_DSC3907_s【菅野よう子 featuring 小野政次(高橋一生) 『NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 緊急特盤 鶴のうた』】

 地元浜松が舞台の2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』。視聴率的には前作よりも伸び悩んでいるとのことらしいのですが、それ、実態をあらわしているの?

 というのも、あの第33回「嫌われ政次の一生」(2017年8月20日放送分)で、高橋一生演じる小野但馬守政次の大河ドラマ史上に残るとさえ思える衝撃的な最期の磔のシーンが放送されましたが、その後間髪をいれずに、ドラマの主役でもない一介の(ということでもないけど)登場人物である小野但馬守政次の追悼CD『鶴のうた』が緊急特盤として発売されることになり、その売れ行きが凄いことになっているからです。

 実際に、私は発売初日である8月23日の仕事前の午前中、とあるショッピングモール内にあるCD屋さんに立ち寄りましたが、『鶴のうた』のコーナーが設置されていたのにもかかわらず、何ともうすでにCDはなくなっていました。さらに、この日の深夜、ネットで注文しようと思いましたが、こちらでもすでに品切れ状態。な、何なんだ、この人気ぶりは!? ソニーミュージックからも、予想を遥かにこえる大反響で注文が殺到! 政次を愛するファンの方々の熱い想いにおこたえすべく、急遽、小野政次フォトブック『政次 命』が付いた初回仕様限定盤CDを鋭意追加生産中です♪ と案内されたしね。

 結局、ネットで注文していたそのCDが届いたのは昨日(9月7日)のことでした。早速開封してみます。

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 さあ、聴いてみましょう♪

 いきなり小野但馬守政次の辞世の句を高橋一生が穏やかに詠みあげるところから始まります。ここで来ちゃう人は早速来るだろうね。

 個人的には、2曲目の《鶴の月》が好き。ハミングとギターとの3拍子系曲調にマッチした穏やかな前半があり、そして中盤からはストリングスや木管楽器などの音色で哀しいくらいに美しい月夜を髣髴させる描写に! また、続く3曲目の《おんな城主》はいかにも大河ドラマ風のドラマチックな曲調。うねるような伴奏に乗ってストリングス(終盤ではホルンも加わるのかな)で奏でられる情感あるメロディーがいいね!

 っと、このまま書いていったら切りがないので、後は数曲ピックアップするのみに。で、7曲目の《磔》は聴きごたえはあるけど、小野但馬守政次の最期の場面とリンクし、まさにペザンテ(ヘビーの意)! したがって、続く8曲目の《鶴飛び去りし》での柴咲コウによる謡い経は嬉しいし、9曲目の《天虎 〜 虎の素》は菅野よう子自身がピアノを弾いていますが、菅野よう子が亡くなった小野但馬守政次に想いを馳せて奏でているかのよう。そして、10曲目の《再来 〜 井伊への道》は13曲目《自灯明》と同様に、井伊直虎らが(小野但馬守政次も草葉の蔭で)再び立ち上がっていく姿が描かれています。このあたりの展開はストーリーを追っている感じに。

 っと、また長くなりそうに。最後に、12曲目の《君看よ双眼の色 featuring 小野政次(高橋一生)》だけでも。そう、これ、高橋一生の安らかな朗読が拝聴できます。うん、この小野但馬守政次の追悼アルバムですが、最後はその安らかで浄化されたしみじみとした光を感じさせるものでしたね。ほんと、素敵な追悼盤でした。

 なお、『おんな城主 直虎』のサントラ関係では、以前『NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 音楽虎の巻 イチトラ』についてはここで記事にしていますが、実は第2弾の『音楽虎の巻 ニィトラ』もすでに購入していました。ブログにこのことは載せていないけどね。

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大河ドラマ『おんな城主 直虎』関係 書庫
・【NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第1回を見て
・【大河ドラマ『おんな城主 直虎』第1回で映った浜松ロケ地などを訪ねて【前編】
・【大河ドラマ『おんな城主 直虎』第1回で映った浜松ロケ地などを訪ねて【後編】
・【岩根の滝──大河ドラマ『おんな城主 直虎』の浜松ロケ地を訪ねて
・【直虎が高原で馬に乗っているシーンって阿原山高原で撮ったもの?
・【妙雲寺と方広寺──直虎を訪ねて
・【菅野よう子 『NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 音楽虎の巻 イチトラ』
・【直虎のロケが行われた方広寺の禅堂が初公開され行ってきました。他
・【高樽の滝、岩村城──おんな城主を訪ねて
・【直虎ゆかりの地と井伊谷周辺の古墳を訪ねて【前編】
・【茂山塚と桜塚
・【「戦国! 井伊直虎から直政へ」展 @静岡県立美術館
・【『NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 緊急特盤 鶴のうた』 音楽:菅野よう子 featuring 小野政次(高橋一生)

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