夜の図鑑

瓜南直子「夜の図鑑」


実は瓜南さんは、4月の「瓜南直子展」の前日から入院していた。Facebookには、ベッドの枕元に貼られた「絶食」というプレートや入院食の写真をアップしたりしていたけれど、言葉はいつものカナンワールドで、誰もが直に復活すると信じて疑わなかった。5月に入ってからぱたりと書き込みがなくなり、でも辛いとか苦しいとか、そういう事を言うのが嫌いな人だから、病状を聞いても語ろうとはしないだろうし見舞われるのも性に合わないだろう。そう思っていた。だからそっと見守るしかなかった。

が、どうにも気になって、6月4日、瓜南さんの相棒・伴画伯と会う約束をした。事前に伴さんに要るものを訊いて用意をして、会ったら詳しい病状を訊くつもりだった。その4日の早朝、伴さんからメールが届いた。 ― 瓜南直子がいってしまった ―

その日の午前中、家に帰ってきたカナンちゃんに会いに行った。静かに眠るその部屋に、「夜の図鑑」が置かれていた。今カナンちゃんはこんなふうに、ほうっとしているのかもしれないな、とぼんやり思った。安らかなきもちで。「兎神国」の中で。

お通夜は今夜18時から。告別式は明日7日(木)12時から。
会場はカドキホールです。
http://www.kadoki.co.jp/map.htm

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瓜南さんのことは又書きます。
書きたいことがたくさんあります。
とにかく今日はお知らせだけ。