山岳移動の香り

 奥多摩・奥武蔵の低山を中心にCB・特小の山岳移動を行っております。渓流釣りも沢登りも・・・山で遊ぶことが大好きです。時々ブログタイトルに関係ない話題も書いてます。

今年も夏季遠征の最後は東北だ!

 6月の山岳移動強化月間からの夏季遠征もそろそろおしまいで、山は紅葉シーズンに突入した。では去年の安達太良山に引き続き福島県の山で、これまで保留となっていた磐梯山へ参戦してみることにします。
 登山コースはいくつもあるようですが、せっかくなら最も面白そうな裏磐梯登山口からの周回コースとしましょう。
 CT:駐車場7:48→櫛ヶ峰分岐9:12→櫛ヶ峰9:37→櫛ヶ峰分岐9:54
    →10:45山頂12:49→14:23駐車場
s-01 駐車場s-02 裏磐梯スキー場s-03 火口
(裏磐梯スキー場〜火口内)
 2時15分起床作戦行動開始。関越道〜外環道〜東北道〜磐越道と片道300km超!これは市民ラジオでもかなりのDXだなぁ〜と、すでにヘロヘロになって裏磐梯スキー場へ。ゲレンデの脇の砂利道登りからスタート、火口内部へ侵入し「ここ全体が噴火で吹っ飛んで崩れたんだ!」と驚いてます。磐梯山の北側の多くの湖や沼が、これまでの噴火で堰き止められてできたことは素人でも容易に推察できます。全体では八ヶ岳の硫黄岳の爆裂火口よりもかなり大きいように思いました。
s-04 倒木s-05 倒木s-06 急登
(登山道倒木〜急登)
 火口から尾根に這い上がりますが、登山道は先日の台風で酷いことになっており、道が見えませんよ。ドロドロになって通過すると根っこから倒れています。最近山では途中で折れた木じゃなくて、根っこ付きでひっくり返っている木をよく見かけるのは山が痩せてきているのでしょうね。手摺り付きの急登・高足登山道は汗だく。ドロドロで滑りやすいので登るのはともかく下りは大変でしょうね。
s-07 振り返りs-08 櫛ヶ峰へs-09 櫛ヶ峰直下
(振り返り〜櫛ヶ岳へ)
 登り切って振り返れば桧原湖が望め、ようやく標高を上げてきた感じがします。登山道ではありませんが、櫛ヶ峰(1,636m)への稜線には明瞭な踏み跡があり、時間的余裕もあるので行ってみると、踏み跡はすぐになくなり岩と土のガレ場で酷い状況です。まあ落ちでも死ぬことはないでしょう。テキトーに這い上がっていくと、山頂に太陽光特小RPTのようなものが見えます。
s-10 櫛ヶ峰から磐梯山s-11 櫛ヶ峰山頂部s-12 火山観測装置
(櫛ヶ峰から磐梯山〜山頂部)
 山頂は穏やかで南側には磐梯山や火口、荒々しく山体崩壊したと思われる箇所が見えて迫力ありますね。太陽光RPTだと思われた(思ってません)ものは気象庁の火山観測カメラでした。カメラがあるのでは仕方がないと、前面に回り込み笑顔でピースサインを決め込みます(やってません)。
s-13 磐梯山へs-14 弘法清水小屋s-15 紅葉
(磐梯山へ〜弘法清水小屋〜紅葉)
 先ほどの分岐まで引き返して今日の獲物、磐梯山へ接近します。弘法清水小屋は最短ルートの八方台登山口からの登山者と合流するのでごった返しております。
s-16 紅葉s-17 磐梯山山頂部s-18 山頂売店
(紅葉〜磐梯山山頂部)
 紅葉をのぞき込んだりしながら、ドロドロで滑りやすい急登を一登りで山頂に到着しましたが、平日なのに混んでいてびっくりです。
s-19 猪苗代湖s-20 紅葉・猪苗代湖s-21 下山路
(山頂から猪苗代湖眺望〜下山路)
 期待していた眺望はダメですね。最初は足元の猪苗代湖くらいは見えてましたが、すぐに真っ白になり眺望終了となりました。救いは完全なる無風で、薄着でも全く寒くありません。先般の富士山ではすっ転ぶほどの爆風でアンテナがしなっていましたから、それを思えばガスガスフルフルの真っ白でもいいか。

 お店を広げて運用してみますが、CBは8chで「51・51QSB〜」とかすかに聞こえてきてそれっきり埋没。あと弱々しくホニャラのみ。DCRは業務が工事現場の交互通行が聞こえるくらいでイマイチな感じです。まずはDCR戦と吠えてみると応答頂きました。山形・千葉・福島・新潟と土地勘がないので、どうも距離感がつかめない感じでしたが100km超は十分いけるようです。
 応答局も少なくわりとのんびり話ができました。都市近郊の山でパイルになるとのんびりQSOはできないですからね。お稼ぎできなくても楽しい運用でした。

 帰りは予定の周回軌道で戻りますが、予想を上回る激しきグッチャマンに意気消沈。ゲイターも靴も泥まみれですよ。
s-22 銅沼s-23 解説s-24 スキー場
(銅沼〜ゲレンデ下山
 楽しみにしていた銅沼でシュールな世界観を楽しんだら、ススキに覆われたゲレンデを下っておしまいです。

いくつか・・・
 帰りは東北道の途中から某ヒョウゴAB337局とDCRランデブー。あっデブではありません。暇なので助かりましたが、やはり往復600km超の日帰りは山より運転に疲れる。これでも東北大陸の最南端か。同じ距離だと北アルプス深部まで届くので東北遠征はキツイな。
 今日はあんまり歩いてないなと思ったらやっぱり10kmでしたか。ただ変化に富んで飽きないコースで悪くない印象です。でも距離は短いものの急登箇所もあり、夏場は暑くて歩行困難な感じがします。
 磐梯山山頂がガスガスだったこともあるが、おまけで行った櫛ヶ岳の方が磐梯山・鞍部・火口と一望できこちらの方が印象深い眺望だった。登山道はなくスリップしやすいので、大した距離ではないが足元注意。転ぶと下は粘土のような土なので悲惨。
 あと1回くらい遠征に行きたいが、遊ぶ金(いわゆる遊興費を称される)がなくなってしまったのでこれで終わりかな。雪が降るまでは近場の山を徘徊するか。
 風もなく穏やかで平穏な山行で、終日奇声を発することもなかった。(どうでもいいか)


9/28(金)の移動運用結果
運用地:福島県耶麻郡猪苗代町 磐梯山(1,819m)
 11:26 DCB18ch ヤマガタITA010 山形県西置賜郡飯豊町固定 M5/M5
 11:35 DCB18ch チバSP850 千葉県野田市固定 M5/M5
 12:01 DCB18ch フクシマTT244/7 福島県郡山市 M5/M5
 12:05 DCB18ch ニイガタAI520/0 新潟県新潟市西蒲区 M5/M5
 12:13 CB8ch フクシマTT244/7 福島県郡山市 53/52
 12:22 DCR18ch フクシマAY01/7 福岡県いわき市 大畑公園 M5/M5

年に一度のお約束 今年は最高ロケから西国を狙え!

 どうも新規開拓精神に乏しく「雲取山・小金沢山・南八ヶ岳三山・甲斐駒ヶ岳・富士山」と毎年必ず行く山が決まってしまっている。今年は二度のチャンスを逃したので甲斐駒ヶ岳は行けそうもないが、ド定番富士山だけは外せないところです。SVは天候不順で参戦できず今年もまたこの時季になってしまったが、それでもやはり行くことにしましょう。
 毎年お鉢巡りは順方向時計回りで運用も東側側1エリア向けだったが、今回は反時計回りで運用は約束の地「三島岳」から西国を狙ってみることにしましょう。国内随一のロケーションからであれば平日無告知であってもそこそこイケるのではないかと期待します。
 CT:富士宮口五合目6:56→10:01富士宮口山頂→お鉢巡り
    →11:49三島岳山頂13:00→14:09富士宮口五合目
s-01 富士宮口登山口s-02 山頂s-03 六合目
(富士宮口登山口〜山頂〜六合目)
 2時15分起床作戦行動開始。この時季でも富士山に来る人は多いが、それでも登山口駐車場最上段の真ん中あたりに停めテキトーに出発します。あっ写真は毎年同じなので見てもしょうがないです。
 そんなことより、昨年のFLRMで−超高所運用への誘い−として富士山運用を紹介し、「疲れない究極歩行術」などと偉そうに講釈を垂れた手前、ここでバテるわけにはいかないという微妙なプレッシャーを感じているのであった。
s-04 山小屋s-05 山小屋s-06 山小屋
(途中山小屋)
 六〜七合目までは徹底的に呼吸を意識し丁寧にペースを作ったら、あとはオートクルーズコントロールを作動させ自動歩行モードに入ります。危険個所はないし歩くだけでとくにやることもないので集中力が欠如し、頭の中で「さぁっき〜まではアイスティー♪」妙な曲が大音量で流れリフレインし始めました。何なんだこれは!病気かよ!ではとっくに営業終了した山小屋で、泣きながら扉を叩いて「開けてくれよぉ〜助けてくれよぉ〜 (´_`。)」という地鶏写真を撮るかと思ったが、あまりに大人げなく意味がないことを悟り自重しました。
s-07 山頂直下s-08 富士宮口山頂s-09 剣ヶ峰
(山頂直下〜富士宮口山頂)
 標高も3,000mを超えた山頂直下は少し傾斜がキツイので、夏場は悶絶してたりゲロ吐いてる人がいます。あっ山頂に着いた!結構人はいますよ。
 去年と同じくらいだったかなと思っていたが、あとから確認したら1分違わず同タイムでした。3時間歩いて同じというのはマイペースを堅持できているからなんでしょうね。よかったような気もするけど、あと5分縮めて3時間以内到着にするのは荷物を減らさないとできない感じがします。
s-10 お鉢巡りs-11 火口s-12 北東側眺望
s-13 山頂村s-14 白山岳山頂部s-15 北西側眺望
(お鉢巡り 火口〜北東側眺望〜山頂村〜白山岳)
 反時計回りでお鉢巡りに突入します。快晴ですが雲が多くあまり景色を見渡せません。白山岳は北側の眺望が素晴らしいピークですが雲でほとんどダメでした。
s-16 剣ヶ峰s-17 観測台か何かs-18 日本最高点
(剣ヶ峰〜観測台?〜最高点)
 白山岳から下り最高点の剣ヶ峰までは凄まじい爆風でした。北北西の風全開!ザックを誰かがパンチしている感覚で、マジによろめいて火口へ転げ落とされる恐怖を感じます。たまらずすれ違った方に状況を伺うと、この先のピークまでであとは大丈夫とのことでした。よかったぁ。
 剣ヶ峰へ這い上がってきました。観測施設の上の櫓が気になるところです。あそこで波出したら飛ぶだろうな〜。山頂標の先の赤ペンキが本当の日本最高点で、強風下ここでタイタニックをやるつもりでしたが、お金が置いてあるので踏めないですね。右奥に見えるのが今日の運用地三島岳ピークです。
s-19 三島岳山頂部s-20 南側眺望s-21 三保の松原
(三島岳山頂部〜眺望・三保の松原)
 馬の背を下り三島岳へ這い上がってきました。南西側は雲海が広がっており三保の松原くらいしか見えないです。そんなことより気温0℃と寒いしスゲー爆風・・・ダメだ!仕方ないので今日はDCR戦にしようかとも思ったが、やはりこのロケからのCB運用という好奇心には勝てず、87Rのアンテナを伸ばしています。ここは紀伊半島の山から有視界、電波的には四国の山までのスーパーロケ、山岳移動局はいなくても四日市港くらいなら余裕だと張り切って運用です。
 結果は・・・2エリア2局しかも登山口の富士宮市!ほぼ直下!という衝撃でした。両局ともいつもブログを拝見させて頂いたりSNSでお世話になっている方ですので、遠征先でご挨拶できたのは嬉しかったです。まぁさすがにEsシーズンも終わったこの時季の平日、少しでもお稼ぎを狙うなら告知しないとダメですね。
 1エリア側はお鉢が引っかかって飛ばないと思っていましたが、最低限は飛んでくれ山岳からも先般八ヶ岳でアイボールしたシンジュクIC26局が雲取山、神出鬼没山岳CBerトウキョウHN203局が七面山からお出ましでした。お二方ともこの好天を逃さないとは流石ですね。
  寒いし爆風でヨロヨロしているし、応答局がいなくなったら速攻で撤退です。


いくつか・・・
 ずっと天気が悪く翌日からは台風来襲とあって多くの登山者がいました。スニーカーに穴あきジーパンで、ほとんど手ぶらのアメリカ隊はいつ来てもいますね^^。
 来年こそはSVでここから勝負したいです。

9/28(金)の移動運用結果
運用地:富士山山頂 三島岳
 12:10 CB3ch シズオカAR318/2 静岡県富士宮市 59/59
 12:14 CB3ch シズオカJG726/1 神奈川県平塚市 58/58
 12:17 CB3ch サイタマKS73/1 埼玉県鴻巣市 52/52
 12:18 CB3ch チバIT405/1 東京都中央区 佃大橋 51/53
 12:21 CB3ch シズオカDD23 静岡県 富士宮市固定 59/59
 12:21 CB3ch トウキョウMS25/1 東京都立川市 53/52
 12:25 CB3ch トウキョウHN203/1 山梨県南巨摩郡身延町・早川町 七面山 57/M5
 12:27 CB5ch シンジュクIC26/1 東京都西多摩郡奥多摩町 雲取山 57/54
 12:33 CB3ch トチギ4862/1 栃木県足利市 52/52
 12:36 CB3ch サイタマSB205/1 埼玉県深谷市 51/41

この夏の甲斐性!ジャンダルムの天使に会いに行こう!

 毎年恒例のmomoca(男性です!)さんとの夏季合同山行、今回の獲物は去年から決まっていた。北アルプス穂高稜線のジャンダルムヘ行こう!ここは我々一般登山者にとっては国内屈指の難路とされ憧れの縦走路という存在です。すでにmomocaさんは2回ほど登頂されており、ルートも時間も危険個所等々の勘所も熟知されており、事前学習と合わせてレクチャーを受ければ私でも行けるでしょう。楽しみ過ぎます!
 先週突入の予定だったが天候がイマイチ。ここは鎖とマーキングは最小限しかなく、天候で難易度が劇的に変わるので、一週見送り好天が確実視されたタイミングでアタックすることになった。
 通常は西穂山荘で前泊し一日かけて稜線を歩き奥穂高岳までの行程だが、二泊を要してしまうので、穴党の我々は上高地から岳沢小屋を目指しバリエーションルートの天狗沢を詰め、縦走路の中間地点となる天狗のコルへ一気にアクセスし、最短ルートでジャンダルムを狙うという作戦である。
 CT:上高地BT6:05→8:05岳沢小屋8:20→10:22天狗のコル10:36
    →11:55ジャンダルム12:11→13:24奥穂高岳14:02→14:35穂高岳山荘
    →穂高岳山荘6:38→8:32北穂高岳8:45→10:07涸沢小屋10:29→14:32上高地BT
s-01 河童橋s-02 岳沢小屋へs-03 岳沢小屋
(河童橋〜岳沢小屋)
 気象条件の安定している午前中に難所を通過すべく上高地へタクシーで乗りつけ、登山バスで先着され寒そうに待っていたmomocaさんと合流し出発です。まだ上高地の名所河童橋も閑散としています。風もなく穏やかな天候、天狗沢の取り付きとなる岳沢小屋まで来ました。ここから重太郎新道−吊尾根で奥穂高岳を目指すのが一般的なので、そこそこ人もいます。
s-04 乗鞍岳s-05 天狗沢s-06 天狗沢上部
(乗鞍岳〜天狗沢)
 天狗沢へ取り付き振り返ると、無線イベントではよく運用されている乗鞍岳が見送ってくれていました。いずれあそこも行ってみたい山ですね。
 さて天狗沢はこんな感じ、真ん中の写真の赤いアルパインスタイルのmomocaさんと比べると沢のスケールがわかると思います。このルンゼ全体がガレた浮石で落石危険ゾーン。マジすか学園!マジムリ学園!と奇声を発します。見るからにヤバそうな気がしますので、少し間隔を開けて詰めは悶絶急登。オレンジ服のへっぴり腰がいると思ったら私です。
s-07 天狗のコルs-08 笠ヶ岳s-09 最初のピーク
(天狗のコル〜笠ヶ岳〜最初のピーク)
 天狗のコルへ這い上がってきました。対面の笠ヶ岳には若干ガスがかかっています。西穂側は垂直の壁に鎖が垂れており、奥穂側は最初の無名ピークで普通の山であれば結構な岩登りクラスの斜度と評されるのでしょうが、ここでは評価の対象にはならないです。天狗沢を下るのもガレ沢地獄、進むしかない状況に激しくテンション上がります^^v。
s-10 振り返り 天狗ノ頭s-11 トラバース道s-12 ルンゼ登り
(振り返り〜トラバース〜ルンゼ登り)
 振り返ると天狗の頭が見えます。西穂に向かうにしても一旦下降してコルからあれを登るのか・・・と動揺しますね。左側は数百m切り立っていますから、何でもないトラバースもしょっぱく見えます。ここで理系の私は今さらながらにある公式に気が付くに至った。「ワンミス=滑落=即死」つまずいてバランスを崩したら運よく落ちなくても生きた心地はしないでしょうね。慎重に行きます。
 ルンゼ直登で西穂からと思われるテント装備の方に会いました。重量級荷物でここを行く人はホント凄い!ほとんどもう神の領域ですよ!
s-13 ジャンダルムへs-14 ジャンダルムを望むs-15 ジャンダルム頂上
(ジャンダルムへ〜山頂部天使)
 無限に繰り返すと思われた岩山のアップダウンの末、「あれを登ればジャンダルムが見える」と這い上がるとずんぐりしたジャンダルムが迎えてくれました。再び下降の末、ヒィヒィ這い上がると貸し切りのピークで天使が待っていてくれました。あまりの無風と抜群の眺望に、万歳!\(^o^)/と奇声を発するのとmomocaさんとガッチリ握手し登頂成功を祝うのを忘れてました。
s-16 トラバースs-17 鎖登りs-18 振り返り ジャンダルム
(馬ノ背へ〜振り返りジャンダルム)
 本当の難所はここから。基部から信州側へ回り込み、最大の難所ロバの耳下降に向かいます。ここは事前調査でもレクチャーでも一番危ないと確認していたのでより慎重に参ります。クライムダウンのスタンス確認で、両足の股の間から数百m下の滝谷が望めるのには笑うしかないです。振り返るとこのアングル誰かのブログで見たよ!って感じのジャンダルムが見送ってくれました。
s-19 トラバースs-20 馬ノ背へs-21 馬ノ背取り付き
(トラバース〜馬ノ背へ取り付き)
 ガッツリ下降させられ登り返したら、ド派手なハイライトが待っています。ナイフリッジ馬の背を望むmomocaさんが素晴らしく格好いいです。
 ルートの状況はここは記すより下の動画を観た方がわかりやすいですね。怖そうに見えますがあまりに切り立っていて、通過時のホールド・スタンス位置が決まってしまうので、凄まじい高度感でも怖くはありません。
s-22 ビクトリーロードs-23 ビクトリーロードs-24 奥穂高岳山頂部
(ビクトリーロード〜奥穂高岳山頂部)
 ビクトリーロードの先には穏やかな奥穂高岳山頂が待っていました。奥穂高岳は標高3,190m国内第3位の高峰、眺望はいいに決まっています。
s-25 前穂高岳s-26 振り返り ジャンダルムs-27 穂高岳山荘
(前穂高岳〜ジャンダルム〜穂高岳山荘へ)
 まさに360度の大パノラマが広がっていました。でも無線家としては眺望より何が聞こえるんだろうという期待いっぱいで、早々に飯食って運用開始です。平日の中途半端な時間でボウズくさいと思っていましたが、2局さんに生存報告だけできました。山頂は小広いので無線運用には悪くないです。イベント時ここから運用したらどこまで飛んでいくのだろうか・・・。いつかやってみたいですね。
s-28 穂高岳山荘と涸沢岳s-29 涸沢岳へs-30 涸沢岳から槍ヶ岳
(穂高岳山荘〜涸沢岳へ〜槍ヶ岳を望む)
 穂高岳山荘で今宵の寝床を確保したら、再び山荘前でショート運用開始。時間が合えばもう少しお稼ぎできたと思うのだが、ボウズじゃなくてよかった。そしてとうとうやることもなくなり、momocaさんと呑みに入ってしまいました。無線のアイボールと同様、同好の士との語らいの時間は圧倒的リラックス感がたまりませんな。

 翌日は涸沢岳〜北穂高岳へ参ります。涸沢岳までは普通の登山道で、快晴下眺望も素晴らしく平和が続きます。
s-31 北穂高岳へs-32 振り返りs-33 ルート飛騨側
(涸沢岳から北穂高岳へ)
 ところが涸沢岳以降は状況が一変し大キレットよりよっぽど危ないんじゃない?と思えるルートでした。穂高界隈で最も事故の多い箇所だと思います。ただここは一般縦走路なので鎖も無数にありマーキングも多く、ジャンダルムのように自分でルートを探して確認しなくてよいのは助かります。
s-34 北穂高岳から槍ヶ岳s-35 北穂高岳から奥穂高岳s-36 北穂高岳から笠ヶ岳
(北穂高岳山頂から眺望)
 北穂高岳南峰3,106mへ到着。2年前と同じく風も穏やか、これで槍ヶ岳からの稜線歩きがつながり感慨深いものがありますね。
s-37 涸沢にてs-38 涸沢にてs-39 涸沢カール
(涸沢にて)
 これで稜線歩きもおしまい。涸沢へ下り小屋でソフトクリームを食したら横尾〜徳沢〜明神と延々歩き、小梨平でバス待ち時間調整入浴のmomocaさんと登頂成功と2日間の晴天を祝しガッチリ握手しお別れ上高地へ下った。
s-40 上高地からs-41 ジャンダルムにてs-涸沢岳山頂
(上高地河童橋・ジャンダルム・涸沢岳にて)

いくつか・・・また穂高へ行くときに読み返すと思うので。
 まずはmomocaさんへ感謝である。おそらく自分一人では行くことはなかったであろうジャンダルムヘ引っ張っていってくれたことに感謝が尽きない。また2日間ともシーズンベストかと思われる好天に恵まれ申し分ない山行でした。両日とも落ちたら終わりの難路突破でも怖いと思うようなことがまるでなかったのは、一人じゃなかったからからだと思う。
 稜線上はどこも落ちたら終わりの危険地帯。ボルダリングのようなトリッキーなムーブは不要だが、3点支持は100%間違いなくできないとかなり危険。これがおぼつかないのに行く人はいないと思うが、動かした手足は一時的なバランス取りではなく、当たり前だがちゃんと荷重して確保できてから他を抜重する。3点支持の徹底は必須だ。
 ルート上の鎖とマーキングは最低限しかないことは事前学習でわかってはいたが、マーキングの少なさには正直驚いた。ちょっとでもルートを外すと絶壁や手詰まりに追い詰められる。また今回は幸いも好天に恵まれたが、わずかでもガスがかかると不明瞭なマーキングは見つけにくい。
 できるだけ早い時間に危険地帯は通過する。事前にmomocaさんより、どんなに天気がよくても午後はガスが上がってくる。マーキングが不明瞭なところもあり、ガスにまかれルートを見失うと危ないと言われていた。当日も朝は快晴だったが、昼過ぎからはどんどんガスが上がってきた。モタモタしてはいられないのだ。したがってジャンダルムピークで無線運用など愚の骨頂である。
 今回のルート上の最大の危険個所はジャンダルムの先、ロバの耳の下降。事前学習で考えていたことと、当日momocaさんに言われたことが一致したのは嬉しかった。
 岳沢小屋からの天狗沢取り付きは、最初少し草つきを上がってからの方が楽。また2つ目の大岩まではストックを持って歩け、その方が姿勢が安定する。
 ジャンダルム取り付きへの最後の下降は2〜3mだが進行右手側の岩の裂け目から下降。左手側は楽そうだが最後のスタンスが置けないと思う。ここはマーキングなし。
 ジャンダルムの登りと下降はルートが複数あるようだ。すれ違ったガイドさんが落石でルートが変わったようだと言っていた。新しいマーキングを追うのが安全なように思った。
 3回目だが横尾〜徳沢〜明神は長すぎる。奥多摩の日原林道や後山林道で10kmクラスの林道歩きは数知れないが、ここは異様に長く感じる。次の穂高ではここの歩きは外そう><。

9/18(火)の移動運用結果
運用地:長野県松本市 奥穂高岳(3,190m)
 13:45 DCR14ch ナガノJT123/0 長野県上田市 M5/M5
 13:47 DCR14ch ギフJP806/2 岐阜県高山市 M5/M5
     ナガノAG57局より 長野県下高井郡野沢温泉村にてUCBL M5頂きました。
運用地:岐阜県高山市 穂高岳山荘(2,996m)
 15:44 DCR17ch グンマ1328 群馬県前橋市固定 M5/M5
 15:48 DCR17ch カワサキUA56/0 長野県上田市 M5/M5

 馬ノ背ナイフリッジの動画がありました。あっ私じゃありません。映像だとちょっと高度感はありますが、もっと危険個所を突破してきているので、通過時は感覚麻痺します。1:00くらいからナイフリッジに入ります。

たまには岩トレっすよ!

 北海道胆振東部地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
 momocaさんと北アの穂高稜線歩きに行きたいのだが、大変なご迷惑をかけそうな気がするので、せめて事前練習には行かねばなるまい。当方は岩場歩きくらいならともかく体術を駆使する岩登りは苦手分野で、経験も「両神山八丁尾根」「妙義山(相馬岳まで)」「大キレット」くらいだろうか。こりゃマズイ。
 ということで、今回は練習に特化した山行ということで、秩父のジャンダルム^^との異名を持つ秩父二子山へ参戦することにしましょう。

 CT:倉尾登山口駐車場7:48→股峠7:55→東岳展望地8:22→股峠8:55→二子山西岳9:33
   →尾根端部10:09→10:41ローソク岩11:02→股峠11:21→二子山西岳11:52
   →11:59運用地12:59→13:23倉尾登山口駐車場
s-01 二子山倉尾登山口駐車場s-02 股峠s-03 西岳を望む
(倉尾登山口駐車場〜股峠〜西岳振り返り)
 3時半起床作戦行動開始。国道299号をひたすら西へ西へと群馬県との境までやってきました。すでに標高は900mを超えてます。登山口にカウンターがあり11の表示中、ワンクリックで12とし出発します。
 すぐに股峠、まずは東岳へ向かいます。さっそく落ちたら終わりの個所がありますが、まあ落ちるようなことはないでしょう。それより振り返ると今日の獲物「二子山(西岳)」がその独特な姿を現します。目を凝らしてルートを探しますが、ちょっとわからんですね。マジであれ登るの!?
s-04 東岳山頂部s-05 東側眺望s-06 両神山方向
(二子山東岳山頂部〜展望地から)
 テキトーに這い上がってきたら東岳の小さな看板がありました。この先に展望地ありとの情報を仕入れてあったので見てきました。東京方向もなんかガスっていてイマイチですし、向かいの両神山も上部は雲に覆われ何も見えない。
s-07 峠へ戻りs-08 股峠案内図s-09 上級コース分岐
(股峠へ戻り〜上級者コース分岐)
 では股峠へ戻り、次は西岳へ。股峠の案内図をしげしげと眺めルートを確認しておきます。テキトーに歩くと一般コースへ引き込まれるとのことだったので、丁寧に左側を意識しながら歩くと、レコでよく見かける分岐標がありました。ここで分岐になっていますが、実際には一般コースはもっと下部から巻いているので、間違って入ってしまうとここに来ることはありません。ここで諦めて戻る人用かな?
s-10 鎖撤去案内s-11 取り付きs-12 振り返り
(鎖撤去〜取り付き〜振り返り)
 これもよく見かける鎖撤去のご案内。勿論リサーチ済みです。取り付きからはわずかにトラバース気味に巻いてからひたすら直登。今日は練習なので、テキトーに登るのではなく基本を再確認し忠実に体現したいところです。
・遠くのホールドを取りにいかない(最悪の悪い癖)
・靴底の水平を保つ(踵をあげない)
・腕は伸ばして体を岩から離す(スタンスに立つ意識)
・簡単なところでもホールドをしっかり掴み、十分に耐えられると判断してから加重する。(バランス取りではなく、ちゃんと加重する)
・数手先までは確実にムーブを読んでおく(その場のテキトーはいかん)
・四肢のどこで支えているかを常に意識する(三点支持の徹底)
・手と足は対角線上に動かす(カウンターバランス 超ヘタ)

 岩登りの基本中の基本以下のレベルですが、練習していないとなかなかできないんですよ。しかも同時にあれこれ考えてられないので結構な集中力を要します。取り付きからすぐが最大傾斜の核心部だと思うが、実際のところ全部ガバホールドなのであれこれ考えなくても登れてしまいます。というか・・・ここで落ちるヤツはいないだろ。振り返って足元を見てもそれほどの高度感を感じないのは、この時季で木々が生い茂っているからで、木や草が何もないと感覚も違うのでしょうね。
s-13 尾根歩きs-14 二子山山頂部s-15 稜線歩き
(稜線歩き〜二子山西岳山頂〜先の稜線)
 ピークへ這い上がったら狭い稜線歩きで二子山西岳山頂へ到着です。まだ時間も早いので予定通りもう一周しましょう。この先、岩稜帯の稜線歩きは狭いところで幅1mちょっとだろうか、左右はスパッと切れ落ちていて落ちたら終わりは間違いなくヘルメットなんか意味ないです。通過は何でもないですがすれ違いは注意した方がいいですね。肩がぶつかったらメンチ切る前に崖下へ転落でさようならです。
s-16 振り返りs-17 尾根端部s-18 石灰鉱山 叶山
(西岳振り返り〜石灰鉱山(叶山))
 振り返ると歩いてきた西岳からの稜線が険しく美しく見えます。冬で雪が積もっていたら恐ろしさを感じるでしょうね。迫力満点です。端部からは石灰鉱山の叶山が望めます。あれ?山はもう無いようです。秩父の日本二百名山武甲山もいつかあのような姿になってしまうのだろうか・・・。武甲山好きなUJさんが泣くだろうな。
s-19 端部鎖s-20 ロウソク岩基部s-21 チムニー登り
(端部鎖〜ローソク岩基部)
 端部からは鎖で下降できるようになっていますが、せっかくなので鎖を掴まずクライムダウン。ホールド・スタンスとも豊富で問題ないです。次はローソク岩へ行ってみましょう。
 崖下歩きで直接来るルートもあるようですが、トレースが紛らわしかったので一旦登山道まで下降して登ってきました。回り込んでV字のルンゼから取り付きますが、こういうところは登るのは簡単でも降りられなくなることがあるので、下降時のポジションを考えながら慎重に上がりましょう。
s-22 ローソク岩天井部s-23 西岳を見上げs-24 ゲレンデ
(ローソク岩頂上部〜西岳見上げ〜クライミングゲレンデ)
 頂上部にはクライマーが支点に使う金具がいくつも埋まっており、このローソク岩だけで何本もルートはあるようです。見上げると先ほどまでいた西岳がすぐ近くに見えます。クライマーはこの壁を下から直登するんでしょうが、とても人間業とは思えませんよ。
s-25 股峠s-26 運用場所s-27 ローソク岩が見える
(股峠〜運用地〜左下ローソク岩)
 股峠まで戻ってきたら再び上級者コースで西岳へ参ります。上級者コースの取り付きで6名のおばあさんクライマー集団に出会いました。今日は講習で来ているとのことで、全員ヘルメット+ハーネス+登攀具フル装備でアンザイレン、60歳はとうに過ぎていると思しきパーティーでしたが、元気いっぱいでなんというかこちらも嬉しくなってしまいました。

 再び西岳登頂を果たすとすぐ下にローソク岩を現認し、さっきはあそこからこっちとみていたんだと感慨深いものがあります(いや、とくにありませんね)。
 では一つ手前の峰へ戻りフリラ開局です。今日はDCRを持ってきましたが、無線をやるには遠すぎ低すぎと、ここではボウズだろうなと思っていましたが、4局さんに存在証明だけはできました。屋外で張っていなければできないCBとは違い、DCRは固定・モービルと運用条件が広いので、山奥の低山とはいえボウズの苦汁をなめることがないのは嬉しいですね。よかったぁ。
 もう一回稜線歩きで端部まで行こうかと思いましたが、この先は気を付けて慎重に歩けば問題ないということがわかったのでもういいか。帰りましょう。

いくつか・・・
 今回は練習に振り切った山行で、あれこれ考えながら丁寧に登ることを意識できたが、実際の長時間の登りでは疲労も溜まってくるのでイメージどおりにできるかは甚だ疑問だ。いちいち考えなくとも体が自然にリズムよく動くことが理想なんだろうがほど遠い感じ。まあ基本を忘れず慌てず一つ一つの動作を丁寧にやるしかないです。
 このコースの動画を発見したので貼ってみました。急峻な崖の難路に見えますが、実際には幅もあるしホールドが多く安心して加重できるので、雨の後とかでなければ問題ないと思います。あっそれから登攀中はあまり下を見ない方がいいです。今回は木々が茂っていたので見通しは悪かったですが、時季によってはちょっと怖いかも。

9/6(木)の移動運用結果
運用地:埼玉県秩父郡小鹿野町 二子山(1,166m)
 12:19 DCR16ch グンマTO539 群馬県館林市固定 M5/M5
 12:23 DCR16ch サイタマHK118/1 埼玉県春日部市 M5/M5
 12:26 DCR16ch サイタマRS119/1 埼玉県さいたま市 M5/M5
 12:32 DCR16ch グンマKK70/1 群馬県太田市 M5/M5

北アルプス進軍断念、大儀なき南北八ヶ岳狭間山行
まさかの59++ 奇跡の超高所アイボール

 お盆だろうが全く容赦のないCM攻撃で撃沈していたが、どうにか休みを確保したので山へ逃走することにしましょう。今回は北アルプス進軍を計画していたが、身体もバテバテでとても歩けそうもない。近場の山は暑くて熱中症フラグだし、結局毎度の八ヶ岳あたりでどこか探すか・・・麦草峠の白駒池から「ニュウ」「高見石」あたりで苔むした北八ヶ岳の雰囲気でも味わうか案もあったが、あまりにパンチがないし無線的には飛ばないエリアなので、せめてもう少しということで、南北八ヶ岳の境界となる夏沢峠から天狗岳・硫黄岳ということで話がまとまった。
 2時過ぎ起床作戦行動開始。ホームから北八ヶ岳へは、いつもの中央道より関越道〜上信越道〜中部横断道(無料区間)と回ったほうが手っ取り早いですね。

 CT:本沢温泉ゲート7:18→本沢温泉8:13→東天狗岳9:38→西天狗岳9:58
   →11:12夏沢峠11:23→12:19硫黄岳14:21→15:58本沢温泉ゲート
s-01 ゲートs-02 本沢温泉s-03 分岐
(林道ゲート〜本沢温泉〜白砂新道分岐)
 本沢温泉へは舗装路から林道へ侵入するが、ここが凄い凸凹道!ロードクリアランスのある4WDじゃないと絶対無理、途中何度もドラレコの衝撃センサーが激しく作動しました。あっ写真に顔を出しているあちこちガタガタの旧車Rushなら大丈夫です。
 テキトーに出発して、日本最高所野天風呂がある本沢温泉に来ました。すぐ先で天狗岳への白砂新道と硫黄岳へのコースに分かれます。
s-04 白砂新道s-05 主稜線手前s-06 稜線から天狗岳
(白砂新道から稜線)
 白砂新道はイメージしていたより傾斜がありましたが距離は短いですね。稜線手前のトラバース区間が冬場は通過困難な時もあるようです。稜線に這い上がると凄い風!半袖シャツだと寒くて震えてます。ここらからの東天狗岳〜西天狗岳の吊り尾根は美しいです。
s-07 東天狗岳山頂標s-08 東天狗岳から西天狗岳s-09 西天狗岳山頂部
(東天狗岳山頂標〜西天狗岳山頂部)
 東天狗岳へ這い上がってきました。ここで引き返してもいいけど、最高点は西なのでとりあえず行きましょうか。西天狗岳には人がいっぱいいますね。
s-10 眺望s-11 眺望s-12 眺望
(西天狗岳眺望〜硫黄岳への稜線)
 西天狗岳は西〜北の眺望はいいですね。ここには冬季はほぼ毎年来ているように思うが、夏場も悪くないですね。10時には引き返さないと思っていたが、時間ギリギリで反転し硫黄岳へ向かいます。
s-13 根石岳s-14 夏沢峠やまびこ荘s-15 ヤマネ・モモンガ
(根石岳〜夏沢峠山びこ荘)
 途中の根石岳から硫黄岳はまだ遠いっす。一旦樹林帯に入り南北八ヶ岳の境、夏沢峠まで来ました。ここの山びこ荘にはヤマネとモモンガが住み着いているようです。結構古い写真ですが今はいるのだろうか?
 シャリバテ気味なんでお昼の硫黄岳は諦め飯にしてから、ようやく今日の獲物硫黄岳へ向かいます。
s-16 硫黄岳へs-17 天狗岳振り返りs-18 硫黄岳山頂部
(硫黄岳へ〜硫黄岳山頂部)
 夏沢峠から硫黄岳は冬山復活記念で3月に来てましたね。振り返ると先ほどまでいた天狗岳の吊り尾根が美しいです。山頂は風を遮るものが何もないので、いつもお約束の爆風ですね。
s-19 運用地からの山頂s-20 天狗岳・蓼科山s-21 ばいばい
(運用地からの爆裂火口〜天狗岳・蓼科山〜IC26局とお別れ)
 少しでも風を避けたいので爆裂火口を東側へ回り込んできました。ここからの天狗岳、その先の蓼科山はいい感じですね。

 さてさてフリラ開局とお店を広げますが、この風ではせっかく担いできた三脚もアルミ板も使用できず707の単体運用。小形とはいえポータブル機は片手運用できないのはつらいところ、地面に置いてログ書き持ち上げてPTTは不便で参りました。
 あっ!神出鬼没のトウキョウHN203局とつながりました。この前は伊豆大島の三原山火口周回運用でしたね。「ほたか」と言っていたので北アルプスの穂高岳(奥穂高岳)、国内標高第3位のあそこか!やるなぁ!と思っていたら「金がないから武尊山です」と言っていたのには吹いてしまった。失礼しました。
 あっ!ローカルのUJさんがいました。えらく強力なんで見通しなんでしょうね。高所山岳間はやっぱ飛ぶなぁと思っていたら、何とSメータ振り切れ信号が・・・。6月末のCBersカンファレンスでお会いしたシンジュクIC26局でした。あまりに強いのでまさか同じ硫黄岳にいるのか!?と思ったら、お隣の横岳(三叉峰)でした。目を凝らすと横岳(奥ノ院)の山頂標は見えるので、超高所間見え飛びQSOとなりました。今日は美濃戸から行者小屋〜阿弥陀岳〜中岳〜赤岳〜横岳とまわってきて、これから硫黄岳へ向かうとのことです。そのコースって6月の山岳移動強化月間定番の南八ヶ岳秀峰周回縦走ですね。それにしてもなんという偶然!シンジュクIC26局のコースの最北端が私のコースの最南端本日唯一の同一点。またお互いCB運用がなければ知ることもなかったはずで、よくタイミングが合ったなぁと驚きです。以前大雪の雲取山で偶然ラッセル・ルート工作員として行き会った方がトウキョウSS44局だったことといい、同じCBerの宿命を感じますね。
 ということで、横岳を見ていると芥子粒ほどの人が歩いてきました。こんな時間に稜線を歩いている人はほとんどいないので間違いないでしょう。ちょっとだけ迎えに行ってめでたく超高所アイボールとなりました。今日は朝から歩き続けてお疲れモードのようですが、終日好天下の絶景に背中を押されたとのこと。その感覚よくわかりますね〜。強風だったのも体温上昇を抑えられ歩くにはよかったようです。硫黄岳山頂でもうこれで今日の登りはないと安堵し、またどこかの山での再会を約束しお別れ会になりました。

いくつか・・・
 今日は平日だというのに山岳移動局が多くてびっくりでした。安定して天気がいいのは今日まで、さすがみんな持っているなぁ^^と笑ってしまいます。
 八ヶ岳は西側からのアプローチがほとんどなので、東側からアクセスできる白砂新道は貴重ですね。登山者も少なく静かな山歩きが堪能できますが、稜線直下まで眺望がないのは何とも・・・。

8/22(水)の移動運用結果
運用地:長野県茅野市 八ヶ岳連峰 硫黄岳(2,760m)
 12:31 CB5ch トチギ4862/1 栃木県足利市 52/53
 12:36 CB5ch トウキョウHN203/1 群馬県利根郡みなかみ町 武尊山 52/M5
 12:38 CB5ch イバラキSA634/1 茨城県つくば市 子授け地蔵 57/55
 12:43 CB5ch カナガワBE72/0 長野県東御市 52/51
 12:52 CB6ch サイタマUJ120/0 長野県東御市 湯の丸山 59/59
 12:58 CB2ch シンジュクIC26/0 長野県茅野市 横岳 59+/59+
 13:06 CB8ch チバBG92/1 千葉県鴨川市 嶺岡山 52/53
 13:13 DCR19ch サイタマUJ120/0 長野県東御市 湯の丸山 M5/M5

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