令和2年度予算要求に対する財政局査定内容の公開「伏見駅ナカ」は職員の意識改革が原動力に

2020年01月13日

市長査定額・率ともに大幅低下 令和2年度予算

1月10日(金)に公表された「令和2年度予算要求に対する財政局査定内容の公開」では、全庁的な視点から臨時的に投入する経費である「臨時・政策経費」として92億円留保。そのうち、81億円を財政局査定で消化してしまったことから、残りの11億円分が市長査定分となる。つまり令和2年度予算「臨時・政策経費」における市長査定の割合はわずか12%しかない。なお、下記表をご覧の通り、市長査定率12%というのは河村市政において最低の数字を更新している。

■ 市長査定額/臨時・政策経費/市長査定率の推移(予算ベース)
平成23年度 15億円/70億円/21%
平成24年度 14億円/70億円/20%
平成25年度 13億円/70億円/19%
平成26年度 29億円/70億円/41%
平成27年度 11億円/70億円/16%
平成28年度 20億円/70億円/29%
平成29年度 21億円/70億円/30%
平成30年度 21億円/70億円/30%
令和元年度 24億円/77億円/31%
令和2年度 11億円/92億円/12%

「臨時・政策経費」の88%を財政局が消化してしまったことで、市長に各局から要求された予算の可否の判断を仰ぐ余地は大幅に低下。ましてや、蒸気機関車の走行や1,000mタワーの建設、三英傑の銅像等の設置など、市長が夢にまで見る予算の確保は極めて難しくなったようにも見える。

一方で、令和2年度予算編成にあたり、臨時・政策経費92億円をめぐり、各局から要求された予算額は216億円。81億円分は財政局査定で認められたものの、残る135億円分については「市長査定」の判断を仰ぐことになるが、残された財源は11億円しかなく、令和2年度の市長査定は例年になく厳しいものとなりそうだ。

※ 金額はすべて一般財源ベース


minami758 at 22:32│Comments(4) 31.名古屋市政 | 7.財政

この記事へのコメント

1. Posted by 子供かよ   2020年01月14日 07:32
>ましてや、蒸気機関車の走行や1,000mタワーの建設、三英傑の銅像等の設置など、市長が夢にまで見る予算の確保は極めて難しくなったようにも見える。

蒸気機関車の走行、1,000mタワー、三英傑の銅像、そんなものそもそも要りません。
この勘違い市長、何とかしてください。

https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020010690213115.html 中日新聞1月6日

>名古屋市科学館のSL走行構想が迷走? 河村市長が距離延長案
 名古屋市教委が市科学館(中区栄2)で120〜130メートル走行させる方針を示しているB6形蒸気機関車(SL)について、河村たかし市長は6日の年頭会見で「330メートル走る別の案がある」と明かした。市教委案には「短すぎる」と納得がいかない様子。定まらない当局の方針に議会の反発も予想され、SL構想は出発前に早くも迷走気味だ。
 「走るなら長い方が楽しいがや。(両案のうち)どっちが子どもさんにより喜んでもらえるかを考えるべきですよ」。河村市長は会見でこう強調した。
2. Posted by 子供かよ   2020年01月14日 07:33
> B6形SLは1904(明治37)年にドイツで製造され、愛知県内などで稼働後の68年から市科学館で屋外展示され、現在は大阪市内で解体保存中。市教委は専門業者に委託した活用調査の中間報告を基に、蒸気機関より環境負荷の少ない圧縮空気式動力で走るよう復元修理し、客車をつないで120〜130メートルの直線レールで往復走行させる案を昨年末の市議会委員会に示していた。
 これに対し河村市長が明かした案では、レールを科学館がある白川公園内の西南端まで延長。樹木が茂る一帯を通り、緩やかなカーブを描いて330メートル走らせる。
 ただ、市長案について市役所内では驚きの声が相次いだ。ある市教委幹部は「あの案があるのは知っていたが、業者から提出された中間報告には盛り込まれていなかった」と困惑。市長が業者に直接問い合わせて得たとみられるという。
 市教委案の総事業費は明らかになっていないが、SLを復元させるだけで最大3億3千万円かかり、展示施設の建設費や客車の整備費なども必要となる。
 レールを林の中に通す市長案ではさらなるコスト増が確実なほか、公園内で遊ぶ子どもがレールに立ち入らないようにする安全確保策の必要性を指摘する声も市内部で出ている。
 昨年末の委員会で市教委案の費用対効果に疑問を呈していたある自民市議は取材に「さらに規模の大きい市長案が突然出てきて驚いた。2月議会で関連予算が提案されたら徹底追及したい」と話した。
3. Posted by 一名古屋人   2020年01月14日 11:02
本当に子どもの事を考えているのであれば、冗談抜きに給食の事をもっと考えていたでしょう。さらにこの問題の深刻なところはいわゆる「名古屋めし給食」には特別な予算をつけていたということです。つまり、基本を抑えず、こうした華やかな部分にだけ着目する。
また、大阪における私塾補助も同様ですが、こうした施策は子どものためではなく、子どもをダシにした私塾への補助、名古屋めし食材提供者への補助であり、子どものことを考えての施策などと口走ることそのものが醜悪です。
このSL走行でも全く同じ。そんな事を気にする子どもがどこに居るのでしょうか。そもそもB6の動態展示は他にもあり、SL走行や明治村にはチンチン電車の走行もある。子どもはそれらで十分満足するでしょう。そのサブセットを白川公園に作る必要はないし、公園機能(災害時の広域避難所)を毀損してまで設置すべき価値があるか甚だ疑問です。
河村市長の根本的な欠落は、「他者性」です。主観に固着して第三者からみた評価ができない。行政を担うものは「全体の奉仕者」であるのだから、自分と感覚を同じくする人々だけではなく、自分には理解できないようなマイノリティも満足できるような、または共存できるような施策を選択できなければならない。しかし彼のやっていることは、地域委員会でも減税政策でも、必ず「足を踏む犠牲者」が出ているにも関わらず、そこに忖度しない。
自分が生み出した犠牲者のことを認識できないという姿が、幼稚で醜悪な「バカ殿」そのものなのですが、マスコミもこうした姿を抽出せず、提灯を付けて「とくダネ=飛ばし記事」のおこぼれを有難がっているようでは、なんともなりません。
4. Posted by 中日新聞が諸悪の根源   2020年01月14日 20:24
かくなるうえは、中日新聞のT田Y二郎記者に全責任を負ってもらうしかないですよね〜。中日新聞さんどうでしょう?T田記者をイケニエにして、反河村に転向しませんか?

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