_DSC7970_aa【11/6 2016楽器フェア 於:東京ビッグサイト西1・2ホール】

 2005年以来ずっと駆けつけている楽器フェア(2005年その12005年その22007年2009年2011年2014年)。今回も行ってきました。もっとも、首都圏以外から駆けつけるのは初めて。しかも、今月(11月)3日にジュビロ磐田を応援するために仙台遠征したばかりなのに、すぐに今度は東京遠征。浜松からの新幹線代も馬鹿になりません。

 それでも駆けつけるのは、周りに音楽が常に溢れ、イベント特有の高揚感もあって、いつも楽しめるからです。さあ、やってきました。わくわくしますね。

_DSC7950_aa


 ただ、まだ始まる前に着いてしまったので、入場する前にちょっと屋上展示場で景色を楽しんでいます。東京ゲートブリッジやレインボーブリッジ、そして富士山も眺められます。静岡県側から新幹線の窓越しに富士山を見たときには雪が見られませんでしたが、ここから見ると積もっているね。

_DSC7958_aa


_DSC7968_aa


 さて、当日券1,500円(税込)を支払って入りましょうか。今回は、さらに有料(税込4,000円)のSynthJam2016@楽器フェアスペシャルというライブにも参加することに。そのことは最後に綴ります。

_DSC7973_aa


 10時から17時まで(なお、SynthJam2016は17時30分から19時まで。)ということで、開催される3日間(11月4日〜6日)では一番短いのですが、時間を惜しむかのようにもちろんフルタイム参戦しています。というわけで、いくつか気になったものをピックアップしてみましょうか。

 ヤマハ、ローランド、コルグが並ぶスペースにSYNTH FEST 16というシンセゾーンがありました。TOMITA Memorial Museumには冨田勲が実際に使用したシンセサイザー・録音機器が展示され、トミタスタジオが再現されていました。ゆかりある方々のトークからは冨田勲の忍耐を伴う仕事っぷりがうかがい知れ、音作りの話など、大変興味深かったです(口ずさむことと口の動きとエンベロープなども。)。

_DSC7980_aa


_DSC7986_aa


 デモステージでは、特にCubase(キューベース)でのオーディオを使用したトラックメイキングは勉強になりました。MIDIでなくても、いやオーディオだからこそこうできるんだ、ってね(あと、音色の大切さも。)。

_DSC7992_aa


 ところで、コルグは面白い製品をよく送り出していますが、新製品(12月下旬発売予定)になるmonologue(モノローグ)はやはり面白かった! モノフォニック・アナログ・シンセサイザーなのですが、サウンドがエグくてね。実際に、「美しさと狂気を秘めた」と自ら謳っていますから。また、音の波形を視覚的に表示するオシロスコープ機能はわかりやすく、楽しい。

_DSC7997_aa


 あっ、元サックス吹きとして、それもビュッフェ・クランポンのS1(アルト・サクソフォーンです。)を今でも所有している私としては、ビュッフェ・クランポンのサックス事情も気になります。で、これ、190周年を記念して誕生したというSenzo(センゾ)の金めっきモデル(奥に写っているテナー・サクソフォーンは違います。)。お〜、ですが、でも、このアルト・サクソフォーン、税込標準価格が1,512,000円也! 私が今乗っている中古車の購入価格より高いよ、これ……。手が出ませんね。

_DSC8013_aa


 さて、サックスつながりというわけではありませんが、個人的に一番メインになるのではと思っていたのが、ローランドのウインドシンセサイザーであるAerophone(エアロフォン) AE-10。しかし、楽器フェア前に手元に現物が届いてしまったため、そうはなりませんでした。でも、ローランドも力を入れているようで、この日(6日)のキーワード・ハントでの答えはエアロフォン(って、実は正答は確認していませんが、たぶん間違いなしということで。)。最初のエと最後のンだけが与えられていて、それ以外の4文字はローランド/ボスのブース内から探し出してというものでしたが、まあ、答えは探し出すまでもなくエアロフォンで決まりだろ! といった感じでしたけど。

_DSC8004_aa


 ブースイベントで中村有里/桝谷マリ/広田圭美によるデモンストレーションがありましたが、エアロフォンを吹く中村有里はマウスピースを浅くそっと銜えていました。この楽器にはそのほうがいいのかな?

_DSC8090_aa


 その他では、Duo Plaisirの演奏で接したカシオのデジタルピアノCELVIANO Grand Hybrid(セルヴィアーノ グランドハイブリッド)は、狭い家庭でもC.ベヒシュタインの音色を木製鍵盤でオーケストラをバックに弾くことができ(って、私は弾けないけど!)、これは楽しいだろうなぁ〜って思いましたし、我が地元浜松市が出展していたのも、井伊直虎などの地域PRも含め、力入っているなぁ〜って。

_DSC8019_aa


_DSC8006_aa


 最後に、場所を会議棟レセプションホールAに移して、ライブを堪能することに。SynthJam2016@楽器フェアスペシャルということで、松武秀樹、土橋安騎夫、氏家克典、浅倉大介、そしてスペシャルゲストSUGIZOによるシンセ(とギター)サウンドの洪水を浴びてきました。まあ、4,000円の価値は……、って感じでもあったのですが、特にファットでタイトな(どんな表現!?)低音を体(今回は胸辺りで)でドンドンと感じられるのはライブ会場だからこそなので、良かったです。

_DSC8129_aa


 次回は2018年でしょうか? また行くよ ♪

ranking
blogram投票ボタン
にほんブログ村 音楽ブログ DTM・MIDIへ