"The MISCELLANY" by Izumi-chan

******音楽やサッカー、そして登山・写真のお話など、徒然なるままに******

ムラヴィンスキー

オイストラフ&ムラヴィンスキーによるショスタコーヴィチのVn協奏曲第1番5

_DSC0665_aa【ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77(99) / オイストラフ(vn) ムラヴィンスキー指揮レニングラードpo.】

 昨年(2016年)大晦日、横浜みなとみらいホールで行われたジルヴェスターコンサート 2016〜2017に駆けつけています。そのとき、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番が吉田南(高校3年生)のヴァイオリン独奏で演奏されました(第3楽章後半のカデンツァから第4楽章のみ)。吉田南は高音の音程がはまらなかった箇所があったとはいえ、柔和で豊かな美音で見事に弾き切っています。で、後日ですが、一緒にこのコンサートを聴きに行った友人から、この曲のおすすめCDを訊かれました。

 私は2枚ほど紹介したのですが、そのなかの1枚、初演者によるCDを改めて聴いてみようと思いました(なお、もう1枚はここに。)。しかし、どこかに埋もれているのか見つからない。そこで、別のCDになりますが、同じコンビでの演奏を収めたCDをあらたに購入しました(実は同演奏かどうかは?)。それが、この記事の冒頭に載せた写真に写っているものです。これ、Melodiya音源で1956年11月18日に録音されたものらしいのですが、SACDハイブリッドになっております。

 さて、この演奏ですが、いや〜、やっぱり凄まじい! もう、出だしから、何事が始まったのか!? とすでに尋常でない雰囲気を湛えています。うん、先ほど挙げた吉田南のヴァイオリン+横浜みなとみらいホール ジルヴェスターオーケストラからは感じられなかった凄味がここにはありますね。吉田南は好演であったことは間違いありませんが、それでもやっぱりあの凍りつくかのような狂気の沙汰ともいえる肌触りのほうこそショスタコーヴィチだと、そして(オイストラフも含め)ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルとのコンビだと思わせられます。そう、まさにこれぞ、旧ソ連であったこの時代の、しかし本質を突いていますので、普遍性をもあわせ持つショスタコーヴィチの音で、他とは次元がまるで違います。

 なお、このCD、同じくショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番(チェロ:ロストロポーヴィチ オーマンディ指揮フィラデルフィアo.)やピアノ協奏曲第2番(ピアノ:バーンスタイン 兼指揮ニューヨークp.)も収録されていますが、まだ聴いていません。そのうち聴いてみます。

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Altusからの新譜 今度はムラヴィンスキー指揮LPOのチャイコフスキーSym.5(1978年ウィーン)5

p330_1403_0002【チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64 エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 (ALT287)】

 Altusからムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の新譜2点が発売されていますが、今度紹介するのはチャイコフスキーの交響曲第5番。1978年6月のウィーンでのライヴ録音ですが、これ、以前も発売されています。ただ、音が悪いとの評判で……。それを今回、Altusがリマスタリングして、鮮明な音に蘇っているとのこと。早速聴いてみましょう。

 お〜、ヒスノイズが結構ありますが、確かに鮮やかになっています。あのウィーン楽友協会(ヴィーナー・ムジークフェライン)の大ホールのホール感と言うか、響きがよく伝わってきます。うん、ヒスノイズはやっぱり抑え過ぎてはいけませんね。

 しかし、強奏の響きは粗く、硬い感じです。これは明らかに演奏によるものではありませんね。録音状態なのか、テープの保存状態なのか? また、音量バランスで不自然に感じるところも。

 したがって、音楽表現が表層的、恣意的に聴こえてしまうことも。そう、微細なニュアンスが少し消し飛んでいる箇所がある感じです。実際は違うことはわかるし、これ、本当は絶対に優れた演奏ってことは垣間見えるので、ちょっとおしい!

 ちなみに、パソコンを利用して聴いていますが、RMEのオーディオインターフェース「Babyface」にSHUREのモニターヘッドホン「SRH940」を挿し、「foobar2000」を使って再生している環境です。ご参考までに。

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ムラヴィンスキー指揮レニングラードpo.の1977年大阪公演をAltusの新譜で聴く5

p330_1403_0001【ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲/シューベルト:交響曲第8(7)番《未完成》/チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』抜粋 エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 (ALT286)】

 Altusからムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の新譜が発売されています。ここで採り上げたディスクは、1977年10月8日、大阪のフェスティバルホールで行われた公演を収録したもので、鮮明な音で聴けるとのこと。お〜、これは楽しみですね。

 早速ターンテーブルに乗せてみましたが、歌劇『オベロン』序曲の冒頭から弱音での微細な表現がしっかりと聴き取れます。このニュアンス、鮮明に音が収録されているディスクでないとわからないところです。

 《未完成》も同様です。硬質で凛とした佇まいながらも多彩で微妙なニュアンスの揺蕩いがあり、私が指揮者だったらもう少しロマンチックにするのでしょうが、それでもこれには脱帽って感じの表現の凄味があります。まあ、ある意味神技ですね。

 バレエ音楽『くるみ割り人形』ももちろんそうで、曲調からより華やかな感じになっていますが、ただ、鮮明な録音なんですが、ffの部分は抑えられ広がりに欠ける音質になっていることだけはおしい。

 こういったこともあり、この素晴らしいディスク、SACDとかで出ないかな? なんちゃってハイレゾでは嫌ですが、Altusさん、頼みます!

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