本日は各地で面白そうな試合が盛り沢山。
神奈川県インハイ予選2回戦、東京都インハイ支部予選決勝、関東大学リーグ、Jリーグ、東京国際ユースU-14と魅力的な試合が多かった中で神奈川県1部リーグ・日大藤沢対日大の試合を選択。日大ダービー。両チーム共に残念ながら関東大会予選はブロック決勝で敗れてしまい、インハイ予選に向けて切り替えているはず。楽しみな試合。
日大藤沢高校はここまでのリーグ戦4戦全勝の勝ち点12で1位。今季2戦目の観戦。
日大高校はここまでのリーグ戦2勝2敗の勝ち点6で5位。今季2戦目の観戦。
神奈川県U-18サッカーリーグ
1部 第5節
2014.5.3
@日大藤沢高校G
日大藤沢 3-1 日大
前半25分 3小野寺健也(日藤)
前半35分 10田場ディエゴ(日藤)
前半42分 11田中康太郎(日大)
後半13分 11石井雄大(日藤)
日大藤沢
GK
1 野坂晃平 3年 横浜FM.JY
DF
2 近藤凌 3年 SCH
3 小野寺健也 2年 秦野南中
4 笹原亮馬 2年 川崎フロンターレU-15
5 三明風生 3年 横須賀シーガルス
MF
6 砂賀拓巳 3年 横須賀シーガルス
7 西尾隼秀 2年 バディーJY
11 石井雄大 2年 リトルジャンボJY
10 田場ディエゴ 3年 FC湘南JY
8 今井裕太 3年 SC相模原JY
FW
9 栗林大地 3年 FC湘南JY
ーーーーーー9ーーーーーー
ーー8ーーー10ーーー11ーー
ーーーー7ーーー6ーーーー
ー5ーー4ーーーー3ーー2ー
ーーーーーー1ーーーーーー
後半25分 11→20
後半38分 8→19
後半45分 9→18
20 蛭田悠弥 2年 横浜FM.JY
19 住吉ジェラニレーション 2年
18 佐藤拓 2年 SC相模原JY
日大藤沢は4-2-3-1、もしくは4-3-3という布陣。両サイドの#8.#11が守備時にはかなり引いて対応する。
序盤からセットプレーで好機を作る。前半5分に右CKからキッカー#7西尾→#3小野寺が飛び込み惜しい場面を作った。これは合わせる事が出来なかったが少しでも触れていればというビッグチャンスだった。
そして前半25分。
#10田場→#9栗林→#10田場とワンツーで右サイドを崩してシュートまで持ち込みCKをゲット。このCKを先ほどの惜しい場面のリプレイを見ているかのように#7西尾→#3小野寺が今度はきっちり頭で合わせ先制。マーカーを剥がし完全にフリーの状態でのゴール。
続いて前半35分。
右サイドからアーリー気味に出たクロスに対して相手DFと並走してきた#10田場が一瞬で相手の前に出て鼻先でコースを変えニアを突いて追加点。
この直後にFKから失点し2-1で前半を折り返す。
後半に入って13分。
左サイドを独力で#8今井が突破しシュート。GKに弾かれたところをボックスで待ち構えていた#11石井が落ち着いて密集のゴール前でコースを突いて追加点。
残り30分は得点を狙い前に出てくる相手に対して2CBを中心に落ち着いて対処し決定機を作らせなかった。また、奪ってから長短のパスを織り交ぜ効果的に相手ゴールに迫った。
試合は3-1で終了。開幕5連勝を飾った。
私的MOMは#3小野寺。
攻守において能力の高さを示した総合力の高いCB。高さ・強さを併せ持ち、ビルドアップも安定している。CBながらここまで5戦5得点と高い決定力を併せ持つ。まだ2年生で更なる成長が非常に楽しみな選手。
#4笹原は試合を観ている段階では3年生かな?と観ていたほど安定感があり落ち着いている。#3小野寺と共に強固なブロックを築き勝利に貢献。彼のヘディングの飛距離はものすごい。
#6砂賀はボランチながらショートパスを使ってリターンを受けて自ら積極的に攻撃に顔を出す。また上がった際には積極的にミドルを狙い、きっちりやり切る。常にボールサイドに顔を出し、ボールタッチ数は恐らく両チーム通じてトップ。
#7西尾の特徴は左足から繰り出されるミドルレンジのパス精度の高さ。彼の中長距離のパスで相手の目先を変えられる。テンポを作れて視野も広い。またセットプレーのキッカーとしても大きな役割を担う。
日大
GK
1 高桑陵汰 3年 寺尾中
DF
3 宮地隼平 3年 FCコラソン渕野辺
6 小林大員 2年 FC C.O.J.B
20 加藤大育 1年 横浜FM追浜
4 山口貴也 3年 日大中
MF
2 小野澤慶治 3年 横浜栄FC
15 今別府大智 2年 日大中
11 田中康太郎 3年 青葉台中
8 近藤拓巳 3年 日大中
9 吉井郁哉 3年 横浜FC鶴見
FW
10 片岡佑介 3年 本郷中
ーーーーーー10ーーーーーー
ーー9ーーー 8ーーー11ーー
ーーーー15ーーー2ーーーー
ー4ーー20ーーーー6ーー3ー
ーーーーーー1ーーーーーー
後半25分 10→19
19 天野峻平 1年 日大中
日大は4-2-3-1の布陣。
前回観戦した時に比べシステム、選手の配置が変更されていた。FWだった選手がボランチで起用されるなど新たな試みをしていた。
前半は全体的に引き気味でトップとの距離が遠くなってしまい最終ラインで奪ってもなかなか前線までボールが渡らない。また前線が受けても選手間の距離があるのでフォローが少なく#10片岡のドリブル頼みのような形が多くなってしまった。
前半23分。#6小林の右CKから#2小野澤が合わせるもののポストに弾かれる。日大にとってはこの日最初のビッグチャンスだった。
逆にセットプレーの守備においてはマークを剥がされフリーで打たれる場面が何度かあり、CKから先制点を献上。この数分前にも同じ状況があっただけに勿体無い失点だった。
失点後はラインを上げてコンパクトに戦う意思が表れていたが、その高いラインを逆手に取られカウンターでサイドからのグラウンダーのアーリークロスにニアで触られ追加点を献上。これで0-2。
今季リーグ戦5戦目にして初めての複数失点。
前半42分。
#10片岡が左サイド深い位置で相手を2人集めてドリブルで2人の間を狙って突破したところでファールを受けてFKを獲得。このFKから得点が生まれる。高精度のキックを持っている#6小林が中に合わせたボールに#11田中が強引に喰らい付き、どこで合わせたかわからないようなシュートがゴールに吸い込まれ1点を返す。高精度のキック、泥臭く諦めない気持ちが生んだゴールだった。
1-2で前半を折り返す。
後半は前に圧力を掛ける。特に目立ったのは両SHの運動量。攻守の切り替えが早い展開の中、圧倒的な上下動でチームに貢献。恐らくこの試合中は30℃を超える気温。体力的にもメンタル的にもキツい状況だったが#11田中、#9吉井は少しも緩めず走り続けた。
後半13分に右サイドを突破され一時はGKがシュートを弾いたもののセカンドを拾われ詰められてしまい1-3。
少し停滞ムードが漂っていた後半25分。これまで単騎で仕掛け、ドリブルで前への推進力を体現していた#10片岡→#19天野にスイッチ。この1年生アタッカーがチームに活力を与える。フレッシュさを全面に出し途中出場の役割をきっちりこなした。
スコアはこれから動かず1-3で敗戦。
#11田中は献身的に走り回り攻守に貢献。これまでのイメージとは違った一面を観た。またこの日もきっちりとゴールという結果を残した。ちなみに彼は去年から通じて自分が観戦した試合5試合で全試合ゴールを挙げている気がする。相性がいい選手。
#19天野は幅広く動いて両サイドに流れて中盤からボールを引き出し、恐れずに相手に向かってドリブルを開始。中の状況に合わせて相手をかわし切る前にクロスを送るなど状況判断にも優れる。得点には結びつかなかったがインパクトのあるプレー振りだった。#20加藤も含めこの時期に1年生が1部リーグで普通にやれている事に驚く。
神奈川県インハイ予選2回戦、東京都インハイ支部予選決勝、関東大学リーグ、Jリーグ、東京国際ユースU-14と魅力的な試合が多かった中で神奈川県1部リーグ・日大藤沢対日大の試合を選択。日大ダービー。両チーム共に残念ながら関東大会予選はブロック決勝で敗れてしまい、インハイ予選に向けて切り替えているはず。楽しみな試合。
日大藤沢高校はここまでのリーグ戦4戦全勝の勝ち点12で1位。今季2戦目の観戦。
日大高校はここまでのリーグ戦2勝2敗の勝ち点6で5位。今季2戦目の観戦。
神奈川県U-18サッカーリーグ
1部 第5節
2014.5.3
@日大藤沢高校G
日大藤沢 3-1 日大
前半25分 3小野寺健也(日藤)
前半35分 10田場ディエゴ(日藤)
前半42分 11田中康太郎(日大)
後半13分 11石井雄大(日藤)
日大藤沢
GK
1 野坂晃平 3年 横浜FM.JY
DF
2 近藤凌 3年 SCH
3 小野寺健也 2年 秦野南中
4 笹原亮馬 2年 川崎フロンターレU-15
5 三明風生 3年 横須賀シーガルス
MF
6 砂賀拓巳 3年 横須賀シーガルス
7 西尾隼秀 2年 バディーJY
11 石井雄大 2年 リトルジャンボJY
10 田場ディエゴ 3年 FC湘南JY
8 今井裕太 3年 SC相模原JY
FW
9 栗林大地 3年 FC湘南JY
ーーーーーー9ーーーーーー
ーー8ーーー10ーーー11ーー
ーーーー7ーーー6ーーーー
ー5ーー4ーーーー3ーー2ー
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後半25分 11→20
後半38分 8→19
後半45分 9→18
20 蛭田悠弥 2年 横浜FM.JY
19 住吉ジェラニレーション 2年
18 佐藤拓 2年 SC相模原JY
日大藤沢は4-2-3-1、もしくは4-3-3という布陣。両サイドの#8.#11が守備時にはかなり引いて対応する。
序盤からセットプレーで好機を作る。前半5分に右CKからキッカー#7西尾→#3小野寺が飛び込み惜しい場面を作った。これは合わせる事が出来なかったが少しでも触れていればというビッグチャンスだった。
そして前半25分。
#10田場→#9栗林→#10田場とワンツーで右サイドを崩してシュートまで持ち込みCKをゲット。このCKを先ほどの惜しい場面のリプレイを見ているかのように#7西尾→#3小野寺が今度はきっちり頭で合わせ先制。マーカーを剥がし完全にフリーの状態でのゴール。
続いて前半35分。
右サイドからアーリー気味に出たクロスに対して相手DFと並走してきた#10田場が一瞬で相手の前に出て鼻先でコースを変えニアを突いて追加点。
この直後にFKから失点し2-1で前半を折り返す。
後半に入って13分。
左サイドを独力で#8今井が突破しシュート。GKに弾かれたところをボックスで待ち構えていた#11石井が落ち着いて密集のゴール前でコースを突いて追加点。
残り30分は得点を狙い前に出てくる相手に対して2CBを中心に落ち着いて対処し決定機を作らせなかった。また、奪ってから長短のパスを織り交ぜ効果的に相手ゴールに迫った。
試合は3-1で終了。開幕5連勝を飾った。
私的MOMは#3小野寺。
攻守において能力の高さを示した総合力の高いCB。高さ・強さを併せ持ち、ビルドアップも安定している。CBながらここまで5戦5得点と高い決定力を併せ持つ。まだ2年生で更なる成長が非常に楽しみな選手。
#4笹原は試合を観ている段階では3年生かな?と観ていたほど安定感があり落ち着いている。#3小野寺と共に強固なブロックを築き勝利に貢献。彼のヘディングの飛距離はものすごい。
#6砂賀はボランチながらショートパスを使ってリターンを受けて自ら積極的に攻撃に顔を出す。また上がった際には積極的にミドルを狙い、きっちりやり切る。常にボールサイドに顔を出し、ボールタッチ数は恐らく両チーム通じてトップ。
#7西尾の特徴は左足から繰り出されるミドルレンジのパス精度の高さ。彼の中長距離のパスで相手の目先を変えられる。テンポを作れて視野も広い。またセットプレーのキッカーとしても大きな役割を担う。
日大
GK
1 高桑陵汰 3年 寺尾中
DF
3 宮地隼平 3年 FCコラソン渕野辺
6 小林大員 2年 FC C.O.J.B
20 加藤大育 1年 横浜FM追浜
4 山口貴也 3年 日大中
MF
2 小野澤慶治 3年 横浜栄FC
15 今別府大智 2年 日大中
11 田中康太郎 3年 青葉台中
8 近藤拓巳 3年 日大中
9 吉井郁哉 3年 横浜FC鶴見
FW
10 片岡佑介 3年 本郷中
ーーーーーー10ーーーーーー
ーー9ーーー 8ーーー11ーー
ーーーー15ーーー2ーーーー
ー4ーー20ーーーー6ーー3ー
ーーーーーー1ーーーーーー
後半25分 10→19
19 天野峻平 1年 日大中
日大は4-2-3-1の布陣。
前回観戦した時に比べシステム、選手の配置が変更されていた。FWだった選手がボランチで起用されるなど新たな試みをしていた。
前半は全体的に引き気味でトップとの距離が遠くなってしまい最終ラインで奪ってもなかなか前線までボールが渡らない。また前線が受けても選手間の距離があるのでフォローが少なく#10片岡のドリブル頼みのような形が多くなってしまった。
前半23分。#6小林の右CKから#2小野澤が合わせるもののポストに弾かれる。日大にとってはこの日最初のビッグチャンスだった。
逆にセットプレーの守備においてはマークを剥がされフリーで打たれる場面が何度かあり、CKから先制点を献上。この数分前にも同じ状況があっただけに勿体無い失点だった。
失点後はラインを上げてコンパクトに戦う意思が表れていたが、その高いラインを逆手に取られカウンターでサイドからのグラウンダーのアーリークロスにニアで触られ追加点を献上。これで0-2。
今季リーグ戦5戦目にして初めての複数失点。
前半42分。
#10片岡が左サイド深い位置で相手を2人集めてドリブルで2人の間を狙って突破したところでファールを受けてFKを獲得。このFKから得点が生まれる。高精度のキックを持っている#6小林が中に合わせたボールに#11田中が強引に喰らい付き、どこで合わせたかわからないようなシュートがゴールに吸い込まれ1点を返す。高精度のキック、泥臭く諦めない気持ちが生んだゴールだった。
1-2で前半を折り返す。
後半は前に圧力を掛ける。特に目立ったのは両SHの運動量。攻守の切り替えが早い展開の中、圧倒的な上下動でチームに貢献。恐らくこの試合中は30℃を超える気温。体力的にもメンタル的にもキツい状況だったが#11田中、#9吉井は少しも緩めず走り続けた。
後半13分に右サイドを突破され一時はGKがシュートを弾いたもののセカンドを拾われ詰められてしまい1-3。
少し停滞ムードが漂っていた後半25分。これまで単騎で仕掛け、ドリブルで前への推進力を体現していた#10片岡→#19天野にスイッチ。この1年生アタッカーがチームに活力を与える。フレッシュさを全面に出し途中出場の役割をきっちりこなした。
スコアはこれから動かず1-3で敗戦。
#11田中は献身的に走り回り攻守に貢献。これまでのイメージとは違った一面を観た。またこの日もきっちりとゴールという結果を残した。ちなみに彼は去年から通じて自分が観戦した試合5試合で全試合ゴールを挙げている気がする。相性がいい選手。
#19天野は幅広く動いて両サイドに流れて中盤からボールを引き出し、恐れずに相手に向かってドリブルを開始。中の状況に合わせて相手をかわし切る前にクロスを送るなど状況判断にも優れる。得点には結びつかなかったがインパクトのあるプレー振りだった。#20加藤も含めこの時期に1年生が1部リーグで普通にやれている事に驚く。
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