御寺泉涌寺 別院雲龍院  時折の事/華と写真 清水南龍 

華は楽しいものだ。
自然との触れあいを愉しむ雲龍院に。
そんな想いで客殿を中心に「飾り花」しております。
是非雲龍院をお楽しみ下さい。
 

秋の行事、観月の茶会が始まる。
毎年一度、毎回が積み重なる様に何も変わらない内容。

織部流の武家点前と篠笛の音色。

皆さんが、もう何年になるのかなあ?と
呟く。控え室ではやはりその話題が始まっている。

何も変わらないことへの拘りは、あきらかにその約束事の中にのみ傾注される思いと研鑽がある。

今の時代。どんどん変わって行く物事を追い求めて行く流れは、どうやらここにはない。

だから素晴らしい。

....そう思う自分に「変わったなあ....」と思う事が増えた。

さて室礼は、華に袱紗を重ね合わせ、自然感をより増やした。

どこからか動物達の気配が感じられる。

変化を求めなければ、人と自然は共生できるかもしれない。

仰天した先日の野分は、そうしたものなのか、はたまたリセットされつつあるエネルギーなのか?

.....わからない事も増えた。学べば体験すればするほど、増えてゆく無知。

深い。深すぎて、最近は自我に走る傾向が否めない。

心穏やかに自然と暮らす日々を増やして、気配と語る機知を体得したいものだ。

華は華。
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仰天だった野分から、数日。
やはりその後の復旧に向けての会話の他に、あそこもここもと新たな「大変」の話を聞くことになる。

日本中が地震と台風の怖れに浸かる。

なんとかゆったりゆったりと.....,
大輪の間の龍は、動かせなかった。

折れた枝達。蘇って欲しい。
そんな想いです。
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いつになく...いつになくと言い続けてきたここ数年。
暑さ寒さの厳しさに、台風の厳しさも。

用意していた花材をやめ、折れた山内の無残な姿を、あえていけ飾った。

日頃借景という美意識を庭に、そして回廊と床にと自然派としては、陰陽転化を施した。
陰尽くしとなった。

折しも、先日京都の恵文社でのトークイベントで語った陰陽転化で出会った「組紐」との縁が、東京銀座のGINZA SIX/蔦屋書店でのトークセッションに波及し、雲龍院を語ったが、その後京都に帰り、今回の陰陽転化となった。

自然との事。
リセットが本当に訪れてきているのだろうと感じる。

自然は戦うものではなく、守ってもらうものだと思う。

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