トルニタリナイコト@MimeiTagawa

Mi:media −田川未明OfficialBlog

蝶


ようやくアスはがカバー写真を更新しました。(アスはが=全日本アスファルト暑いのではがしちゃいたい連盟。詳細はコチラに)

写真は、「アスはが」の総裁・瓜南直子(かなんなおこ)さんが愛した、いつもの線路傍にて。手入れされていた方が去られても尚、自力で芽を出した真っ赤なカンナたちが、ちらほらと咲いていました。圧倒されるような「花園」は望めなくなったけれど、その分、雑草たちが雄々しく繁っていて、まさにカナンちゃんの言葉通り、「むんむんの草いきれ」。

その草いきれの中にしゃがみ込み、小さな花にカメラを向けたその時、ひらりと蝶が。小さいけれど、美しいベニシジミ。あまりのタイミングの良さに驚きながらも慌てて撮って、撮り終えてもまだじっとしている。じりじりと近づいて覗き込んでも、逃げるそぶりさえみせない。
もしかしたら…。カナンちゃん? 

一度そう思ったら、どうしてもそう思えてきて、ついつい話しかけてしまいました。ベニシジミに向かって、ぶつぶつと、ひとり喋っておりました。(端から見たら、きっと危ない人に見えたことでしょう)
線路傍に行くと、いつもふしぎなことが起こります。カナンちゃんの「してやったり」の笑顔が浮かびます。

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今日は朝から晴れたり曇ったり雨降ったり晴れたり曇ったり雨降ったり。めまぐるしい。ここ数年バースデーはものすごく良い天気、という記憶しかないのだけれど。この夏はまだ海に行っていないので、今日は海辺の店を予約したというのに。でもこんな日の方が海辺は空いているからちょうどいいかも。今日はあたしの、そして明日はカナンちゃんの誕生日。今年も二人分お祝いするよ。おめでとう。おめでとう。

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更新してマス。
◆「夢見食堂」―夢見荘亭主の簡単ゴハン―
「黒胡椒焼き鶏と野菜炒め」
 http://mimeo.blog.jp/
さて、ミメオも次回は一回休み、夏休み。
あたしは今週月曜から「夏休み」をとっていて、逆に休みにこそ自分のブログや写真サイトで遊びたい、と思っていたのだけど。大好きな夏だというのになんだか調子が出なくって。気づけば休みも残りわずか。ううむ。まぁ、のんびりぼちぼちいきませう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

スーパームーン


昨夜。久しぶりの頭痛に、これはやっぱり台風のせいだろうか、と思いつつ鎮痛薬を1錠。水でごくりと流し込んだときに、あ、と思う。そうだ。今夜はスーパームーン。

カーテンをさっと引くと、空が明るい。窓をあけると、湿った海風がぶつかってくる。風に抗いながらサンダルをつっかけてベランダに立つ。うねるように枝葉を揺らす木々、ごおおおと地を這うように響く海鳴り。南から北へと駆けていく雲。それらすべてを照らして、煌々と輝く大きな月。

スーパームーン


月というのは、たとえ満月でも静かなものだと思っていた。どんなに明るい月光でも、その中に佇んでいると気持ちがしんと鎮まってくる。が、この月はどうだろう。神秘というより、荘厳。女神というより、堂々たる王のような風格。力に満ちた光が、まっすぐに降ってくる。

その月を仰ぎながら、ゆっくりと呼吸するたびに、からだの中に光が満ちていく。月の光が充ち満ちて、からだの内側から発光しそうな気がするほどに。

燦々と輝く太陽の光も有り難いけれど、太陽そのものを直視することはできない。が、月はどんなに明るくても、まっすぐに向き合える。放つ光を受け止めて、見つめ合うことができるのだと、初めて気づいた。

大きな月の光を思う存分からだに浴びて、部屋に戻る。月に見惚れて遅くなってしまった。もう寝なくてはと思いつつ、ネットで今夜の月齢を調べると、満月を迎えたのは3時9分。あたしが窓を開け外に出て、空を見あげた、まさにその時。まるで月に呼ばれたかのよう。

寝る前にもう一度、とカーテンの隙間から見あげると、空はもう雲に覆われていた。大きな雨粒が、ぽつ、ぽつ、と窓に当たる。もしかしたらあの月が姿を見せたのは、ほんのわずかな時間だったのかもしれない。

気づけば頭痛も消えている。これなら薬などいらなかったかも、と苦笑しながらベッドに入る。目を閉じると、まぶたの裏に丸い月が浮かんでいる。大きな大きな月の光に満たされて、ゆっくりと夢の中へと溶けていく。

スーパームーン


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それにしても嵐の中で輝く特大の月、という景色はどこかファンタジー映画(ハリーポッターとか指輪物語とか)のようでもあり、その中に立っているのは摩訶不思議な感覚でした。でも同時に、この風景こそがこの星の自然な姿で、あたし達人間はそこに間借りして住まわせてもらっているだけ、とも思ったり。

でも、このスーパームーン、さすがの存在感でありました。いつも満月や新月の時は、体調が優れなかったり胸がざわざわするのだけれど、この月と向かい合っているあいだは、自然と大きくゆっくり呼吸していたような。今年最大のエクストラスーパームーンに出会えたのは、幸運なことだったのかも。月が呼んでくれたのだとしたら、感謝しなくちゃ。ね。

更新シテマス。
◆夢見食堂―夢見荘亭主の簡単ゴハン―
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セミ


     キャラメルの包み紙みたいな

     半透明のからだ 棘のはえた脚 小さな目ふたつ

     どうしたら こんなにうまくオトナになれるもんなのか

     途方に暮れる蝉時雨の午後

     膝小僧のかさぶたひっかきながら


小学生の頃、祖母は小田原に住んでいた。小高い山の中腹にある小さな家の裏は雑木林で、夏休みに泊まりにいくと、蝉の声がまさに時雨のように降っていた。

あたしは蝉そのものよりも、なぜか蝉の抜け殻が大好きで、草むらに落ちているそれを拾っては、しげしげと眺めていた。背中の割れ目から脱皮するのは分かるにしても、かくかくした細い足や、その足についた棘のような突起までがきちんと空洞で、不思議でしかたがなかった。いったいどうしてこんなにきれいに脱ぐことができるのか。

光にかざして眺めては虫かごに入れ、また見つけては光にかざし。気づけば虫かごいっぱいに、蝉の抜け殻。嬉々として持ち帰り、部屋に置いて眠ったら、夢を見た。

蝉の抜け殻が、かさかさ、かさかさ、音を立てながら籠から抜け出し、かさかさ、かさかさ、窓をあけて外に出て行く。月の明かりに、からだを透かして。

翌る朝、起きるとすぐに籠を手に、外に出た。雑木林の入り口の大きな木の根元に、虫かごから取りだした蝉の抜け殻をそっと並べた。ごめんね、帰りたかったんだね、と、胸の中で謝りながら。

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昨年は蝉が鳴き始めるのが遅かったけれど、今年は梅雨が明けたとたんだった。そしてまるで示し合わせたかのように8月1日から一気に数が増え、日毎その合唱は大きくなり、今やまさに盛りの蝉時雨。この木にもあの木にもここにもあそこにも。虫取り網なんかなくても、手を伸ばせばひょいっと捕まえられそうなところに、いっぱい。

その割には蝉の抜け殻がないね、と言っていたら、ミメオが、あ!と発見。久々に見る抜け殻はやっぱり不思議で、またもしげしげと眺めてしまったのでありました。

冒頭の短文は、ずいぶん前に書いたもの(拙著「溺レルアナタ」収録)。またこんな「詩のやうなもの」を書いてみようかな。リハビリにはちょうどいいかも?

◆「夢見食堂」―夢見荘亭主の簡単ゴハン―
 「健康診断用メニュー」
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雲


<きょうりゅうはほねしかなくてすずしそう>
(『こども歳時記』小2・内田蓮くんの俳句)


雲


きょうりゅうの骨みたいな雲がたくさん浮かんでいた、ある夏の日の空。

雲


前回ここに書いてから、気づけばもう10日も経っていた。まだ4,5日しか経っていないような気がしていたのに。

星占いというのは、良いことだけ信じる、くらいのもので、自分から積極的に取り入れたりはしないけれど。石井ゆかりさんの星占いだけは、時々読む。なぜならこの人の文章が好きだから。その星がもたらす流れや運気などがいつも何かに喩えられているのだけれど、その喩えがとても良い。

で、それによれば獅子座はこの7月から1年間、12年に1度の「自己変革」の年になる、とか。急に何かが動き始める、と。まるでその言葉を裏付けるかのように、7月の半ばからばたばたとしはじめた。特に何かが始まったわけでもないのだけれど、なんやかやと慌ただしい。獅子座の人がすべてそうなるとは思えないから、星占いを鵜呑みにするつもりはないけれど。ここ数年の停滞が、少しでも払拭されるといいなぁ、と思う。厚い雲が少しずつほどけていって、明るい光が胸の底まで届きますように。


◆こちらはコンスタントに更新中
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ところで、今日のお昼どき。昨日の残りの焼きそばをチンしていたら、ミメオが戸棚から青のりの瓶を取りだして「これ振ってね」と言ったので、肯いて手に取り上下にしゃかしゃか振ったらば、「ちがーう!」と大笑い。

青のりを焼きそばに「振りかけてね」ってことだったらしい。ま、よく考えりゃそうだよね。と、FBやツイッターで呟いたら、ミメイさんらしい、というコメントをいくつか頂いた。ええと、その、「らしい」ってのは…? どうしてみんなそう思うのでありましょうか。はてな。

バースデー


今日7月24日はミメオの誕生日でありました。
あたしとミメオの年の差は11歳。が、ここ数年、あたしは実年齢よりヘタレ気味で、体力気力はミメオの方が格段に上。ということは、双方歩み寄り(?)、ちょうど同い年くらい、かもしれない。

今日も今日とて、この蒸し暑さは堪える、と思う自分がいて、なんだかとても情けなかった。夏大好き、暑いの大好き、だったはずなのに。

毎日のように母に向かって、年寄りは熱中症になりやすいから気をつけて、と言いながら、もうヒトゴトではないとさえ思ってしまう。大丈夫、大丈夫、と過信していると、あとでツケがまわってくるんだから、と小姑のように言いながら、それってあたしのことでもある、と胸の中で呟いている。

見た目も中身も若々しいミメオに安心して、あれこれ面倒かけてしまっているけれど、でもムリをさせてはいないだろうか、と、あらためて省みる誕生日。

誰もがみんなトシをとる。1年にひとつずつトシを重ねる。ままならないこと、しんどいことが増えていくけど、だからこそ大切な人達みんなと労りあい、心寄せ合い歩いていけたら、と、しみじみ思う。

昨日と同じような今日が来て、同じような明日がやってくること、それだけで奇蹟のように有り難い。笑顔で誕生日を祝えること、それだけで天にも地にも感謝したいような気持ちになる。トシを重ねれば重ねるほど。

というわけで、今日は本当にうれしい日。
なんて、目出度い日なんでしょう。
Happy Happy Birthday!

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◆更新シテマス
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面倒かけてばかりで、なんて書いておきながら、相変わらず我が家の料理長はミメオ。もう料理の腕は格段にあたしより上ですし。ってことで、これからも頼りにしてまっせ。むふふ。