3月8日、拉致後の出来事（その2）

【院長先生】さあ、暴れないでくれるかなぁ。

助手の獣医さんがしっかりと押さえて、恐怖の採血タイムスタート……

【ミミちゃん】ニャー ウ～ッ!! ウ～～～ッ!!! ウギャ～～～～!!!
聞いたことのない声!!
痛がって暴れちゃって大変です。

【院長先生】みんなで押さえましょう。
【MTZ48さん】こんなに嫌がるの初めてだなぁ。汗だくだ

【ミミちゃん】ウ～～～ッ!! ウギャ～～～～!!!
【院長先生】あなたも写真撮ってる場合じゃないですよ、お尻押さえて！
院長先生に言われて私も押さえましたが、ミミちゃんの大暴れは収拾がつかず、助手の獣医さんの手にはひっかき傷が!!

【助手の獣医さん】こういうことは慣れてますから。犬は牙をむいて噛むから傷が深くなるけど、猫の傷は表面的だからマシですよ。
【MTZ48さん】申し訳ないです。
【院長先生】じゃあ、いきますよ。
【MTZ48さん】痛てぇ～!!!!（引っ掻かれる）
【ミミちゃん】ウギャ～～～～!!!（恐怖のあまり失禁）

猫の採血は苦労するそうで、タオルを巻いて落ち着かせた院長先生。
【院長先生】細い針で丁寧に採血しようと思ったけど暴れちゃってダメだな。太い針で一瞬で採る方法に変えよう。

噛まれないようにエリザベスカラー装着。
今度は一瞬で採血したので大丈夫でした。

この日病院に来た理由は目が腫れていたから。目薬をさして、検査の結果を待ちます。
この目薬と、首の後ろに刺すいつもの「痒い痒い病の注射」は嫌がらずに落ち着いていました。

いつもは入れるのに苦労するキャリーですが、痛がった後は一目散に入って行きました。
【MTZ48さん】「こんな所連れてかれるなら、もう二度と入りたくない」って思ってるかもなぁ。

【院長先生】腎機能のCREが少し高いですね。でもほかは正常値ですよ。
【MTZ48さん】正常値っていっても上のほうばっかりですけどね。
【院長先生】（ミミちゃんは）性格はいい子なんですけどね、「イヤなものはイヤ」ってタイプですね。
【MTZ48さん】色んな人から「頑固」って言われてます。

そして帰社。キャリーからは一目散に飛び出して駐車場の定位置へ。

【MTZ48さん】「しばらくほっといてくれ」って感じだな。

聞いたことのない大声を上げて暴れるミミちゃんにショックを受け、猫を飼う大変さを実感した一日でした。
だからこそ、MTZ48さんにとってはかけがえのない「娘」なんだなと…。
6F N




▲犬猫病院では「引っ掻かれた人間のための」消毒綿が常備されていて、助手の獣医さんがさっと差し出してくれました。ご家庭ではマキロンで消毒しましょう。