2008年02月25日

連合艦隊戦訓48―戦訓から学ぶ発想の転換

週刊文春が報じたロス疑惑でその当時、大騒ぎになった三浦和義氏がサイパンで逮捕。あと5時間で米警察が記者会見とのこと。一体、新たな証拠とは何でしょう?DNA鑑定?共犯者の証言?

さて、今日紹介するのは、日本海軍の成功と失敗にまつわる小話(戦訓)をコンパクトにまとめた一冊です。今まで知らなかった日本海軍の特に失敗談が興味深いです。

例えば真珠湾攻撃では、戦艦・空母ばかりを狙って巨大な石油タンクを攻撃しなかったそうです。もし攻撃していれば兵站に打撃を与えて、期待していた米軍反撃は延ばせた可能性があります。また、謎の反転をした栗田艦隊の原因。ミッドウェー大敗の前に、酷似した失敗作戦があり、それを戦訓に生かせなかった事。日本海軍空母のダメージコントロールの欠如。

当時の日本は情報通信技術に遅れをとったのが敗因の一つとなりましたが、これは現代の日本企業でも当てはまる所が多々あります。インターネット技術を採用しないで、従前の「紙と鉛筆による書類提出」業務がまだまだ多すぎます。

逆に、成功事例も面白く、現代のビジネスにも通用する戦訓が紹介されています。部下の人身掌握術。敵機をケムにまいた潜水艦艦長の機転、奇蹟のキスカ撤収作戦などなど。

また、ミッドウェー大敗直後、日本軍は米軍パイロットに酷い捕虜虐待をしていた事実なども初めて知りました。その一方で、非戦闘員を逃がす人情艦長なども。

日本軍だけでなく、米軍の将軍でも猛烈なキャラがいたそうで、日本軍守備隊に手を焼く指揮官を更迭して、新たな司令官に「占領できなければ生きて帰るな!」と激を飛ばして成功に導いた人もいたそうな。なかなか面白い内容でした。オススメ。

  
Posted by miliken at 23:52Comments(0)TrackBack(0)