トルニタリナイコト@MimeiTagawa

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切手


毎年、ミメオと連名の賀状は“年賀はがき”に印刷しているけれど、未明の名前で書く賀状は写真用葉書を使って別に作っている。なので、別途、切手が要る。切手のストックは沢山あるけれど、郵便料金があがったし、賀状に貼るのだから少しは新年らしいものを、と、昨年末、郵便局へ買いに行った。並んだ切手シートの中から選んだのは「筆文字」の切手。金枠に、色んな書体で書かれた「ひつじ」という文字。

印刷した葉書にヒトコト添えて、宛名を書き、切手を貼って、「年賀」の朱字スタンプをぺたり。昨年のうちにも、年が明けてからも、そうやって何枚も投函した。そして、その切手が最後の1枚になり、そういえば「ひつじ」の「未」は未明の未なのね、と、しげしげと眺めていたとき。え、と目を疑った。は、はちじゅうにえん?

葉書の郵便料金は52円。なのに筆文字切手は82円だったのだ。1シート820円。なのに、郵便局で買ったときも、なぜかおかしいと思わなかった。1枚ずつ切り取って賀状にぺたぺた貼っていたときも、まったく気づかずにいた。

ま、いいか。新年のご祝儀(といっても誰も得はしないのだけど)ということで、どうかご容赦を。見つけたヒトは「大当たり」ってことで、福笑い、呵呵と笑ってやってくださいまし。ね。

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それにしても、82円切手でしたよ、と言ってきた方はまだおりませぬ。しかも(ついでに白状すれば)、上下逆さまに貼ってしまったものもあったのだけど(貼り直そうかと思ったのだけど、なかなか面白い図柄になったので、あえてそのままに)、それに対するクレームもなく。まぁ年賀状の切手にはあまり目がいかないし、ましてや切手の料金なんて気にしないものね。なんにせよ、無事に届けばそれでよし、でありまする。うふうふ。

更新シテマス。
夢見食堂―夢見荘亭主の簡単ゴハン
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松ぼっくり


松が明けても、まだ青々とした松の葉は、ちくちくと手に痛い。軍手をはめて松飾りを外し、太い幹を折り曲げようとしていたミメオが、あ、これどうする? と、あたしに訊いた。そうだった。今年の松飾りには「松ぼっくり」がついていたのだ。

昨年の暮れ、青々とした松がどっさりと並ぶ店頭で、どれにしようか迷っていると、売り子のお姉さんがふいに言った。松ぼっくりがついてるの、あるよ。そして松葉をかき分けかき分け、ようやく抜き取ったそれには確かに小さな松ぼっくりがついていた。縁起が良いし、と笑うお姉さんに、こちらも笑顔で肯いた。

そう、縁起モノだものね。せっかくだから、松ぼっくりだけ残そうか。そう言って枝からぽくりと取ると、ひらり、と何かが舞い落ちた。ひらり、ぱらぱら。小さな虫かとも思ったけれど、よくよく見れば、種。松ぼっくりのかさが開いて、その隙間から種が落ちたのだった。

種を包んだ半透明のそれは、まさに虫の羽のような、あるいはブーメランのような不思議な形。これで風に乗り、遠くまで飛んでいくのだろう。自然の知恵というのは、なんと良く出来たものなのか。でもこのままマンションの廊下に散ったところで芽は出ない。どうせなら地面に着地させてあげなくちゃ。

こぼれた種を拾い集め、松かさのあいだに残っている種も取りだして、そっと手のひらに包み込み、ベランダから一斉に解き放つ。と、薄い羽がプロペラとなって、くるくるくるくる、どこまでもくるくる周りながら、上へ下へ西へ東へ。

小さな小さな竹とんぼが、喜び勇んで飛んでいくかのようなその光景は、思わず声をあげるほど、なんとも素敵な眺めだった。期せぬ贈り物をもらったみたいに、一気にキモチが明るんで、ほくほくと笑ってしまった。あの時のお姉さんが言っていた通り、縁起の良い松ぼっくりが、福を運んでくれたのだった。

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更新シマシタ。
夢見食堂―夢見荘亭主の簡単ゴハン
ピタパン
ピタパン、美味しい。しかもビールにもワインにも合うのがエライ(そこ?) それにしてもキクちゃんってやっぱり天才だなぁ(文末にある「笑点」の話でございます。うふふ)
 
 

 

 

 

 

 
 
 

 
 

 
 


七草

君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ
(「古今集 春・21」 光孝天皇)


正月七日。八百屋さんで「七草」を探すが見当たらない。昨日はたくさん並んでいたのに。うろうろ、きょろきょろしていると、同じようにきょろきょろしているヒトがいる。ベージュ色のコートを着たひょろりと痩せた、おじいさん。思い切ったように八百屋のおばさんに声をかける。「七草粥の材料はありませんか」と、奥から出てきた八百屋のおじさん、にべもなく、「あ、もう終わったよ」えええええ〜。と、驚く、おじいさん。

その驚き方がなんだか可愛らしくて、つい笑ってしまった。そりゃ確かに、七日のお昼過ぎにもう売り切れとは思いもしないから、驚くのも無理はないけれど(傍らで聞いていた、あたしも密かにええっと思ったし)。それにしてもなんだか子どもみたいな素直な驚き方だった。

その足ですぐ近くのスーパーに行ってみると、七草はまだ沢山あった。よかった、よかった、と手に取りレジに向かいながら、あのおじいさん、どうしたかな、とミメオと言い合う。ここにあるって教えてあげたかったね、と。

七草粥を、おじいさんは誰と食べたのだろう。もしかしたら先立たれた奥様が毎年作ってくれた七草粥を、自分で作ってみようと思いたち…。などと、おじいさんがひとりで買い物をしていると、勝手に思いを巡らせてしまうけれど。でも、あの無邪気な驚き方からいって、たぶん待っている誰かがいるのだろう。きっと楽しい団欒だったはず。どうかそうでありますように。

DSC_8407sq-80

と、上の「七草」のこと、途中まで書いて“下書き”に入れたままでありました。あ、っと思い出してアップしてみれば、もう11日。鏡開き。

摘む手間もなく、セットになっている「七草」と同じように、昨今の「鏡開き」も簡単便利。つるりとした鏡餅のパックを開けて、個包装された切り餅を取り出すだけ。紙製の台座を畳み、パックのてっぺんに貼り付いていたプラスチックの橙と寿の扇ををぺりっと剥がせば完了。

で、この寿の扇、可愛かったので自分の頭にくっつけてミメオに見せたらば、「に、似合うけど…。でも、外には行かないほうがいいよ」と言われてしまい、ちと残念。(って、そのまま外に行くつもりだったのか?)。しかたがないので、ミニ熊君の頭にぺたりと乗せてあげました。(ちょっと迷惑そう?)。さて。今夜は鴨南うどんの予定なので、そこにお餅を入れませう。楽しみ、楽しみ。
 
更新シテマス。
夢見食堂―夢見荘亭主の簡単ゴハン
海老とほたてのトマトクリームパスタ
最近なぜか「海老好き」になっておりまして。作って作って光線(?)を出しまくって作って貰ったらめちゃ美味でした。簡単なのに本格的な美味しさです。また食べたいなぁ。
 

 

 

 

 


 

 

 

月と富士


今朝。月、と、富士。


富士山


朝焼け富士山。



どちらもミメオ撮影なのですが。写真を見て「なんとあたし好みの空であることか」と言ったらば、そう思ったから撮っておいた、と。あっぱれ。ってことで、本日はこの写真だけ。うふふのふ。