トルニタリナイコト@MimeiTagawa

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カフェ


モノカキ仲間のひとり、タールさんとは、テキストサイト「ゴザンス」で出会った。軽妙でリズミカルなコラムやレビューには独特の魅力がありファンも多かった。かと思えば芯のある硬派なエッセイを雑誌に寄稿されたり。そしてここ数年は、「はらまさこ」というお名前で、朗読ライブに出演、活躍の場を広げられている。

そんな彼女は、出会った頃からなぜかあたしのカキモノを気に入って下さって。拙著が出版された時も様々な場所に紹介文を載せたり、作品に感想を寄せて下さったり。それから後もずっと応援してくださっていて、ほんとうに有り難くて、ただもう感謝するばかり。

そして今回は、「海のまち朗読館」の「冬の朗読会」で、あたしの作品を朗読されるという。タールさんがいつも出演されているのは「よみきかせ・のみきかせ」と題した「子ども連れイベントでありながら、会場はBarで時間は夕刻、オトナは飲みながら歌と朗読を楽しめる」という朗読ライブなのだけど、この「朗読会」は昼日中、場所は辻堂駅直結の「テラスモール湘南」にて。

2月5日(金)11時より、テラスモール内コミュニティルームで行われる「冬の朗読会」に参加いたします。スリッパなど履物を持参いただく必要がありますが、今回はほとんどの方が約10分以内の短い朗読ですし、お気軽に観覧にきていただいてもいいのでは、と思います。わたしは大好きな田川未明さんの作品の中から『喰らう』と『水琴窟』を読ませていただきます。楽しみです !

Posted by はら まさこ on 2016年1月30日


海のまち朗読館 「冬の朗読会」 
2月5日(金)11時〜15時 
テラスモール湘南 コミュニティルーム  

リンク先にある演目を見ると、芥川龍之介や夏目漱石、向田邦子、と名作名著がずらりと並んでいて。そんな中に混ぜて頂いて、なんだか申し訳ないような。いや、光栄でございます。励みになります。ほんと、ありがたい。というわけで。「冬の朗読会」での、「はらまさこ」さんの出番は11時40分過ぎから。お近くにお住まいの方、お時間のある方、ぜひお出掛けくださいますよう。

ちなみに今回読んで頂く2作は、未明図書館にも掲載しておりますので、よろしければ読んでみてくださいまし。
詩のやうなもの「喰らう
エッセイ(とるにたりないこと)「水琴窟

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そういえば、こうして「朗読イベント」の題材に拙作を選んで下さったのは、今回のタールさんで5人目。著作数も少ない無名のモノカキの作品が、こんなに何度もハレの舞台にあげて頂けるなんて。書いていた時には予想もしないことでありました。いやはや、まったく。ああもうヘタレてばかりいないで、顔をあげて歩き出さねばなぁ。

*本日の写真。そういえば「水琴窟」の写真があったはず、とPC内を探すも見つからず。その代わりに、ああそういえばこんな写真撮ったっけ、というものがいくつも。ということで、その中から冬らしいものを、と。撮ったのは何年も前、長野の諏訪にて。

◇更新シテマス
夢見食堂―夢見荘亭主の簡単ゴハン
「黒と黒のハンバーグ」

いやあ、これはもうクセになる美味しさでありました。それにしても、マツコはほんとに美味しそうに食べますよね。「マツコの知らない世界」、見ていると、どれも食べたくなって困ります。
 
 

 
 

 

 

飛行機雲2

昼下がり。
驚くほど立派な飛行機雲。
空の端から端まで、虹のように。

飛行機雲

龍のように。

飛行機雲3

少しずつ空に溶けて。
魚の骨のような雲の下を舞うとんび。

夕焼け飛行機

今日は空を見あげてばかり。
雲、鳥、飛行機。
刻々と景色が変わるから、いつまでたっても見飽きない。

夕焼け雲


『不安にかられたとき、ぼっと窓の外の景色を眺め、ゲシュタルト崩壊させています』というのは、脳研究者・池谷裕二氏。ゲシュタルト崩壊というのは、『たとえば「不」という漢字を30秒くらいじっと見つめてください。なんとも不思議な、宙に浮いた感じになりませんか。文字の要素がゆらゆらと分解されて、あれ? これ、なんて字だっけ? って意味がとれなくなりますよね。あのときの感覚ですよ』(雑誌「つるとはな」創刊号より)

そもそも、つらさ、悲しみ、不安や恐怖といった感情を調合しているのは脳の神経細胞。つまりは、ただの「脳の化学反応」でしかない。そう思えれば楽になる。でもヒトは一度そういう感情にとらわれるとなかなか抜け出せない、だからそんな時こそ、「ぼっと眺める」時間を持つ。

ゲシュタルト崩壊によって、自分が与えていた意味や思い込みがばらばらに粉砕される。不安や恐怖も、「ただの化学反応」だと淡々と処理することができる。と、池谷氏は言う。現代人が不安から逃れられないのは、ゲシュタルト崩壊に十分な30秒というわずかなの気分転換の時間すら持てなくなっているからではないか、とも。

そういえば。
空ばかり見ていたこの日。決して暇だったわけではなくて。あれやこれやと雑用が多くてばたばたしていた。いつもならそれだけで苛々したり気が重くなったりするのに、なぜか淡々としていて辛くはなかった。それどころか色んなことが思いがけずうまく廻って、予定より早く簡単に片付いてしまったのだった。

そうか。
空のおかげだったのかも。
ね。
 

 
(「空ばかり見ていた」というのは、吉田篤弘さんの小説のタイトル。大好きな小説。この日撮った写真を見ていたら、このタイトルが浮かんで。久しぶりに読み返してみようかな)

 
 





 
 
 

 

 
 



正月


2016年。お正月。


成人の日


そして、成人の日。


コラージュしたりしてみたものの、そのままになっておりました。
気付けばもうすぐ月が変わる。
ということで、えいやっとまとめてアップ。
遅れに遅ればせながら。
「ことほぎ」の写真、ふたつ。

 

 

 
 

 

 
 


月富士


ふと目覚めると、朝の5時半。未明。
まだ暗い。
窓に目をやれば、カーテン越しにまあるい光。
あんなところに外灯なんてあったっけ。
そう思いながらカーテンをめくると、月でした。
煌々と、まばゆいほどの満月でした。

月富士


しばし見惚れたのち、寒い寒いと布団に戻り、
ふたたび眠りの森の中へ。
そして朝がきて、午前8時、すっかり明るい朝がきて、
顔を洗いながら、月のことを思い出し、
写真を撮ればよかった、と、ちょっと残念に思いながらリビングに。

月富士


と。
「さっき、月がね」とミメオが。
カメラの中に、まあるい月。
あの時からちょうど一時間が過ぎた頃の、夜明けの月。

というわけで。
今日の写真はすべてミメオが撮っておいてくれたもの。
そういえば、あたしが見たときには満月だけで富士山は見えなかった。
あれはまだ夜明け前。
いくら月が明るくても、遠くの闇までは払えない。
太陽の光がなければ、遠い山など見えはしない。
夜が明けて朝がきて、ようやくすべてが見渡せる。
あたりまえのことなのだけど、そうか、そうなんだ、とあらためて思ったりしたのでした。

でも。
闇夜に浮かぶ富士と月。
見てみたい。
夢の中でなら、見られるかも。ね。




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更新シテマス
夢見食堂―夢見荘亭主の簡単ゴハン
博多ラーメン
ご当地ラーメン数々あれど、あたしは博多ラーメンが一番好きかも。行きたいなぁ、博多。九州一周旅行とかいつか行ってみたいです。あ、でもまずはとにかく沖縄へ。沖縄に行って海辺の食堂でソーキそば食べたいです。(って、目的は結局、そば?)
 
 

 

 

 
 
 
 





高橋刹那


出会いはmixiだった。その頃岩手で企画編集プロダクションを営んでいた高橋さんは、地域マガジンの創刊に追われているかと思えば、みちのくプロレスの番組にも出演し、シンガーとしてライブも開催、椎名さんの「海浜棒球始末記」の中の「発作的座談会」にも登場、と多岐に亘って活躍されていた。その高橋さんに実際にお目にかかったのは、ええと、あれはいつだったろう。と、このトルタリを遡ってみれば、ありました、2009年10月3日『椎名誠、「もぐら座」を旗揚げ!』。

椎名さんから届いた「発作的秘密上映会」のお誘いに、うきうきと出かけて行ったその妖しい地下会場で、初めまして、とご挨拶したのだった。そしてその上映会では、高橋さんの初の監督作品「黄色いカレーライス」の予告編も流れ、その映像と共に高橋さんの「歌」を初めて聴いた。優しい声だった。優しくて切なくて良い声だね、と、ミメオと言い合ったのを覚えている。(のちにこの映画は、「もりおか映画祭2010」にて「審査員特別賞」を受賞)

その後Facebookでも「ともだち」として繋がり、それから月日は流れて……。この数年間は、高橋さんにとって怒濤の日々だったことだろう。震災によってもたらされたいくつもの出来事、心の痛み。あたしはFBでその断片を垣間見てきたに過ぎないけれど。でもふりかかるひとつひとつのことをきちんと受け止めては乗り越えて、次の一歩、次の一歩と(しかも決してしかつめらしくなく、自然体で)進んでいくその様に、すごいなぁ、と感服していた。

震災後の高橋さんは、「オトナ映画部」で監督作品を撮り続け(2012年には盛岡市からの依頼で、復興のシンボルとなる映画「ひとつ」を制作。各地で上映を重ねている)、同時に「三陸ロケーションサポート」を主催し、その上「はちまんフォーク酒場」を営まれている。「書く」ことにおいては、「啄木・賢治のふるさと『岩手日報随筆賞』」を受賞、季刊本(なのか?)「とつげきシーナワールド」の執筆にも加わられている。いやはや、なんとも。以前にも増しての活躍ぶり。

そんな高橋さんが、ついにCDデビューを果たされた。頂いたメッセージには、『51歳にもなってファーストアルバムを出すとは思ってもいませんでした。』と書かれていた。そしてアルバム1曲目の「いのり」にはこんな紹介が添えられていた。

『2011年3月11日の東日本大震災の後、最初にできた曲です。2011年の「もりおか映画祭」オフシアターコンペティションで最終ノミネート作品に『記念日』という5分ほどのドキュメンタリー作品があるんですが、「いのり」がその劇中歌として使われました。宮古市で津波被害を受けた親戚の魚屋の復活劇を写真で追った作品であり、監督は我が息子でした。』

『あの大震災以降にできた曲から、私には不似合いのラブソングまで』という全11曲。このアルバムは、全国発送しているそうです。聴いてみたい、と思われた方は、ぜひ。詳細、お問合せ、お申し込みは、こちらです。

◆高橋政彦ファーストアルバム「刹那〜11の物語〜」
11曲入り/2000円(税込み)
『全国発送しています。ご注文いただければ梱包して数日で指定の住所にお届けします。到着後、代金と送料(1枚だと200円ほど)を指定の口座にお振込みいただきます。』
・FBコミュニティ「歌うたい高橋政彦
・「はちまんフォーク酒場
18時〜23時営業 日・月・火曜定休(臨時休業の場合有)
盛岡市八幡町3-17 
090-2844-9727