第2試合は明治大学と専修大学の対決。

明治大学は今シーズン2回目の観戦。
143.明治大学 vs 駒澤大学
リーグ戦成績
14勝1分1敗 得点35 失点7
勝ち点43 1位
監督:栗田大輔

専修大学は今シーズン2回目の観戦。
85.専修大学 vs 早稲田大学
リーグ戦成績
6勝2分8敗 得点27 失点40
勝ち点20 8位
監督:髙﨑康嗣

関東大学サッカーリーグ
1部 第17節
2019.10.20
@三ツ沢公園陸上競技場

明治大学 3-1 専修大学

前半17分 5鹿沼直生(専修)
後半11分 6瀬古樹(明治)
後半20分 11佐藤亮(明治)
後半35分 11佐藤亮(明治)

明治大学
8AF19934-2F54-4A63-A8B0-00EE5E5706F9

GK
1 早川友基 3年 桐蔭学園
DF
22 小野寺健也 4年 日大藤沢
4 川上優樹 4年 矢板中央
13 蓮川壮大 3年 FC東京U-18
MF
6 瀬古樹 4年 三菱養和SCユース
9 安部柊斗 4年 FC東京U-18
2 中村帆高 4年 日大藤沢
7 中村健人 4年 東福岡
8 森下龍矢 4年 ジュビロ磐田U-18
FW
11 佐藤亮 4年 FC東京U-18
10 小柏剛 3年 大宮アルディージャユース

ーーーー10ーーー11ーーーー
ーー8ーーー 7 ーーー2ーー
ーーーー9ーーー6ーーーー
ーーー13ーー4ーー22ーーー
ーーーーーー1ーーーーーー

前半21分 13→5
後半28分 8→17
後半38分 9→16

5 須貝英大 3年 浜松開誠館
17 持井響太 3年 滝川第二
16 住永翔 3年 青森山田

専修大学
DEA3F7C9-0FB5-4E10-8284-90BE7AE725A4

GK
28 塚田匡壮 3年 三菱養和SCユース
DF
25 遠藤光 1年 三菱養和SCユース
4 西村慧祐 4年 習志野
19 高橋健 3年 東海大付属福岡
MF
16 坂西望 3年 静岡学園
20 鈴木龍之介 3年 成立学園
5 鹿沼直生 4年 静岡学園
2 古屋誠志郎 4年 市立船橋
7 岡本勇輝 4年 横浜FCユース
10 氣田亮真 4年 ジェフ千葉U-18
FW
13 鈴木厚太 4年 飛龍

ーーーーーー13ーーーーーー
ーーーー10ーーー7ーーーー
ー2ーー5ーーーー20ーー16ー
ーーー19ーー4ーー25ーーーー
ーーーーーー28ーーーーーー

後半22分 7→14
後半33分 19→18
後半38分 16→8

14 郡鉱平 3年 徳島市立
18 釼持雅也 4年 聖和学園
8 河上将平 4年 東海大静岡翔洋

前半開始(45分ハーフ)
明治大学は3-5-2の布陣。
専修大学は3-4-2-1の布陣。

前半17分-専修
#20鈴木の左CK。
右足で入れたボールをゴール前で#5鹿沼が合わせネットを揺らす。明治大は直前に#13蓮川が負傷しピッチの外に出ていて10人での状況で痛恨の失点。
明治大学 0-1 専修大学

前半21分-明治
#13蓮川→#5須貝
須貝が3バックの中央に入り.#4川上が左CBへ。

前半34分-明治。PA内で分厚く攻め込み、最後は#7中村の折り返しを#2中村がPA右からクロス。中央の中村がスタンディングのヘッドは枠の上。

前半39分-明治。中盤の底で受けた#6瀬古がロビングパス。DFと併走しながらパワーで競り勝った#10小柏がPA内に入った位置からシュートはGK#松村の正面。

前半42分-専修。PA付近で細かく繋いでギャップを突き#7岡本からの短いパスを受けた#13鈴木がDFを背負いブロックしながらフリック。最終ラインを突破した#16坂西のシュートは防がれるも、セカンドを拾い最後は坂西がPA左からシュートはサイドネット。

前半終了
明治大学 0-1 専修大学

前半は専修大がセットプレーから先制に成功し1点リードで終了。
専修大は球際でファールを厭わずバチバチに当たって高いでボールを奪い斬れ味鋭いショートカウンターという狙いを体現した前半45分間。多少の荒さは有ったが人に強く当たり、マイボールになれば狭いエリアでギャップを使ってパスを繋げて行く。
明治大は前半早々の負傷交代や10人での時間帯での失点などアクシデントが重なってしまいなかなかテンポを上げられなかったが、ダブルボランチ中心に鋭い縦パスが前線に通った際は迫力が有り選択肢も豊富なので可能性を感じさせる。

後半開始
選手交代なし

後半9分-専修。右サイドで#13鈴木と#16坂西の連係で打開し坂西が低くて速いクロス。これはDF#22小野寺が足を伸ばしてクリアもセカンドを鈴木がシュートはヒットせず。

後半11分-明治
中央右寄りの位置から#10小柏が仕掛けてPAに侵入。クロスを狙うもDFがコースを変えるとPA右でカバーした#7中村が冷静なフワリとしたクロス。ファーに回り込んだ#6瀬古がヘディングでゴール左を抜いた。
明治大学 1-1 専修大学

後半18分-明治。#11佐藤の左CK。左足でゴールから遠ざかるボールに対して#22小野寺が打点の高いヘッドはゴールライン上でDFがクリア。セカンドを拾って左サイド、佐藤のクロスをもう一度、小野寺が競り勝ち#5須貝が押し込むもファールの判定でノーゴール。

後半20分-明治
左サイドを#8森下がスピードでぶっち切りPA左からお膳立てのラストパス。ゴール前へ走り込んだ#11佐藤が楽々合わせた。あっという間に逆転。
明治大学 2-1 専修大学

後半22分-専修
#7岡本→#14郡

後半25分-明治。中盤から#9安部が前線へ入れると#10小柏がDFの前に入り込み鮮やかなトラップで入れ替わり独走。GKと1対1に持ち込みシュートはGK#1松村が足に当てるビッグプレー。PA右へ高く上がったボールを長い距離を走った#2中村がヘッドで折り返し小柏のボレーはヒットせず。

後半27分-明治。#11佐藤が中央からドリブルで持ち込みDFを交わして右足シュートは右へ大きく跳ねたGK#1松村がパンチングで防ぐ。

後半28分-明治
#8森下→#17持井

後半33分-専修
#19高橋→#18釼持
釼持が左WBに入り.#2古屋が左CBへ。

後半35分-明治
右サイド、縦に繋いで#7中村がピッチを横切るような絶妙なグラウンダークロス。中央から外へ動きマーカーを剥がした#11佐藤がGK脇をダイレクトで抜いた。
明治大学 3-1 専修大学

後半37分-専修。#20鈴木が中盤から浮き球でライン裏へ出すと#10氣田がスピードで勝りバウンドに合わせた優しいループはGK#1早川がバックステップから真上に弾いて体勢を崩しながらキャッチするビッグプレー。

後半38分
-明治
#9安倍→#16住永
-専修
#16坂西→#8河上

試合終了
明治大学 3-1 専修大学

明治大学は逆転勝利で首位を独走。
専修大が施した対策や気迫を前面に押し出したプレーの連続に受けに回ってしまいエンジンが掛かり切らず1点ビハインドで前半を終えたが...ハーフタイムに修正し後半に3得点を奪い逆転勝ち。
"夏の王者"の強さを示した。
明治大は今シーズンもタレントの宝庫。
先発した11人中5人が現時点でプロ内定と個々の力はズバ抜けている。プロ入りの条件さえ設けなければ全員がプロに進んでも全く不思議ではない陣容。それはベンチ、ベンチ外も含めて上のステージで活躍が期待される選手はまだまだ存在する。
そして個人個人が突出した中でもチームの掲げる「球際・切り替え・運動量」という三原則を徹底する事で相手に隙を与えない。元々能力の高い選手達が誰1人としてサボらずチームの為に献身的に戦う事でより強さが強調されている。
先ず先発した3バックは180cmを超える大柄な選手が揃い空中戦ではほぼ負けなし。前への強さが際立ち、ここで相手の攻撃を跳ね返すと#6瀬古と#9安部のボール奪取能力に優れ展開力も完備したダブルボランチがボールを回収しゲームをコントロール。#2中村と#8森下のスピードと持久力を兼ね備えた両翼がワイドのスペースを突き、中央のエリアではトップ下の#7中村がアクセントとなり多彩な攻撃を可能とする。そして抜け目ない動きでボックス内で特異なセンスを発揮しフィニッシュに絡むエースストライカー#11佐藤とパワーとスピードを武器に強引に仕掛けられる#10小柏が前線で異彩を放つ。途中出場の3人も其々個性のある選手達。これは手が付けられない。リーグ優勝&インカレ制覇も現実的。

#10小柏は大宮アルディージャユース出身の3年生FW。167/67のガッチリとした体躯で下半身のパワーが抜群。ガツンと加速して行くスピードは驚異的で相手DFを置き去りにするなどスプリントで勝り見せ場を作った。この世代の大学サッカー界を代表する1人。

#7中村は鹿児島ユナイテッドFC(J2)への加入が内定している東福岡出身の4年生MF。視野の広さやアイディアに優れ、この試合では「触れるだけでゴール」という完璧な2アシストをマークした。

#8森下はサガン鳥栖(J1)への加入が内定しているジュビロ磐田U-18出身の左アウトサイド。抜群のスピードを武器にPA内へ侵入し完璧なラストパスで得点をお膳立てした。

#6瀬古は横浜FC(J2)への加入が内定している三菱養和SCユース出身の4年生ボランチ。左右両足から繰り出す精度の高い長短のパスを操りゲームをコントロールしながら積極的に前へ絡んで攻撃のバリエーションを増やした。

#9安部は古巣のFC東京(J1)への加入が内定している4年生ボランチ。怪我明け初戦となったが時間の経過と共に存在感を示し豊富な運動量をベースに獰猛な守備でボールを奪いチームを助けた。

#1早川は186/60で手足が長く高スペックな桐蔭学園出身の3年生GK。この試合では細かなステップを踏んでシュートコースを限定、間合いを詰めて相手のミスを誘う、そして後半終盤には逆モーションを突かれながらバックステップを踏み真上に弾いてキャッチするビッグプレーを見せた。高校時代からプロ入りを期待している選手。

#2中村はFC東京(J1)への加入が内定している日大藤沢出身の4年生。攻撃面よりも守備面が目立つ右WB兼SB。体幹がしっかりしていて1対1の守備に滅法強く心肺機能も高い。

#22小野寺は日大藤沢出身の4年生CB。184/77のサイズ以上に強さを発揮する空中戦で相手を圧倒した。セットプレーではターゲットとなり決定機を連続で創出。

#4川上は横浜ジュニオール→矢板中央と進んだ4年生CB。184/72とサイズが有り地空戦で強さを発揮した。

#17持井は左サイドで1対2の状況でも華麗な足技で相手を手玉に取り突破を図った滝川第二出身の3年生MF。

専修大学は逆転負けで敗戦。
立ち上がりを含め特に前半はこの試合に懸ける思いの強さを感じさせ、ファールを厭わない激しい球際の攻防を繰り広げた。そして、セットプレーから先制に成功し恐らくプラン通りのサッカーを披露したが... 後半11分に同点に追い付かれると明治大学の勢いを止められずにズルズルと後退してしまった。
基本的にはボールを繋ぐサッカーを志向するチーム。ただ、この試合は攻守のトランジション、球際での激しさ、運動量の部分にフォーカスしていた印象を受ける。相手ボールになれば素早いプレスバックで圧力を掛け、中盤で引っ掛けて#13鈴木(172cm) #7岡本(165cm) #10氣田(172cm)の小柄な前線トライアングルがスピードとアジリティを生かしショートカウンターを発動させた。また#2古屋と#16坂西の両翼は絶え間ないアップダウンで大外のレーンを使い、中央だけに的を絞らせなかった。守備に関しては開始から55分間は大宮内定の大型CB#4西村を中心に3バックが上手く相手の攻撃を去なしていた。

#4西村は大宮アルディージャ(J2)への加入が内定している習志野出身の4年生CB。187/79の大柄な選手だが動きに鈍さが無く足元がある点が特長。高精度のフィードや相手に寄せられながらの難しいシチュエーションでもクリアで無くビルドアップを選択した。またサイズ通りの強さと高さを兼ね備え地空戦で存在感を示した。

#2古屋は市立船橋出身の4年生。跳ねるようなランニングで絶え間ないアップダウンを繰り返し左サイドを駆け回った。攻守の切り替えが迅速で163cmと小柄だが下から突き上げるように当たり球際でも激しく行ける。

#10氣田はV・ファーレン長崎(J2)への加入が内定しているジェフ千葉U-18出身のドリブラー。左サイドで持つと鋭いカットインで複数を交わしてフィニッシュまで持ち込む自分の形を確立している。

#7岡本は横浜FCユース出身の4年生MF。足先のテクニックやボールコントロールに優れ他の選手とは異なる武器を備える。瞬時に空いたスペースをドリブル、パスで突ける判断の速さも魅力的。

#13鈴木は飛龍出身の172/66と小柄な4年生ストライカー。動きの量が多く左右のスペースやライン裏へ流れてパスを呼び込む場面や中盤に降りて時間を作るプレーなどランニングでスイッチを入れた。

#16坂西は運動量豊富な静岡学園出身の3年生右WB。タイミングの良い攻撃参加で右サイドから何度か惜しいシーンを使った。