【2/11 藤原歌劇団公演 オペラ《カルメン》全4幕(ビゼー作曲) 於:愛知県芸術劇場大ホール】
たしか先月(1月)29日、展覧会巡りをするため小牧市・名古屋市に遠征したとき(ここなど参照)、その向かっている最中、NHK-FM放送をかけているカーステからマリア・カラスがカルメン役で歌っているビゼーのオペラ《カルメン》の第4幕(プレートル指揮パリ国立歌劇場管弦楽団)の演奏が流れてきました。この日(1月29日)から妙に《カルメン》の調べが耳に残っている私。そこに、2月11日、小牧市・名古屋市遠征の際立ち寄った愛知県美術館(ゴッホとゴーギャン展)と同じ建物内にある愛知県芸術劇場大ホールで《カルメン》の公演があるとの情報が。藤原歌劇団の愛知公演か。どうしよう? おっ、12時30分から当日券が販売されるとのお知らせが前日2月10日に。うん、これは行ってみますか!
ところで、オペラを鑑賞するのは2004年11月21日、東京文化会館大ホールでのラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェンの《フィデリオ》以来2度目(ここ参照)。主に器楽で育った私ですのでオペラにはあまり縁がなかったのですが、B席8,000円のチケットをゲットして、3階左サイドのバルコニーにいざ!
で、その舞台でしたが、うん、楽しめました♪ 演奏そのものは、Jリーグに例えるならばJ1レベルではありません。でも、J2でもサッカーは十分に堪能できますし、場合によってはJ1以上の感動を得られることも。これは今回の公演でもそうでした。ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェンの《フィデリオ》の舞台の演奏レベルは当然高いものでした。しかし、舞台芸術として楽しめた度は藤原歌劇団の《カルメン》もそれに勝るとも劣らないもの。いや、舞台のエンターテイナー度では《カルメン》のほうが勝っていたのでは、とも(《フィデリオ》は抽象的でもあり、ちょっと高尚だったかな。)。そう、印象的な赤い月と大地に、壁の移動・配置により広場にも酒場内などにもなり、照明ともども巧みな演技・演出には感心! うん、演劇的な要素が素敵だったんです。
まあ、オペラにそんなに接していない私でも《カルメン》は全4幕通じて音楽そのものやストーリーは知っていて、字幕に頼ることもあまりなく、舞台に集中できたことも大きかったかもしれません(《フィデリオ》は公演で初めて全曲聴いたくらいでしたから。序曲などは数え切れないほど聴いていましたが。)。ただ、やっぱり歌唱に関しては、例えば良い歌声だったとしても、演じる人物のその状況・心情から出た歌唱になり切っていないなど、欲をいえばきりはありませんが。
でも、オペラって楽しい♪ って思わせてくれたこの公演。出演した歌手が見送りしてくれるのも嬉しいね。ピンボケ写真ですが。
さらに、ちょっと早いチョコレートのプレゼントも。
2月11日は雪がちらつく名古屋でしたが、来て良かった! 充足感の余韻に浸りながら、ここ愛知県芸術劇場を後にしました。
たしか先月(1月)29日、展覧会巡りをするため小牧市・名古屋市に遠征したとき(ここなど参照)、その向かっている最中、NHK-FM放送をかけているカーステからマリア・カラスがカルメン役で歌っているビゼーのオペラ《カルメン》の第4幕(プレートル指揮パリ国立歌劇場管弦楽団)の演奏が流れてきました。この日(1月29日)から妙に《カルメン》の調べが耳に残っている私。そこに、2月11日、小牧市・名古屋市遠征の際立ち寄った愛知県美術館(ゴッホとゴーギャン展)と同じ建物内にある愛知県芸術劇場大ホールで《カルメン》の公演があるとの情報が。藤原歌劇団の愛知公演か。どうしよう? おっ、12時30分から当日券が販売されるとのお知らせが前日2月10日に。うん、これは行ってみますか!
ところで、オペラを鑑賞するのは2004年11月21日、東京文化会館大ホールでのラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェンの《フィデリオ》以来2度目(ここ参照)。主に器楽で育った私ですのでオペラにはあまり縁がなかったのですが、B席8,000円のチケットをゲットして、3階左サイドのバルコニーにいざ!
で、その舞台でしたが、うん、楽しめました♪ 演奏そのものは、Jリーグに例えるならばJ1レベルではありません。でも、J2でもサッカーは十分に堪能できますし、場合によってはJ1以上の感動を得られることも。これは今回の公演でもそうでした。ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェンの《フィデリオ》の舞台の演奏レベルは当然高いものでした。しかし、舞台芸術として楽しめた度は藤原歌劇団の《カルメン》もそれに勝るとも劣らないもの。いや、舞台のエンターテイナー度では《カルメン》のほうが勝っていたのでは、とも(《フィデリオ》は抽象的でもあり、ちょっと高尚だったかな。)。そう、印象的な赤い月と大地に、壁の移動・配置により広場にも酒場内などにもなり、照明ともども巧みな演技・演出には感心! うん、演劇的な要素が素敵だったんです。
まあ、オペラにそんなに接していない私でも《カルメン》は全4幕通じて音楽そのものやストーリーは知っていて、字幕に頼ることもあまりなく、舞台に集中できたことも大きかったかもしれません(《フィデリオ》は公演で初めて全曲聴いたくらいでしたから。序曲などは数え切れないほど聴いていましたが。)。ただ、やっぱり歌唱に関しては、例えば良い歌声だったとしても、演じる人物のその状況・心情から出た歌唱になり切っていないなど、欲をいえばきりはありませんが。
でも、オペラって楽しい♪ って思わせてくれたこの公演。出演した歌手が見送りしてくれるのも嬉しいね。ピンボケ写真ですが。
さらに、ちょっと早いチョコレートのプレゼントも。
2月11日は雪がちらつく名古屋でしたが、来て良かった! 充足感の余韻に浸りながら、ここ愛知県芸術劇場を後にしました。