続いて第2試合は平塚学園と横浜創学館の対決。
昨年度の選手権予選でも対戦し平塚学園が3-0で勝利している。

平塚学園(K2)は今シーズン3回目の観戦。
113.平塚学園 vs 座間
115.三浦学苑 vs 平塚学園
関東:ベスト16
総体:ベスト8
今大会成績
2回戦 vs 星槎国際(K3B) 2(7PK6)2

横浜創学館(K3C)は今シーズン3回目の観戦。
8.横浜創学館 vs 市立桜丘
154.横浜創学館 vs YSCC U-18
関東:ベスト16
総体:2次予選1回戦
今大会成績
1回戦 vs 逗子 4-0
2回戦 vs 弥栄(K2) 1-0

選手権
神奈川県2次予選3回戦
(R13)
2019.11.2
@横須賀リーフ

平塚学園 1-0 横浜創学館

前半5分 3飯塚洸貴(平塚学園)

平塚学園
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GK
16 鈴木健太 3年 大庭中
DF
2 大澤龍馬 3年 バディーJY
5 伊藤拓夢 3年 金旭中
4 柏木柊威 3年 湘南ベルマーレ小田原
3 飯塚洸貴 3年 湘南ベルマーレ小田原
MF
6 長塚十太 3年 湘南ベルマーレ藤沢
12 高橋幸太郎 3年 Sant Cugat(ESP)
10 及川秀虎 3年 湘南ベルマーレ藤沢
7 植木颯 3年 旭が丘中
8 富田卓海 3年 湘南ベルマーレ藤沢
FW
11 手塚頼 3年 SCH

ーーーーーー11ーーーーーー
ー8ーー7ーーーー10ーー12ー
ーーーーーー6ーーーーーー
ー3ーー4ーーーー5ーー2ー
ーーーーーー16ーーーーーー

後半20分 10→14
後半36分 8→18

14 梶川太陽 3年 深沢中
18 寺沢颯良 2年 湘南ベルマーレ藤沢

横浜創学館
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GK
17 加藤充紀 3年 エスペランサJY
DF
19 山本航輝 1年 エスペランサJY
5 大内隆太 3年 エスペランサJY
4 佐藤大翔 2年 エスペランサJY
3 永田歩輝 3年 JFC FUTURO
MF
8 坂田柊也 3年 YTC
7 成田駿介 3年 エスペランサJY
11 芳賀陽 3年 御成中
9 菊地原渉 2年 横浜FCJY戸塚
FW
13 森拓馬 3年 FC COJB
10 清水恒輝 3年 YTC

ーーーー10ーーー13ーーーー
ーー9ーーーーーーー11ーー
ーーーー7ーーー8ーーーー
ー3ーー4ーーーー5ーー19ー
ーーーーーー17ーーーーーー

後半5分 9→24
後半31分 11→20

24 吉田翔 2年 東永谷中
20 永野真弘 1年 六浦中

前半開始(40分ハーフ)
平塚学園は4-1-4-1の布陣。
横浜創学館は4-4-2の布陣。

前半3分-平塚学園。CF#11手塚が巧みに縦パスを受けるとトリッキーに背後へ送る。DFとの競り合いに勝利した#8富田がPA内へ侵入しシュートはゴールならず。決定機。

前半4分-平塚学園。ハーフラインからのFK。ゴール前へ入れると空中戦に滅法強い#3飯塚が上手く頭で合わせたシュートはGK#17加藤が両手で弾いてCKに。

前半5分-平塚学園
#2大澤の左CK。
右足で巻いて蹴って行くと触らなくても入るような絶妙なボールをファーポストで#3飯塚が頭に当ててネットを揺らす。開始早々に平塚学園がセットプレーで先制に成功。
平塚学園 1-0 横浜創学館

前半37分-横浜創学館、ロングボールのセカンドをPA左角で拾ったSB#3永田が右足アウト回転の強烈ミドル。これはGK#16鈴木が逆モーションになりながらキャッチ。

前半終了
平塚学園 1-0 横浜創学館

前半は開始早々に畳み掛けた平塚学園がセットプレーから先制に成功し1点リードで終了。
平塚学園はボールを奪えば長短のパスを用いて空いた選手をシンプルに使いつつスペースを上手く使って攻撃を展開。#6長塚.#10及川.#11手塚のセンターラインが良い位置、タイミングでパスを引き出す。またセットプレーはキックの正確な#2大澤、#3飯塚の高さがあり大きな武器。守備に関しては#5伊藤が地空戦で強さを発揮し無失点に抑えた。
横浜創学館はセットプレーでの失点、試合の入り方が悔やまれる。ただ全体的に恐らく想定内の試合運びで数度のピンチは有ったがなんとか1失点に抑えた。セットプレーは集中が必要ではあるが...。攻撃に関しては#10清水が持つと可能性が格段と増す。ここのサポートを手厚くしたい。また中盤の#7成田と#8坂田のダブルボランチが攻守に於けるトランジションの強度が高いので状況をひっくり返すような場面も多々見られる。#4佐藤のビルドアップや#19山本の対人守備、#5大内の前の強さも出ている。

後半開始
選手交代なし

後半5分-横浜創学館
#9菊地原→#24吉田

後半12分-平塚学園。ハーフライン左からのFK。#4柏木が左足で大きく入れるとDFが跳ね返したボールを#5伊藤が強烈なダイレクトシュートは枠の上。

後半19分-平塚学園。#2大澤の右CK。ゴールから遠ざかる大きなボールをファーに回った#5伊藤がドンピシャのヘッド。これがゴール左上を襲うも#8坂田がライン上で決死のヘディングで掻き出す。

後半20分-平塚学園
#10及川→#14梶川

後半31分-横浜創学館
#11芳賀→#20永野

後半36分-平塚学園
#8富田→#18寺沢

試合終了
平塚学園 1-0 横浜創学館

平塚学園は前半早々に奪ったセットプレーでの1点を最後まで守り抜き完封勝利でR7進出を決めた。
スコア的には1点差の勝利ではあったが、それ以上に余裕を感じさせる内容。
先ずボールを失ってからの立て直し、切り替えが迅速で相手のスピードアップを阻む守備が非常に効いていた。前線から激しいプレスバックや中盤に於いて挟み込んでボールを回収し自分達のターンへと持ち込んだ。逆に攻撃面では流れの中での決定機は少なかったもののチームの共通意識としてセットプレー、特にCKを敢えて獲得し自信を持つリスタートから得点を狙うというチームの意図が感じ取れた。得点場面以外でもゴール前の高さで勝り、相手よりも先にボールを触る、1発でシュートに持ち込む場面が何度も。複数得点も十分に可能だった。
次戦の準々決勝(R7)は総体予選で逆転負けを喫した三浦学苑と対戦する。このカードは奇しくも昨年度の選手権と同じシチュエーション。会場もbmwスタジアム。0-1で敗れてから1年後、リベンジのチャンスが来た。

#3飯塚は値千金の決勝点を奪った湘南ベルマーレ小田原出身の3年生左SB。走力と持久力を兼ね備え激しいアップダウンを厭わないタイプで取り分け対人守備で無類の強さを誇る。そして170cmとは思えないほどの跳躍力を武器にセットプレーのターゲットに。

#5伊藤は179/75のサイズ以上に空中戦で強さを示す身体能力抜群のCB。またキック力が突出していてPA付近からでも1発でチャンスに変わるようなフィードやクリアを飛ばす。

#6長塚はプレーエリアが広く守備的な役割を率先して実行するボール奪取能力に優れたアンカー。守備の意識が高く間合いの詰め方や寄せの速さなど相手に自由を与えないディフェンスが光った。

#10及川はボールスキルに秀でていて緩急を用いたドリブルや相手を腕でブロックしながら狙ったポイントを進みラストパスのタイミングを図った。

#11手塚は中央の位置でタイミング良くパスを引き出し2列目以下の飛び出しを上手く助けた。周囲を活かすプレーが向上した。

#2大澤は正確な右足でプレースキッカーてして決定機を多く創出したバディーJY出身の右SB。

#12高橋はリーチの長さを利した変則的な間合い+体を上手く使ったスペイン仕込みのドリブルで右サイドから単騎での突破を見せた。

#4柏木は170cmと小柄ながらサイズのある相手FWに力負けせず強固な守備で完封勝利に貢献した湘南ベルマーレ小田原出身の3年生CB。相手の誘いに乗らず安易な飛び込みをしない点は大きな強み。

横浜創学館は最少得点差で完封負けを喫しR13敗退。
試合開始僅か5分でのセットプレーによる失点が最後まで尾を引いてしまった。
カテゴリーが1つ上のK2平塚学園に最後まで善戦したものの1点が遠かった。特にゴールを「奪う」というイメージ共有や作業工程に於ける両チームの差が勝敗に直結してしまった感がある。守備面ではセットプレー以外では決定機を作らせず#4佐藤と#5大内のCBコンビ中心に粘り強く対応していただけに非常に惜しい結果となってしまった。
また元々選手交代が少ないチームでは有るが、後半途中に複数の選手が足を攣りながらもプレーを続けていた様子から察するにチーム全体としての層の厚さという部分も来年度の課題となるか。
今シーズンのメンバーは昨年度を経験している選手が半数ほど残っていた世代なので、新チームへの移行は簡単なモノでは無いと想像出来るが、ポテンシャルを秘めた1.2年生が多く今後も楽しみなチーム。

#10清水は観戦毎に進化している横浜創学館が誇るストライカー。グリップ力抜群で密集を突き抜ける力強さとフィニッシュワークの多彩さが光る。チームとして決定機が少ない中で彼の単騎での打開が生命線となっていた。

#4佐藤は高さと強さのあるエスペランサJY出身の2年生CB。足元の技術もあり相手のプレスを交わす切り返しを見せるなど落ち着いた配球を展開した。

#8坂田は運動量豊富で攻守両面でボール関与を増やしたボランチ。彼の走力が中盤を大きく支えた。中央を運ぶスピードに乗ったドリブルも頼もしい。

#19山本は唯一の1年生として右SBでフル出場。173/60と小柄だが守備センスが突出していて間合いの詰め方やタイミングの取り方が素晴らしい。注目の1年生SB。エスペランサJY時代はCB。

#7成田はボールスキルに優れるエスペランサJY出身の3年生ボランチ。姿勢が良く視野も広くドリブルとパスで変化を付けた。

#13森は180/70の屈強なガタイを有したパワー系レフティCF。パワープレー要素の高まった試合終盤に中盤へ降りてプレーしていたが、彼がターゲット役となった方が機能したはず。