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小泉今日子さんが代表を務める「株式会社明後日」のasatte FORCE @下北沢本多劇場。かねてより観たかった「マイ・ラスト・ソング」が配信に。
マイ・ラスト・ソング・カジュアル IN シモキタザワ
 〜久世さんが残してくれた歌〜番外編
<演出>佐藤剛 <構成>佐藤利明
<出演>(唄・ピアノ)浜田真理子 (朗読)小泉今日子
     岩坂遼 Marino
『久世光彦が10年以上書き続けたエッセイをテキストに唄と朗読によるライブ。2008年より続けている浜田真理子と小泉今日子のライフワーク――懐かしい昭和の名曲、久世光彦が綴った歌への想いを、今回は番外編としてどんな世代にも気軽にお楽しみ頂けるカジュアルモードでシモキタザワよりお届けします』

実はこれ既に公演は終わっていて、でも配信は10月31日(土)21時まで観られます(いつもギリギリでゴメンナサイ)
<配信チケット>
Streaming+(ストリーミングプラス) https://eplus.jp/asatteFORCE/
販売配信期間:10月31日(土)21:00迄 ¥3,000
<視聴方法>
*まずイープラスで会員登録 https://bit.ly/34IcaoL
*登録が済んだら、チケット購入 https://bit.ly/3jTAI4A
*届いたメールに記載されているURLにアクセス
*期間中ならいつでも何度でも視聴OK!

この「いつでも何度でも観られる」という配信が、本当に嬉しかった。ちょっとひと息つける時間に、少し観て。やれやれとようやく落ち着く夜更けに続きを観て。ああこれ良いなあっていう場面をもう一度観て。

そうやって観た「マイ・ラスト・ソング」。素敵だった。おかしくて懐かしくて切なくて楽しかった。「赤い風船」で泣きそうになって、自分で驚いた。そうか。「ムー一族」 で桂木文 が唄ってた「短編小説」って好きだったけど、「さだまさし」作詞作曲だったんだ。知らなかった。

そうそう、この歌も。まったくなんて詞、と思うけど。良いのよねこれが。まさに久世ワールド。


そしてそして。今回のこの「マイ・ラスト・ソング」で一番の収穫。
裏町マリア
ドラマ『ムー』の挿入歌。詞は演歌調なのに、バックコーラスが賛美歌312番。作詞:山口洋子 作曲:むつひろし。この「むつ」さんは「昭和枯れすすき」の作曲者でもあり。ああ、そうだった、この歌好きだった。どうして今まで忘れてたんだろう。

そもそもこの「asatte FORCE」という日替わり公演は、コロナ禍で芝居が中止になり、ぽっかり空いた劇場で何か出来ないか、と考えた小泉今日子さんが"予定していた公演をやむなく中断した劇団を招いたり、朗読劇で構成台本や演出を務め"実現したものだという。

実際、劇場では自ら「もぎり」もされていた小泉さんの「いろんなことを網羅したかった」という今回のこの「挑戦」。私にとっての一番の魅力はやっぱりこの「配信」だった。

芝居にしてもコンサートにしても、「生」が一番! それは分かってる。誰だってそう思ってる。でも。誰もが劇場に行ける訳じゃない。たとえコロナ禍でなくても、遠方だったり、自由な時間が取れなかったり、それぞれの事情で観る機会を得られず淋しい想いをしている人は、たくさんいる。そういう人にとって「配信」は嬉しいけれど、でも1回限りのリアルタイム配信だと、その時間にちょうど観られるとは限らない。なので、今回みたいな「期間中ならいつでもOK」という配信方法が確立されたことは一筋の光。

その「asatte FORCE」配信はなんと13公演。どれを観ようかなとワクワクしながらチョイスして、好きな時間に少しずつ観て、料金も2〜3千円で。これってちょっと本を買うのと似てる。いつでもどこでも本を読むみたいに頁(サイト)を開けば、ここではない世界にひゅんって跳べちゃう。ああ、楽しかった。きょんきょん様。ぜひぜひ又やってください。

asatte FORCE 配信一覧