本日3試合目は市立川崎グラウンドへ移動。
ここでK2昇格決定戦。
勝てばK2、負ければK3。
3年生は後輩達が来シーズン戦うステージを上げる為に選手権とはまた違うモチベーションで大一番へ挑む。
市立橘(K3A)は今シーズン6回目の観戦。
72.市立橘 vs 秦野総合
130.市立橘 vs 橘学苑
251.市立橘 vs 横浜創英B
263.市立橘 vs 多摩
268.法政二 vs 市立橘
リーグ戦成績
7勝1分1敗 得点35 失点7
勝ち点22 1位
関東:2次予選3回戦
総体:2次予選2回戦
横浜創学館(K3B)は今シーズン4回目の観戦。
16.横浜創学館 vs 旭
98.市立東 vs 横浜創学館
153.横須賀総合 vs 横浜創学館
リーグ戦成績
8勝1分 得点27 失点6
勝ち点25 1位
関東:2次予選4回戦(ブロック準決勝)
総体:ベスト16
K2昇格決定戦
2017.9.30
@市立川崎G
市立橘 3-1 横浜創学館
前半8分 7秦一之(横浜創学館)
前半16分 6川原学人(市立橘)
後半34分 9植田登悟(市立橘)
後半43分 7新井直登(市立橘)
市立橘
GK
1 菊池佑次朗 3年 城郷中
DF
8 浅原彪我 3年 上の宮中
5 桑原達也 3年 向丘中
2 森谷颯太 2年 MK FC
4 佐藤怜 2年 川崎フロンターレU-15
MF
6 川原学人 3年 FC府中
10 高畠涼 2年 東急レイエス
9 植田登悟 3年 西高津中
18 田中隼太 1年 東急レイエス
14 名賀海大 3年 川崎フロンターレU-15
FW
7 新井直登 2年 平間中
ーーーーーー7ーーーーーー
ーー14ーーー18ーーー9ーー
ーーーー10ーーー6ーーーー
ー4ーー2ーーーー5ーー8ー
ーーーーーー1ーーーーーー
後半25分 18→11
後半44分 14→16
後半45分+6 4→23
11 栁澤桂太 2年 塚越中
16 高本雅之 2年 エスペランサJY
23 佐々木直也 2年 宮前平中
横浜創学館
GK
1 杉浦拓巳 2年 エスペランサJY
DF
3 飯田大智 3年 横浜YMCA
2 久保ジョモ龍 3年 横須賀シーガルズ
4 下平渓 3年 腰越中
18 多良間海大 3年 FCパルピターレ
MF
6 山本樹 3年 BANFF横浜ベイ
13 石渡知磨 3年 BANFF横浜ベイ
10 武原龍之介 3年 SCH
8 佐藤孝平 3年 岩瀬中
11 宮野柊二 2年 SFAT伊勢原SC JY
FW
7 秦一之 3年 御成中
ーーーーーー7ーーーーーー
ー11ーー8ーーー10ーー13ー
ーーーーーー6ーーーーーー
ー18ーー4ーーーー2ーー3ー
ーーーーーー1ーーーーーー
後半39分 6→25
後半45分+4 10→19
後半45分+7 11→9
25 太田拓究 2年 JFC FUTURO
19
9 窪田洋哉 3年 藤ヶ岡中
前半開始(45分ハーフ)
市立橘は4-2-3-1の布陣。
横浜創学館は4-1-4-1の布陣。
前半8分-横浜創学館
右サイドからのFK。#8佐藤が低くスピードのあるボールを入れて行くとニアの#7秦が頭で上手く合わせ対角のサイドネットへ決めた。完璧なデザインプレーで横浜創学館が先制。
市立橘 0-1 横浜創学館
前半10分-横浜創学館。#6山本が中盤の底で大きなクリア。左サイドの#11宮野がヘディングでバイタルへ送る。#7秦がDFを背負って粘り、セカンドを#8佐藤のハーフボレーは枠の上。
前半16分-市立橘
細かなパス交換から#7新井がラストパス。 #18田中が強引に仕掛けると相手DFに倒されPK獲得。
#6川原が正面左の位置に蹴るとGKの腕を弾いてネットを揺らす。市立橘が同点に追い付く。
市立橘 1-1 横浜創学館
前半26分-横浜創学館。ハーフライン右のルーズボールを#6山本がダイレクトで中央へ送ると#7秦がDFと上手く入れ替わりGKと1対1。コースを狙って右足インサイドで狙うもGK#1菊池が面を作ってビッグセーブ。
前半28分-横浜創学館。左サイドからのクロスの跳ね返りを中央距離のある位置でトラップした#8佐藤が縦振りの強烈シュート。これは僅かに枠の上。
前半終了
市立橘 1-1 横浜創学館
前半は攻守の入れ替わりの激しいアップテンポなゲーム。中盤で落ち着く場面が全く無く、両チーム共にボールを奪えば縦方向へ一気に攻め込んだ。
あっという間の45分間。FKとPKから1点ずつを奪い同点で後半へ。
どちらも攻守の切り替えを徹底し激しい肉弾戦を繰り広げているので、体力がどこまで持つかも大きなポイント。
横浜創学館はタイトなディフェンスでボールを奪い1トップの#7秦がエリア広く動いて起点を作る。2列目以降がトップスピードに乗ってゴール方向へ走り出し怖さのある攻撃を披露した。ロングカウンターは脅威。
一方の市立橘は縦に速さのある攻撃の中でもSBが積極的に前へ出て行き厚みを加える。 GK#1菊池の好守が光った。
後半開始
選手交代なし
後半10分-市立橘。#7新井が高い位置で奪って引き取った#18田中が中央からドリブルで持ち込みエリア外から迷わず右足を振り抜く。これはGKを越えるもクロスバーに嫌われる。
後半14分-市立橘。右サイドで一旦落ち着かせ最終ラインで中央に運ぶと#2森谷が左前へ素晴らしいフィード。トラップした#14名賀が一瞬でギアを上げ縦へぶっち切りゴールライン上から折り返す。これはニアで触れずファーで待ち構えた#9植田の左足シュートはDFがコースに入って防ぐ。決定機。
後半17分-市立橘。PA左へ斜めに走って縦パスを呼び込んだ#18田中が体勢を崩しながら左足で対角を狙うも僅かにゴール右へ外れる。
後半21分-横浜創学館。右サイドからのFK。#8佐藤がスピードのあるハイボールを入れると#4下平がDFに競り勝ち打点の高いヘッドで叩きつける。これは難しいバウンドもGK#1菊池が上体を倒し好セーブで弾き出しDFが大きくクリア。
後半25分-市立橘
#18田中→#11栁澤
ルーキー田中は攻撃にアクセントを加えPK奪取などチームに大きく貢献。
後半26分-横浜創学館。相手CKを大きくクリアし1発のカウンター。DFよりも先に追い付いた#13石渡がスピードでGKとの1対1に持ち込み余裕を持ってシュートもGK#1菊池が立ちはだかる。
後半32分-市立橘。右サイドから#10高畠が左へ大きく展開。#4佐藤を経由しクロスが上がるとニア、ファーで連続シュートもバーとポストに嫌われる。不運にもゴールは割れず。
後半34分-市立橘
左サイドで持った#4佐藤がPA左へ絶妙な縦フィード。反応した#7新井が俊敏性を活かしたファーストタッチでDFを振り切り縦へ食い込みお膳立てのラストパス。中央へ走り込んだ#9植田がダイレクトで蹴り込んだ。GK#1菊池の好守で希望を繋いだ市立橘が逆転。
市立橘 2-1 横浜創学館
後半36分-横浜創学館。右から中央へ斬り込んだ#11宮野の左足ミドルはGK#1菊池が横っ飛びで弾いてCKに。菊池はこの試合、完全にゾーンに入っている。
後半38分-横浜創学館。#3飯田が右サイドからアーリークロス。ニアへ走った#7秦が上手くヘディングで合わせ枠内へ飛ばすもGK#1菊池が好反応でファスティング。
後半39分-横浜創学館
#6山本→#25太田
太田がCBに入り.#4下平を前線に上げる。#8佐藤がアンカーの4-1-3-2に近い形の陣形。
後半43分-市立橘
スローインの流れから左サイドを崩して#14名賀のお膳立てのラストパスに#7新井が右足アウトでニア下を抜いた。勝利を確信させる3点目。
市立橘 3-1 横浜創学館
後半44分-市立橘
#14名賀→#16高本
後半45分+4-横浜創学館
#10武原→#19
後半45分+6-市立橘
#4佐藤→#23佐々木
後半45分+7-横浜創学館
#11宮野→#9窪田
試合終了
市立橘 3-1 横浜創学館
市立橘は激闘を制し歓喜のK2昇格。
PK戦まで縺れた1週間前の激闘。涙に暮れた選手権予選敗退からメンタルの切り替えが最重要課題のゲームだったのは想像に難しくない。
前半早々にセットプレーから失点する波乱の幕開け。この1ヶ月、修羅場続きの選手達はリバウンドメンタリティを発動させ動揺を見せず、1年生の#18田中が獲得したPKを#6川原が沈め早い段階で同点に追い付く。ここで一旦流れは落ち着くかと思われたものの、縦に速いイケイケのサッカーを継続。
相手との兼ね合いもあり「チャンス」と「ピンチ」が隣り合わせのギャンブル性の高いスリリングな展開になると決定機の数と同数程度の危険なシーンを作られる。ここでGK#1菊池が神セーブを連発させチームを救う。同点で迎えた後半は何度もスコアが動いても不思議では無かったが鬼神の如くゴールマウスに立ちはだかり2点目を与えず逆転の時を待った。
そして守護神の攻守に攻撃陣が応える。
後半34分に左サイドを攻略し#9植田のゴールで試合を動かす。逆転に成功したチームは#7新井がトドメの3点目を奪い勝利を手中に収めた。
前述したようにメンタル的に難しい状況下で迎えた引退試合で3年生を中心に素晴らしいクオリティ、結果を残し有終の美を飾った。3年間の集大成として後輩達の戦うステージをK2に引き上げ嬉し涙のラストゲームとなった。
横浜創学館はK2昇格を逃す。
個人的にはK3の中で最もハイレベルだったグループB。この猛者揃いのグループを無敗で制した。
先週末に行われた選手権予選を勝利しベスト16進出。最高の状態でK2昇格戦へ臨み、早い時間帯に#7秦のゴールで先制に成功し、その後も何度も決定機を作ったが...相手GKの好守に阻まれ2点目が遠かった。
前線には#7秦や#10武原など個のスキルが高いプレーヤーが中央に配置され、#6山本や#8佐藤など気の利いたプレー選択の出来る選手が後方支援。両サイドには#11宮野と#13石渡と独力で局面を変えられるスピードに長けた2人が起用されスペースへのランニングを繰り返した。
今シーズンもある程度メンバーは固定されていて連係面での不安は全く無い。基本的には前線へ当てるパスをスイッチに縦へ速いオートマチックな攻撃を狙った。このメンバーならばボールを動かし、相手のギャップを突く遅攻も脅威となるはずだが気持ちが入り過ぎてしまいアップテンポな攻撃に終始した。
守備に関しては3失点は喫したが県内屈指のCB#4下平と2年生#2久保の盤石のCBコンビを中心に粘り強く対応した。
K2昇格という1つの大きな目標には手が届かなかったか、幸いにもこの悔しさをぶつけられる絶好の試合が3週間後に行われる。
選手権予選R16で法政二(K2暫定1位)と対決する。
#7秦は空中戦の上手さや浮き球対応、ファーストタッチの巧さが突出している攻撃の核。175/65と細身だが相手を背負うプレーを得意とし巧みな反転で一瞬にしてマーカーを剥がす技巧を備える。ヘディング技術も高く"頭"で先制点を奪取した。
#10武原はテクニカルな10番。俊敏性に長け1歩目2歩目の速さで相手を引き離し速さと巧さを兼ね備えたドリブルで存在感を発揮した。
#4下平は187/83の大型レフティCB。フィジカルコンタクトに優れ空中戦で圧倒的な強さを発揮。キックの質も安定していてロングフィードを正確に飛ばせる。県内屈指のCB。
#6山本は中盤の底から判断の早いプレー選択で攻撃の始点となるパスを供給。スピードのあるボールを両ワイドへ飛ばした。
#8佐藤は正確な右足を武器にセットプレーから決定機を演出。鋭いキックでピンポイントで味方に合わせた。
#3飯田は勇気を伴うタイトなディフェンスで体を張り続けた右SB。チャンスと見るや長い距離を走って前線へ飛び出した。
#11宮野は加速力のあるスピードを武器に球足の長いドリブルやスペースへのパスに反応し左サイドから押し込んだ。
ここでK2昇格決定戦。
勝てばK2、負ければK3。
3年生は後輩達が来シーズン戦うステージを上げる為に選手権とはまた違うモチベーションで大一番へ挑む。
市立橘(K3A)は今シーズン6回目の観戦。
72.市立橘 vs 秦野総合
130.市立橘 vs 橘学苑
251.市立橘 vs 横浜創英B
263.市立橘 vs 多摩
268.法政二 vs 市立橘
リーグ戦成績
7勝1分1敗 得点35 失点7
勝ち点22 1位
関東:2次予選3回戦
総体:2次予選2回戦
横浜創学館(K3B)は今シーズン4回目の観戦。
16.横浜創学館 vs 旭
98.市立東 vs 横浜創学館
153.横須賀総合 vs 横浜創学館
リーグ戦成績
8勝1分 得点27 失点6
勝ち点25 1位
関東:2次予選4回戦(ブロック準決勝)
総体:ベスト16
K2昇格決定戦
2017.9.30
@市立川崎G
市立橘 3-1 横浜創学館
前半8分 7秦一之(横浜創学館)
前半16分 6川原学人(市立橘)
後半34分 9植田登悟(市立橘)
後半43分 7新井直登(市立橘)
市立橘
GK
1 菊池佑次朗 3年 城郷中
DF
8 浅原彪我 3年 上の宮中
5 桑原達也 3年 向丘中
2 森谷颯太 2年 MK FC
4 佐藤怜 2年 川崎フロンターレU-15
MF
6 川原学人 3年 FC府中
10 高畠涼 2年 東急レイエス
9 植田登悟 3年 西高津中
18 田中隼太 1年 東急レイエス
14 名賀海大 3年 川崎フロンターレU-15
FW
7 新井直登 2年 平間中
ーーーーーー7ーーーーーー
ーー14ーーー18ーーー9ーー
ーーーー10ーーー6ーーーー
ー4ーー2ーーーー5ーー8ー
ーーーーーー1ーーーーーー
後半25分 18→11
後半44分 14→16
後半45分+6 4→23
11 栁澤桂太 2年 塚越中
16 高本雅之 2年 エスペランサJY
23 佐々木直也 2年 宮前平中
横浜創学館
GK
1 杉浦拓巳 2年 エスペランサJY
DF
3 飯田大智 3年 横浜YMCA
2 久保ジョモ龍 3年 横須賀シーガルズ
4 下平渓 3年 腰越中
18 多良間海大 3年 FCパルピターレ
MF
6 山本樹 3年 BANFF横浜ベイ
13 石渡知磨 3年 BANFF横浜ベイ
10 武原龍之介 3年 SCH
8 佐藤孝平 3年 岩瀬中
11 宮野柊二 2年 SFAT伊勢原SC JY
FW
7 秦一之 3年 御成中
ーーーーーー7ーーーーーー
ー11ーー8ーーー10ーー13ー
ーーーーーー6ーーーーーー
ー18ーー4ーーーー2ーー3ー
ーーーーーー1ーーーーーー
後半39分 6→25
後半45分+4 10→19
後半45分+7 11→9
25 太田拓究 2年 JFC FUTURO
19
9 窪田洋哉 3年 藤ヶ岡中
前半開始(45分ハーフ)
市立橘は4-2-3-1の布陣。
横浜創学館は4-1-4-1の布陣。
前半8分-横浜創学館
右サイドからのFK。#8佐藤が低くスピードのあるボールを入れて行くとニアの#7秦が頭で上手く合わせ対角のサイドネットへ決めた。完璧なデザインプレーで横浜創学館が先制。
市立橘 0-1 横浜創学館
前半10分-横浜創学館。#6山本が中盤の底で大きなクリア。左サイドの#11宮野がヘディングでバイタルへ送る。#7秦がDFを背負って粘り、セカンドを#8佐藤のハーフボレーは枠の上。
前半16分-市立橘
細かなパス交換から#7新井がラストパス。 #18田中が強引に仕掛けると相手DFに倒されPK獲得。
#6川原が正面左の位置に蹴るとGKの腕を弾いてネットを揺らす。市立橘が同点に追い付く。
市立橘 1-1 横浜創学館
前半26分-横浜創学館。ハーフライン右のルーズボールを#6山本がダイレクトで中央へ送ると#7秦がDFと上手く入れ替わりGKと1対1。コースを狙って右足インサイドで狙うもGK#1菊池が面を作ってビッグセーブ。
前半28分-横浜創学館。左サイドからのクロスの跳ね返りを中央距離のある位置でトラップした#8佐藤が縦振りの強烈シュート。これは僅かに枠の上。
前半終了
市立橘 1-1 横浜創学館
前半は攻守の入れ替わりの激しいアップテンポなゲーム。中盤で落ち着く場面が全く無く、両チーム共にボールを奪えば縦方向へ一気に攻め込んだ。
あっという間の45分間。FKとPKから1点ずつを奪い同点で後半へ。
どちらも攻守の切り替えを徹底し激しい肉弾戦を繰り広げているので、体力がどこまで持つかも大きなポイント。
横浜創学館はタイトなディフェンスでボールを奪い1トップの#7秦がエリア広く動いて起点を作る。2列目以降がトップスピードに乗ってゴール方向へ走り出し怖さのある攻撃を披露した。ロングカウンターは脅威。
一方の市立橘は縦に速さのある攻撃の中でもSBが積極的に前へ出て行き厚みを加える。 GK#1菊池の好守が光った。
後半開始
選手交代なし
後半10分-市立橘。#7新井が高い位置で奪って引き取った#18田中が中央からドリブルで持ち込みエリア外から迷わず右足を振り抜く。これはGKを越えるもクロスバーに嫌われる。
後半14分-市立橘。右サイドで一旦落ち着かせ最終ラインで中央に運ぶと#2森谷が左前へ素晴らしいフィード。トラップした#14名賀が一瞬でギアを上げ縦へぶっち切りゴールライン上から折り返す。これはニアで触れずファーで待ち構えた#9植田の左足シュートはDFがコースに入って防ぐ。決定機。
後半17分-市立橘。PA左へ斜めに走って縦パスを呼び込んだ#18田中が体勢を崩しながら左足で対角を狙うも僅かにゴール右へ外れる。
後半21分-横浜創学館。右サイドからのFK。#8佐藤がスピードのあるハイボールを入れると#4下平がDFに競り勝ち打点の高いヘッドで叩きつける。これは難しいバウンドもGK#1菊池が上体を倒し好セーブで弾き出しDFが大きくクリア。
後半25分-市立橘
#18田中→#11栁澤
ルーキー田中は攻撃にアクセントを加えPK奪取などチームに大きく貢献。
後半26分-横浜創学館。相手CKを大きくクリアし1発のカウンター。DFよりも先に追い付いた#13石渡がスピードでGKとの1対1に持ち込み余裕を持ってシュートもGK#1菊池が立ちはだかる。
後半32分-市立橘。右サイドから#10高畠が左へ大きく展開。#4佐藤を経由しクロスが上がるとニア、ファーで連続シュートもバーとポストに嫌われる。不運にもゴールは割れず。
後半34分-市立橘
左サイドで持った#4佐藤がPA左へ絶妙な縦フィード。反応した#7新井が俊敏性を活かしたファーストタッチでDFを振り切り縦へ食い込みお膳立てのラストパス。中央へ走り込んだ#9植田がダイレクトで蹴り込んだ。GK#1菊池の好守で希望を繋いだ市立橘が逆転。
市立橘 2-1 横浜創学館
後半36分-横浜創学館。右から中央へ斬り込んだ#11宮野の左足ミドルはGK#1菊池が横っ飛びで弾いてCKに。菊池はこの試合、完全にゾーンに入っている。
後半38分-横浜創学館。#3飯田が右サイドからアーリークロス。ニアへ走った#7秦が上手くヘディングで合わせ枠内へ飛ばすもGK#1菊池が好反応でファスティング。
後半39分-横浜創学館
#6山本→#25太田
太田がCBに入り.#4下平を前線に上げる。#8佐藤がアンカーの4-1-3-2に近い形の陣形。
後半43分-市立橘
スローインの流れから左サイドを崩して#14名賀のお膳立てのラストパスに#7新井が右足アウトでニア下を抜いた。勝利を確信させる3点目。
市立橘 3-1 横浜創学館
後半44分-市立橘
#14名賀→#16高本
後半45分+4-横浜創学館
#10武原→#19
後半45分+6-市立橘
#4佐藤→#23佐々木
後半45分+7-横浜創学館
#11宮野→#9窪田
試合終了
市立橘 3-1 横浜創学館
市立橘は激闘を制し歓喜のK2昇格。
PK戦まで縺れた1週間前の激闘。涙に暮れた選手権予選敗退からメンタルの切り替えが最重要課題のゲームだったのは想像に難しくない。
前半早々にセットプレーから失点する波乱の幕開け。この1ヶ月、修羅場続きの選手達はリバウンドメンタリティを発動させ動揺を見せず、1年生の#18田中が獲得したPKを#6川原が沈め早い段階で同点に追い付く。ここで一旦流れは落ち着くかと思われたものの、縦に速いイケイケのサッカーを継続。
相手との兼ね合いもあり「チャンス」と「ピンチ」が隣り合わせのギャンブル性の高いスリリングな展開になると決定機の数と同数程度の危険なシーンを作られる。ここでGK#1菊池が神セーブを連発させチームを救う。同点で迎えた後半は何度もスコアが動いても不思議では無かったが鬼神の如くゴールマウスに立ちはだかり2点目を与えず逆転の時を待った。
そして守護神の攻守に攻撃陣が応える。
後半34分に左サイドを攻略し#9植田のゴールで試合を動かす。逆転に成功したチームは#7新井がトドメの3点目を奪い勝利を手中に収めた。
前述したようにメンタル的に難しい状況下で迎えた引退試合で3年生を中心に素晴らしいクオリティ、結果を残し有終の美を飾った。3年間の集大成として後輩達の戦うステージをK2に引き上げ嬉し涙のラストゲームとなった。
横浜創学館はK2昇格を逃す。
個人的にはK3の中で最もハイレベルだったグループB。この猛者揃いのグループを無敗で制した。
先週末に行われた選手権予選を勝利しベスト16進出。最高の状態でK2昇格戦へ臨み、早い時間帯に#7秦のゴールで先制に成功し、その後も何度も決定機を作ったが...相手GKの好守に阻まれ2点目が遠かった。
前線には#7秦や#10武原など個のスキルが高いプレーヤーが中央に配置され、#6山本や#8佐藤など気の利いたプレー選択の出来る選手が後方支援。両サイドには#11宮野と#13石渡と独力で局面を変えられるスピードに長けた2人が起用されスペースへのランニングを繰り返した。
今シーズンもある程度メンバーは固定されていて連係面での不安は全く無い。基本的には前線へ当てるパスをスイッチに縦へ速いオートマチックな攻撃を狙った。このメンバーならばボールを動かし、相手のギャップを突く遅攻も脅威となるはずだが気持ちが入り過ぎてしまいアップテンポな攻撃に終始した。
守備に関しては3失点は喫したが県内屈指のCB#4下平と2年生#2久保の盤石のCBコンビを中心に粘り強く対応した。
K2昇格という1つの大きな目標には手が届かなかったか、幸いにもこの悔しさをぶつけられる絶好の試合が3週間後に行われる。
選手権予選R16で法政二(K2暫定1位)と対決する。
#7秦は空中戦の上手さや浮き球対応、ファーストタッチの巧さが突出している攻撃の核。175/65と細身だが相手を背負うプレーを得意とし巧みな反転で一瞬にしてマーカーを剥がす技巧を備える。ヘディング技術も高く"頭"で先制点を奪取した。
#10武原はテクニカルな10番。俊敏性に長け1歩目2歩目の速さで相手を引き離し速さと巧さを兼ね備えたドリブルで存在感を発揮した。
#4下平は187/83の大型レフティCB。フィジカルコンタクトに優れ空中戦で圧倒的な強さを発揮。キックの質も安定していてロングフィードを正確に飛ばせる。県内屈指のCB。
#6山本は中盤の底から判断の早いプレー選択で攻撃の始点となるパスを供給。スピードのあるボールを両ワイドへ飛ばした。
#8佐藤は正確な右足を武器にセットプレーから決定機を演出。鋭いキックでピンポイントで味方に合わせた。
#3飯田は勇気を伴うタイトなディフェンスで体を張り続けた右SB。チャンスと見るや長い距離を走って前線へ飛び出した。
#11宮野は加速力のあるスピードを武器に球足の長いドリブルやスペースへのパスに反応し左サイドから押し込んだ。