蹴球日々

サッカーについて少しずつ書いていこうと思います。

カテゴリ: J1/J2

本日は三ツ沢でJ2。
レノファ山口FCと横浜FCの対決。
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レノファ山口FCは今シーズン初観戦。
リーグ戦成績
11勝12分10敗 得点52 失点58
勝ち点45 13位
監督:霜田正浩

横浜FCは今シーズン初観戦。
リーグ戦成績
16勝11分7敗 得点51 失点38
勝ち点59 4位
監督:タヴァレス(BRA)

J2 第35節
2018.9.30
@ニッパツ三ツ沢球技場
入場者数:3051人

レノファ山口 3-2 横浜FC

前半1分 18高木大輔(山口)
後半8分 10イバ(横浜)
後半16分 13楠本卓海(山口)
後半37分 24山下敬大(山口)
後半45分+4 39瀬沼優司(横浜)

レノファ山口FC
GK
17 吉満大介 93.2.21 栃木SC 鹿屋体育大 神村学園
DF
6 前貴之 93.9.16 コンサドーレ札幌 コンサドーレ札幌U-18
13 楠本卓海 95.12.10 東京国際大 大成
26 ヘナン 96.7.28 フォスドイグアス(BRA)
MF
18 高木大輔 95.10.14 東京ヴェルディ 東京ヴェルディユース
29 三幸秀稔 93.5.23 SC相模原 JFAアカデミー福島
5 佐藤健太郎 84.8.14 京都サンガ 順天堂大 名張西
16 瀬川和樹 90.4.25 モンテディオ山形 国士舘大 盈進
7 大崎淳矢 91.4.2 徳島ヴォルティス サンフレッチェ広島ユース
50 高井和馬 94.8.5 東京ヴェルディ 日本体育大 帝京長岡
FW
19 オナイウ阿道 95.11.8 浦和レッズ 正智深谷

ーーーーーー19ーーーーーー
ーーー50ーーーーー7ーーー
ー16ーー5ーーー29ーー18ー
ーーー26ーー13ーー6ーーー
ーーーーーー17ーーーーーー

後半13分 7→8
後半27分 8→24
後半31分 50→9

8 ジュリーニョ86.8.5 コンサドーレ札幌
24 山下敬大 96.3.13 福岡大 九州国際大付
9 岸田和人 90.4.3 FC町田ゼルビア 福岡大 大分トリニータU-18

横浜FC
GK
18 南雄太 79.9.30 ロアッソ熊本 静岡学園
DF
2 藤井悠太 91.5.25 大宮アルディージャ 東洋大 武南
5 田代真一 88.6.26 V・ファーレン長崎 横浜FMユース
20 カルフィン ヨンアピン 86.7.18 FC町田ゼルビア
MF
14 北爪健吾 92.4.30 ジェフ千葉 専修大 前橋育英
24 渡邊一仁 86.9.1 ファジアーノ岡山 東京学芸大 済美
8 佐藤謙介 89.1.19 中央大 浦和レッズユース
17 武田英二郎 88.7.11 湘南ベルマーレ 青山学院大 横浜FMユース
40 レアンドロ ドミンゲス 83.8.24 ポルトゲーザ(BRA)
27 齋藤功佑 97.6.16 横浜FCユース
FW
10 イバ 85.5.21 河北華夏( CHN)

ーーーーーー10ーーーーーー
ーーーー27ーーー40ーーーー
ー17ーー8ーーー24ーー14ー
ーーー20ーー5ーー2ーーー
ーーーーーー18ーーーーーー

後半21分 10→39
後半21分 2→25
後半33分 24→9

39 瀬沼優司 90.9.1 モンテディオ山形 筑波大 桐光学園
25 石井圭太 95.6.22 グルージャ盛岡 横浜FCユース
9 戸島章 91.10.4 FC町田ゼルビア 成立学園

前半開始(45分ハーフ)
レノファ山口は3-4-2-1の布陣。
横浜FCは3-4-2-1の布陣。

前半1分-山口
開始から僅か50秒。
50高井和馬が左ハイサイドからクロス。これは相手に引っかかるものの自らPA左でカットし斜め後方へ球足の長いグラウンダークロス。対角のPA右角に走り込んだ18高木大輔が地を這う強烈なシュートをゴール左隅へ蹴り込んだ。
レノファ山口 1-0 横浜FC

前半24分-山口。左ショートコーナーから29三幸秀稔が右足で大きく入れるとファーポストで26ヘナンが競り勝って頭で落とす。ゴール至近距離で19オナイウ阿道のヒールは瀬戸際で横浜FCが掻き出す。

前半40分-山口。18高木大輔がPA付近でボールを奪い返しPA右から鋭いクロス。ゴールを横切ったボールにスライディングで反応した19オナイウ阿道が折り返すと相手DFの手に当たるも笛は鳴らず。

前半終了
レノファ山口 1-0 横浜FC

前半開始のホイッスルから僅か数十秒で先制に成功したレノファ山口が1点リードでHTへ。
同じシステムを用いたミラーゲームの色合いが濃い45分間。対面とのマッチアップする局面が多く互いに大きく崩れる事は無かったが先制したレノファ山口の方がストレス無くサッカーをやれている。横浜FCは1トップの10イバが激しいチェックに苦しみフラストレーションが溜まってしまいなかなかポイントを作れないので全体を押し上げ切れない。回数は少なかったがここで時間を作れて2列目3列目が絡んでワイドへ展開からクロスに合わせる形が最も可能性を感じさせた。
レノファ山口は右WB18高木大輔と左シャドー50高井和馬の2人が個人技で仕掛けて相手のバランスを崩し19オナイウ阿道がPAで力強くゴールへ迫る。

後半開始
選手交代なし

後半2分-横浜。27齋藤功佑のスルーパス1発でハイラインを突破した10イバが独走しGKと1対1。PA内に入った辺りでGKを左に抜きに行くと反応され手でコースを変えられるとシュートは打てず。決定機。GK17吉満大介のファインプレー。

後半6分-山口。中盤で細かく繋いでPA付近右中間から攻め上がった右CB6前貴之がタイミングをズラした縦パス。7大崎淳矢がイメージ通りのトラップからニア上シュートは僅かに逸れる。

後半8分-横浜
ロングカウンター。8佐藤謙介が自陣で持つと10イバとパス交換。佐藤がバイタルへ斜めに入れるとイバがDF3枚を引き付けPA右へラストパスを送る。フリーで走り込んだ40レアンドロドミンゲスがシュート。これはGK17吉満大介が反応し手に触れコースが変わりクロスバーに当たった落ち際をイバが至近距離で押し込んだ。
レノファ山口 1-1 横浜FC

後半13分-山口
7大崎淳矢→8ジュリーニョ

後半16分-山口
右サイドからのFK。
8ジュリーニョが左足でライナー性のボールを蹴って行くとニア寄りで13楠本卓海が競り勝ち頭でゴール左へ流し込んだ。
レノファ山口 2-1 横浜FC

後半21分-横浜
10イバ→39瀬沼優司
2藤井悠太→25石井圭太
石井がボランチに入り.4-4-1-1に変更。

後半24分-横浜。40レアンドロドミンゲスの右CK。ニアに突っ込んだ39瀬沼優司がDFにバランスを崩されながら雪崩れ込むと身体に当てたボールは右ポストに嫌われる。

後半27分-山口
8ジュリーニョ→24山下敬大
ジュリーニョは負傷交代。

後半31分-山口
50高井和馬→9岸田和人

後半33分-横浜
24渡邊一仁→9戸島章
戸島と39瀬沼優司の2トップ。8佐藤謙介がトップ下.27齋藤功佑がボランチへ。

後半37分-山口
横浜FCの大チャンスから一転、山口のカウンター。9岸田和人がハーフライン付近から3対2の状況で中央を長い距離をドリブルで運ぶ。PA付近で強引にシュートを放つとDFに当たってリフレクトし走り切った24山下敬大がPA左から蹴り込んだ。
レノファ山口 3-1 横浜FC

後半41分-横浜。17武田英二郎が左サイドから鋭いクロス。ニアで9戸島章がDFと激しくぶつかり合い、ファーでDFが当てたボールに反応した40レアンドロドミンゲスがピタッとしたトラップから腰を捻って右足でコースを狙ったシュート。これはGK17吉満大介が大きく飛んで左手に当てCKに。

後半45分+4-横浜
最終ラインから5田代真一がフワリとしたボールをゴール前へ送り込むと9戸島章が競り勝ち頭でコースを変えPA中央で39瀬沼優司が胸トラからボレーでGKの股を抜いた。
レノファ山口 3-2 横浜FC

試合終了
レノファ山口 3-2 横浜FC

後半は横浜FCが10イバのゴールで一時同点に追い付いたもののレノファ山口はJリーグデビュー戦となる13楠本卓海のゴールでリードを奪い、更に同じくルーキーの途中出場24山下敬大が3点目を奪った。横浜FCはパワープレーを選択し後半ATに39瀬沼優司が1点を返すも時間が足りず。自動昇格を狙う横浜FCは痛い敗戦。4位→5位に順位を下げてしまった。
レノファ山口は前節からシステム変更や複数の選手を入れ替えるなど大きく挑んだアウェイでのゲーム。これが奏功し14試合ぶりの白星と長い長いトンネルを奪取した。

「前半1分で失点してしまったことで、すごく難しい試合の入りになりました。それから後半は形を少し変えながら逆転を狙ったのですが、同点にしたところまでは良かったと思うんですけど、それからさらに追加点を決められてしまって、ウチの思うような試合になることができませんでした。前半1分で決められたところで少し自分たちはプランが狂ってしまって、そのあとのやり方は変えないといけなくなってしまった。」(横浜FC タヴァレス監督)

新たなシステムで久々の勝利を掴んだレノファ山口。
「若い選手を起用したというのもあるし、いろいろなことをやりながら、もがきながら、なかなか勝点が取れなかった中で、新しいことにもチャレンジしたいと。そしていつかは抜けるトンネルですけど、抜けたあと、ちゃんと次の試合に残るような、偶然という勝ち方ではなくて、戦術的に戦って、自分たちの良いところを出す。それが今日このシステムに至っただけです。いろいろなことを考えているし、いろいろなことを考えてきました。今日は1週間準備してきたことを選手たちが具現化してくれたなと思います。」(レノファ山口 霜田監督)

Jデビュー戦にして攻守に大車輪の活躍を見せた大卒ルーキーCB13楠本卓海
「個人の結果よりもチームの結果の助けになれればと思っていました。
後半の立ち上がりに裏に抜け出されるシーンがあって吉満選手に助けられましたが、それ以外は、一週間、イバ選手、レアンドロ選手の対策をしてきたのでFWに強くいくことができました。初出場でしたが試合に集中できていたので緊張することもありませんでした。」

本日3試合目は駒2に居座って選手権予選を残り2試合観戦でも良かったが雨も降っていたのでギリギリの移動で味スタへ。
ここでJ2。
東京ヴェルディとアビスパ福岡の上位対決を観る。
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東京ヴェルディは今シーズン初観戦。
リーグ戦成績
18勝9分11敗 得点60 失点43
勝ち点63 5位
監督:ミゲル アンヘル ロティーナ(SPA)

アビスパ福岡は今シーズン2回目の観戦。
283.アビスパ福岡 vs 横浜FC
リーグ戦成績
20勝8分10敗 得点50 失点33
勝ち点68 2位
監督:井原正巳
出場停止:冨安健洋.ウェリントン.ジウシーニョ

J2 第39節
2017.10.28
@味の素スタジアム
入場者数:5410人

東京ヴェルディ 0-0 アビスパ福岡

東京ヴェルディ
GK
1 柴崎貴広 82.5.23 横浜FC 向上
DF
23 田村直也 84.11.20 ベガルタ仙台 中央大 ヴェルディユース
3 井林章 90.9.5 関西学院大 広島皆実
4 畠中慎之輔 95.8.25 FC町田ゼルビア 東京ヴェルディユース
6 安在和樹 94.8.7 東京ヴェルディユース
MF
17 内田達也 92.2.8 ガンバ大阪 ガンバ大阪ユース
33 渡辺皓太 98.10.18 東京ヴェルディユース
38 梶川諒太 89.4.17 V ファーレン長崎 関西学院大 関西学院
FW
7 アラン ピニェイロ 92.5.13 ASA(BRA)
9 ドウグラス ヴィエイラ 87.11.12 ナウチコ(BRA)
2 安西幸輝 95.5.31 東京ヴェルディユース

ーー2ーーー 9 ーーー7ーー
ーーーー38ーーー33ーーーー
ーーーーーー17ーーーーーー
ー6ーー4ーーーー3ーー23ー
ーーーーーー1ーーーーーー

後半26分 38→20
後半36分 7→13
後半40分 2→10

20 井上潮音 97.8.3 東京ヴェルディユース
13 カルロス マルティネス 86.6.27 ビジャレアルB(SPA)
10 高木善朗 92.12.9 清水エスパルス 東京ヴェルディユース

アビスパ福岡
GK
23 杉山力裕 87.5.1 清水エスパルス 静岡学園
DF
3 駒野友一 81.7.25 FC東京 サンフレッチェ広島ユース
36 岩下敬輔 86.9.24 ガンバ大阪 鹿児島実業
19 堤俊輔 87.6.8 栃木SC 浦和レッズユース
18 亀川諒史 93.5.28 湘南ベルマーレ 帝京第三
MF
6 ウォン ドゥジェ 97.11.18 韓陽大(KOR)
33 山瀬功治 81.9.22 京都サンガ 北海
24 仲川輝人 92.7.27 横浜Fマリノス 専修大 川崎フロンターレU-18
8 松田力 91.7.24 名古屋グランパス びわこ成蹊スポーツ大 立正大淞南
FW
10 城後寿 86.4.16 国見
16 石津大介 90.1.15 ヴィッセル神戸 福岡大 福岡大大濠

ーーーー16ーーー10ーーーー
ーー8ーーーーーーー24ーー
ーーーー33ーーー6ーーーー
ー18ーー19ーーー36ーー30ー
ーーーーーー23ーーーーーー

HT 36→2
後半34分 8→11

2 濱田水輝 90.5.18 浦和レッズ 浦和レッズユース
11 坂田大輔 83.1.16 FC東京 横浜FMユース

前半開始(45分ハーフ)
東京ヴェルディは4-1-2-3の布陣。
アビスパ福岡は4-4-2の布陣。

前半7分-ヴェルディ。右CKは跳ね返されるもエリア外で待ち構えた6安在和樹が左足ダイレクト。これがゴール前の密集に当たってコースが変わるもゴールラインは割れず。

前半10分-アビスパ。16石津大介が中央から右サイドに振って3駒野友一のクロスに8松田力が頭で合わせるも枠の上。

前半27分-ヴェルディ。最終ラインで相手の攻撃を跳ね返す。4畠中慎之輔が大きくクリアすると1発で9ドウグラス ヴィエイラが抜け出しDFにユニフォームを引っ張られながらも耐えてフィニッシュまで持ち込むもスライディングに来た相手に当たってCKに。ここまでで最大の決定機。

前半32分-アビスパ。3駒野友一の右CK。この跳ね返りをPA付近中央でカットした16石津大介がそのままボレーは枠の上。

前半36分-ヴェルディ。左SB6安在和樹が左サイドからグラウンダークロス。中央で収めた9ドウグラス ヴィエイラがDFを集めて背後を突くスルーパス。ドフリーの7アラン ピニェイロが右足で思い切り狙ったシュートはGK23杉山力裕の足に当たり左ポストに嫌われる。

前半40分-アビスパ。右サイドで持った3駒野友一が完璧なアーリークロス。中央に走った8松田力が打点の高いヘッドでDFに競り勝ち合わせる。これをGK1柴崎貴広が左手1本のビッグセーブでCKに。完全に1点モノ。

前半終了
東京ヴェルディ 0-0 アビスパ福岡

前半は互いに決定機を作りながらもスコアレスで終了。
全体的に狙い通りのサッカーを展開出来ているのはホームの東京ヴェルディ。
ボールを持った際のサポートの多さや角度の作り方が良いので流れるようにパスが回る。最後の部分での精度に難はあるもラスト1つが繋がればという場面が何度か。
アウェイのアビスパ福岡は右サイドが好調。24仲川輝人の突破力と3駒野友一のピンポイントクロスが威力を発揮している。特に駒野のクロスは試合の流れ関係無く得点が生まれる匂いを感じさせる。また16石津大介と8松田力が持った際の迫力は十分。

後半開始
-アビスパ
36岩下敬輔→2濱田水輝
怪我持ちの岩下が前半のみで交代。
濱田がCBにそのまま入る。

後半15分-ヴェルディ。PA付近でのボール回しから38梶川諒太が急所を抉るワンタッチパス。これが直線的に入ると33渡辺皓太が反応しゴール至近距離からシュートもGK23杉山力裕が好セーブでCKに。決定機。

後半26分-ヴェルディ
38梶川諒太→20井上潮音
中盤で良い働きを見せていた梶川を下げて下部組織出身の井上を投入。

後半33分-ヴェルディ。6安在和樹が左サイドを深く抉ってグラウンダークロス。この跳ね返りをエリア外で拾った9ドウグラス ヴィエイラの地を這うシュートは再びGK23杉山力裕が好反応で防ぐ。

後半34分-アビスパ
8松田力→11坂田大輔

後半36分-ヴェルディ
7アラン ピニェイロ→13カルロス マルティネス

後半40分-ヴェルディ
2安西幸輝→10高木善朗

後半45分-ヴェルディ。カウンターのカウンター。33渡辺皓太が相手に競り勝ちボールを収めると中央をドリブルで長い距離運んで左前へラストパス。フリーの10高木善朗が対角を狙ったコントロールショットはゴール右へ外れる。これは決めたかった...。

試合終了
東京ヴェルディ 0-0 アビスパ福岡

注目の上位対決は互いに譲らずスコアレスドロー決着。痛み分けに終わった。
両チームの勝ち点差は「5」と変わらず。

東京ヴェルディを率いるロティーナ監督。
「すごく難しい、激しい試合でした。前半はきっ抗した内容だった。自分たちもチャンスを作れたし、彼らも作った。とてもきっ抗した内容だったと思います。後半は、よりゲームを支配することができました。相手の陣地での時間を長くすることができた。チャンスを作れたが、相手はすごく良いディフェンスをするチームで、得点を取ることができなかった。 後半は勝利に値するプレーができたが、この結果は悪くないと思っています。」
とは言いつつ是が非でも勝ち点3が欲しかったゲーム...白星を挙げられず悔しい一戦なった。
内容的には悪くなくインサイドに配置された33渡辺皓太と38梶川諒太の2人が効果的にボールを呼び込み攻守をリンクさせた。相手に"中央"を意識させつつサイドへ展開。両ワイドの突破やSBを絡めたサイドアタックでゴールへ迫った。決定機を複数回作ったものの相手GKの好守に遭いゴールは奪えず。決定力を欠いた。

収穫と課題を語ったのはアビスパ福岡の指揮官・井原正巳。
「東京Vは4連勝をしてわれわれとのゲームを迎え、非常にノッていた。攻撃の質、カウンターのパワーは警戒していた。なるべくそういうシチュエーションにならないように、前半は前からプレッシングを掛けることで狙いどおりの展開も作れた。後半、ヴェルディがビルドアップの形を変えて、ウチの両サイドハーフが下がらざるを得ず、相手に押し込まれた。90分をとおして、選手は頑張ってくれたけれど、われわれにパワーが足りなかった。90分で久しぶりの無失点。体を張る部分、戦う部分を選手たちは見せてくれた。順位は落としたようだけど、残り3戦、良い準備をしていきたい。」
今節は冨安健洋.ウェリントン.ジウシーニョの主力3名を出場停止、加えて主将の三門雄大を負傷で欠く満身創痍で挑んだアウェイ上位対決。
右SB3駒野友一のピンポイントクロスを中心にゴールを脅かしたものの得点は奪えずスコアレスで前半を終えた。後半勝負と思った矢先にアクシデント発生。主力CBの36岩下敬輔が負傷離脱する緊急事態...。
後半はサイドを押し下げられてしまい相手の攻撃を受ける回数が増加してしまった中でチームを救ったのがGK23杉山力裕。度重なるビッグセーブで得点を与えずチームに勝ち点1をもたらした。

続いて3試合目は三ツ沢へ移動。
J2 アビスパ福岡と横浜FCの上位対決。
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アビスパ福岡は今シーズン初観戦。
リーグ戦成績
19勝7分9敗 得点46 失点30
勝ち点64 2位
監督:井原正巳

横浜FCは今シーズン4回目の観戦。
76.徳島ヴォルティス vs 横浜FC
133.横浜FC vs カマタマーレ讃岐
237.横浜FC vs 水戸ホーリーホック
リーグ戦成績
16勝9分10敗 得点51 失点37
勝ち点 57 6位
監督:中田仁司

J2 第36節
2017.10.7
@ニッパツ三ツ沢球技場
入場者数:8017人

アビスパ福岡 3-1 横浜FC

前半25分 19 ジョン チュングン(横浜)
後半11分 16 石津大介(福岡)
後半29分 17 ウェリントン(福岡)
後半35分 17 ウェリントン(福岡)

アビスパ福岡
GK
23 杉山力裕 87.5.1 清水エスパルス 静岡学園
DF
3 駒野友一 81.7.25 FC東京 サンフレッチェ広島ユース
14 冨安健洋 98.11.5 アビスパ福岡U-18
36 岩下敬輔 86.9.24 ガンバ大阪 鹿児島実業
18 亀川諒史 93.5.28 湘南ベルマーレ 帝京第三
MF
6 ウォン ドゥジェ 97.11.18 韓陽大(KOR)
29 ジウシーニョ 84.4.4 アトレチコGO(BRA)
33 山瀬功治 81.9.22 京都サンガ 北海
7 三門雄大 86.12.26 横浜Fマリノス 流通経済大 流経大柏
8 松田力 91.7.24 名古屋グランパス びわこ成蹊スポーツ大 立正大淞南
FW
24 仲川輝人 92.7.27 横浜Fマリノス 専修大 川崎フロンターレU-18

ーーーーーー24ーーーーーー
ー8ーー7ーーーー33ーー29ー
ーーーーーー6ーーーーーー
ー18ーー36ーーー14ーー3ー
ーーーーーー23ーーーーーー

HT 29→17
後半6分 8→16
後半27分 7→10

17 ウェリントン 88.2.11 ポンチプレッタ(BRA)
16 石津大介 90.1.15 ヴィッセル神戸 福岡大 福岡大大濠
10 城後寿 86.4.16 国見

横浜FC
GK
1 高丘陽平 96.3.16 横浜 FCユース
DF
30 小宮山尊信 84.10.3 川崎フロンターレ 順天堂大 市立船橋
5 西河翔吾 83.7.1 モンテディオ山形 広島経済大 沼田
20 カルフィン ヨンアピン 86.7.18 FC町田ゼルビア
3 田所諒 86.4.5 ファジアーノ岡山 大阪体育大 セレッソ大阪U-18
MF
8 佐藤謙介 89.1.19 中央大 浦和レッズユース
6 中里崇宏 90.3.29 水戸ホーリーホック 流通経済大 流経大柏
19 ジョン チュングン 95.3.1ナントB( FRA )
13 野崎陽介 85.2.16 サガン鳥栖 三重中京大 三重
FW
40 レアンドロ ドミンゲス 83.8.24 ポルトゲーザ(BRA)
14 イバ 85.5.21 河北華夏( CHN)

ーーーーーー14ーーーーーー
ーーーーーー40ーーーーーー
ーー13ーーーーーーー19ーー
ーーーー6ーーー8ーーーー
ー3ーー20ーーー5ーー30ー
ーーーーーー1ーーーーーー

前半36分 14→39
前半37分 20→17
後半39分 13→7

39 大久保哲哉 80.3.9 栃木SC 駒澤大 横須賀
17 楠元秀真 92.9.12 産業能率大 敬愛学園
7 野村直輝 91.4.17 日本経済大 下関中央工

前半開始(45分ハーフ)
アビスパ福岡は4-2-3-1の布陣。
横浜FCは4-4-1-1の布陣。

前半20分経過。
上位対決らしくまだまだ様子見が続く。
どちらもバランスを崩さずボールを動かして行く。ややアウェイのアビスパの方がアグレッシブに出て来ている印象。

前半25分-横浜FC
40レアンドロ ドミンゲスの左CK。右足で入れると中央の19ジョン チュングンがスタンディングのヘッドで綺麗にネットを揺らす。ホームの横浜FCが先制。
アビスパ福岡 0-1 横浜FC

前半31分-横浜FC。ショートカウンター。40レアンドロ ドミンゲスが中央を持ち上がり右前へラストパス。駆け上がった8佐藤謙介の右足シュートはGK1杉山力裕が横っ飛びから右手で触ってコースを変える。ここに詰めた14イバが角度の無い位置から狙うも杉山力裕が今度は足で防ぐビッグセーブ。

前半36分-横浜FC
14イバ→39大久保哲哉
イバは負傷。

前半37分-横浜FC
20カルフィン ヨンアピン→17楠元秀真
横浜FCに緊急事態。イバに続きカルフィン ヨンアピンも負傷離脱...。

前半終了
アビスパ福岡 0-1 横浜FC

前半はセットプレーから横浜FCが先制。
横浜FCはどちらの流れでも無い時間帯に先制に成功するも攻守の要でもある14イバと20カルフィン ヨンアピンが相次ぎ負傷交代...。アクシデントで2枚のカードを切らざるを得ないのは痛い..。後半はどう戦い、上手く凌げるか。
アビスパ福岡は24仲川輝人の単騎の仕掛けや3駒野友一のクロスなど単発で惜しいシーンを作るもゴールは奪えず。攻守が連動する場面は少ないが得点の匂いは感じさせる。

後半開始
-アビスパ福岡
29ジウシーニョ→17ウェリントン
ウェリントンがCFに入り24仲川輝人が右SHへ。

後半2分-アビスパ福岡。左スローインの跳ね返りを自ら拾った18亀川諒史が縦へ仕掛けてマイナス気味のクロス。ゴールから離れた17ウェリントンのミートさせたヘッドはGK1高丘陽平の正面。

後半6分-アビスパ福岡
8松田力→16石津大介
松田は負傷で無念の途中交代。

後半11分-アビスパ福岡
中央左寄り距離のある位置からのFK。
16石津大介が右足で直接狙うと壁上を抜けて左ポストに嫌われるも跳ね返りが飛び込んだGKの背中に当たってゴールラインを割った。石津が早速結果を出す。
アビスパ福岡 1-1 横浜FC

後半21分-アビスパ福岡。中央からの打開を狙い16石津大介のシュートのセカンドをPA内で7三門雄大が押し込み、24仲川輝人が勢いよく良くゴール前へ詰めるもギリギリで掻き出される。

後半26分-横浜FC。右サイドで受けた8佐藤謙介が鋭いクロス。PA付近で40レアンドロ ドミンゲスがトラップから強引に突破を狙うと潰され、セカンドを39大久保哲哉のボレーは枠の上。

後半27分-アビスパ福岡
7三門雄大→10城後寿

後半28分-アビスパ福岡。16石津大介のエリア外からのシュートは僅かにゴール左へ外れる。

後半29分-アビスパ福岡
17ウェリントンのポストプレーから16石津大介が中央左を持ち上がりPA付近で切り返す。ここでDFを集めて右横へ送ると17ウェリントンがトラップから素早く右足を振り抜く。対面のDFの股を抜き地を這うシュートがゴール左へ決まった。アビスパ福岡が逆転。
アビスパ福岡 2-1 横浜FC

後半31分-横浜FC。バイタルで受けた19ジョン チュングンが反転からゴール右隅を狙ったコントロールショットはGK1杉山力裕がセーフティーに外へ弾き出す。

後半33分-アビスパ福岡
ショートカウンター。16石津大介の中央を切り裂くスルーパスに抜け出した24仲川輝人が後ろから倒されPK獲得。
このPKを17ウェリントンがGKの逆を突きゴール左へ決めた。
アビスパ福岡 3-1 横浜FC

後半39分-横浜FC
13野崎陽介→7野村直輝

試合終了
アビスパ福岡 3-1 横浜FC

自動昇格圏内のアビスパ福岡(2位)がアウェイで勝ち点3を獲得。プレーオフ圏内の横浜FC(6位)はホームで痛すぎる敗戦。
ホーム横浜FCはセットプレーから17ジョン チュングンのゴールで先制するも14イバ、20カルフィン ヨンアピンが前半途中に相次ぎ負傷離脱。ストライカーと守備の要を同時に失うアクシデントに見舞われた。一方のアビスパ福岡は後半開始からストライカー17ウェリントンを投入し巻き返しを図る。そして後半開始直後に8松田力が負傷...。16石津大介がスクランブルで出場するとこのアクシデントが "災い転じて福となす" 石津がチームに化学反応を起こし全3得点に絡むハイパフォーマンスでチームに勝ち点3をもたらした。交代選手がバチっとハマり結果を残したアビスパ福岡が選手層の厚さを見せ貴重な勝ち点3を獲得。自動昇格へ向け大きく前進した。

「追加点を取れるチャンスで取れなかったことが一番の大きな敗因だと思う。」
中田仁司監督が振り返った横浜FCは直近5試合で2勝3分、7試合負けなしとコンディションを上げていただけにプレーオフ進出&自動昇格へ向け痛恨の敗戦。前半は1点のリードを奪い気合いの入ったファイトで五分五分以上の内容も...攻守に於ける2人の軸を失うアクシデントに見舞われ、後半に逆転を許す厳しい試合。ツキにも見放された感の強いゲームとなってしまった。次戦はアウェイで山形と対決する。

本日は18時キックオフのJ2。
三ツ沢球技場で横浜FCと水戸ホーリーホックの対決。
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横浜FCは今シーズン3回目の観戦。
76.徳島ヴォルティス vs 横浜FC
133.横浜FC vs カマタマーレ讃岐
リーグ戦成績
12勝6分10敗 得点38 失点29
勝ち点42 9位
監督:中田仁司

水戸ホーリーホックは今シーズン初観戦。
11勝10分7敗 得点33 失点30
勝ち点43 7位
監督:西ヶ谷隆之
出場停止:細川淳矢

J2 第29節
2017.8.20
@ニッパツ三ツ沢球技場
入場者数:3483人

横浜FC 1-0 水戸ホーリーホック

後半8分 20カルフィン ヨンアピン(横浜)

横浜FC
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GK
1 高丘陽平 96.3.16 横浜FCユース
DF
2 藤井悠太 91.5.25 大宮アルディージャ 東洋大 武南
5 西河翔吾 83.7.1 モンテディオ山形 広島経済大 沼田
20 カルフィン ヨンアピン 86.7.18 FC町田ゼルビア
3 田所諒 86.4.5 ファジアーノ岡山 大阪体育大 セレッソ大阪U-18
MF
8 佐藤謙介 89.1.19 中央大 浦和レッズユース
6 中里崇宏 90.3.29 水戸ホーリーホック 流通経済大 流経大柏
19 ジョン チュングン 95.3.1 ナントB(FRA)
40 レアンドロ ドミンゲス 83.8.24 ポルトゲーザ(BRA)
7 野村直輝 91.4.17 日本経済大 下関中央工
FW
14 イバ 85.5.21 河北華夏(CHN)

ーーーーーー14ーーーーーー
ーー7ーーー40ーーー19ーー
ーーーー6ーーー8ーーーー
ー3ーー20ーーーー5ーー2ー
ーーーーーー1ーーーーーー

後半27分 7→22
後半38分 40→13

22 永田拓也 90.9.6 浦和レッズ 浦和レッズユース
13 野崎陽介 85.2.16 サガン鳥栖 三重中京大 三重

水戸ホーリーホック
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GK
21 笠原昂史 88.11.21 明治大 市立船橋
DF
2 田向泰輝 92.3.24 流通経済大 水戸短大附
20 今瀬淳也 93.1.3 国士舘大 市立船橋
33 福井諒司 87.8.7 レノファ山口 福岡大 セレッソ大阪U-18
14 佐藤祥 93.7.22 ブラウブリッツ秋田 ジェフ千葉U-18
MF
6 内田航平 93.5.19 正智深谷
11 橋本晃司 86.4.22 川崎フロンターレ 明治大 星稜
49 齋藤恵太 93.3.31 ロアッソ熊本 仙台大 聖和学園
17 湯澤洋介 90.12.31 栃木SC 駒澤大 矢板中央
FW
38 前田大然 97.10.20 松本山雅FC 山梨学院
8 林陵平 86.9.8 モンテディオ山形 明治大 東京ヴェルディユース

ーーーー8ーーー38ーーーー
ーー17ーーーーーーー49ーー
ーーーー11ーーー6ーーーー
ー14ーー33ーーー20ーー2ー
ーーーーーー21ーーーーーー

後半19分 8→10
後半33分 49→7
後半38分 17→19

10 佐藤和弘 90.9.28 ツエーゲン金沢 中京大 ジュビロ磐田ユース
7 船谷圭祐 86.1.7 サガン鳥栖 ジュビロ磐田ユース
19 山村佑樹 90.8.1 明治大 FC東京U-18

前半開始(45分ハーフ)
横浜FCは4-2-3-1の布陣。
(40レアンドロ ドミンゲスがセカンドトップの4-4-1-1に近い形)
水戸ホーリーホックは4-4-2の布陣。

前半17分-水戸。PA左角付近で38前田大然がボール奪取に成功し右足アウトでゴール前へ送る。49齋藤恵太が胸トラでPA右へ流れながら角度の無い位置から狙うも枠の上。これがチームファーストシュート。

前半22分-横浜。GK1高丘洋平のフィードを14イバがフィジカルを活かし相手を背負いながら胸で落としタイミング良く受けた7野村直輝のドリブルシュート。GK21笠原昂史が真上を襲ったボールに反応し指先で触ってCKに。

前半40分-水戸。ゆったりとしたボール回しから6内田航平がアーリークロス。8林陵平が被ったDFの背後でワントラップから素早くシュートを放つも最後に1歩間合いを詰めたGK1高丘洋平が体に当てるファインセーブ。この試合最大の決定機。

前半終了
横浜FC 0-0 水戸ホーリーホック

前半は互いに攻め切れずスコアレスで終了。
テンションの上がらないゲーム。
気温や湿気もそれほどでも無いコンディションながら両チーム共にミスが頻発し思い通りにボールが回らず決定機の少ない45分間だった。
水戸はスピード自慢の選手達が前線に多く起用されるもカウンターの機会自体が少なく、3-4-3に変化する遅攻では持ち味を発揮出来ず。
ホームの横浜は主審の判定を巡ってフラストレーションが溜まった上にボールを奪っても2〜3回連続でパスが繋がらずに全くテンポを作れず...。
共にセットプレー絡みの得点が最も可能性を感じさせる内容だった。

後半開始
選手交代なし

後半8分-横浜
左CKをショートで始め6中里崇宏が右足でアーリークロス。ファーの20カルフィン ヨンアピンが上手く頭で合わせるもGK21笠原昂史が横っ飛びパンチングで好反応。これを左サイドから40レアンドロ ドミンゲスがもう一度ゴール前へ。ファーでカルフィン ヨンアピンが胸トラから押し込んだ。
横浜FC 1-0 水戸ホーリーホック

後半10分-水戸。8林陵平がポストで受けてPA左へ華麗に送ると反応した11橋本晃司が左足で強く狙うもGK1高丘洋平が足で防ぐビッグセーブ。

後半16分-水戸。ゴールキックの流れからPA付近でセカンドを拾った17湯澤洋介が左横へ短く送る。38前田大然が外に膨らみながらマイナスに落とし走り込んだ11橋本晃司の左足ダイレクトはゴール右へ外れる。惜しい。

後半19分-水戸
8林陵平→10佐藤和弘
佐藤が右SHに入り.49齋藤恵太がFWへ。

後半27分-横浜FC
7野村直輝→22永田拓也
永田を左WBに入れ5バックに変更。

後半33分-水戸
49齋藤恵太→7船谷圭祐
船谷がトップ下に入り4-2-3-1に変更。

後半37分-水戸。PA付近右中間から7船谷圭祐の強烈な左足シュートはGK1高丘洋平が両手パンチングでセーフティーに弾き返す。

後半38分
-横浜FC
40レアンドロ ドミンゲス→13野崎陽介
-水戸
17湯澤洋介→19山村佑樹

試合終了
横浜FC 1-0 水戸ホーリーホック

横浜FCがセットプレーからの流れで奪った虎の子の1点をGK1高丘洋平を中心に守り抜きホームで勝ち点3を獲得。4試合ぶりの勝利をホームで挙げた。
「今日はラインを高く保ってやろうと試合の前日に4バックの4人で話し合っていた。相手は足の速い選手がいたので怖さはあったけど、その辺はしっかりやれたと思う。」
3田所諒(横浜FC)が話したように水戸のストロングポイントであるスピードのある選手達に対し勇気を伴う守備で応戦。特に後半はラインを高く設定、継続した事で中盤との距離をコンパクトに保ちパスの出し手に対して素早いアプローチが可能となり水戸に決定機を作らせなかった大きな要因となった。またセカンドボールを拾えた点も大きかった。
水戸は前線4枚の攻撃力が売り。
ビルドアップ時に11橋本晃司がCB間に降りて両SBが同時に高い位置へ張り出す形が多い。
「右MFでの出場ということで、前節と比べて、守備で求められることが多くなり、戸惑った部分もありました。」と話した本来はFWの右SH49齋藤恵太が攻撃時に中央へ寄った変則的な3-4-3、3-2-5の形を作る事が多かった。ただ中盤で受ける選手が少なく遅攻では崩せずロングボール主体の攻撃も横浜FCのラインコントロールに上手く封じられてしまいカウンターの威力を半減させられてしまった。

本日3試合目はユアテックスタジアムへ。
今回の宮城県開催の高校総体を観戦するに当たってベガルタと楽天(野球)の試合が開催されているかを先ず確認。楽天はビジターだった為に観戦不可能だったが、ベガルタは時間的にも楽々間に合うので即決。ベガルタ仙台と柏レイソルの対決。
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ベガルタ仙台は今シーズン初観戦。
リーグ戦成績
6勝3分9敗 得点22 失点35
勝ち点21 13位
監督:渡邉晋

柏レイソルは今シーズン初観戦。
リーグ戦成績
11勝1分6敗 得点27 失点19
勝ち点34 4位
監督:下平

J1 第19節
2017.7.30
@ユアテックスタジアム
入場者数:14202人

ベガルタ仙台 1-1 柏レイソル

後半23分 14伊東純也(柏)
後半45分+2 23中野嘉大(仙台)

ベガルタ仙台
GK
1 シュミット ダニエル 92.2.3 松本山雅 中央大 東北学院
DF
27 大岩一貴 89.8.17 ジェフ千葉 中央大 中京大中京
13 平岡康裕 86.5.23 清水エスパルス 清水商
34 椎橋慧也 97,6.20 市立船橋
MF
4 蜂須賀孝治 90.7.20 仙台大 桐生第一
18 三田啓貴 90.9.14 FC東京 明治大 FC東京U-18
17 富田晋伍 86.6.20 ヴェルディユース
23 中野嘉大 93.2.24 川崎フロンターレ 筑波大 佐賀東
30 西村拓真 96.10.22 富山第一
28 佐々木匠 98.3.30 ベガルタ仙台ユース
FW
11 石原直樹 84.8.14 浦和レッズ 高崎経大附

ーーーーーー11ーーーーーー
ーーー28ーーーー30ーーー
ー23ーー17ーーー18ーー4ー
ーー34ーー 13 ーー27ーー
ーーーーーー1ーーーーーー

後半15分 28→7
後半24分 30→20
後半28分 4→29

7 奧埜博亮 89.8.14 仙台大 ベガルタ仙台ユース
20 クリスラン 92.3.13 ブラガ(POR)
29 古林将太 91.5.11 名古屋グランパス 湘南ベルマーレユース

柏レイソル
GK
23 中村航輔 95.2.27 アビスパ福岡 柏レイソルU-18
DF
13 小池龍太 95.8.29 レノファ山口 JFAアカデミー
4 中谷進之介 96.3.24 柏レイソルU-18
5 中山雄太 97.2.16 柏レイソルU-18
22 輪湖直樹 89.11.26 水戸ホーリーホック 柏レイソルU-18
MF
7 大谷秀和 84.11.6 柏レイソルユース
17 手塚康平 96.4.6 オネハンガ(NZL) 柏レイソルU-18
14 伊東純也 93.3.9 ヴァンフォーレ甲府 神奈川大 逗葉
8 武富孝介 90.9.23 湘南ベルマーレ 柏レイソルU-18
FW
19 中川寛斗 94.11.3 湘南ベルマーレ 柏レイソルU-18
9 クリスティアーノ 87.1.12 ヴァンフォーレ甲府

ーーーー9ーーー19ーーーー
ーー8ーーーーーーー14ーー
ーーーー17ーーー7ーーーー
ー22ーー5ーーーー4ーー13ー
ーーーーーー23ーーーーーー

後半15分 19→15
後半24分 9→11
後半31分 17→37

15 キム ボギョン 89.10.6 全北現代(KOR) 弘益大 新葛
11 ディエゴ オリヴェイラ 90.6.22 ポンチ プレッタ(BRA)
37 細貝萌 86.6.10 シュツットガルト(GER) 前橋育英

前半開始(45分ハーフ)
ベガルタ仙台は3-4-2-1の布陣。
柏レイソルは4-4-2の布陣。

前半8分-仙台。PA付近右中間からのFK。18三田啓貴が左足で壁上を通しニア上を狙うもGK23中村航輔がファインセーブで防ぐ。

前半28分-仙台。右タッチライン際で持った4蜂須賀孝治がPA内へ斜めに入れると30西村拓真が中央から流れて深い切り返しでDFを半歩外したシュート。これがDFに当たってコースが変わりゴール左へ外れる。

前半37分-仙台。PA付近でのパス交換から28佐々木匠が飛び出しシュート。これはブロックされコースが変わり30西村拓真がPA右から狙うも出足鋭く飛び出したGK23中村航輔が体でセーブ。

前半終了
ベガルタ仙台 0-0 柏レイソル

前半は互いにゴール前の場面を増やしたもののスコアレスで終了。
仙台はフィニッシュまで繋がり、柏はシュートの1歩手前迄といった内容。
互いに悪くは無いが良くもない。
お互い狙い通りのスコアレスか。

後半開始
選手交代なし

後半15分
-仙台
28佐々木匠→7奥埜博亮
-柏
19中川寛斗→15キム ボギョン
新戦力のキムボギョンが早速起用される。

後半23分-柏
9クリスティアーノの右CK。右足で大きく入れるとファーポストで14伊東純也がDFの頭上からヘッドで合わせネットを揺らす。アウェイの柏が先制。
ベガルタ仙台 0-1 柏レイソル

後半24分
-仙台
30西村拓真→20クリスラン
クリスランがCFに入り.11石原直樹がシャドーの位置に降りる。
-柏
9クリスティアーノ→11ディエゴ オリベイラ

後半28分-仙台
4蜂須賀孝治→29古林将太
今夏に加入したばかりの古林がピッチへ。

後半31分-柏
17手塚康平→37細貝萌

後半38分-柏。11ディエゴ オリベイラがPA右から強引に持ち込みDF2人を弾き飛ばしシュートは枠の上。

後半40分-柏。15キム ボギョンのパスに反応した14伊東純也がPA右から折り返し。11ディエゴ オリベイラのダイレクトシュートは枠の上。

後半45分+2-仙台
20クリスランがPA左深い位置からグラウンダークロス。これはGK23中村航輔が弾くも11石原直樹がDFの前に体をねじ込み丁寧に落とし23中野嘉大が中央へ蹴り込んだ。ATに仙台が追い付く。
ベガルタ仙台 1-1 柏レイソル

試合終了
ベガルタ仙台 1-1 柏レイソル

試合終了間際にホームのベガルタ仙台が意地を見せ勝ち点1を分け合う格好に。
今シーズンは理想を追い求めた面白みのあるサッカーを披露していた印象だったが結果は思いの外ついて来ず...中断明け初戦、ベガルタ仙台は新たな戦術で試合に挑んだ。
「攻撃にどんどんフォーカスをしてトレーニングをしてきましたけれども、そこで失い方が悪かったり、カウンターを受けたりというところで勝点を逃してきましたから、それだけではなくて、自分たちがやりたいことができないときに、どのようにしてやり切るのか、そういうものもしっかり考えましょうというようなところでトレーニングをしました。」渡邉晋監督(仙台)
3バックに変更し3-4-2-1のシステムを採用。守備時に28佐々木匠と30西村拓真の2シャドーがサイドをケアし5-4-1へ移行する。攻撃面よりも守備面を重視し若さと走力のある2人が起用された。ボールロストすればボールの刈り場のポイントを下げ、3ラインをガッツリと敷く"守備"を敢行。攻撃に移った際の枚数の少なさ、後ろの重たさは気になるところではあるが守備に関してはリスク管理を徹底し安定を図った。
リアリズムを追求したシーズン途中の方向転換を考えると及第点の内容だった。
ここからはバランスを崩さずに得点をどこまで伸ばせるか。J1残留への大きな道標になってくるはず。

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