続いて第2試合は東京国際大学と日大の対決。

東京国際大学は今シーズン初観戦。
リーグ戦成績
4勝3分6敗 得点19 失点22
勝ち点15 8位
監督:前田秀樹

日大は今シーズン初観戦。
リーグ戦成績
6勝4分3敗 得点23 失点16
勝ち点22 4位
監督:川津博一

関東大学サッカーリーグ
2部 第14節
2019.9.28
@日大稲城スポーツフィールド

東京国際大学 2-2 日本大学

前半12分 29師岡柊生(東国大)
後半15分 7宇高魅人(東国大)
後半28分 11岡安優(日大)
後半41分 9堀口護(日大)

東京国際大学
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GK
1 村上駿 3年 日体大柏
DF
27 石川竣祐 1年 尚志
5 塩野清雅 3年 鹿島学園
4 小木曽佑太 4年 浦和レッズユース
20 東岡信幸 4年 堀越
MF
6 小林友也 3年 山梨学院
13 落合陸 1年 VONDS市原 柏レイソルU-18
7 宇高魅人 3年 長崎総科大附
10 有水亮 2年 セレッソ大阪U-18
FW
29 師岡柊生 1年 日本航空
9 伊能玲生 3年 瀬戸内

ーーーー9ーーー29ーーーー
ーー10ーーーーーーー7ーー
ーーーー13ーーー6ーーーー
ー20ーー4ーーー5ーー27ー
ーーーーーー1ーーーーーー

後半39分 10→26
後半45分 7→15

26 福島健太 2年 埼玉栄
15 森大輝 1年 VONDS市原 柏レイソルU-18

日本大学
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GK
1 山内康太 2年 ヴァンフォーレ甲府U-18
DF
6 山崎舜介 2年 前橋育英
3 長谷川雄介 4年 ジェフ千葉U-18
2 東信幸 4年 浦和レッズユース
9 堀口護 4年 前橋商
MF
5 川野勝裕 4年 日大藤沢
10 舘幸希 4年 四日市中央工
7 大森渚生 2年 東京ヴェルディユース
20 鬼京大翔 2年 流経大柏
FW
11 岡安優 2年 水戸ホーリーホックユース
25 萩原翼 2年 JFAアカデミー

ーーーー25ーーー11ーーーー
ーー20ーーーーーーー7ーー
ーーーー10ーーー5ーーーー
ー9ーー2ーーーー3ーー6ー
ーーーーーー1ーーーーーー

後半13分 6→18
後半40分 11→13

18 滝沢和司 4年 桐生第一
13 佐野誠二朗 4年 韮崎

前半開始(45分ハーフ)
東京国際大学は4-4-2の布陣。
日大は4-4-2の布陣。

前半12分-東国大
右SB#27石川が攻撃参加しバイタルへ短く送る。パスを引き出した#29師岡が巧みなボディフェイクから反転してDFの間を突き、狭いコースを抜きゴール左隅へ綺麗に決めた。
東京国際大 1-0 日大

前半33分-東国大。左サイドへ流れた#29師岡が持ち込みマイナス気味に送る。PA付近左中間で待った#10有水が右足アウトサイドのダイレクトシュートはGK#1山内が指先で触って右ポストに嫌われる。

前半終了
東京国際大 1-0 日大

前半は#29師岡の巧みなゴールが生まれ東京国際大が1点リードで終了。
ボールを保持するのは東京国際大。ダブルボランチを中心にボールを動かしつつ#10有水や#29師岡が絡んで細かな打開やエリア外からのシュートを増やして行く。
日大は機動力のある2トップをどう活かして行くかというテーマを感じさせるサッカーを展開。長短のパスを操る#5川野やルーズボールを拾えて推進力のある#10舘のダブルボランチが絡むと可能性が一気に増す。

後半開始
選手交代なし

後半13分-日大
#6山崎→#18滝沢

後半15分-東国大
相手の最終ラインでのビルドアップを高い位置で#13落合が潰して素早くラストパス。瞬時にトップスピードに乗った#7宇高が右足シュートはGK#1山内が弾くも自ら押し込んだ。
東京国際大 2-0 日大

後半26分-東国大。#7宇高が高い位置で相手DFの持ち上がりをブロックして入れ替わる。PA付近で囲まれながら右前へ短くラストパス。フリーの#29師岡がPA内からシュートはGK#1山内が足で跳ね返す。

後半28分-日大
右サイドを駆け上がった#7大森が鋭いクロス。遅れて入って来た?が迷わずシュートを選択するとGK#1村上が正面で弾く。至近距離で反応した#25萩原がバイシクル気味に狙い右ポスト?に嫌われるも#11岡安が頭で押し込んだ。日大が波状攻撃で1点を返す。
東京国際大 2-1 日大

後半32分-日大。#20鬼京の右CK。鋭いボールを入れると中央で#25萩原がダイビングヘッド。これはクロスバーにクリーンヒットしセカンドを#7大森がダイレクトシュートは枠の上。

後半37分-日大。左サイドで#20鬼京が奪ってバイタルへ横パス。前向きで持った#25萩原が右足でコースを狙ったシュートは僅かにゴール左へ外れる。

後半39分-東国大
#10有水→#26福島

後半40分-日大
#11岡安→#13佐野
3バックに変更しピッチ内でのポジションを大きく弄る。佐野が右WBに入り.#18滝沢が左WB.#9堀口がFW.#10舘がCB.#7大森がボランチへ。

後半41分-日大
右サイドから#3長谷川の高さのあるクロスをゴール前で#25萩原が拾い右横へ送るとギリギリでオフサイドを掻い潜った#9堀口が至近距離から思い切り蹴り込んだ。布陣変更し攻撃の比重を高めた日大が2点差を追い付く。
東京国際大 2-2 日大

後半45分-東国大
#7宇高→#15森

試合終了
東京国際大 2-2 日大

東京国際大学は2点差を守れず「勝ち点2」を失った感の強い引き分け。
前半は#6小林と#13落合のダブルボランチを中心にボールを動かしながら全体のポジションを上げ、選手間の距離を保ちながらパスコースを増やしグループで崩すイメージは表現出来ていた。そして一旦詰まれば後方に戻して攻撃をやり直す冷静な判断も効いていて基本的には主導権を握りながら時間が経過していた。その中で加速力抜群で推進力のある#7宇高、キープ力が高く周囲を使いながら自らを活かした#10有水の両SH。そしてオールラウンドに能力が高く決定機に必ず顔を出したFW#29師岡が異質な存在として良い味を出していた。
後半は全体的な運動量が落ちてしまい攻→守のトランジションで後手を踏んだ為に全体のバランスが崩れ相手の攻撃が制御不可能となり、戻りながらの守備を強いられてしまい最後は耐えきれずに同点に持ち込まれてしまった。守備時は4バックが内側に絞って両SHが最終ラインに落ち外側を埋め6バックで対応したが中盤でのセカンドボール争いに敗れ、2次攻撃.3次攻撃がボディーブローのように効いてしまった。

#29師岡は日本航空出身の1年生ストライカー。173/64と小柄だが瞬間的にマークを剥がすセンスに秀でていてボックス幅で動いて効果的にパスを引き出しフィニッシュに繋げた。歩幅を調整し細かなタッチを織り交ぜながらシュートコースを作る作業が目立つ。

#10有水は172/73とガッチリとした体型で重心が低くタッチの細かいドリブル、周囲を上手く使ったワンツー、グリップ力のあるターンで左サイドから内側への関与を増やしたセレッソ大阪U-18出身の2年生MF。

#27石川はバディーJY→尚志と進んだ1年生。方向転換の力強さを武器に一気に間合いを詰めて相手の自由を奪うタフな守備、激しいアップダウンを続けながら積極的に前をサポートしながらの攻撃参加。ミスが少なく流石、玄人好みのSB。

#7宇高は身体能力が突出している長崎総科大附属出身の3年生アタッカー。179/69のサイズ以上にダイナミックなプレーが光り、推進力をチームに生み出した。

#4小木曽は184/75のサイズが有る闘将系CB。前に強く単純なハイボールをことごとく跳ね返した。

#13落合は柏レイソルU-18で10番を背負いVONDS市原(関東社会人1部)を経由して今春から東国大に加入すると1年生から主力に定着したレイソルアカデミー出身選手らしいMF。サポートの角度、ポジションが良く味方のパスコースを作り、ボールを持てばショートパス主体にゲームを組み立てた。

日大はホームグラウンドで2点差を追い付いてのドロー。昇格を視野に入れるチームにとって勝ち点3の欲しいゲームだった事は間違いないが、最低限の勝ち点1を獲得した。
前半は相手のボールを繋ぐサッカーに対して強く当たれず、低い位置でブロックを作って構える守備を選択しGKを含めた大型守備陣が我慢強く守った。ややアタッキングサードまで簡単に侵入させてしまっていた印象を受ける。
1点ビハインドの前半は全体的に前への意識を強めた結果としてビルドアップのミスを突かれて2点目を献上してしまう嫌な流れ... 正直他のチームならばここで気持ちが切れてしまって当然の場面。しかしホームの大声援を受けた選手達は諦めずにプレーを続けた。1人1人が走行距離を増やし認知のスピードを上げ、空いたスペースでパスを引き出す。そして球離れ良くボールを動かし#11岡安と#25萩原の機動力に優れる2トップをターゲットとしながら中央とサイドを使い分け、#7大森と#20鬼京の両SHが明らかに前半に比べ自分の欲しいタイミングでボールを持てるようになると内側との関与で攻撃のバリエーションを増やした。結果的に右サイドからの崩し、クロスを起点に2得点を生み出し同点に追い付く事に成功した。
この試合の驚きとしては2点差を追い付く同点劇、そして昨年まではFWなど攻撃的なポジションで出場していた187cmの#9堀口と推進力のあるアタッカー#18滝沢の2人がSBとして起用されていた点。

#10舘は湘南ベルマーレへの加入が内定している高性能ボランチ。173/74と小柄だが嗅覚を活かしたセカンド回収や一気に間合いを詰めてボールを刈り取るスキルに長けていて中盤の広範囲を動きチームを助けた。決して「10番」タイプでは無い。

#5川野は日大藤沢出身の4年生ボランチ。183/77と大柄でレフティというスペックを持ち、視野の広さと空間認知能力を利した立体的な組み立て、空中を上手く使ったロビングパスで局面を変えた。

#25萩原はJFAアカデミー出身の2年生。機動力抜群でスピードを生かし前線でフル稼働した。前線のスペースに走ってロングボールを引き出す動きや縦パスをフリックして味方を使うなど攻撃の起点を作りつつ最後の場面は必ずゴール前へ顔を出し決定機に絡んだ。初見の選手では最大の発見。

#7大森は東京ヴェルディユース出身の2年生レフティ。左利きの特性を生かし右サイドから間を通すパスでギアを上げ、リターンを内側で引き出しラストパス、ドリブル、シュートで変化を付けた。

#20鬼京は流経大柏出身の2年生サイドアタッカー。特に後半はボールを受ける回数が増え、カットインやアーリークロスでチャンスを演出した。

#9堀口は187/83の容姿端麗な大型プレーヤー。元々はFWとして活躍していた選手だが左SBでプレー。試合終盤には前線に移ると嗅覚を発揮しチームを救う同点弾を沈めた。

#1山内は187/76と恵まれたサイズのあるヴァンフォーレ甲府U-18出身の2年生守護神。長身を活かしたハイボール処理や最高到達点でアプローチできる空中戦は魅力的。

#2東は188/82のサイズを誇る浦和レッズユース出身の4年生CB。ハイボールの少ない相手の攻撃に自らの長所は最大限に披露出来ずもセットプレーに於ける安定感は抜群。

#3長谷川はジェフ千葉U-18出身の4年生CB。熱い言動で最終ラインを統率し最終ラインからの持ち上がり、フィードなど攻撃面でも重要な役割を担った。

#11岡安は機動力に優れ攻守両面でチームの為に走れる水戸ホーリーホックユース出身の2年生アタッカー。とにかく諦めずにピッチを走り回って相手を疲弊させた。