p330_1403_0002【チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64 エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 (ALT287)】

 Altusからムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の新譜2点が発売されていますが、今度紹介するのはチャイコフスキーの交響曲第5番。1978年6月のウィーンでのライヴ録音ですが、これ、以前も発売されています。ただ、音が悪いとの評判で……。それを今回、Altusがリマスタリングして、鮮明な音に蘇っているとのこと。早速聴いてみましょう。

 お〜、ヒスノイズが結構ありますが、確かに鮮やかになっています。あのウィーン楽友協会(ヴィーナー・ムジークフェライン)の大ホールのホール感と言うか、響きがよく伝わってきます。うん、ヒスノイズはやっぱり抑え過ぎてはいけませんね。

 しかし、強奏の響きは粗く、硬い感じです。これは明らかに演奏によるものではありませんね。録音状態なのか、テープの保存状態なのか? また、音量バランスで不自然に感じるところも。

 したがって、音楽表現が表層的、恣意的に聴こえてしまうことも。そう、微細なニュアンスが少し消し飛んでいる箇所がある感じです。実際は違うことはわかるし、これ、本当は絶対に優れた演奏ってことは垣間見えるので、ちょっとおしい!

 ちなみに、パソコンを利用して聴いていますが、RMEのオーディオインターフェース「Babyface」にSHUREのモニターヘッドホン「SRH940」を挿し、「foobar2000」を使って再生している環境です。ご参考までに。

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