蹴球日々

サッカーについて少しずつ書いていこうと思います。

カテゴリ: 女子

本日は早慶クラシコ。
今年は女子の試合から観戦。
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早稲田大学は今シーズン初観戦。

慶應義塾大学は今シーズン初観戦。

早慶クラシコ2019(女子)
2019.7.12
@等々力陸上競技場

早稲田大学 4-1 慶應義塾大学

前半21分 4小林菜々子(早稲田)
前半34分 7中條結衣(早稲田)
前半45分 30土居明日香(早稲田)
後半1分 30土居明日香(早稲田)
後半39分 23山本華乃(慶應)

早稲田大学
GK
16 川端涼朱 3年 十文字
DF
36 ブラフシャーン 1年 スフィーダ世田谷FCユース
4 小林菜々子 4年 ジェフ千葉レディースユース
27 黒柳美裕 2年 聖和学園
3 中田有紀 4年 日ノ本学園
MF
7 中條結衣 4年 JFAアカデミー福島
17 阪本未周 3年 大商学園
8 高瀬はな 4年 ジェフ千葉レディースユース
12 並木千夏 2年 藤枝順心
32 髙橋雛 1年 日ノ本学園
FW
30 土居明日香 4年 ちふれASエルフェン埼玉

ーーーーーー30ーーーーーー
ー32ーー12ーーー8ーー17ー
ーーーーーー7ーーーーーーー
ー3ーー27ーーーー4ーー36ー
ーーーーーー16ーーーーーー

HT 17→14
HT 32→9
後半8分 12→15
後半8分 36→5

14 田中実夏 4年 セレッソ大阪堺レディース
9 山田仁衣奈 4年 大商学園
15 森田海 4年 JFAアカデミー福島
5 源関清花 4年 ちふれASエルフェン埼玉

慶應義塾大学
GK
10 尾崎栞 4年 多摩
DF
17 佐藤幸恵 3年 十文字
2 奥本くるみ 4年 浦和レッズレディースユース
32 中井里衣子 2年 作陽
11 庄司夏穂 4年 聖和学園
MF
14 小川愛 3年 神村学園
22 足立智佳 3年 大阪桐蔭
9 松木里緒 4年 常盤木学園
21 鈴木紗理 3年 十文字
7 勝木日南子 4年 大和
FW
23 山本華乃 3年 横須賀シーガルズ

ーーーーーー23ーーーーーー
ーー7ーーー 21 ーーー9ーー
ーーーー22ーーー14ーーーー
ー11ーー32ーーー2ーー17ー
ーーーーーー10ーーーーーー

HT 11→6
HT 7→4
後半27分 9→24
後半41分 17→15
後半41分 2→26

6 ブラフフェイ 1年 スフィーダ世田谷FCユース
4 髙橋佳里 1年 常盤木学園
24 髙月彩香 2年 村田女子
15 清水菜緒 3年 文京学院大女子
26 藤田椰也子 2年 慶應義塾女子

前半開始(45分ハーフ)
早稲田大学は4-1-4-1の布陣。
慶應義塾大学は4-2-3-1の布陣。

前半21分-早稲田
#7中條の右CK。
ストレートボールに対してゴール前で?が合わせ、GKが弾いたボールを#4小林が詰めた。早稲田がセットプレーから先制。
早稲田大学 1-0 慶應義塾大学

前半30分-早稲田。#12並木が左サイドから持ち上がりスルーパス。裏抜けした#17阪本がゴールへ迫るもGK#10尾崎がストップ。

前半34分-早稲田
#12並木のパスを受けた#7中條が中央距離のある位置から地を這うシュートをゴール左隅へ決めた。
早稲田大学 2-0 慶應義塾大学

前半45分-早稲田
#7中條の左CK。
大きく蹴って行くと#4小林が競り勝ち頭で折り返し#30土居がヘッド。前半ラストに早稲田が3点目。
早稲田大学 3-0 慶應義塾大学

前半終了
早稲田大学 3-0 慶應義塾大学

後半開始
-早稲田
#17阪本→#14田中
#32髙橋→#9山田
-慶應
#11庄司→#6ブラフシェイ
#7勝木→#4髙橋
ブラフシェイが左SHに入り.髙橋がボランチ.#22足立が左SBへ。

後半1分-早稲田
中盤からのロングボールをGKがエリア外へ出てクリアを狙うと、猛然と追い込んでいた#30土居に当たってゴールイン。
早稲田大学 4-0 慶應義塾大学

後半8分-早稲田
#32並木→#15森田
#36ブラフシャーン→#5源関

後半21分-慶應義塾。#17佐藤が右サイドからカットインして左足シュート。これはGK#16川端が左へ大きく飛んで触るビッグセーブでCKに。

後半27分-慶應
#9松木→#24髙月

後半39分-慶應
中盤から#14小川が中央を切り裂くスルーパス。裏抜けした#23山本がスライディングで決めた。慶應義塾が遂にゴールをこじ開ける。
早稲田大学 4-1 慶應義塾大学

後半41分-慶應
#17佐藤→#15清水
#2奥本→#26藤田

試合終了
早稲田大学 4-1 慶應義塾大学

早稲田大学が実力を見せ付けたゲーム。
4得点を奪い快勝。
慶應義塾大学はラストに一矢報いるゴールを奪ったが...時間が足りずに試合終了のホイッスル。
早稲田大学は中盤の底に配置された#7中條が長短の正確なキックでゲームをコントロール。2.5列目的なポジションで攻守に強度の高さを示した#8高瀬と2人で中盤を掌握した。この2人が安易なボールロストをしないので前線は背後を狙い、サイドではSHとSBが思い切った攻め上がりが可能となり連動した崩しを披露した。そしてセットプレー絡みから2得点とリスタートの強さも際立っていた。
慶應義塾大学は個々のスキルと組織力共に格上の早稲田大学に上回られた印象。
基本的には守備の時間が長く続いた事も有り中盤でのセカンドボール争いで後手に回り、更にマイボールになっても前線までボールが渡らない悪循環に陥ってしまった。少ない人数でのロングカウンターを狙ったものの逆襲を喰らうテンポの生まれにくい90分間だった。最後の最後に意地を見せた得点場面は#14小川の完璧なスルーパスに抜け出した#23山本のゴール。これは試合を通して狙い続けていた形で鮮やかな得点だった。

早稲田大学

#7中條はJFAアカデミー福島出身の4年生。プレースキックも含めキック精度が抜群で何度も決定機を演出した。またエリア外から地を這う見事なゴールも記録。

#8高瀬は中盤で攻守に於ける強度の高さを示したジェフ千葉レディースユース出身の4年生。

#30土居はストライカーとして2得点を奪いMOM(公式)に輝いたちふれASエルフェン埼玉出身の4年生。

慶應義塾大学

#2奥本は4失点を喫した中でも的確なポジショニングや球際の速さ、ビルドアップ面での貢献が光った浦和レッズレディースユース出身の4年生。

続いて星槎国際湘南と二宮の対決。

星槎国際湘南は今シーズン初観戦。
今大会成績
決勝T 1回戦 vs 弥栄 3-0

二宮は今シーズン初観戦。
今大会成績
決勝T 1回戦 vs 湘南台 1-0

神奈川県 新人戦(女子)
準決勝
2019.1.26
@かめもパーク

星槎国際湘南 7-0 二宮

前半5分 9松尾美月(星槎国際)
前半23分 11高橋沙矢香(星槎国際)
前半35分 5青木姫樹(星槎国際)
後半9分 9松尾美月(星槎国際)
後半12分 11高橋沙矢香(星槎国際)
後半18分 5青木姫樹(星槎国際)
後半22分 9松尾美月(星槎国際)

星槎国際湘南
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GK
1 小野葵 2年 NGUラブリッジ名古屋FCレディース
DF
3 武莉子 1年 OSAレイアFC
6
2 黒柳智世 2年 AC等々力
13
MF
4
17 納屋滴 2年 真鶴中
10 針生理菜 2年 ジェフ千葉レディースU-15
FW
9 松尾美月 1年 FC千葉なのはな
5 青木姫樹 1年 SCH
11 高橋沙矢香 2年 OSAレイアFC

ーー11ーーー5ーーー9ーー
ーーーー10ーーー17ーーーー
ーーーーーー4ーーーーーー
ー13ーー2ーーーー6ーー3ー
ーーーーーー1ーーーーーー

後半23分 11→15
後半27分 17→8
後半31分 13→19

15
8
19

二宮
5CF1F042-3120-4B63-BC80-2B7C149858D5

ーーーー23ーーー9ーーーー
ーー6ーーーーーーー12ーー
ーーーー2ーーー4ーーーー
ー28ーー30ーーー3ーー7ー
ーーーーーー1ーーーーーー

前半開始(35分ハーフ)
星槎国際は4-1-2-3の布陣。
二宮は4-4-2の布陣。

前半5分-星槎国際
左ワイドでパスを受けた#13がドリブルで持ち上がりスルーパス。ダイアゴナルに走って裏で引き出した#9松尾がGKとの1対1を制しニアを抜いた。
星槎国際 1-0 二宮

前半17分-星槎国際。エリア外中央から#5青木のミドルはクロスバーにヒット。

前半23分-星槎国際
PA右でパスを引き出した#9松尾がターンでDFを剥がしフワリとしたクロス。ファーでフリーの#11高橋が頭で押し込んだ。
星槎国際 2-0 二宮

前半26分-星槎国際。CBからのビルドアップを左大外フリーで受けた#13がPA内へ斜めのラストパス。ダイアゴナルに走った#9松尾がトラップでDFを引き離し左足シュートはGKが触って左ポストに嫌われる。

前半35分-星槎国際
#5青木が決め3点目。
この得点の形は見逃した...。
星槎国際 3-0 二宮

前半終了
星槎国際 3-0 二宮

前半は風下の星槎国際湘南が圧倒的なボール支配で左右へ揺さぶりながらゲームを優勢に進め3得点。足元とスペースの使い分け、ドリブルとパスの判断など非常にクオリティが高い。
二宮はハイラインで破壊力のある相手攻撃陣に対応。想定以上の内容だと思うが斜めのパス、ランニングに付いていけない...。ここはボールホルダーに対するアプローチも含め修正したい。

後半開始
選手交代なし

後半9分-星槎国際
バイタルで縦パスを引き出した#9松尾がスムーズなターンから迷わず右足を振り抜きGK頭上を抜いた。
星槎国際 4-0 二宮

後半12分-星槎国際
中盤の底に降りた#9松尾がボールを持つと直線的なスルーパス。ハイラインを突破した#11高橋が楽々GKとの1対1を制した。
星槎国際 5-0 二宮

後半18分-星槎国際
右サイドから短い横パスが入ると中央で1つずつ左へ動かし最後はタイミング良く攻め上がったSB#13がPA左からクロス。ゴール前でリフレクトしたボールを#5青木がプッシュ。素晴らしい崩し。
星槎国際 6-0 二宮

後半22分-星槎国際
#13が左サイドを迫力のあるドリブルで突破し難しい体勢でゴールライン際からクロス。ニアへ入った#9松尾が巧みなファーストタッチから対角へ決めた。
星槎国際 7-0 二宮

試合終了
星槎国際 7-0 二宮

星槎国際は先日行われた全国初優勝の勢いをそのままピッチで表現し大勝。
新チーム初タイトルまであと1つ。
スコアだけでなく内容でも圧倒した70分間。
GK+ワイドに開くCBコンビ+アンカーの菱形でボールを動かし相手2トップのプレスを回避すると立ち位置を意識しギャップで受ける両インサイド、中盤に落ちてスペースを生み出しDFを釣り出す偽FW#5青木、ダイアゴナルに走る左右のFW、高く張り出しスペースでパスを引き出す攻撃的なSBとオートマチックにボールと人が動き相手に的を絞らせず意図的に攻撃を展開した。選手個々の技術も非常に高く受けて捌いてを繰り返しながら体の向きや1タッチで角度を変えパスコースを作る動きなどが自然と連続的に行われショートパスを何本も連続で繋いで相手の綻びを突いた。中央守備を固め、コンパクト且つハイラインで守る相手に対してサイドでフリーで持つSBから斜めのスルーパスが入り、逆サイドのFWが裏抜けするという確固たるパターンでチャンスを量産し得点に結び付けた。特に左SB#13→右FW#9松尾という黄金ラインが猛威を振るった。
世代は異なるがさすが全国女王に輝いたチーム。次元の違う強さ。

#9松尾は4得点と得点力の高さを示した1年生ワイドストライカー。右サイドに配置されながらもダイアゴナルの動きでDFを引き離しPA左に頻繁に侵入。スルーパスを引き出しフィニッシュまで持ち込んだ。また体の強さとスピードを完備し個人での打開力も十分。将来的には世代別代表も狙える逸材。

#13は左サイドタッチライン際でボールを受けると内側に運んでのスルーパスや単騎の縦へのドリブルからのクロスでゴールに直結するパスを送り続けた攻撃的な左SB。馬力と加速力があるので正対した状態から一気にギアを上げ対面を剥がした。

#10針生は中盤でボールタッチを増やし状況に応じたドリブル、パスで攻撃を加速させたMF。足先の技術に優れキープ力が非常に高い。

#2黒柳はタッチ数少なく最終ラインからショートパス主体に左右へボールを動かしたCB。ビルドアップの始点としてギャップを作り出していた。

#6は中長距離のフィードで1つ飛ばしたパスを通せるCB。ショートパス主体の中でアングルを変えた。

#5青木は偽FWとして中盤に降りてスペースを生み出すと共に潤滑油的な働きでチームに貢献。フィニッシュ意欲は高くないもののPA内でのポジショニングにも優れ2得点をマークした。

#17納屋は活動量が多くDFから離れてパスを引き出しアクセントを付けたインサイドハーフ。ここでワンクッション入って攻撃が拡がった。

二宮は創部4年目で初の県ベストに進出した新興公立校。
遂に辿り着いた初の県準決勝は全国王者に力の違いを見せられる結果となってしまった...。
この試合は立ち上がりから徹底して割り切ったサッカーを志向。破壊力のある相手攻撃陣に対して勇気を伴うハイライン+コンパクトな守備で応戦しショート、ロングカウンターで1発を狙うという戦略は見えた。実際に何度か可能性のある鋭いカウンターは披露していた。
4年前に経験者のほぼいない中で立ち上がった公立校が僅か数年で力を付け、県ベスト4に進んだ事は快挙に近い。
決勝進出は叶わなかったものの次週には3位決定戦が待っている。相手は全国レベルの湘南学院。この試合で得た課題と収穫を整理し真正面からぶつかって貰いたい。そしてこの経験を糧に更なる飛躍に期待したい。

本日はかもめパークで4試合。
第1試合はなでしこ。
女子サッカー新人大会準決勝。
藤沢清流と湘南学院の対決。

藤沢清流は今シーズン初観戦。
今大会成績
決勝T 1回戦 vs 伊勢原 3-0

湘南学院は今シーズン初観戦。
今大会成績
決勝T 1回戦 vs 大和 4-0

神奈川県 新人戦(女子)
準決勝
2019.1.26
@かめもパーク

藤沢清流 2(延長)1 湘南学院

前半15分 10川島美生(藤沢清流)
後半30分 7北川心子(湘南学院)
延長後半8分 10川島美生(藤沢清流)

藤沢清流
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GK
14 片村美貴 1年 ONCE
DF
2 小川彩音 2年 横浜ウインズ
3 佐藤瑠美奈 2年 御成中
4 今井彩絢 2年 村岡中
5 齋藤深咲 2年 横須賀シーガルズ
MF
10 川島美生 2年 中山中
6 鍋島琳子 1年 ONCE
7 稲葉陽花 1年 横須賀シーガルズ
FW
8 高野南海 2年 笹下中
11 山下愛美佳 1年 SCH
9 新川華乃 2年 大和シルフィード

ーー9ーーー11ーーー8ーー
ーーーー7ーーーー6ーーーー
ーーーーーー10ーーーーーー
ー5ーー4ーーーー3ーー2ー
ーーーーーー14ーーーーーー

延長後半5分 11→13

13 山口ひろな 2年

湘南学院
4916A6E9-6B96-4096-8A5F-4C4C9B7C4CFD

GK
1 高橋歩莉 2年
DF
5 中道はな 1年
3 黒瀬楓 2年
4 石井絵真 1年
2 佐藤陽菜 2年
MF
7 北川心子 1年
12 吉川麗 1年
15 丹羽優香 1年
10 岩佐祐美 2年
FW
9 伊藤香吹 2年
11 福井りおん 2年

ーーーー11ーーー9ーーーー
ーー10ーーーーーーー15ーー
ーーーー12ーーー7ーーーー
ー2ーー4ーーーー3ーー5ー
ーーーーーー1ーーーーーー

前半開始(35分ハーフ)
藤沢清流は4-1-2-3の布陣。
湘南学院は4-4-2の布陣。

前半15分-藤沢清流
右サイドから押し込み、攻撃に参加したアンカーの#10川島がPA右角で受けるとプレスに来たDFを左へ交わし左足で対角へ巻いた素晴らしいシュートでネットを揺らす。チームファーストシュートがゴールに直結。風上の湘南学院が相手コートで試合を進める展開だったが予想外な一撃。
藤沢清流 1-0 湘南学院

前半20分-湘南学院。相手ゴールキックは風に負けて飛距離が伸びず#9伊藤がカットから素早くスルーパス。#11福井が反応しGKと交錯しながらのスライディングシュートはGK#14片村が体を張ったセーブでピンチを凌ぐ。湘南学院は失点後に#10岩佐がボランチ.#7北川が左SHと2人のポジションを入れ替える。

前半34分-湘南学院。左CKの流れからゴール前の混戦で清流DFが体を張って弾くとエリア外で待ち構えていた#2佐藤が左足ミドル。これがクロスバーに嫌われ、溢れを拾われゴールへ迫られるも2重3重のブロックで凌ぐ。

前半終了
藤沢清流 1-0 湘南学院

前半は風下の藤沢清流が放ったシュート1本をゴールに直結させる120点の内容で1点リード。
35分間の殆どの時間は攻撃の湘南学院、守備の藤沢清流。風上の湘南学院が相手陣内での時間を増やし両サイドを起点にクロスを狙った。これは清流DFが粘り強い対応を見せ、クロス自体を上げさせずピンチを未然に防いだ。また湘南学院2トップが清流CBコンビの前に仕事をさせて貰えないので中央高い位置を使えない。
藤沢清流は我慢の前半。個人ではテクニックがありゲームを読む能力に優れるアンカーの#10川島が面白い。

後半開始
選手交代なし

後半13分-湘南学院。PA付近左中間からのFK。#11福井が右足でカーブを掛けた重いシュートはクロスバー上部に弾かれる。

後半30分-湘南学院
ラスト5分で湘南学院が同点に追い付く。
#11福井の右CKはゴール前で誰も触れずファーに流れる。PA外左中間で待ち構えた#7北川がダイレクトで上手くミートさせたシュートがワンバウンドして対角へ決まった。
藤沢清流 1-1 湘南学院

前後半終了
藤沢清流 1-1 湘南学院

後半は風上に立った藤沢清流が攻撃する場面は増えたものの主導権は湘南学院が握る。
湘南学院はボランチの#10岩佐を中心にボールを動かし両サイドからの形を狙って行く。またセットプレーを多く獲得しラスト5分で気合いの同点弾。藤沢清流はウノゼロ勝利まで目前だったが..
延長はどちらが風上で得点を奪えるかが大きな焦点に。

延長開始(10分ハーフ)
選手交代なし

延長後半8分-藤沢清流
右サイドタッチライン際、距離のある位置からのFK。#10川島が右足でジャストミートさせたアウト回転の掛かったシュートが対角のネットへ突き刺さった。これはゴラッソ。
藤沢清流 2-1 湘南学院

試合終了
藤沢清流 2(延長)1 湘南学院

藤沢清流は我慢強く戦い抜き#10川島の2得点の活躍で勝利を掴み取り決勝進出。
恐らくプラン通りの勝利。
ポゼッションは捨てて相手にボールを持たせ、1人1人がハードワークを続け球際でファイトしカウンターを狙う。中盤や最終ラインでシンプルに攻撃を跳ね返し、相手が焦れてバランスを崩すのを辛抱強く待った。特に中体連出身選手でCBコンビを組んだ#3佐藤と#4今井が激しい潰しと的確なカバーリングで攻撃の芽を摘んだ。
攻撃面に関しては男子チームと同じ3トップがワイドを使いながらSB裏を狙い起点を作り、左右両足を扱える#10川島が絡んで色を付けた。恐らく延長を含めチームのシュート数は3〜4本。それを2得点に繋げた集中力と決定力の高さが際立っていた。
次週は全国女王に輝いた星槎国際と新人戦のタイトルを懸けて戦う。恐らく守備の時間が長くなるとは思われるが、この試合同様に攻守のトランジションを徹底し先制点を奪えるかが大きなポイントとなるはず。

#10川島は2得点とチームを勝利に導いた藤沢清流の大黒柱。中盤の広範囲を動いてルーズボールを拾う、相手を牽制するなど守備面で貢献しつつ、ボールを持てば左右両足から正確なキックで味方へ繋げ攻撃の核としても躍動した。

#3佐藤は前への強さが光った御成中出身の2年生CB。危機察知能力高くピンチを切り抜けた。

#4今井は上背は無いがフィジカルの強さを前面に押し出し局面で強さを発揮した村岡中出身の2年生CB。

#2小川はスプリント能力が高く持久力も兼ね備えた右SB。粘り強い守備から攻撃に移れば長い距離を走ってタッチライン際を駆け上がった。

#7稲葉はプレーエリアが広く中盤でハードワークを続けた横須賀シーガルズ出身の1年生MF。

#8高野はスピード豊かでスペースへ運ぶドリブルで推進力を生み出した笹下中出身の2年生アタッカー。

湘南学院は延長戦の末に力尽き惜しくも決勝進出を逃し涙を流した。
この試合は延長を含めポゼッションで圧倒。相手陣内でゲームを進める事に成功しチャンスの数自体も多く、シュートが2度クロスバーに嫌われるなど運にも見放された感が強い...。
基本的にキレイな3ラインを形成し選手間の距離を一定に保ちコンパクトなサッカーを徹底。藤沢清流にチャンスらしいチャンスを作らせず。結果的に2失点は喫したものの守備の安定感は光っていた。
先制点献上後にセカンドを拾えてゲームを組み立てられる#10岩佐を左SHからボランチに移すと攻守が連動し安定感が増した。また精度の高いキックを完備する#11福井からのセットプレーも可能性を感じさせた。
勝敗を大きく分けたのは小さな小さな積み重ね。実際、優勢にゲームを進め個々の能力の総和では上回っていたのは事実。しかし「決勝へ進む」というブレない気持ちを持ち続けた相手に勝負所で得点を許してしまった。
メンタル的な切り替えは簡単では無いが次週にはホームグラウンド開催で3位決定戦が行われる。

#10岩佐は前半途中に左SHからボランチへ移ると輝きが増したMF。セカンドボールを手中に収め、攻撃の始点となるパスを送り続け主導権を相手に譲らずチームの軸としてクオリティの高いプレーを続けた。

#11福井はスピードがあり中央からサイドへ抜ける動きでパスを呼び込みチャンスを創出した2年生FW。フィニッシュ意欲も非常に高くパンチ力のあるシュートは大きな武器。そして精度の高いプレースキックで決定機を演出した。

#5中道は積極果敢な攻撃参加でダイナミズムを生み出していた右SB。長い距離を走ってスペースへ飛び出しクロスをゴール前へ供給した。

続いて第2試合は早稲田大学と東洋大学の関東対決。

早稲田大学(関東第2代表)は今シーズン初観戦。
今大会成績
2回戦 vs 札幌大学(北海道) 13-0
準々決勝 vs 静岡産業大学(東海1) 3-0

東洋大学(関東第3代表)は今シーズン初観戦。
今大会成績
2回戦 vs 姫路獨協大学(関西2) 4-2
準々決勝 vs 徳山大学(中国2) 1-0

全日本大学女子サッカー選手権
準決勝
2018.1.12
@味の素フィールド西が丘
入場者数:1089人

早稲田大学 3-2 東洋大学

前半45分 25楠春佳(東洋大)
後半2分 7河野朱里(早稲田大)
後半8分 10大内梨央(東洋大)
後半25分 4三浦紗津紀(早稲田大)
後半43分 11熊谷汐華(早稲田大)

早稲田大学
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GK
1 木村優衣 3年 ジェフ千葉レディースU-18
DF
3 奥川千沙 4年 藤枝順心
4 三浦紗津紀 3年 浦和レッズレディースユース
5 松原有紗 4年 大商学園
2 渡部那月 3年 日ノ本学園
MF
27 村上真帆 1年 FC十文字VENTUS
6 柳澤紗希 3年 浦和レッズレディースユース
9 平國瑞希 4年 常盤木学園
17 大井美波 3年 大商学園
FW
7 河野朱里 3年 藤枝順心
10 中村みづき 4年 浦和レッズレディースユース

ーーーー10ーーー7ーーーー
ーー17ーーーーーーー9ーー
ーーーー6ーーー27ーーーー
ー2ーー5ーーーー4ーー3ー
ーーーーーー1ーーーーーー

HT 17→11
後半21分 6→29
後半45分 5→8

11 熊谷汐華 3年 十文字
29 冨田実侑 1年 作陽
8 中井仁美 4年 日ノ本学園

東洋大学
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GK
22 垣内愛菜 3年 大商学園
DF
7 常田菜那 1年 大商学園
5 久保真理子 1年 浦和レッズレディースユース
15 井口遥菜 4年 神村学園
32 山幡あや 2年 常盤木学園
MF
17 松井彩乃 3年 聖和学園
8 常田麻友 1年 大商学園
13 田嶋みのり 4年 都立飛鳥
29 大島彩香 2年 久喜
FW
10 大内梨央 1年 常葉学園橘
25 楠春佳 3年 ジェフ千葉レディースU-18

ーーーー25ーーー10ーーーー
ーー29ーーー13ーーー8ーー
ーーーーーー17ーーーーーー
ー32ーー15ーーーー5ーー7ー
ーーーーーー22ーーーーーー

後半44分 25→6

6 長谷川珠英 4年 都立飛鳥

前半開始(45分ハーフ)
早稲田大学は4-4-2の布陣。
東洋大学は4-1-3-2の布陣。

前半21分-早稲田大。#10中村の左CK。右足で巻いて大きく蹴って行くとGK#22垣内が好判断でパンチング。エリア外から#6柳澤の強烈なダイレクトシュートはDFが瀬戸際で跳ね返す。

前半40分-早稲田大。GK#1木村からのフィードを右サイドで#9平國が収めてアーリーで入れる。裏へ走った#10中村がトラップからスムーズなボレーはクロスバーに嫌われる。

前半45分-東洋大
ゴール前へ放り込んで行くと一旦は跳ね返されるもエリア外で拾った#25楠が縦振りボレーでバウンドさせゴール右隅へ決めた。東洋大がファーストチャンスを確実にゴールへ結び付ける。
早稲田大学 0-1 東洋大学

前半終了
早稲田大学 0-1 東洋大学

前半は東洋大がラストにゴールをこじ開け1点リードで終了。
ボールを持つ時間、シュート数では早稲田大が優勢も東洋大は組織的な守備で対抗。選手間の距離を一定に保ち素早いリトリートとスライドで上手く対応。バーに助けられた決定的な場面もあったが概ね狙い通りの守備で無失点に抑えた。走らされているので後半どこまで運動量を保てるか。
早稲田大は前線に入れる縦パスをスイッチにギアを上げ、高い位置で中央に起点を作って2列目3列目からの飛び出しを有効的に使ったが最後のフィニッシュを決められず。前半終盤に先制点を許す嫌な終わり方...。縦への推進力がある#9平國や技術のある#10中村.最前線で体を張れる#7河野など攻撃陣に力のある選手を揃えるので早目に追い付きたい。

後半開始
-早稲田大
#17大井→#11熊谷

後半2分-早稲田大
左サイドでボールを動かし#11熊谷が鋭い左足クロス。ニアへ走り込んだ#7河野が上手く合わせゴール左へ決めた。 後半開始から投入されたばかりの熊谷が完璧なアシストを決める。
早稲田大学 1-1 東洋大学

後半8分-東洋大
バイタルで受けた#10大内が反転し距離のある位置から左足を振り抜くとポスト内側に当たってネットを揺らす。
東洋大が再びリードを奪う。
早稲田大学 1-2 東洋大学

後半20分-早稲田大。左サイドからスピードのあるアーリークロスがファーへ抜けると追い付いた#7河野がPA右角度の無い位置からシュート。これは右ポストに嫌われる。

後半21分-早稲田大
#6柳澤→#29冨田
冨田が右SBに入り.#3奥川がCB.#5松原がFW.#10中村がボランチへ移る。

後半25分-早稲田大
#10中村の右CKはファーへ流れる。カバーした#2渡部が右足でゴールへ向かう大きなアーリークロス。外から中へ走った#4三浦が頭で上手く合わせ同点に追い付く。
早稲田大学 2-2 東洋大学

後半43分-早稲田大
最終ラインから#3奥川が右前へ大きく展開。スペースで受けた#29冨田が加速力のあるドリブルでDFを千切ってゴールライン際から鋭いクロス。ニアへ突っ込んだ#7河野のヘディングは右ポストに嫌われ、セカンドを#11熊谷が押し込んだ。
早稲田大が遂に初めてリードを奪う。
早稲田大学 3-2 東洋大学

後半44分-東洋大
#25楠→#6長谷川

後半45分-早稲田大
#5松原→#8中井

試合終了
早稲田大学 3-2 東洋大学

早稲田大学は勝負強さを発揮し2度の先行を許しながらも90分間で勝ち切り決勝進出を決めた。
3連覇へ向けあと1勝に迫った。
攻め手は多く相手陣内での時間を増やしたが得点を奪えず、逆に東洋大学の決定機がそのまま2得点に繋がってしまうメンタル的にも雰囲気的にも良いとはいえない状況の中で焦れずにサッカーを続け途中出場の選手が得点に絡むなど交代策も的中し総力で勝利を掴み取った。
基本的には技術のある#10中村と体を張れる#7河野の2トップが中央でボールを収め、3列目からの飛び出しやサイドへ展開をシンプルに使う。右に配置された#9平國の突破力やクロス、セットプレーから惜しい場面を演出した。後半は左サイドに投入された#11熊谷も起点となり左右のバランスが良くなった。
守備に関しては#5松原が体を張ったディフェンスで相手の攻撃を食い止め決定的な場面は作らせなかった。

#10中村は足元の技術に優れたFW。攻撃の起点となるポストワークやフィニッシュワークなど前線で精力的な動きを続けた。

#7河野はストライカー気質のFW。PA内での嗅覚に優れクロスに合わせる感覚を持ち合わせる。前線で体を張ったキープや強引な仕掛けなど強気な姿勢を前面に押し出していた。

#5松原は守備の要。対人に滅法強くコンタクトプレーで相手を圧倒。ガツガツとアタックする守備で相手FWに前を向かせなかった。またビハインドの後半途中には前線へ上がりハイボールを競り続けた。ノジマステラ神奈川相模原への加入が内定。

#9平國は推進力がある強力アタッカー。下半身の強さがあり相手のコンタクトに動じず爆発的なパワーで縦へ仕掛けて行く。ニッパツ横浜FCシーガルズへの加入が内定。

#11熊谷は1ゴール1アシストと勝利に貢献したスーパーサブ。

#29冨田は153cmと小柄な1年生SB。後半途中に出場すると抜群のスピードを武器にオーバーラップを繰り返し、試合を決める3点目を演出した。

東洋大学は善戦及ばず惜しくも敗れてしまい3位決定戦へ回る事に。
内容自体は非常にポジティブ。
GKを含めたポゼッションサッカーを徹底し後方から横の揺さぶりを連続させ相手の隙を狙って縦パスをスイッチに連動して行く。一見すると自陣ゴール前で危ないパス交換にも見えるが信念を持って繋ぎ倒していた。
また目立っていたのが組織的な守備。
ボールを奪われた瞬間にリトリートして自分のポジションに戻りスペースを埋める。またドン引きでは無くある程度ラインも高く保ってバイタルを消し縦パスの選択肢を削りながら選手間の距離を一定に保った絶妙なスライドで横への対応もスムーズにこなしていた。これは相当の練習量を感じさせた。
2度の先行を結果に直結させたかったゲーム。

#17松井は中央の密集地帯でも落ち着いたボールコントロールで奪われずに味方へ的確にパスを繋いだボランチ。特にファーストタッチの巧さが目立った。

#5久保は1年生とは思えない能力の高さを示したCB。ボールを動かすスキルは抜群に高く、守備でも絶妙なカバーリングで強力アタッカー陣に対応していた。

#10大内は体を大きく使った安定感のあるポストワークや意外性のあるシュートを放った期待の1年生FW。守備の意識も高く献身的なプレスバックが目を惹いた。

#15井口は相手FWに対して密着マークで攻撃力を半減させたアグレッシブなCB。とにかく前に強い。またポゼッションの鍵を握ったフィードの質も高い。愛媛FCレディースへの加入が内定。

#22垣内は守備範囲の広い164cmの守護神。ライン裏へのボールに対するアプローチやクロスに対しての積極的な飛び出しで複数回の決定機を阻止。また最後方から勇気を伴うビルドアップを披露した。

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本日は久々の西が丘で女子インカレ準決勝を2試合。
第1試合は神奈川大学と大阪体育大学の対決。

神奈川大学(関東第5代表)は今シーズン初観戦。
今大会成績
2回戦 vs 愛知東邦大学(東海2) 2-0
準々決勝 vs 帝京平成大学(関東4) 1-0

大阪体育大学(関西第1代表)は今シーズン初観戦。
今大会成績
2回戦 vs 福岡大学(九州1) 3-0
準々決勝 vs 日本体育大学(関東1) 1-0

全日本大学女子サッカー選手権
準決勝
2018.1.12
@味の素フィールド西が丘
入場者数:1020人

神奈川大学 2(延長)1 大阪体育大学

後半20分 10長町優里(大阪体育大)
後半45分+1 34田中萌(神奈川大)
延長前半2分 21梅津美絵(神奈川大)

神奈川大学
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GK
17 平木麻裕 4年 藤沢清流
DF
53 山喜莉乃 3年 修徳
2 三丸郁美 3年 藤枝順心
46 浅利育 3年 常盤木学園
38 大隅沙耶 3年 湘南学院
MF
6 佐竹杏奈 2年 常盤木学園
21 梅津美絵 4年 藤枝順心
36 根本彩夏 4年 修徳
34 田中萌 4年 村田女子
10 瀧澤莉央 3年 アルビレックス新潟レディースU-18
FW
50 庭野真帆 3年 藤沢清流

ーーーーーー50ーーーーーー
ーー10ーーー34ーーー36ーー
ーーーー21ーーー6ーーーー
ー38ーー46ーーー2ーー53ー
ーーーーーー17ーーーーーー

後半24分 50→20
後半27分 6→27
後半43分 53→43

20 鈴木綾華 3年 日ノ本学園
27 佐々木日菜乃 4年 広島文教女子大附属
43 嶋林美花 3年 大商学園

大阪体育大学
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GK
1 海野華菜 4年 常葉学園橘
DF
24 山本美幸 3年 ANCLASユース
3 市政芽美 1年 大商学園
8 吉田紫穂 4年 大商学園
2 小野霞 2年 中津フットボールクラブPOMATO
MF
6 今田怜那 2年 作陽
7 鈴木千尋 2年 常葉学園橘
10 長町優里 4年 作陽
9 東原彩帆 2年 常葉学園橘
12 井之脇朱音 2年 鳳凰学園女子
FW
15 春日愛 2年 プラセル神戸

ーーーーーー15ーーーーーー
ーー12ーーー 9ーーー10ーー
ーーーー7ーーー 6ーーーー
ー2ーー8ーーーー3ーー24ー
ーーーーーー1ーーーーーー

後半17分 15→14
延長後半3分 6→11
延長後半3分 12→18

14 小川くるみ 4年 藤枝順心
11 本田鮎美 3年 大商学園
18 井澤優芽 1年 神戸弘陵

前半開始(45分ハーフ)
神奈川大学は4-2-3-1の布陣。
大阪体育大学は4-2-3-1の布陣。

前半45分-神奈川大。最終ラインから鋭い楔が入ると#38大隅が落として#34田中がダイレクトで裏へ流す。3人目の動きでPA左へ飛び出した#10瀧澤のシュートはGK#1海野の正面。

前半終了
神奈川大学 0-0 大阪体育大学

前半は互いにシュート少なくスコアレスで終了。
ゲームの主導権を握っていたのはポゼッションに長ける神奈川大。
#46浅利と#2三丸の両CBと#6佐竹と#21梅津が組んだダブルボランチの4人がボールを持てて動せるのでピッチを広く使ったパスワークを展開。超攻撃的左SBの#38大隅を頻繁に使ったサイドアタックでゴールへ迫った。2列目の#34田中や#10瀧澤もギャップを突く動きを繰り返しアクセントに。流れからして1~2点欲しかった前半。最後のクオリティを高め最前線の#50庭野に合わせたい。
大阪体育大は我慢の時間が長かった前半。サイドを侵略され低い位置で耐える展開が続いたが中央を閉めPA内では仕事をさせず。守備に関しては合格点な内容。攻撃面に関しては枚数、サポートが不足しカウンターに迫力を欠いた。どこで攻撃のスイッチを入れられるか。

後半開始
選手交代なし

後半15分-神奈川大。PA左角で#10瀧澤が巧みな足技でDFのプレスを回避しクロス。大外で受けた#34田中がトラップからスムーズな左足シュートはGK#1海野の正面。

後半17分-大阪体育大
#15春日→#14小川
小川が右SHに入り.#10長町が左SH.#12井之脇がCFへ。

後半20分-大阪体育大
右サイドから#6今田がアーリークロス。中央に絞った#10長町がトラップで浮かしアクロバティックなバイシクルで鮮やかにGKの頭上を抜いた。ゴラッソ。
劣勢の大阪体育大が1発で仕留めた。
神奈川大学 0-1 大阪体育大学

後半24分-神奈川大
#50庭野→#20鈴木

後半27分-神奈川大
#6佐竹→#27佐々木

後半43分-神奈川大
#53山喜→#43嶋林

後半45分+1-神奈川大
左スローインの流れから#10瀧澤を経由しPA付近で受けた#34田中が巧みなトラップでエリア内へ。スルスルと密集を抜けGK真上へ思い切り蹴り込んだ。
神奈川大が後半ATに追い付く。
神奈川大学 1-1 大阪体育大学

前後半終了
神奈川大学 1-1 大阪体育大学

後半もポゼッションの神奈川大、カウンターを狙う大阪体育大という構図は変わらずに時間が経過。
その中で大阪体育大が#10長町のゴラッソでファーストチャンスを仕留め先制。神奈川大の猛攻を凌いで決勝進出かと思われたが....神奈川大が後半ATに劇的な同点弾を叩き込み延長戦へ持ち込んだ。

延長開始(10分ハーフ)
選手交代なし

延長前半2分-神奈川大
PA付近右中間で受けた#21梅津が素早い反転から左足を振り抜きゴール左上へ鮮やかに決めた。主将の素晴らしいゴールが突き刺さり神奈川大が逆転。
神奈川大学 2-1 大阪体育大学

延長後半3分-大阪体育大
#6今田→#11本田
#12井之脇→#18井澤
井澤が右SHに入り.#14小川がボランチ.#11本田がCFへ。

試合終了
神奈川大学 2-1 大阪体育大学

神奈川大学は鮮やかな逆転勝ちで決勝進出。
試合を通してポゼッションで圧倒し優勢にゲームを進めた。相手に1度のチャンスで失点を許し危機的状況に陥るも#34田中が後半ATに同点弾を叩き込み、延長開始早々に#21梅津がミドルを突き刺し試合をひっくり返した。
CBでコンビを組んだ#46浅利と#2三丸は足元の技術が高くボールを運べて動かせる。ここを起点にダブルボランチの#21梅津と#6佐竹がピッチを広く使い大きな展開を見せた。
特に左サイドが強力で#10瀧澤と#38大隅の縦関係が高い位置で絡んでクロスを送り込む場面を多く作った。またトップ下の#34田中がズバ抜けたセンスを発揮しアクセントを付けバリエーション豊富な攻撃を促進していた。
接戦をモノにした形だが総合力で相手を上回っていた印象。個々の能力や組織的な面での充実を感じさせるグッドチーム。

#34田中はファンタジスタタイプの非常に面白い攻撃的MF。ボール扱いに優れ創造性豊かなプレーで相手の守備網を打開する。タッチの細かいスムーズなドリブルやシャペウなど観ていて愉しいプレーヤー。ノジマステラ神奈川相模原への加入が内定。

#38大隅は湘南学院出身の超攻撃的な3年生左SB。スピードがあり両足を器用に扱えるので速攻、遅攻に対応し攻撃のバリエーションを増やした。高校時代も観戦しているが攻撃性能の高さがSBで生きていた。

#46浅利は168cmの3年生CB。足元の技術に優れ相手のプレスを外すボールコントロールから角度を変え積極的なビルドアップを見せた。ここでボールを楽々回せたのはチームとして大きい。

#6佐竹は危機管理能力に優れたレジスタタイプのボランチ。鋭い読みからセカンドボールを収め長短のパスでピッチを広く使った。頼もしい2年生。

#10瀧澤はドリブルに強みを持つサイドアタッカー。カットインの形を持っていて中との関わりで相手守備陣の混乱を誘った。

#21梅津はボールを散らせて運べる基本技術の高いボランチ。3列目からの攻め上がりで攻撃にアクセントを付けた。スフィーダ世田谷FCへの加入が内定。

#50庭野は藤沢清流出身の3年生FW。172cmと上背がありフィジカルに長けたポストタイプ。良い形でボールが入る回数は少なかったが相手を背負ってのプレーに強みを持つ。

大阪体育大学は勝利を掴みかけたが...逆転負けで決勝進出を逃す悔しい結果に。
基本的には自陣での戦いを強いられ耐える時間の長かった110分間。
相手に攻めさせておいて粘り強い守備からカウンター1発に賭けた。これが奏功し#10長町が一瞬の隙を逃さずゴラッソ。先制に成功し逃げ切りを図ったがものの後半ATに追い付かれ流れを完全に持っていかれてしまった。中盤の構成力や個々の能力では相手に分が有った中で個人個人が走行距離を増やしタイトな守備をベースに惜しいゲームを演じた。

#10長町はスーパーゴールで先制点を奪った作陽出身の4年生。アイディアがあり感覚派なプレーヤーだが攻守に献身的で最後まで攻守に走り続けた。

#8吉田は大商学園出身の4年生CB。ポジショニングが良く鋭い読みからのボール奪取を繰り返し存在感を示した。オルカ鴨川FCへの加入が内定。

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