続いて星槎国際湘南と二宮の対決。

星槎国際湘南は今シーズン初観戦。
今大会成績
決勝T 1回戦 vs 弥栄 3-0

二宮は今シーズン初観戦。
今大会成績
決勝T 1回戦 vs 湘南台 1-0

神奈川県 新人戦(女子)
準決勝
2019.1.26
@かめもパーク

星槎国際湘南 7-0 二宮

前半5分 9松尾美月(星槎国際)
前半23分 11高橋沙矢香(星槎国際)
前半35分 5青木姫樹(星槎国際)
後半9分 9松尾美月(星槎国際)
後半12分 11高橋沙矢香(星槎国際)
後半18分 5青木姫樹(星槎国際)
後半22分 9松尾美月(星槎国際)

星槎国際湘南
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GK
1 小野葵 2年 NGUラブリッジ名古屋FCレディース
DF
3 武莉子 1年 OSAレイアFC
6
2 黒柳智世 2年 AC等々力
13
MF
4
17 納屋滴 2年 真鶴中
10 針生理菜 2年 ジェフ千葉レディースU-15
FW
9 松尾美月 1年 FC千葉なのはな
5 青木姫樹 1年 SCH
11 高橋沙矢香 2年 OSAレイアFC

ーー11ーーー5ーーー9ーー
ーーーー10ーーー17ーーーー
ーーーーーー4ーーーーーー
ー13ーー2ーーーー6ーー3ー
ーーーーーー1ーーーーーー

後半23分 11→15
後半27分 17→8
後半31分 13→19

15
8
19

二宮
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ーーーー23ーーー9ーーーー
ーー6ーーーーーーー12ーー
ーーーー2ーーー4ーーーー
ー28ーー30ーーー3ーー7ー
ーーーーーー1ーーーーーー

前半開始(35分ハーフ)
星槎国際は4-1-2-3の布陣。
二宮は4-4-2の布陣。

前半5分-星槎国際
左ワイドでパスを受けた#13がドリブルで持ち上がりスルーパス。ダイアゴナルに走って裏で引き出した#9松尾がGKとの1対1を制しニアを抜いた。
星槎国際 1-0 二宮

前半17分-星槎国際。エリア外中央から#5青木のミドルはクロスバーにヒット。

前半23分-星槎国際
PA右でパスを引き出した#9松尾がターンでDFを剥がしフワリとしたクロス。ファーでフリーの#11高橋が頭で押し込んだ。
星槎国際 2-0 二宮

前半26分-星槎国際。CBからのビルドアップを左大外フリーで受けた#13がPA内へ斜めのラストパス。ダイアゴナルに走った#9松尾がトラップでDFを引き離し左足シュートはGKが触って左ポストに嫌われる。

前半35分-星槎国際
#5青木が決め3点目。
この得点の形は見逃した...。
星槎国際 3-0 二宮

前半終了
星槎国際 3-0 二宮

前半は風下の星槎国際湘南が圧倒的なボール支配で左右へ揺さぶりながらゲームを優勢に進め3得点。足元とスペースの使い分け、ドリブルとパスの判断など非常にクオリティが高い。
二宮はハイラインで破壊力のある相手攻撃陣に対応。想定以上の内容だと思うが斜めのパス、ランニングに付いていけない...。ここはボールホルダーに対するアプローチも含め修正したい。

後半開始
選手交代なし

後半9分-星槎国際
バイタルで縦パスを引き出した#9松尾がスムーズなターンから迷わず右足を振り抜きGK頭上を抜いた。
星槎国際 4-0 二宮

後半12分-星槎国際
中盤の底に降りた#9松尾がボールを持つと直線的なスルーパス。ハイラインを突破した#11高橋が楽々GKとの1対1を制した。
星槎国際 5-0 二宮

後半18分-星槎国際
右サイドから短い横パスが入ると中央で1つずつ左へ動かし最後はタイミング良く攻め上がったSB#13がPA左からクロス。ゴール前でリフレクトしたボールを#5青木がプッシュ。素晴らしい崩し。
星槎国際 6-0 二宮

後半22分-星槎国際
#13が左サイドを迫力のあるドリブルで突破し難しい体勢でゴールライン際からクロス。ニアへ入った#9松尾が巧みなファーストタッチから対角へ決めた。
星槎国際 7-0 二宮

試合終了
星槎国際 7-0 二宮

星槎国際は先日行われた全国初優勝の勢いをそのままピッチで表現し大勝。
新チーム初タイトルまであと1つ。
スコアだけでなく内容でも圧倒した70分間。
GK+ワイドに開くCBコンビ+アンカーの菱形でボールを動かし相手2トップのプレスを回避すると立ち位置を意識しギャップで受ける両インサイド、中盤に落ちてスペースを生み出しDFを釣り出す偽FW#5青木、ダイアゴナルに走る左右のFW、高く張り出しスペースでパスを引き出す攻撃的なSBとオートマチックにボールと人が動き相手に的を絞らせず意図的に攻撃を展開した。選手個々の技術も非常に高く受けて捌いてを繰り返しながら体の向きや1タッチで角度を変えパスコースを作る動きなどが自然と連続的に行われショートパスを何本も連続で繋いで相手の綻びを突いた。中央守備を固め、コンパクト且つハイラインで守る相手に対してサイドでフリーで持つSBから斜めのスルーパスが入り、逆サイドのFWが裏抜けするという確固たるパターンでチャンスを量産し得点に結び付けた。特に左SB#13→右FW#9松尾という黄金ラインが猛威を振るった。
世代は異なるがさすが全国女王に輝いたチーム。次元の違う強さ。

#9松尾は4得点と得点力の高さを示した1年生ワイドストライカー。右サイドに配置されながらもダイアゴナルの動きでDFを引き離しPA左に頻繁に侵入。スルーパスを引き出しフィニッシュまで持ち込んだ。また体の強さとスピードを完備し個人での打開力も十分。将来的には世代別代表も狙える逸材。

#13は左サイドタッチライン際でボールを受けると内側に運んでのスルーパスや単騎の縦へのドリブルからのクロスでゴールに直結するパスを送り続けた攻撃的な左SB。馬力と加速力があるので正対した状態から一気にギアを上げ対面を剥がした。

#10針生は中盤でボールタッチを増やし状況に応じたドリブル、パスで攻撃を加速させたMF。足先の技術に優れキープ力が非常に高い。

#2黒柳はタッチ数少なく最終ラインからショートパス主体に左右へボールを動かしたCB。ビルドアップの始点としてギャップを作り出していた。

#6は中長距離のフィードで1つ飛ばしたパスを通せるCB。ショートパス主体の中でアングルを変えた。

#5青木は偽FWとして中盤に降りてスペースを生み出すと共に潤滑油的な働きでチームに貢献。フィニッシュ意欲は高くないもののPA内でのポジショニングにも優れ2得点をマークした。

#17納屋は活動量が多くDFから離れてパスを引き出しアクセントを付けたインサイドハーフ。ここでワンクッション入って攻撃が拡がった。

二宮は創部4年目で初の県ベストに進出した新興公立校。
遂に辿り着いた初の県準決勝は全国王者に力の違いを見せられる結果となってしまった...。
この試合は立ち上がりから徹底して割り切ったサッカーを志向。破壊力のある相手攻撃陣に対して勇気を伴うハイライン+コンパクトな守備で応戦しショート、ロングカウンターで1発を狙うという戦略は見えた。実際に何度か可能性のある鋭いカウンターは披露していた。
4年前に経験者のほぼいない中で立ち上がった公立校が僅か数年で力を付け、県ベスト4に進んだ事は快挙に近い。
決勝進出は叶わなかったものの次週には3位決定戦が待っている。相手は全国レベルの湘南学院。この試合で得た課題と収穫を整理し真正面からぶつかって貰いたい。そしてこの経験を糧に更なる飛躍に期待したい。