"The MISCELLANY" by Izumi-chan

******音楽やサッカー、そして登山・写真のお話など、徒然なるままに******

映画

映画『蜜蜂と遠雷』5

DSC6762_s_01【映画 『蜜蜂と遠雷』 主演:松岡茉優 監督:石川慶】

 先日、直木三十五賞や本屋大賞などを受賞した恩田陸の小説『蜜蜂と遠雷』を皇なつきが漫画化した『蜜蜂と遠雷』(1)をこのブログでも紹介しています(ここ参照)。結構面白かったので、映画化されたものも見にいくことに。向かったのは、サンストリート浜北内にあるTOHOシネマズ。昨日(2019年11月10日)行ってきました。

 うん、これ、クライマックスは小説には書かれていない本選での栄伝亜夜のプロコフィエフの《ピアノ協奏曲第3番》の演奏シーンですね。そう、二次予選での《春と修羅》などもそうでしたが、音楽そのものがメインともいえる映画でした。しかし、ただそれだけではなく、その音楽にストーリーが乗るというか、ストーリーと音楽が同化していて、感慨深さはより増し、その点が良かったですね。例えるなら、ソチオリンピックでの浅田真央のラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》でのフリースケーティング演技か。ちなみに、小説では栄伝亜夜が本選で演奏したのは、同じプロコフィエフでも《第3番》ではなく《第2番》のほう。でも、この変更は映画としては正解だと思います。《第3番》は快活で煌めくような曲調で《第2番》よりは一般的でわかりやすいですからね。

 改めてですが、『蜜蜂と遠雷』は私の地元である静岡県浜松市で行われている浜松国際ピアノコンクールを取材し書き上げられているけど、漫画版では芳ヶ江国際ピアノコンクールの舞台として実際には浜松国際ピアノコンクールの舞台であるアクトシティ浜松がそのまま描かれています。しかし、映画版では会場は埼玉県入間市にある武蔵野音楽大学のバッハザールが使われていましたね。また、砂浜で撮影されたシーンもありましたが、浜松市の中田島砂丘などでのロケを期待していたけど、これ、千葉県南房総市で撮ったものでした。

 それはともかく、この映画楽しめたので、結局小説のほうも購入してしまいましたよ。こちらも、少しずつ読んでいきたいと思います。

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『万引き家族』5

_DSC5479【2018.7.4 『万引き家族』 於:TOHOシネマズ ららぽーと磐田】

 昨日(2018月7月4日)、是枝裕和監督による『万引き家族』を見ました。『宇宙戦艦ヤマト』関係以外で映画館に足を運ぶのは久し振りです。最近は休日そのものは今までよりは取得できるようになったのですが、仕事そのものの疲れは色濃く、まあ、雨勝ちということもあり、この日(2018月7月4日)も自宅を出たのはおやつの時間前で、休日ならではの遠出はできませんでした。そこでチョイスしたのが映画だったのです。特に何を見るのかを決めてはいませんでしたが、第71回カンヌ国際映画祭の授賞式で最高賞のパルムドールを受賞した『万引き家族』が上映されていたので、これにしました。

 さて、その感想ですが、時間が進むほど役者の演技に惹き込まれている自分がいました。これは、演技そのものの達者さもそうですが、登場人物に共感というか、6人(擬似)家族皆幸せになってほしいな、と肩入れしてしまったこともあるでしょう。

 この共感がないと映画は見るのが辛くなってしまいます。もちろん、登場人物のすべてを肯定するとかではありません。ズルく、ダークな面も持ち合わせていますからね。でも、垣間見せる彼らの優しさなどに接してしまうと、やっぱり不幸になってほしくないって思っちゃいます。

 とはいえ、最初はもっと打算的というか、金銭面などといったそんなつながりからのスタートだったんでしょう。しかし、徐々にもっと精神的なつながりを求めるようになり、でも、これは犯罪的なものがベースにあるだけにそれは避けることのできない不安定なものであったことに気づいたりで……

 でもでも、最後のシーン、佐々木みゆ演じるじゅりが、ベランダを乗り越えてあの(擬似)家族のもとへ! と甘いことを考えている私がいます。いや、あの(擬似)家族でなくても、新たな家族を築いたほしいな、と。

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あのマイルス・デイヴィスの映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』を見た♪5

_DSC2152_aa【1/8 映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』 監督・主演:ドン・チードル】

 昨日(8日)は映画を見に、わざわざ浜松から名古屋に駆けつけました。そう、本当に映画を見るためだけです。もっと早く自宅を出れば名古屋観光もできたのでしょうが、お昼をとっくに過ぎていましたから……。

 では、なぜわざわざ映画鑑賞のためだけに名古屋に行ってきたのか? それは題材があのマイルス・デイヴィスだということと、この映画、浜松で上映されるのは2月に入ってからなので。

 早速ですが、ミッドランドスクエアシネマで鑑賞したこの『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』、良かったですよ。生まれてから死ぬまでといったマイルス・デイヴィスの一生をカバーした伝記映画ではありません。あの音楽活動を休止した5年間のうちのほんの数日を中心に描かれているにすぎません。しかし、そこに過去(特にフランシス・テイラーとのくだり)が織り交ぜられ、ここに時空の広がりができ、マイルス・デイヴィスのエッセンスが凝縮されている感がありました。

 ただ、私はマイルス・デイヴィスが懸命に自身の音楽を録音したマスターテープを奪い返そうとする行為がよく理解できませんでした。だって、彼は普段は過去を振り返らない男でしたから。そう、それなら新しい音楽を別に録れば良いのです(もっとも、実際はその日の演奏をしっかりとチェックしていたなど、彼は過去をなぞりはしないものの意外と振り返っていて、テープの件も、レコード会社の連中は新作ができると発売前にばら撒いてしまうので彼らにはなかなか聴かせないようなことをしていたらしいのですが。)。

 でも、この沈黙の5年間はそれだけ停滞していた時期だったというわけです。トランペットを吹いていなくてオルガンを弾いている演奏を収めたこのマスターテープのくだり、そしてあのフランシス・テイラーへの未練はその象徴です。しかし、それを振り払い、乗り越えていき、再び音楽を創造していく舞台に上っていく考えると、私的には合点がいきました。

 その乗り越えたシーンを表しているのが最後の演奏シーン。これ、充実したサウンドで、映画なのにと思わず笑ってしまうほどでした。実際、あのウェイン・ショーターやハービー・ハンコック、それ以外にもエスペランサ・スポルディングなど錚々たるメンバーが本当に演奏していますから、納得です。

 ところで、やっぱりマイルス・デイヴィスに対する知識があったほうがより楽しめるとも。マイルス・デイヴィスを演じているドン・チードルは、ひとつひとつの仕草・せりふなどをとってみても、マイルス本人になり切っていることがよくわかるし、何より登場する若いミュージシャンの名がジュニアで、その奥さんがアイリーンってところなんかね。そう、マイルス・デイヴィス自身、実はジュニアと呼ばれていたことがあったし、実際に最初の奥さんはアイリーンでしたからね。監督がジュニア=若い頃のマイルス・デイヴィスと重ねていることは間違いありませんが、その知識がないとわかりづらいとかね。さらに、フランシス・テイラーが本人に似ているのはそうでないと困るところでもありますが、それ以外のたとえばギル・エヴァンスなど、この映画では端役の方も結構似ていたりするところには、ニヤリと。

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