トルニタリナイコト@MimeiTagawa

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雨雲

午後2時。不穏な雲が、むくむく渦を巻きはじめ…。


雨雲2

渦の中心が垂れ下がり、そこから一気に雨が。
まるで空の排水孔。


雲

ほんの数分の土砂降りのあと、雲は西へ、そして北へ。


雲

午後5時半。変化しつづける雲、ダイナミックな夕空。

(この後の夕焼けを期待していたけれど、不発でありました。ざんねん。)


空を飽かず眺めながら、「おうい雲よ」という山村暮鳥の詩を思い出していたけれど。でもあれは、「ゆうゆうと 馬鹿にのんきそうじゃないか」と続くのだった。ここ最近の雲は、ちっとも「のんき」そうではなくて、やけに巨大な入道雲だったり、妙に不穏な黒雲だったり。雲よ。もう少しゆったりのんびり、ぷかぷか浮かんでいておくれ。夏空を、ゆうゆうと楽しんでおくれ。

 

 

 

 




鳳凰


8月14日。夕空に鳳凰のような火の鳥のような。縁起が良いようで、なんだかうれしい。というのも、誕生日だったからで。

8hotel


子どもの頃は、友達みんながどこか(帰省とか旅行とか)に行ってしまうお盆に誕生日なんて、といつも思っていたけれど。それが大人になってみると、また違う問題が。で、ふたりで協議を重ね(そんな大仰な…)、今年はちょっと作戦変更(と、その部分はミメオが「夢見食堂」に書いております)。ということで、まずは昼ビール。我が家から徒歩8分のホテルのカフェで、ちょっとしたリゾート気分。

誕生日


さて。もうこの歳になったら誕生日なんて、と、以前は確かに思っていた。まぁとりあえず乾杯くらいはしましょうか、と。でもここ数年、友人や家族、自分のことで、様々なダメージにみまわれて、なんだかもう日々押しつぶされそうな気分にもなり。そうなってみると、やっぱり誕生日というのは特別な日。

で、とにかく誕生日を楽しもう、楽しみたい、という意識が働いたのか、お互いへのプレゼント合戦が復活。といってもメインはいつも、アルコオル。ふたりで一緒に楽しめるし(でも飲む量はミメイの方が多い、とミメオはいつも言うけれど。はい、異論はございません。仰る通りでございます)、実用的だし。

そうしているうちに、頭上にのしかかっていた大きくて重たい蓋のようなものも、時薬によって(あるいは何かの拍子に)、ほんの少し横にずれて(小さく軽くなって)、淡い光が射し込んできて。こうやってお酒を楽しく飲めるということ自体、神様からのプレゼントに違いない、と思うのでした。ほんとうに、ありがたいこと。(にしてもミメオ殿、今回のプレゼントは大盤振る舞い)

そうそう。この写真の左下にあるにょろっとした謎の生物みたいなもの。これが何かというと、「抱き枕」。日がな一日夢ウツツがウリだったはずのあたしも、最近は覚醒気味。でも寝付きが悪いときにクッションを抱えると寝やすい、ということに気づいたので、これをリクエストしたのでした。中は極小ビーズが入っていて、むにむにくにゅくにゅした抱き心地。きもちいい。今度こそ、夢ウツツ復活、となりますか。乞うご期待。

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そして、翌15日はカナンちゃんの誕生日でありました。FBには彼女を偲ぶ人たちの誕生日祝いのコメントが。あたしもそちらに投稿したので、FBをご覧になれる方は、よろしければコチラから。ということで、今年もふたりぶんのお祝いを。おめでとう、おめでとう。  







 
 




空1


7月31日、午後3時半。ほらほらミメイ、おもしろい雲があるよ。というミメオのコトバに、わあい、とすっ飛んでいったらば。勢い余って、ゴン! と窓ガラスにおでこを思いきり。

空3空2



あまりのことに我ながら呆れて笑うしかなかったけれど、空は確かにすばらしく、久しぶりに見る夏雲の展覧会。

空4

と、見惚れているうちに、不穏な黒雲がもくもくと。一天俄にかき曇り……。

空5雨

まさに、滝のような雨が、沛然(はいぜん)と。


空6雨

といっても、豆をばらまいたような音をたてる大粒の雨粒ではなく、たっぷりとした水がざあざあと途切れなく流れゆく川音のような。天から地上へと注ぐ大河のような、雨。

空7

そういえば今日は遊行寺のお祭り。盛大な盆踊り。あちら方面は大丈夫だろうかと北の空を見てみると、雲の合間に青空が。どうやら今降っているのは、この辺りだけらしい。
と、眺める間に雲は次々と千切れて流れ……。

空8

ふたたび南のベランダに戻ってみると、なんと雨がやんでいる。家の中を行って戻ってきただけの僅かな時間に、いったい何がどうなったのか。ちょうど今降っているのは、あの辺り、あの海の上だけであるらしい。

空10

手際のいい手品師の店終いのような、雨あがり。
今のは夢、白昼夢? ではなくて、ほんとのこと。
と、窓ガラスにぶつけたおでこをさすりながら、某としながら、
鮮やかな夏空を眺めていたのでありました。


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」という字は、どうしてニンベンに「我」と書くのだろう。と調べるうちに、雨に関するコトバがたくさん出てきて。「沛然」というコトバを初めて知りました。盛んに降るさま。盛大なさま。なるほど、夏の雨にぴったり。「俄」のほうは、「我に返る」ということからきているらしく。『意識と無意識というのは何かのきっかけで瞬時に移動する事を意味し、そこから、「にわかに(突然)」を意味する「俄」という漢字が成り立ちました』。ふうむ。なかなか、深いです。
 

 
更新シテマス
◇夢見食堂―夢見荘亭主の簡単ゴハン 
http://mimeo.blog.jp/ 

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