのエリアのランドマークになる。というかおそらく世界的に有名な建築物になる。
ここまで歩いてきたエリアは私の住む華貿中心も含み、CBDと呼ばれる地区で、将来的に北京のビジネスの中心地となる。清華大学美術学院とCCTVの間の光華路には「迎奥運五星級文明示範街」の標識が立っていた。「オリンピックを迎えるにあたりここは五つ星級の最先端な通りですよ」という感じかな?
写真1:
CCTV工事現場。右下のCGパース(水晶石公司製作)みたいな建物が建つ。
写真2:
工事用クレーンが光華路の反対側の歩道近くまで飛び出してる・・・安全上日本ではありえない。(工事敷地内から出ちゃだめだよう)
写真3:
東三環を渡ったところから工事中のCCTVを望む。両側から建てていって上で繋ぐんだけど、段差なく上手く繋がるのかどうか・・・。
2007年03月12日
土産の買出し
今日はなんだかんだでインターネットに貼りつきっぱなしと掃除のため、昼食を買いに行く以外は外に出なかったので、それももったいないと思い、夕方は近くの法宝スーパーで土産物の買出し。
ほとんど調味料、菓子、火鍋の材料。豆腐みたいなパックに入った鴨血もあったが、さすがにこれはムリだろうと諦め。 火鍋の元は大量に種類がある中から、最近日本の渋谷にも進出してきた「小肥羊」の麻辣湯があったので即決定。他に激辛の重慶火鍋の元。ゴマダレは東来順。帰国したら火鍋パーティやろう!
調味料は、日本に居る上海人の友達からもらったことのある「麻辣鮮」を日本でも北京でも探して探して探して探して見つからなかったのだが、今日ようやく見つけたので大量購入。麻婆茄子など炒め物に加えると美味しいんだ〜。
その他、菓子つまみの類をいくらか。今後これ以上の土産が買えるのかどうか、一回スーツケースに詰めて様子を見てみないとな。
写真1:
土産ものいろいろ。
写真2:
夕飯。スーパーの豚肉炒飯。卵焼きが乗ってる。美味しいんだけどいつも食べきれない。5元。一昨年からの好物。
写真3:
関係ないけど、中国アニメ「抗日小奇兵」。村の小さな子供達が日本兵をとっちめるぞー。
長かった仕事のひと区切り
今日は某老舗ケーキ店がいよいよ改装後のプレオープンを向かえ、現場に立ち会えないでいる私は気が気でならないのだが、まぁ、ネット上でいろいろ情報を探すに大盛況なようだ。ひとまず良かった。
50年の歴史を誇り、ファンも多い老舗だけに、デザインは非常に難しかった。せっかくリニューアルするのにあえてレトロや前の雰囲気を再現することには拘るのは不毛だ。しかも、あの雰囲気は年月を経てこそで、新たな素材でわざとあのような雰囲気を再現してみても、それは舞台セットみたいな偽者だ。実は昔の階段状の喫茶室は私も好きだった。しかし今回はまず客の年齢層もあり、バリアフリーありき。あと、喫茶室に人が居ることが外から視認できること。明るく開放的に。おしゃべりの声が響いて騒々しくならないよう吸音に配慮すること。まずこれが最初の条件だった。時代は移り変わっていく。またここから新たな50年が始まる、という考えだ。
しかし、だからといって表参道や六本木でもない。今風にアンティークレンガやメタリック素材で装飾したカフェとも違う。客層を考えると銀座風なのだが、そこまで洗練されている必要もない。上品だけど少しやぼったいのがこのお店・・・というのがオーナーとも話した根底のイメージだ。
あくまで商品とお客様が主役の老舗。内装の奇抜さで客を呼ぶ必要はない。前へ出すぎず、居心地は悪くない、それでいて多少のレトロモダンな雰囲気と老舗感は出す。壁に色々な素材で装飾を施すデザインではなく、なんとなくの空気感を作るという意味で、今までのどの内装よりも頭が痛かった。
・・・なんてことを常連さんひとりひとりに説明することができるわけもなく、各々感じ方は違うだろうが、ケーキの味に集中して内装に関しては違和感がない程度に可もなく不可もなくが良い。最初は少しあれ?と思っても、ここから始まる新しい歴史と一緒に溶け込んでいってくれれば良い。まぁ、いろいろ心配はあるけれど、私もこのケーキ店の歴史の5分の3以上を知る者だ。なんだこれは〜と大きく外れていることは無いと信じている。
・・・と今日はマンションの掃除と情報集めでいまだに外へ出かけられずに居たりする。
とにもかくにも、いろいろあって長かったけど、無事開店おめでとうございます。
今週末帰国、来週は私も現場に行ってケーキを食べることができる。楽しみだ。
50年の歴史を誇り、ファンも多い老舗だけに、デザインは非常に難しかった。せっかくリニューアルするのにあえてレトロや前の雰囲気を再現することには拘るのは不毛だ。しかも、あの雰囲気は年月を経てこそで、新たな素材でわざとあのような雰囲気を再現してみても、それは舞台セットみたいな偽者だ。実は昔の階段状の喫茶室は私も好きだった。しかし今回はまず客の年齢層もあり、バリアフリーありき。あと、喫茶室に人が居ることが外から視認できること。明るく開放的に。おしゃべりの声が響いて騒々しくならないよう吸音に配慮すること。まずこれが最初の条件だった。時代は移り変わっていく。またここから新たな50年が始まる、という考えだ。
しかし、だからといって表参道や六本木でもない。今風にアンティークレンガやメタリック素材で装飾したカフェとも違う。客層を考えると銀座風なのだが、そこまで洗練されている必要もない。上品だけど少しやぼったいのがこのお店・・・というのがオーナーとも話した根底のイメージだ。
あくまで商品とお客様が主役の老舗。内装の奇抜さで客を呼ぶ必要はない。前へ出すぎず、居心地は悪くない、それでいて多少のレトロモダンな雰囲気と老舗感は出す。壁に色々な素材で装飾を施すデザインではなく、なんとなくの空気感を作るという意味で、今までのどの内装よりも頭が痛かった。
・・・なんてことを常連さんひとりひとりに説明することができるわけもなく、各々感じ方は違うだろうが、ケーキの味に集中して内装に関しては違和感がない程度に可もなく不可もなくが良い。最初は少しあれ?と思っても、ここから始まる新しい歴史と一緒に溶け込んでいってくれれば良い。まぁ、いろいろ心配はあるけれど、私もこのケーキ店の歴史の5分の3以上を知る者だ。なんだこれは〜と大きく外れていることは無いと信じている。
・・・と今日はマンションの掃除と情報集めでいまだに外へ出かけられずに居たりする。
とにもかくにも、いろいろあって長かったけど、無事開店おめでとうございます。
今週末帰国、来週は私も現場に行ってケーキを食べることができる。楽しみだ。
2007年03月11日
家常菜祭り
夕べ、朝方近くまで起きていたので、昼近くまで寝てしまった。独りで外国のストレスが少なからずあるのか、毎日不快な夢を見る。
午後4時頃に、小芳、小威と約束したが、皆が集まったのは結局5時半ごろ。まぁ、中国での待ち合わせはいつもこんな感じ。一年ぶりに会う小威は新しい朋友を連れてきた。新しい友達、小白玉は小芳の同僚で、小威の朋友である。今回集まる相談をしているときにその関係が偶然発覚したのだ。
日本だと「友達連れてっていい?」と聞いてから連れてくるだろうが、中国にはそんな煩わしい習慣はない。友達の友達は皆友達なのだ。
小白玉の趣味と仕事は写真を取ることだ。インターネット上で公開している写真を見せてもらったが、舞踊の舞台写真を中心に、まさにプロ。
http://www.pengbaiyu.cdd.cn/
↑彼女の作品集。今度旦那を連れて北京に来た時に結婚写真を撮ってくれると言ってくれたが、まずダイエットしないと。
皆でスーパーへ買い物に行き、その後はマンションの台所で3人で手分けして中国家庭料理(家常菜)をたくさん作ってくれた。その後、女性4人で宴会。酒が飲めるのは私と小白玉だけ。若い娘達らしく、中華にしては脂分少なめ。肉、魚、豆腐、野菜、スープとメニューのバランスも良く(3人で自画自賛してた)、とても美味しかった。話の内容は殆どが結婚観やそれぞれの彼氏との近況について。私は頷いて聞きながらも主旨しかわかってない。細かいところは断片的にしかわからない。時々、気にして「面白い?」と聞いてくれるので、「聞き取りの練習になるから構わず。」と自由に話をしてもらった。それぞれの彼氏について、喧嘩が多いので結婚は怖いとか、稼ぎが少ないので結婚相手としてはどうかとか、いろいろ不満があるらしい。
話がはずみ、10時ごろお開きになった。小威と小白玉は、また早く北京に来てねと別れを惜しみながら帰っていった。小芳はここから徒歩10分と家が近いので、2人より遅れて帰ると思いきや、なんか泊まっている。今、そこで寝てますよ。明日はここから会社に行くと言っている。一応、「打(才覚)(口馬)?(邪魔じゃない?)」と聞いてきたが、邪魔って言えないじゃん。同棲中の彼氏が出張中なので、ちょっと寂しいのだろう。
午後4時頃に、小芳、小威と約束したが、皆が集まったのは結局5時半ごろ。まぁ、中国での待ち合わせはいつもこんな感じ。一年ぶりに会う小威は新しい朋友を連れてきた。新しい友達、小白玉は小芳の同僚で、小威の朋友である。今回集まる相談をしているときにその関係が偶然発覚したのだ。
日本だと「友達連れてっていい?」と聞いてから連れてくるだろうが、中国にはそんな煩わしい習慣はない。友達の友達は皆友達なのだ。
小白玉の趣味と仕事は写真を取ることだ。インターネット上で公開している写真を見せてもらったが、舞踊の舞台写真を中心に、まさにプロ。
http://www.pengbaiyu.cdd.cn/
↑彼女の作品集。今度旦那を連れて北京に来た時に結婚写真を撮ってくれると言ってくれたが、まずダイエットしないと。
皆でスーパーへ買い物に行き、その後はマンションの台所で3人で手分けして中国家庭料理(家常菜)をたくさん作ってくれた。その後、女性4人で宴会。酒が飲めるのは私と小白玉だけ。若い娘達らしく、中華にしては脂分少なめ。肉、魚、豆腐、野菜、スープとメニューのバランスも良く(3人で自画自賛してた)、とても美味しかった。話の内容は殆どが結婚観やそれぞれの彼氏との近況について。私は頷いて聞きながらも主旨しかわかってない。細かいところは断片的にしかわからない。時々、気にして「面白い?」と聞いてくれるので、「聞き取りの練習になるから構わず。」と自由に話をしてもらった。それぞれの彼氏について、喧嘩が多いので結婚は怖いとか、稼ぎが少ないので結婚相手としてはどうかとか、いろいろ不満があるらしい。
話がはずみ、10時ごろお開きになった。小威と小白玉は、また早く北京に来てねと別れを惜しみながら帰っていった。小芳はここから徒歩10分と家が近いので、2人より遅れて帰ると思いきや、なんか泊まっている。今、そこで寝てますよ。明日はここから会社に行くと言っている。一応、「打(才覚)(口馬)?(邪魔じゃない?)」と聞いてきたが、邪魔って言えないじゃん。同棲中の彼氏が出張中なので、ちょっと寂しいのだろう。
2007年03月10日
家有児女
どうにも眠くて昼近くまで寝ていたが、突然午後は日本から来ている知人と市内観光をすることに。
彼らが滞在しているマンションまで行き、タクシーで東直門まで出て地鉄2号線で前門まで。前門から天安門広場を歩き、天安門を抜け故宮の午門まで散歩。昨日は空が霞んで北京らしさが戻ってきたなと思っていたが、今日は空気も済み、真っ青な空。ただし、風が強く、寒い。
天安門広場は、人民大会堂で全人代が行われているせいかどうなのか、無数の真っ赤な旗が強風にはためいている。思わず「共産国カッコイイ」と思ってしまった。・・・あくまで見た目だけですよ。そういえば、いつも休日の天安門広場は凧揚げだらけなのだが、今日はひとりも居なかったなぁ。
王府井まで歩き、いろいろショッピング。DVD店で欲しかったドラマのVCDを購入。「家有児女」。去年の滞在時からテレビで放送しているたびになんとなく見ていた。ベタなホームドラマ。ただし、内容が単純でいてテンポが良く、中国語も聴き取り易いので気に入っていたのだ。小芳にDVDが出ていないか聞いたらあるよと言うので、店員さんに聞いてみた。ただ、上下巻の下巻のみ。1話完結だからいいや別に。
夕食はみなさんと一緒に再び火鍋の「悦堂」へ。
写真1:今日の天安門と快晴の空。
写真2:「家有児女」のVCD。
彼らが滞在しているマンションまで行き、タクシーで東直門まで出て地鉄2号線で前門まで。前門から天安門広場を歩き、天安門を抜け故宮の午門まで散歩。昨日は空が霞んで北京らしさが戻ってきたなと思っていたが、今日は空気も済み、真っ青な空。ただし、風が強く、寒い。
天安門広場は、人民大会堂で全人代が行われているせいかどうなのか、無数の真っ赤な旗が強風にはためいている。思わず「共産国カッコイイ」と思ってしまった。・・・あくまで見た目だけですよ。そういえば、いつも休日の天安門広場は凧揚げだらけなのだが、今日はひとりも居なかったなぁ。
王府井まで歩き、いろいろショッピング。DVD店で欲しかったドラマのVCDを購入。「家有児女」。去年の滞在時からテレビで放送しているたびになんとなく見ていた。ベタなホームドラマ。ただし、内容が単純でいてテンポが良く、中国語も聴き取り易いので気に入っていたのだ。小芳にDVDが出ていないか聞いたらあるよと言うので、店員さんに聞いてみた。ただ、上下巻の下巻のみ。1話完結だからいいや別に。
夕食はみなさんと一緒に再び火鍋の「悦堂」へ。
写真1:今日の天安門と快晴の空。
写真2:「家有児女」のVCD。
2007年03月09日
超市で売ってる北京ダック
朝の地鉄通勤ラッシュに揉まれながら、北京中心街西側へ。袁さんに最寄駅まで迎えに来ていただいて、一昨年の修行の場であった某CG会社へ。昨年社屋を移転したその会社は、見違えるようにキレイな環境になっていたが、駅から遠く、バスかタクシーを使わないと辿りつけない少々不便な場所に移ってしまった。
副社長に挨拶し、営業部の女の子達と再会。ひとりはお腹に子供ができ、ひとりは1月に結婚したばかりだった。今年は干支の猪年であるが、中国では猪年は非常に縁起がよいらしく、この年に生まれた子供は長生きできるなどいろいろ良いことがあって、結婚、出産が多くなるのだそうだ。
CG制作の実務を担当する部署の主任さんは会社に来ておらず、会えなかった。残念。
たくさんお世話になった会社だし、建築CGの世界でこの会社と縁があるのはとても幸運なことなのだけど、あまり恩返しできていない。少しでも何か手伝えることがあるといいのだけど・・・。
昼食は会社の近くで水餃子。袁さんにお土産で白酒を2本いただいてしまったので、帰りに買い物をしていく予定だったが、重たいので一旦マンションに戻ることにする。
マンションに戻るなり強烈な眠気。出直すのはあきらめてソファで転寝をしてしまった。・・・と夕方6時ごろ小芳から電話。会社が終わったので今からスーパーで北京ダックを買って遊びに来るという。確かに一昨日、北京ダックを食べさせてくれると言っていていたけど、スーパーのやつか・・・。スーパーで売ってる北京ダックってどういうものか興味が無かったわけではないのである意味楽しみ。
彼女が買ってきてくれたスーパーの北京ダックは味噌もネギも包む皮もない、レンジで温めてナイフで削いで食べるだけのもの。少ししょっぱかったが、味はイケなくもない。薬膳の北京ダックで、食べても太らないという。
北京ダックだけではお腹いっぱいにならない。彼女は台所に置いてあったカップ麺を見つけ、これを食べようと言ってきた。カップ麺と薬膳北京ダックの夕飯・・・せっかくの薬膳なのになんとなく不健康。
その後、NHKを見ながらお茶を飲んでのんびり。ニュースを見ながら日本で問題になっていることは何かと聞くので、「最近金属がよく盗まれる」という話をした・・・すると、NHKでちょうどタイムリーにその関連のニュース。彼女も、犯人は中国人だろうなと言っていた。
中国にいる中国人の友達はみな、日本にいる中国人の素行が悪くて困ると言う。中国にいる日本人は信用できるイメージなのに、逆は・・・と彼女も嘆いていた。
他にもニートの話や、格差問題の話など。9時半ごろまでおしゃべりして、彼女は明日の会議の資料を作らなければならないからと帰っていった。
写真:
昼食の水餃子。奥の2つは普通に豚肉の餡だが、手前の水餃子にはトマトと炒り卵が入っていた。
写真:
関係ないが、「新彊風味」に惹かれて買ってきたポテトチップス。袋を開けるなりツーンとえもいわれぬ香り。勇気を出して一口食べ、即封印。
副社長に挨拶し、営業部の女の子達と再会。ひとりはお腹に子供ができ、ひとりは1月に結婚したばかりだった。今年は干支の猪年であるが、中国では猪年は非常に縁起がよいらしく、この年に生まれた子供は長生きできるなどいろいろ良いことがあって、結婚、出産が多くなるのだそうだ。
CG制作の実務を担当する部署の主任さんは会社に来ておらず、会えなかった。残念。
たくさんお世話になった会社だし、建築CGの世界でこの会社と縁があるのはとても幸運なことなのだけど、あまり恩返しできていない。少しでも何か手伝えることがあるといいのだけど・・・。
昼食は会社の近くで水餃子。袁さんにお土産で白酒を2本いただいてしまったので、帰りに買い物をしていく予定だったが、重たいので一旦マンションに戻ることにする。
マンションに戻るなり強烈な眠気。出直すのはあきらめてソファで転寝をしてしまった。・・・と夕方6時ごろ小芳から電話。会社が終わったので今からスーパーで北京ダックを買って遊びに来るという。確かに一昨日、北京ダックを食べさせてくれると言っていていたけど、スーパーのやつか・・・。スーパーで売ってる北京ダックってどういうものか興味が無かったわけではないのである意味楽しみ。
彼女が買ってきてくれたスーパーの北京ダックは味噌もネギも包む皮もない、レンジで温めてナイフで削いで食べるだけのもの。少ししょっぱかったが、味はイケなくもない。薬膳の北京ダックで、食べても太らないという。
北京ダックだけではお腹いっぱいにならない。彼女は台所に置いてあったカップ麺を見つけ、これを食べようと言ってきた。カップ麺と薬膳北京ダックの夕飯・・・せっかくの薬膳なのになんとなく不健康。
その後、NHKを見ながらお茶を飲んでのんびり。ニュースを見ながら日本で問題になっていることは何かと聞くので、「最近金属がよく盗まれる」という話をした・・・すると、NHKでちょうどタイムリーにその関連のニュース。彼女も、犯人は中国人だろうなと言っていた。
中国にいる中国人の友達はみな、日本にいる中国人の素行が悪くて困ると言う。中国にいる日本人は信用できるイメージなのに、逆は・・・と彼女も嘆いていた。
他にもニートの話や、格差問題の話など。9時半ごろまでおしゃべりして、彼女は明日の会議の資料を作らなければならないからと帰っていった。
写真:
昼食の水餃子。奥の2つは普通に豚肉の餡だが、手前の水餃子にはトマトと炒り卵が入っていた。
写真:
関係ないが、「新彊風味」に惹かれて買ってきたポテトチップス。袋を開けるなりツーンとえもいわれぬ香り。勇気を出して一口食べ、即封印。
2007年03月08日
北京7日目〜プラプラしてた〜
今日は用事があるんだかないんだかの一日。もしかしたら一昨年お世話になっていた会社に袁さんと一緒に挨拶に行くかもという話があったので、連絡待ちがてら、Liuで遅めのお昼ご飯。ここと同じママさんの別のお店のとんかつがすごく美味しいので頼んでみたら、やっぱりここのも美味しい。途中でママが外から戻ってきたので、しばらくおしゃべり。馬の話はついつい熱くなってしまう。
今日あるかもしれなかった予定は明日の午前中になったよと連絡が入ったので、現代城目の前に入り口がある地鉄に乗って王府井(日本でいうところの銀座にあたるエリア)へ。東方新天地や王府井書店でプラプラ。北京に居る間に仕事用、レジャー(競馬)用のバックをそれぞれ買おうと思っているのでそれを見に行ったつもりだったのだが、ついつい音楽CD屋で長居。音楽CDとCG素材などパソコンソフト類をいろいろ購入。その中のひとつ、北京語、江西語、河南語、福建語などなど多彩な方言で麻雀言語の特色を体験できるというパソコン用麻雀ソフト。どうだろうこれ、面白いのかな?
バッグは、ショーウィンドウであ!と思ったものを見かけて店内に入ってみるもののソレが無い・・・ということの繰り返し。結局気に入ったものが見つからず。
夜、そういえば昨日小芳が明日も一緒に・・・と言っていた気がするなぁと彼女の帰宅時間を気にしていたが連絡なく、王府井のスーパーで日用品の買い物をすませ、現代城まで戻ってセブンイレブンで夕食を買い、もうすぐマンションの前というところで携帯にメールが入った。「残業で今日は行けそうにない・・・」と。まぁ、予測はしてましたよ、と。また明日ね。
写真1:
王府井書店。西単図書ビルディングに匹敵する規模。
写真2:
地鉄王府井駅のホーム。乗車マナー指導の努力が見える。矢印に従って立っていたが、車両がちゃんとそこに止まってくれない。ちなみに、当然ながら一部の中国人にはこの矢印は見えていない。
写真3:
今日の夕飯。セブン弁当。ご飯とセットで11.8元なり。いくつかの惣菜から好きなものを組み合わせてくれるのだが、気がついたら鶏手羽と鶏肉炒めだった。麻辣で美味しかった。
2007年03月07日
小芳の彼氏
昼はパソコンをいじってすごす。夕方、一昨年清華大学美術学院のグラフィックデザインクラスで仲良くなった小芳と現代城で待ち合わせ。去年会った時とまったく同じ韓国焼肉屋さんで夕食。
途中から、小芳の友人で現代城内の職場で働いてるという友人男性2人と合流。3人とも全員全然日本語がわからないのでちょっと厳しくはあったが、わからない言葉はその都度丁寧に教えてもらいながら、燕京ビールも入って盛り上がった。全部を聴き取るのはムリだが、話の趣旨さえわかればなんとか会話になるものだ。ただもしかしたら・・・私が突然関係ないことを話し出している可能性もあるが、まぁ外国人なのでご愛嬌だ。
夕食後、男性ひとりと別れ、小芳ともうひとりの男性と一緒に小芳が住むアパートへ。・・・って私の住んでいるマンションから徒歩10分程度のところだった。しかも、男性は小芳と一緒に住んでいる彼氏。アパートは日本人から見たらボロアパートに見えるかもしれないが、地価が非常に高い地域なので家賃は結構するらしい。
彼氏は非常に落ち着いた物静かな雰囲気で、中国書画の収集を趣味としているそうだ。中国書画収蔵協会の協会員とのこと。コレクションの中から、私に一枚お土産にプレゼントしてくれた。かなりでかい、漢字4文字「天道酬勤」の書画・・・。昨年から開業してひとりで仕事をしている私にピッタリなのだそうだ。日本に帰ったら表装して是非仕事机の近くに飾らせていただこう。
彼氏は明後日から香港出張でしばらく家をあける。小芳とは旦那が遠くて寂しいもの同士、せっかく近所なのでまた一緒に夕飯に行こうと約束して帰宅した。
そもそも小芳と仲良くなったきっかけは、当時彼女の彼氏が日本に居てあまり会えず、紆余曲折あって結果的に彼女と彼氏の再会に一役買うことになってしまったことが原因だ。その彼氏とは悲しい別れを迎えたのだが、今の彼氏は小芳と結婚する意志があるらしい。しみじみ、良かったねぇ。
北京に来て明日でもう1週間。半分が過ぎる。短期の中国語会話教室に通おうと思っていたが、そんな時間もないまま終わりそうだが、こうして毎日活きた中国語で会話していることが学校へ行くよりもずっと勉強になると、さっき旦那に言われてハッとした。
写真:夕飯の韓国焼肉屋で〆に食べた拌冷麺。日本でいつも食べる冷麺より美味しい〜。
途中から、小芳の友人で現代城内の職場で働いてるという友人男性2人と合流。3人とも全員全然日本語がわからないのでちょっと厳しくはあったが、わからない言葉はその都度丁寧に教えてもらいながら、燕京ビールも入って盛り上がった。全部を聴き取るのはムリだが、話の趣旨さえわかればなんとか会話になるものだ。ただもしかしたら・・・私が突然関係ないことを話し出している可能性もあるが、まぁ外国人なのでご愛嬌だ。
夕食後、男性ひとりと別れ、小芳ともうひとりの男性と一緒に小芳が住むアパートへ。・・・って私の住んでいるマンションから徒歩10分程度のところだった。しかも、男性は小芳と一緒に住んでいる彼氏。アパートは日本人から見たらボロアパートに見えるかもしれないが、地価が非常に高い地域なので家賃は結構するらしい。
彼氏は非常に落ち着いた物静かな雰囲気で、中国書画の収集を趣味としているそうだ。中国書画収蔵協会の協会員とのこと。コレクションの中から、私に一枚お土産にプレゼントしてくれた。かなりでかい、漢字4文字「天道酬勤」の書画・・・。昨年から開業してひとりで仕事をしている私にピッタリなのだそうだ。日本に帰ったら表装して是非仕事机の近くに飾らせていただこう。
彼氏は明後日から香港出張でしばらく家をあける。小芳とは旦那が遠くて寂しいもの同士、せっかく近所なのでまた一緒に夕飯に行こうと約束して帰宅した。
そもそも小芳と仲良くなったきっかけは、当時彼女の彼氏が日本に居てあまり会えず、紆余曲折あって結果的に彼女と彼氏の再会に一役買うことになってしまったことが原因だ。その彼氏とは悲しい別れを迎えたのだが、今の彼氏は小芳と結婚する意志があるらしい。しみじみ、良かったねぇ。
北京に来て明日でもう1週間。半分が過ぎる。短期の中国語会話教室に通おうと思っていたが、そんな時間もないまま終わりそうだが、こうして毎日活きた中国語で会話していることが学校へ行くよりもずっと勉強になると、さっき旦那に言われてハッとした。
写真:夕飯の韓国焼肉屋で〆に食べた拌冷麺。日本でいつも食べる冷麺より美味しい〜。
2007年03月06日
呼吸すると白酒の匂い
夕方から人と会う約束なため、それまでは家でマッタリ。ここまで溜まった日記を書きつつ、中関村で買ってきた「オペラ座の怪人」のDVDを見る。ほぼ歌詞や台詞が頭に入っているので、中国語字幕と照らし合わせて見るのが面白い。中国語吹き替えがあったらもっと面白いのにな。そういえば日本の家には前に北京へ来たとき購入した吹き替え版の「サウンドオブミュージック」のDVDがある。「マリアシャオジエ〜」とかしゃべっていて面白い。歌は英語のまま。まぁそう考えると「オペラ座の怪人」は殆どが歌なので吹き替えは難しいか。
夕方、北京市西部へ出かけ、宴会。一昨年北京に来た時からお世話になっている袁さん一家とそのお友達が、私の歓迎会を開いて下さった。総勢9人。一昨年、司馬台の農家で会って以来の人も居た。彼は私が来ているとは知らされていなかったようで、驚いていた。
最初は袁さんが気を使って「ビールで」ということだったのだが、途中で駆けつけてくれた袁さんの友人が来るとやっぱり「白酒」登場orz。私は白酒が好きだと思われているため、相変わらず激しく薦められる。袁さんと、隣に座っていた戦姐(もと民族舞踊のダンサー。美人)がムリしなくていいと止めてくれていたが・・・頭いてー。
このメンバー、私と2人の中国人を除いて全員日本語わからない人達。全部わかるわけではないけど、酒の力も借りてなんとか会話成立。楽しい。
この人たち用のお土産に「泡盛」を持参したのだが、袁さんに「泡盛」わかりますよね、説明してもらえますか?と頼んだところ、北海道がどうこう・・・と説明していたので、どうやら「青森」の説明をしていた気がする。まぁいいか。
袁さんはこちらで一番お世話になっている方なので、今後も来週の帰国までかなりお世話になることになる。
写真1:オペラ座の怪人はここに居る〜♪
写真2:ザパワーオブザミュージックオブザナーイト♪
写真3:今回2回目の北京ダック。日本ではもっと少なくて600元(10000円)くらいだよと言ったら驚いてたくさん薦められた。美味しくて幸せ。
2007年03月05日
早速恒例やられた
お腹をこわした。日本へ帰った旦那も同じ症状だったらしいので、昨日の午前中に食べた何か・・・ってラーメン屋しかないじゃん。ラーメン屋で飲んだお冷かなぁ。
日本に残してきた本日中にやらなきゃならない仕事を片付けながら、マッタリ過ごす。
外の気温がえらく下がっているらしく、寒い。寒い・・・というか悪寒がする。熱出たらやばいなーと思い、部屋のエアコンの温度をあげ、引き出しから前にひどくお腹を壊したときに飲んだらよく効いた薬を探し出し、旦那が置いていったマンガを読みながら寝る。独りでこうしているとなんか心細い。もし熱が出たら・・・こっちにも知り合いがいっぱい居るし、とにかく連絡して自分の状況を知らせよう・・・なんて一生懸命対策を考えていたが、なんとか発熱せずに済み、夕方にはだいぶ体調も回復。
夕食を買いに敷地内のセブンイレブンへ向かう。外は晴天だがキンキンに寒い。寒いけど、昨日の雪で洗われたのか、空気が非常にキレイだ。見通しが良く、地鉄の隣駅にあるワールドトレードセンターのビルがくっきり見える。明るいものに限るが、空には星も見える。北京じゃないみたいだ。
セブンイレブンで鶏肉の炒め物の弁当を買って帰宅。明日は人に会う約束もあるし、大事をとって早目に寝た。
日本は嵐だったみたいだね。
写真:本日の夕食
日本に残してきた本日中にやらなきゃならない仕事を片付けながら、マッタリ過ごす。
外の気温がえらく下がっているらしく、寒い。寒い・・・というか悪寒がする。熱出たらやばいなーと思い、部屋のエアコンの温度をあげ、引き出しから前にひどくお腹を壊したときに飲んだらよく効いた薬を探し出し、旦那が置いていったマンガを読みながら寝る。独りでこうしているとなんか心細い。もし熱が出たら・・・こっちにも知り合いがいっぱい居るし、とにかく連絡して自分の状況を知らせよう・・・なんて一生懸命対策を考えていたが、なんとか発熱せずに済み、夕方にはだいぶ体調も回復。
夕食を買いに敷地内のセブンイレブンへ向かう。外は晴天だがキンキンに寒い。寒いけど、昨日の雪で洗われたのか、空気が非常にキレイだ。見通しが良く、地鉄の隣駅にあるワールドトレードセンターのビルがくっきり見える。明るいものに限るが、空には星も見える。北京じゃないみたいだ。
セブンイレブンで鶏肉の炒め物の弁当を買って帰宅。明日は人に会う約束もあるし、大事をとって早目に寝た。
日本は嵐だったみたいだね。
写真:本日の夕食
2007年03月04日
北京3日目〜元宵節〜
マンションへ戻り、ビチャビチャになった足を風呂場で洗い、お茶を飲みながら一休み。午後2時半ごろ、旦那を見送るためタクシーで空港へ向かう。これから半年・・・という一昨年の春と違い、今回は私もたった10日遅れで日本へ帰るのだが、やっぱり寂しい。もっとゆっくり、行きも帰りも一緒に旅行したいものだ。
市内への帰路は再び空港バスを利用。バスの中でこちらでの中国人の友人にメールで連絡を取る。すると電話で返信。バスの中だが電話を受ける(中国では割と普通。許して。)。カタコトの中国語での応対に、なんか周りからクスクス笑いが聞こえる。いーだろー外国人なんだからー。で、明後日会う約束をする。
そのまま仕事でこちらへ来ている日本人の知人のマンションへ直行。一緒に小龍包の名店で夕食した後、小姐の居るお店初体験。といってもいかがわしいお店ではない。まぁ、日本人駐在員がよく行くお店らしい。日本人向けのお店なので、日本語堪能のスタッフが殆どだが、時々日本語習いたての新人さんが居る。そんな子と私もがんばって中国語でおしゃべりするのが非常に楽しい。彼女達は気が合うと女性相手でも腕を組んでくっつきまわってきて可愛い。たまたま私のマンションの近所なので、小姐に「また来てよ」と言われ名刺をもらったが、女性一人ではなかなかムリだ。調子に乗せられて日本でちょっと練習してきた中国曲をカラオケで初披露したり。
今日は春節休みの最終日、春節から15日目にあたる元宵節だ。北京に来てかたずっとボチボチと爆竹や花火の音を聴いたが、今日はすごい。最後の休日を惜しむように、街中いたるところで絶え間なく花火が上がっている。これでも春節の日よりはずっとおとなしいそうだが・・・。
夜10時ごろ、花火をやるから外へ出ようとお店の人と客、みんなが外へ出た。気温は氷点下まで下がっているようでとにかく寒い。車通りの少なくなった光華路の真ん中に打ち上げ花火をセットし、みんなもそれぞれ手持ちの花火を持ってひと時大騒ぎ。私も春節のお祭り気分を少し堪能することができた。
11時にはお店を後にして帰宅。北京へ来て3日間、疲れた。
写真:元宵節の日に食べる「湯円」。餡が入った白玉団子。今日2回食べた上、家で食べるようにとお土産パックももらった。
市内への帰路は再び空港バスを利用。バスの中でこちらでの中国人の友人にメールで連絡を取る。すると電話で返信。バスの中だが電話を受ける(中国では割と普通。許して。)。カタコトの中国語での応対に、なんか周りからクスクス笑いが聞こえる。いーだろー外国人なんだからー。で、明後日会う約束をする。
そのまま仕事でこちらへ来ている日本人の知人のマンションへ直行。一緒に小龍包の名店で夕食した後、小姐の居るお店初体験。といってもいかがわしいお店ではない。まぁ、日本人駐在員がよく行くお店らしい。日本人向けのお店なので、日本語堪能のスタッフが殆どだが、時々日本語習いたての新人さんが居る。そんな子と私もがんばって中国語でおしゃべりするのが非常に楽しい。彼女達は気が合うと女性相手でも腕を組んでくっつきまわってきて可愛い。たまたま私のマンションの近所なので、小姐に「また来てよ」と言われ名刺をもらったが、女性一人ではなかなかムリだ。調子に乗せられて日本でちょっと練習してきた中国曲をカラオケで初披露したり。
今日は春節休みの最終日、春節から15日目にあたる元宵節だ。北京に来てかたずっとボチボチと爆竹や花火の音を聴いたが、今日はすごい。最後の休日を惜しむように、街中いたるところで絶え間なく花火が上がっている。これでも春節の日よりはずっとおとなしいそうだが・・・。
夜10時ごろ、花火をやるから外へ出ようとお店の人と客、みんなが外へ出た。気温は氷点下まで下がっているようでとにかく寒い。車通りの少なくなった光華路の真ん中に打ち上げ花火をセットし、みんなもそれぞれ手持ちの花火を持ってひと時大騒ぎ。私も春節のお祭り気分を少し堪能することができた。
11時にはお店を後にして帰宅。北京へ来て3日間、疲れた。
写真:元宵節の日に食べる「湯円」。餡が入った白玉団子。今日2回食べた上、家で食べるようにとお土産パックももらった。
北京3日目〜下雪了!〜
朝起きてカーテンを開けると・・・外が白い。雪が降っていた。昨日聴いた話からするに11月に降って以来の雪ということだ。旦那は2泊3日しか北京に居ないのに、そんなときに限って珍しいといわれる雨、雪とは。
午前中、マンションから南へ歩いて10分ほどのところにある「東郊市場」へ。ここは野菜、肉、魚、日用品、家電、厨房器具、観賞魚、花、ペット用品・・・なんでも揃う巨大な市場だ。雪もチラチラ降っている程度なので傘も不要で、昨日の雨よりは散歩がし易い。しかし、水はけが悪い上にデコボコだらけの北京の道は至るところに池ができていて、足は氷水でびちょびちょ。
しかし、雪でも市場は大混雑していた。何を買うでもなく眺めながらプラプラ。前回ここへ来たとき、観賞魚売り場にシルバーアロワナが安くたくさん売っていて楽しかったのだが、今回はなんと小さめのピラルクを発見。これ、成長するのかな。私は水族館に行くとピラルク水槽の前から動かなくなる人なのだ。飼ってみたいなぁ・・・。
現代城まで戻り、ラーメン店「瓦屋」で昼食。書店で何冊か本を購入し、一旦帰宅。そのころには雪もほぼ止んでいた。
写真1:混雑の東郊市場
写真2:東郊市場から現代城をのぞむ雪景色
写真3:マンションの前にあった雪人(シュエレン)。何かモチーフなんだろう。
2007年03月03日
北京2日目〜北京のIT街〜
「鳥の巣」の前でタクシーを拾い、北4環路の慢性渋滞を抜けて中関村の海龍ビルへ。中関村は、日本でいうところの秋葉原だ。海龍ビルは低層部は一流家電、パソコンメーカーの売り場、上層は小さなお店がたくさん集まっている、昔のラジオ会館のような雰囲気だ。ここの店員さんは歩合制なので、とにかく客引きがすごい。
上のゲームフロアに行くと、携帯ゲームはPSPがメイン。WiiもDSliteもあった。売り切れてなかった。しかしソフトはパソコン用ゲームが圧倒的。パソコン版のサムライスピリッツに夢中になっている水晶石社員を一昨年みかけたが、この日もサムライスピリッツのデモをやっているお店があった。
また、昨日西単へ行った時も特設売り場があったが、ここでも・・・日本のアニメのフィギュア文化がかなり浸透している。
DVD売り場で「オペラ座の怪人」中文字幕版(正規版)を発見。一昨年から2年越しで探していたので即購入。これで「オペラ座」のDVDはアメリカ版、日本版、中国版と3枚目だ。
旦那いわく、パソコンのパーツ売り場でメインで売っているものは日本よりひとつ遅れているらしい。それにしても人が多い。当然ながら客もほとんど若い人達だ。パソコンは決して安いものではない。というか、北京といえど、高級品は日本と値段に大差がない。若い人でもお金持ちが多くなったね。
上のゲームフロアに行くと、携帯ゲームはPSPがメイン。WiiもDSliteもあった。売り切れてなかった。しかしソフトはパソコン用ゲームが圧倒的。パソコン版のサムライスピリッツに夢中になっている水晶石社員を一昨年みかけたが、この日もサムライスピリッツのデモをやっているお店があった。
また、昨日西単へ行った時も特設売り場があったが、ここでも・・・日本のアニメのフィギュア文化がかなり浸透している。
DVD売り場で「オペラ座の怪人」中文字幕版(正規版)を発見。一昨年から2年越しで探していたので即購入。これで「オペラ座」のDVDはアメリカ版、日本版、中国版と3枚目だ。
旦那いわく、パソコンのパーツ売り場でメインで売っているものは日本よりひとつ遅れているらしい。それにしても人が多い。当然ながら客もほとんど若い人達だ。パソコンは決して安いものではない。というか、北京といえど、高級品は日本と値段に大差がない。若い人でもお金持ちが多くなったね。
北京2日目〜鳥の巣〜
午前中は旦那にマンションでパソコンのインターネットの設定やらをやってもらい、昼食はSOHO現代城の中にある日本人の間では有名なとあるお店へ。ここのお店、昨年北京に居た頃は、これからお店ができるのに店名や内装をどうしようかという段階だったのだ。お店のママも私のことを覚えていてくれて嬉しかった。明後日以降は独りになるので、こういうお店が近くにあるのは嬉しい。旦那は北京なのに昼ごはんは焼き鯖定食。
ママに聞いたところによると、今年の北京は日本と同じく非常に暖かいらしい。雪も昨年11月以来降っていないという。今日は雨だ。雨は珍しいらしい。(←以降伏線。)
お店を出て、エレベーターに乗るとき、またもや偶然に知っている日本人に会う。北京に居ると必ず一度は行く近所の焼酎バーの店員さん。一年に1度しか来ない北京だけど、自分のことを覚えていてくれる人が居るのは本当に嬉しいし、安心する。
午後は北京市内北側にあるオリンピックメインスタジアム通称「鳥の巣」を見に行くことにした。
地鉄2号線の北、鼓楼大街で下車、タクシーを拾い、通りをまっすぐ北上。中華民族園とオリンピック体育センターの間で降ろされた。雨の中、さらに北へ向かって歩いていくと、遠くにうっすらとそびえる「鳥の巣」。オリンピックの施設は、一昨年、水晶石(中国最大手の建築パース会社で、オリンピック関連のコンペの殆どに関わっている。)で研修していたため、どんな建物ができるのかはよく知っている。しかし、実物は初めてだ。雨でかすんでいるとはいえ、かえって圧倒される。
近寄って、工事現場の柵の外から覗いてみる。「鳥の巣」の隣にはこれも面白い外観の水泳館があるのだが、こちらは高さが無いので、柵の外から覗き見ることはできなかった。
2007年03月02日
北京1日目(6)
夕食は、マンションに父が置いていってくれた50元割引券があったので、マンション敷地の向かいにある火鍋店「悦堂」へ。ここ、去年の春に来たときは無かったな。非常にお洒落な内装の店で、辛いスープと辛くないスープの2つに仕切った鍋ではなく、ひとりひとつの鍋の形式。当然、2人とも麻辣スープにゴマダレ。ゴマダレが食べているうちに薄くならないよう、よくできている。
火鍋は国貿の地下にあるお店と、街中にたくさんある「香辣火鍋」と行ったことがあるが、ここは非常に上品な味。美味しかったです。特にエビ団子。鴨血もさっぱりとツルっとしていて、これなら日本人の誰でも大丈夫なんじゃないかな。
美味しかったけど調子に乗って品数取りすぎ。だいぶ残してしまった。50元券を使っても250元程度。そこそこ高級店。でもまた50元券くれた。
その後、いきつけの法宝スーパーへ燕京レモンビールを探すも無く、朝食だけ購入して帰宅。疲れたので早めに寝た。
写真1:麻辣スープの火鍋
写真2:鴨血だよー
火鍋は国貿の地下にあるお店と、街中にたくさんある「香辣火鍋」と行ったことがあるが、ここは非常に上品な味。美味しかったです。特にエビ団子。鴨血もさっぱりとツルっとしていて、これなら日本人の誰でも大丈夫なんじゃないかな。
美味しかったけど調子に乗って品数取りすぎ。だいぶ残してしまった。50元券を使っても250元程度。そこそこ高級店。でもまた50元券くれた。
その後、いきつけの法宝スーパーへ燕京レモンビールを探すも無く、朝食だけ購入して帰宅。疲れたので早めに寝た。
写真1:麻辣スープの火鍋
写真2:鴨血だよー
北京1日目(5)
地鉄2号線の西直門駅に戻り、復興門まで出て地鉄1号線の西側方面に乗り換え、五(木果)松駅で下車。駅を出ると目の前はオリンピック施設予定地。そう、野球場ができる予定の場所なのだ。しかし、見えた敷地はまっさら。確か敷地の西半分に野球場が3つ、東半分にバスケなどが行われる体育館、のはずなのだが・・・。まだ着手してないなんて中国らしいや!などと思って諦めて帰ろうとすると・・・。どうやら私達の頭のイメージと実際の敷地の規模が全然違っていたらしい。
私達がまっさらだと思っていたのは、球場前の公園広場。球場は想像よりもずっと東側に鉄骨の状態で建っていた。そのさらに向こう、かすむほどの遠くに東半分の体育館建設中の囲いが建っていた。
それにしてもここはアクセスが良い。オリンピックが終わったあとは北京タイガースの本拠地になるといいな。
再び地鉄1号線東方面に乗り、西単で途中下車、書店でオリンピック関係の雑誌を一冊購入後、再び1号線で大望路の自宅まで帰り着いた。
私達がまっさらだと思っていたのは、球場前の公園広場。球場は想像よりもずっと東側に鉄骨の状態で建っていた。そのさらに向こう、かすむほどの遠くに東半分の体育館建設中の囲いが建っていた。
それにしてもここはアクセスが良い。オリンピックが終わったあとは北京タイガースの本拠地になるといいな。
再び地鉄1号線東方面に乗り、西単で途中下車、書店でオリンピック関係の雑誌を一冊購入後、再び1号線で大望路の自宅まで帰り着いた。
北京1日目(4)
再び13号線に乗って、西直門駅まで辿りつき、そこから少し離れたところにある北京北駅へ。これは地鉄ではなく「火車」。中国各地へ向かう長距離鉄道の起点駅である。メインの北京駅、巨大な北京西駅、東郊市場に面した北京東駅に比べ、ひっそりと地味な駅だ。駅周りに北京の土産店が立ち並ぶが、ちょっと汚らしくて、海外観光客にはあまりお見せできない雰囲気である。ここから八達嶺長城へ行く電車も出ているらしく、今回はそれにチャレンジする予定もあったのだが、実物を見て私達にはまだまだ敷居が高いかなと実感。
春節中で、爆竹や花火がところかまわず爆音をあげる季節だからか、それとも常時なのか、鉄道は爆発物持込の特別警戒中だ。北京北駅付近にも注意を促すポスターがあちこちに貼ってあるのだが、そのポスターが衝撃的。
2枚組みのポスターの左側は、警告文、右側は電車内の爆発事故の現場写真を大量にびっちり並べたもの。遠目で、写真の説明文と写真の色合いで、爆死、もしくは焼死した方の遺体写真なのだなとわかる。それ以上はトラウマになりそうで近づいて見ることはできなかった。・・・というかポスターに出くわすと見ないように歩いた。もちろん、写真に取ることも不可能だ。
前に新聞で交通事故の記事に遺体写真が掲載されていてびっくりしたことがある。ここまですれば、効果は絶大だろうけど・・・ここまでしないとわからない国なのでもあろう。
写真1:西直門駅
写真2:北京北駅の切符売り場。駅はさらに歩いて5分ほど奥にある。赤い横断幕は爆発物持ち込み禁止のもの。
春節中で、爆竹や花火がところかまわず爆音をあげる季節だからか、それとも常時なのか、鉄道は爆発物持込の特別警戒中だ。北京北駅付近にも注意を促すポスターがあちこちに貼ってあるのだが、そのポスターが衝撃的。
2枚組みのポスターの左側は、警告文、右側は電車内の爆発事故の現場写真を大量にびっちり並べたもの。遠目で、写真の説明文と写真の色合いで、爆死、もしくは焼死した方の遺体写真なのだなとわかる。それ以上はトラウマになりそうで近づいて見ることはできなかった。・・・というかポスターに出くわすと見ないように歩いた。もちろん、写真に取ることも不可能だ。
前に新聞で交通事故の記事に遺体写真が掲載されていてびっくりしたことがある。ここまですれば、効果は絶大だろうけど・・・ここまでしないとわからない国なのでもあろう。
写真1:西直門駅
写真2:北京北駅の切符売り場。駅はさらに歩いて5分ほど奥にある。赤い横断幕は爆発物持ち込み禁止のもの。